もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2008年06月

6月に入手した戦史関係の洋書です。読む時間がなかなか取れないので貯まっていく一方なんですけど・・・。

The U.S. Navy Against the Axis

イメージ 1タイトル通りWW2における米海軍と枢軸海軍の水上戦闘を扱った作品です。
同じWW2でも航空戦に関する著作は洋書でも沢山出ているのですが、水上戦闘は今ひとつ人気がないご様子。関連する洋書もなかなか見つかりません。
本作については今頑張って読んでいる途中です。航空機関係の書籍に比べて水上戦関係の本作は英語がちょっとわかりにくい。まあ頑張って読み続けています。

History of Marine Corps Aviation in World War 2

イメージ 2こちらはカナリ古い本です。アマゾンでも中古本でようやく入手できたいわくつきの一品。
内容はタイトル通りWW2における米海兵隊航空部隊の戦記を扱っています。
米海兵隊航空部隊の戦記としては、準公刊戦記とも言うべき著作だそうです。
ちらっと中を見てみると、ミッドウェー、ガダルカナル、中部ソロモン、ブーゲンビルといった言葉が並んでいます。
米海兵隊航空隊の戦いは米陸軍航空部隊のそれと並んで我々にとってはあまり知られていない領域ですが、本書がそのギャップを埋めることができるか。機会をみつけて読んでみたいです。

イメージ 1

主題のゲームをソロプレイで試してみました。最初ルール確認も兼ねて4度ばかりプレイしてみましたが、4度ともプロイセン軍の圧勝でした。特に「ここぞ」という時に「革命運動」等のフランス軍に不利なイベントが出て、そのままゲーム終了という展開が何度かありました。
そして迎えた第5回戦。序盤は順調だったフランス軍ではあったが、第3ターンのモーゼル川攻防戦で敗北。第5ターンからは早くも戦線防御を諦めて都市毎の拠点防御に切り替えた。プロイセン軍はフランス軍の都市を1つ1つ包囲していく。しかし都市に篭るフランス軍は強力であった。さすがのプロイセン軍も攻めあぐねた。こうして迎えた第8ターン。プロイセン軍はようやくセダンの一角を占領。勝利まであと都市2個所とした。

ゲーム展開

第8ターンまで

第1~3ターンは-->こちら
第4~8ターンは-->こちら

第9ターン

あと2ターンしかない。プロイセン軍は時間が勿体無いので帝国近衛軍団に対する攻撃を中止。兵力のほぼ全部を都市攻撃につぎ込んだ。攻撃目標はセダンとメッツの2個所のみ。特にメッツは4-1という高オッズでの攻撃だった(成功率1/2)。しかし期待のメッツ攻撃は失敗。一方であまり期待していなかったセダン攻撃が見事に成功。セダン西半分を守っていたフランス軍騎兵2ユニットのうち、1ユニットは消滅、残りは1ユニットになった。

第10ターン

最終ターンである。ここでプロイセン軍が2つの都市を占領し、VPを3点にすればプロイセン軍の勝利。それを阻止すればフランス軍の勝利である。とはいってもフランス軍。ここは相手のダイスに期待するしかない。
プロイセン軍はセダンに対して5-1、メッツに対して4-1、ナンシーに対して2-1の攻撃を行った。
まず一番確率の高いセダン攻撃。成功率5/6であったが、出目はなんと「6」。絶対有利なセダン攻撃でプロイセン軍は躓いてしまった。
こうなってはメッツ、ナンシーに対する攻撃を是が否でも成功させるしかない。まずメッツ。成功率1/2。第9ターンは失敗したが、今回は成功した。メッツ陥落。プロイセン軍はあと1つの都市を取れば勝利する。
ナンシーに対する攻撃は2-1。成功率わずか1/6の厳しいギャンブルである。奇跡を信じてプロイセン軍はダイスを振ったが・・・・、

