もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2007年12月

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最近、衝動買いが続いています。
今回購入したのは、Avalanche Pressの「Midway」。先日紹介した「Strike South」と同じ「SECOND WORLD WAR AT SEA」シリーズの1作品です。

「Strike South」は開戦初期の南方作戦という比較的マイナーな戦いがテーマでしたが、今回は我が国において1,2を争う程メジャーなテーマというべきミッドウェー海戦です。前回のマイナーなユニット群とはうって変わって、今回は「赤城」「飛龍」「ヨークタウン」「エンタープライズ」といった日米の主力空母、零戦、九九艦爆、九七艦攻、ワイルドキャット、ドーントレス、デバステータといった日米の主力艦載機、さらには「大和」「長門」「メリーランド」「アリゾナ」(おいおい)といった日米の主力戦艦が登場します。

シナリオは戦闘シナリオ4本、作戦シナリオ7本です。戦闘シナリオは真珠湾攻撃を扱ったヒストリカルシナリオの他、3本の仮想戦シナリオが用意されています。興味深いのはシナリオ4「The Gun Club」。このシナリオでは日本海軍10隻、米海軍8隻の戦艦同士が撃ち合う砲戦シナリオです。戦艦の隻数では日本側が優位に立っていますが、補助艦の数では米軍が優位に立っています。果たして日本海軍は「第2の日本海海戦」を勝利することができるか?。

作戦シナリオはヒストリカルなミッドウェー海戦の他、日本軍のアリューシャン攻略部隊や米旧式戦艦群がミッドウェーに登場する大型シナリオ、ウェーク攻略戦を巡る仮想シナリオ(米空母にF2A-3「バッファロー」が搭載されているのはなかなか趣きがあってよろしいかと)、そして極めつけは1941年12月の日本軍によるハワイ侵攻作戦シナリオです(ここまで来ると仮想戦記並)。

機会があればプレイしたいゲームの1つですが、空母戦ゲームをソロプレイというのも難しそうですね。


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マップの一部です。上はミッドウェー周辺海域、下はハワイ周辺海域です。


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「Midway」に登場する両軍の艦艇です。日米間の対空火力差が少ないように思います。

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こちらは航空ユニットです。戦闘力に関するレーティングはとにかく、米軍機の航続距離の長さが気になります。特にデバステータは通説とは異なって九七艦攻に匹敵する航続距離を持つ一方、九九艦爆はかなり短足です。このあたり確たるデータがないので何とも言えないのですが、デバステータの航続距離について最近は評価が変わってきてるのでしょうか?。

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PFB2007が完成しました。
PFBユーザーの皆様には逐次メールにて送付いたします。

今回は時間的に少し余裕があったので、じっくり見直す時間がありました。
すると・・・、
出るは出るは・・・。
いやー、今度こそ大丈夫、と思っていたのですが、やはり入力ミスやら計算ミスがありました。
一番酷かったのはHawksの新垣渚投手のグレードが8.6になっていたこと。
そりゃ、防御率0.00、安打率.000ではそうなるわな・・・。

という訳で今度こそ大丈夫だとは思うのですが、それでもミスがあるかもしれません。
もしミスがあったら、スイマセン、コッソリと教えて下さい。

それでは今後ともPFBをよろしくお願いします。

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PFB2007ですが、いよいよ完成間近に迫ってきました。
現在、守備データや負傷データは入力完了。
あとは4番打者や外野の優先守備位置を入力して、最終確認して終わりです。
3連休で少し時間が取れそうなので、その間に頑張ってみます。

なんとか今年も年内完成しそうですね。

ご期待下さい。

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2005年~2007年の藤川球児投手。今年のグレードは4.8。これでも十分「高性能」なのですが、今までのグレード5とか6に比べると、「やや見劣りする」のが悲しい所です。

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Pacific Fleet(SSG/HJ)は、1983年にHobby Japan社が出版したシミュレーションゲームです。
太平洋戦争全域を扱うこのゲームは、20年以上が経過した今日でも傑作ゲームの1つとして数えられています。

今回、このPacific Fleetのシナリオ4をソロプレイしてみました。シナリオ4は真珠湾攻撃からポツダム宣言受諾までの太平洋戦争全部を扱うグランドキャンペーンゲームです。盤上で繰り広げられる太平洋戦争をお楽しみ頂ければ幸いです。