奇跡は起きなかった。

ナンシーはフランス軍がしっかりと保持。結局最後まで都市を守りきったフランス軍の勝利に終わった。

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ゲーム終了時の状況

感想

イメージ 3プレイ時間は記録時間を含めて約3時間です。比較的手軽に行えるゲームだと言えるでしょう。
プレイしている間はずーっとフランス軍崩壊寸前に思えたので、最後の最後にフランス軍が(ゲーム上で)勝利を収めたのは驚きでした。特に第4ターンでプロイセン軍が「革命運動」を引いたときには「あーあ、これでジエンドか」と観念した程です。そういった意味において、篭城に徹したフランス軍の意外なしぶとさには、ちょっと驚きです。
とはいえ、このゲーム、フランス軍が不利であることは否めないように思えます。まあ史実が史実だけに仕方がないのですが・・・・。このゲームのフランス軍は、一方的に攻めまくられ、スタック制限は目茶苦茶厳しく、さらに意地悪なチットに振り回されるという実に悲しい存在です。

イメージ 4ルールは比較的簡単でした。基本はスタックありのNAWシステム。都市と河川のZOC効果がやや特殊である点と、プロイセン第1軍、フランス帝国近衛軍団といった特殊ユニットに関するルールを押えておけば、プレイそのものはスムーズに進むでしょう。興味深かったのは荒地の地形効果で、防御力2倍、移動コスト3というかなり厳しい目に設定されています。歩兵師団の移動力が6なので、荒地を進む場合1ターンに2ヘクスしか移動できません。劣勢なフランス軍としては、荒地の効果を上手く使いこなす必要がありそうです。

イメージ 5ルールを読んで少し気になったのが都市ヘクスと戦闘後後退の関係です。防御時のDRは都市では無視。これはOK。で、都市のユニットが攻撃に参加してARした場合は・・・?。11.10「戦闘後退却」によると、「対象ユニットをEZOC以外のヘクスへと退却させる」とありますが、都市にEZOCが及ばないことは9.1項に明記されている通り。ということは・・・・。
今回は「退却は必ず1ヘクス行わなければならない」として解釈したが、たとえ敵ユニットに隣接していてもZOCの及ばない都市内部に後退することは可能としました。
他にプロイセン第1軍のルール(7.0項)について、「プロイセン第1軍は他のユニットと共同攻撃を行うことはできない」となっていますが、これって場合によっては11.4項「攻撃の義務」に記載されている「EZOC内で移動を終えた全ユニットは攻撃を行わなければならない」というマストアタックの原則に抵触する場合が出てきます。

このゲームの歴史性についてですが、残念ながら私自身普仏戦争というテーマについて詳しくないので、本作が果たして普仏戦争のシミュレーションとしてどの程度のものかは判断しかねる面があります。「多分こんな展開だったんだろうな」と今は納得しておくことにします。

対人戦についてはちょっと辛そうです。フランス軍を担当した場合、ノーミスでプレイするのはかなり難しく、かといってフランス軍がミスを犯せば忽ちゲーム崩壊の危機。両プレイヤーが本ゲームに十分習熟しているという理想的環境では、CMJ#73に掲載されたリプレイ記事のような白熱した展開になるかもしれませんが、私のようなヘボプレイヤーはそのレベルに至らないでしょう。ソロプレイでノンビリ楽しむのがこのゲームのプレイスタイルなのかもしれません。

おわり

イメージ 6

主題のゲームをソロプレイで試してみました。最初ルール確認も兼ねて4度ばかりプレイしてみましたが、4度ともプロイセン軍の圧勝でした。特に「ここぞ」という時に「革命運動」等のフランス軍に不利なイベントが出て、そのままゲーム終了という展開が何度かありました。
そして迎えた第5回戦。序盤は順調だったフランス軍ではあったが、第3ターンのモーゼル川攻防戦で、プロイセン軍の橋頭堡を撃破することに失敗。その戦線は今や崩壊の危機に直面していた。果たしてフランス軍に明日はあるのか。

ゲーム展開

第3ターンまで

第1~3ターンは-->こちら

第4ターン:プロイセン軍

ここでプロイセン軍が決定的なFOWチットを引いた。それは「革命運動」。このチットを引かれたフランス軍は、続く自軍ターンに一部の部隊を除いて全く移動ができなくなるのだ。そう、つまりこのチットはプロイセン軍に、2ターン連続で移動する権利を与えるという強烈なものなのである。フランス軍にとってはまさに「最悪の時期に最悪のチットを引かれてしまった」と言えるのかもしれない。
とにかくプロイセン軍はチャンスである。モーゼル川西岸の橋頭堡を確固たるものにすべく増援部隊を続々とモーゼル川西岸に送り込んでいった。その総数は10個師団を越え、モーゼル川橋頭堡は忽ちのうちにプロイセン軍部隊で溢れかえっていた。
この圧倒的兵力を背景にプロイセン軍は総攻撃を敢行する。計7個所で行った攻撃をプロイセン軍は悉く成功させ、2ユニットのフランス軍を葬った他、多くのフランス軍部隊をZOCに拘束した。さらにフランス軍戦線に大穴を穿ち、西方に向けての突破口を開いた。

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第4ターンプロイセン軍攻撃終了時の状況。緑の矢印は、フランス軍戦線の空隙とそこを突いたプロイセン軍のヴェルダン直撃コースを示している。

第4ターン:フランス軍

国内で革命運動の嵐が吹き荒れている。その影響でこのターンフランス軍は移動できない。移動はできないが戦闘はできる。1-2攻撃が5個所、1-1攻撃が1個所と不利なオッズは否めないが、それぞれの戦場でフランス軍は善戦した。特に帝国近衛軍団の戦いは見事だった。1-2の不利なオッズながらも、その逆境をはねのけて見事に勝利を収めた。この勝利により他の戦線の士気も高まり、フランス軍は6戦中4戦に勝利、損害を2ユニットに押さえ、戦線崩壊という最悪の事態だけは免れた。

第5ターン:プロイセン軍

フランス軍戦線を抜けてプロイセン軍が平原を西に向かう。目指すはヴェルダン。ミューズ川沿いの要塞都市だ。ヴェルダン前面でフランス軍海兵師団と交戦するプロイセン軍。その頃モーゼル川西岸地区では、帝国近衛軍団を含めたフランス軍5ユニットがプロイセン軍の重囲下に陥ろうとしていた。

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第5ターンプロイセン軍攻撃開始時の状況。青丸がヴェルダン攻防戦、緑丸がモーゼル川西岸包囲戦である。

第5ターン:フランス軍

ここでフランス軍はまたもや幸運に救われた。FOWチットで「全面退却」を引いたのである。前線に残された部隊は次々と後退を開始する。もう戦線を張って防御することはできない。各都市に篭って拠点防御に走るしかない。各主要都市に1乃至2ユニットが走る。

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第5ターン終了時の状況。フランス軍は戦線防御を諦め、拠点防御に切り替えた。

このゲームにおける都市の効果は強大である。防御力3倍。それだけではない。戦闘結果のDRをも無視してしまうのだ。都市に篭る敵に対して何らかの実効性のある攻撃を行うためには最低でも2-1以上のオッズが必要になる。3倍に強化された敵に対して、さらにその2倍。つまり兵力で6倍以上の優越がなければ都市には手出しができないということになる。
フランス軍の「城篭り」はこういった都市の特性を利用したものである。このゲームは遅かれ早かれフランス軍は拠点防御に移らなければならないが、その時までに都市防御に必要な最低限度の兵力を保持していることが、フランス軍勝利への最低条件になる。逆にプロイセン軍はフランス軍が拠点防御に入る前に野戦で敵主力を撃破することが目標となる。

第6ターン:プロイセン軍

拠点防御に切り替えたフランス軍。しかしまだ全部隊が都市に篭った訳ではない。多くの部隊が都市を目指して進みながらも未だ野外で活動中なのであった。そこでプロイセン軍は野外行動中のフランス軍を捕捉、攻撃すべく行動を開始した。4個所でフランス軍野戦部隊を捕捉することに成功したプロイセン軍。しかし攻撃のダイス振るわず、攻撃4個所のうち攻撃成功は1個所のみ。あまつさえ攻撃に失敗した1個所ではプロイセン軍1ユニットが戦闘結果により昇天していった。

第6ターン:フランス軍

イメージ 4FOWチットは「外人部隊」。ダイス判定の結果第8ターンに登場することになった。わずか1戦力に過ぎないが、ユニット不足の昨今にあっては頼りになる存在である。