前回までのあらすじ

こちら

第5ターン:1942~43年冬

日本軍の航空部隊の質的能力は、このターンから最低レベルになる。
フィジー奪回に成功した連合軍は、ようやく米豪連絡線を回復した。しかしポートモレスピーは未だ日本軍の手中にあった。未だ十分な強襲上陸能力を持たない連合軍にとって、ニューギニアに沿ったルートが現時点における唯一の反撃ルートである。そのためにはポートモレスピーの奪回が絶対条件になる。当然日本軍もそのことは熟知していて、ポートモレスピーに基地航空部隊と飛行場防衛の艦隊を集結させて連合軍を待ち受ける。

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日本軍の航空戦力チャート。このターンから赤枠の中に書かれている戦力になる。開戦時のレベル(青枠)の比べると、能力は半分程度にまで落ち込んでいる。

第1フェイズ

日本軍はポートモレスピーへ飛行場防衛用の艦隊を派遣した。第8艦隊。利根級の重巡を主力とし、駆逐艦5ユニットを有する有力な艦隊である。

第2フェイズ

一方の米軍。ベースフォース(BF)をサモアからヌーメアへ進めてポートモレスピーの近くまで基地を推進させた。そのヌーメア基地から高速戦艦1ユニット(ノースカロライナ級)、重巡3ユニット、軽巡1ユニット、駆逐艦1ユニットからなる水上打撃部隊が出撃し、モレスピーへの艦砲射撃に向かった。

両軍の水上部隊同士がモレスピー近海で激突する。日本軍は昼間の航空攻撃(B-17の爆撃)で駆逐艦1ユニットを失ったが、夜戦では兵力的に劣勢にも関わらず善戦した。利根級重巡1ユニットが撃沈され、駆逐艦1ユニットが大破させられたが、日本艦隊の砲雷撃で駆逐艦1ユニットを撃沈、重巡2ユニットを大中破させた。

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ポートモレスピー沖の海戦。ポートモレスピーに対する連合軍の反攻作戦が開始された。

第3フェイズ

日本軍はポートモレスピーの守備を強化すべく2隻の巨大戦艦を派遣した。「大和」と「武蔵」。たった2隻に過ぎないが、その戦力は並みの巡洋艦の比ではない。

第4フェイズ

再び米艦隊がポートモレスピーに接近してきた。空母2隻(「レキシントン」「エンタープライズ」)を中核とする空母機動部隊と、高速戦艦2ユニット(ノースカロライナ級、アラバマ級)を中核とする水上打撃部隊である。それをタウンスビル基地から飛び立ったB-17爆撃機の編隊が援護する。一方米艦隊の接近を知ったポートモレスピーの基地からは「大和」「武蔵」の巨大戦艦2隻が出航し米艦隊を迎え撃つ。

戦いは米空母機とB-17の混成編隊がポートモレスピー基地を襲う。爆撃によって1LACが破壊された。
続いて日米両艦隊が水上戦闘に入る。さすがに「大和」「武蔵」は強力であった。米艦隊の重巡1ユニット(サンフランシスコ級)と軽巡1ユニット(オマハ級)が轟沈した。しかし水上部隊を結集した米艦隊もまた強力であった。「武蔵」が米艦隊の集中砲火を浴びて轟沈した。また艦砲射撃で2LACが焼き払われた。ポートモレスピーの日本軍基地航空隊は危機的な状況を迎えた。

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第2次ポートモレスピー沖の海戦。日本海軍自慢の新鋭大型戦艦「武蔵」は、初陣となったこの海戦で米新鋭戦艦4隻の集中砲火を浴びて撃沈された。

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米艦隊の猛攻を受けて苦戦する戦艦「武蔵」(嘘)

第5フェイズ

「武蔵」を失った日本艦隊は、新たに長門級戦艦をポートモレスピーに送り込んだ。先ほどの戦いで大きな損害を被った基地航空部隊も再び強化された。

第6フェイズ

遠くビルマ戦線では、日本軍が遂にカルカッタを陥落させた。カルカッタを守備する英第23歩兵師団も日本軍の追撃によって壊滅していた。水上兵力に欠き、航空機の支援も得られない英連邦軍にとって、東インド地区で勝利できる可能性は皆無に等しかった。

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東インド方面の戦況。最早日本軍の侵攻を阻むものはないのか・・・?。

第7フェイズ

動きなし。

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先日紹介したAvalanche Press社のStrike Southについて、ルールを一通り読みました。

本作は私にとって久しぶりの空母戦ゲームであり、しかも現在販売され続けているシリーズということなので、どのようなゲームなのか興味深く思っていました。
以下の文は本作(及びシリーズゲーム)に詳しい方にとっては無用の長物ですが、本作を知らない人、あるいは本作に興味を持っている方には(少しだけ)有益な情報になると思います。

索敵ルール

このゲームはシングルマップ方式です。また艦隊マーカーはマップ上に直接置かれます。従って彼我の艦隊位置は「丸見え」です。ただし艦隊編成シートは両プレイヤー共相手に見えない場所に置かれるため、敵艦隊の正確な情報は「霧の中」です。さらに上級ルールではダミー艦隊も導入されるため、ある程度の隠匿が可能になります。

索敵の方法は艦隊索敵と航空機索敵の2種類があります。艦隊索敵は、艦隊が直接相手艦隊に接触して見つけ出す方法です。航空索敵は、自軍航空機の一部を索敵任務に割き、ダイスを振って成否を判定します。航空索敵の場合、索敵機の数が多い方が成功率が上がるようになっています。従ってプレイヤーの決断によって索敵に対する注力の度合を変更できるようになるので、その点が「日本機動部隊」との違いと言えます。どちらかといえば「フリートシリーズ」に似たシステムですが、個人的には「フリート」よりもこちらの方がスマートなようにも思えます。扱っている時代の違いといえば、それまでかも知れませんが・・・・。

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「Strike South」に登場する両軍哨戒飛行艇。こういった哨戒専用機に活躍の余地があるというのは、本作の魅力と言えるかもしれません。

艦隊運用ルール

本作の艦隊運用ルールは特徴的です。というのも艦隊は全て何ターンか先までその移動をプロットしておかなければなりません。中でも揚陸艦隊と対地砲撃艦隊の場合、出発地点から目的地点までの移動経路を全てプロットしておかなければなりません。だから「ちょっとヘンダーソンに寄り道して艦砲射撃でもしようかな?」といった運用は不可能になっています。システム的には面白そうなのですが、プレイヤーに対する負荷はどうなのかな・・・?。プレイして確かめてみたくなりました。

他には詳細な燃料ルールがあります。特に高速で移動すればするほど燃料消費量が大きくなるので、普段は巡航速度で航行し、いざとなった場合は最大速度で移動するといった実戦的な運用が求められます(多分)。

航空作戦ルール

航空戦闘ルールは非常にシンプルです。空中戦も対艦攻撃も全て「6でなさい」システム。つまり攻撃力の分だけダイスを振り、一定値以上の目が出た場合にヒット扱いとなるものです。システムがシンプルなので各ユニットのキャラクターは、あまり細かく表現されてはいません。それでもシンプルながらもツボの押えたルールになっていて、例えば「なかなか落せないB-17」とか「中高度以上では零戦に対抗できないP-39」といった機種別の個性は結構それっぽく表現されています。

水上戦闘ルール

水上戦闘は別の戦術マップ上で解決されます。雰囲気的にはAHの「ビスマルク」における中級ルールに似ています。水上戦闘ルールだけでもかなり本格的なゲームで、事実水上戦闘ルールだけを使用したシナリオが何本か含まれています。

全般

全般的には比較的理解しやすいルール構成になっています。その分兵器のディテールという面ではやや不満が残ります。例えば戦艦であれば46cm砲艦でも36cm砲艦でも貫通力は同じ(まあ搭載火砲の違いは火力の違いで表現されていますが・・・)、航空機も防御力の点ではどの機体もほぼ横並び(一部の重防御機種を除く)で「ドーントレスと九九艦爆の撃たれ強さの違い」といった要素は表現されていません。

ディテールの面でやや不満が残るものの、全体的にシンプルな点は評価したいです。これほどシンプルな作りであれば、同シリーズの別のゲームも欲しくなって来ました。

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