第7ターン

プロイセン軍はいよいよ総攻撃に着手する。攻撃要領は以下の通り。
(1) モーゼル川西岸地区の一角に追い詰めている帝国近衛軍団を1-1で攻撃。攻撃に成功すれば退路を断たれた帝国近衛軍団は壊滅。 以後の戦闘でプロイセン軍は常に1コラムシフトを得る。
(2) 続いて野外に残っているフランス軍歩兵を1つ1つ始末する。
(3) 都市そのものに対する攻撃は次のターンから。

しかし攻撃は最初からつまずいた。1-1の比率で行われた帝国近衛軍団に対する攻撃はARに終わり、帝国近衛軍団は健在なままだった。その他3個所で行われた攻撃もAR連発。フランス軍歩兵師団2個を包囲殲滅するのが精一杯であった。

フランス軍はFOWチットを引くことの他は特にやることなし。引いてきたチットは「ミトライユーズ式機関砲」。フランス軍に不利なイベントの多いこのゲームの中では、フランス軍に利する数少ないチットである。

第8ターン

イメージ 5プロイセン軍にとってフランス軍がミトライユーズ機関砲を引いたことは痛かった。何故ならこのターン予定していた帝国近衛軍団に対する攻撃を諦めざるを得ないからだ。いかに強力なプロイセン軍とはいえ、荒地に篭る帝国近衛軍団に対しては1-1のオッズが精一杯であった。もし帝国近衛軍団に対する攻撃の際にフランス軍がミトライユーズ機関砲の使用を宣言した場合、そのオッズは2コラム下がって1-3になる。1-3は攻撃成功率が1/6に過ぎないばかりか、恐怖のAE(攻撃側全滅)が1/6の確率で発生するのだ。確率は低いとはいっても一発でぶち壊しになりかねない危険なギャンブルである。戦況を有利に進めているプロイセン軍にとって、そのようなリスクをあえてここで負う必然性は乏しい。

そんなこんなでプロイセン軍は各要塞都市に対する総攻撃を敢行することにした。ちなみに都市攻撃は最低でも2-1の比率で行われるので、フランス軍がミトライユーズ機関砲を使用してもオッズは1-2止まりである。1-2ならAEはない。
メッツ、ナンシー、シャロン、セダンの4個所が攻撃目標となった。メッツ攻撃。失敗。ナンシー攻撃。失敗。シャロン攻撃。失敗。・・・・。
しかし最後に振ったセダン攻撃が遂に成功した。セダンの東半分が陥落し、プロイセン軍は最初の勝利条件都市を取得した。

残りはあと2ターン。果たしてプロイセン軍はあと2つの都市を制して勝利を手中にすることができるか。あるいはフランス軍が最後まで都市を守りきるのか。


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主題のゲームをソロプレイで試してみました。最初ルール確認も兼ねて4度ばかりプレイしてみましたが、4度ともプロイセン軍の圧勝でした。特に「ここぞ」という時に「革命運動」等のフランス軍に不利なイベントが出て、そのままゲーム終了という展開が何度かありました。
そして迎えた第5回戦。やっぱりフランスに未来はないのか?。

セダンキャンペーン(CMJ73)をプレイする

セットアップ

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イメージ 2フランス軍のセットアップは半固定配置である。全ての道路網をZOCで塞ぐ。あとは可能な限りスタックして各個撃破を防ぐ。
プロイセン軍は戦線最右翼に第1軍ユニットを配置し、あとは道路沿いに4ユニット単位でスタックする。
プロイセン軍の第1軍ユニットは、単独で戦闘力15と強力だが、友軍とスタックできないだけではなく、友軍と隣接することも許されないという些か厄介なユニットである。下手をすると味方の進撃路を塞ぐ障害物ともなりかねない厄介なユニットである。

プロイセン軍作戦方針

フランス野戦軍の撃滅を第一目標とする。可能な限りザール川以東、あるいはモーゼル川以東でフランス軍を捕捉撃滅する。都市攻略は敵野戦軍の撃破が概ね見えてきた時点より着手するものとする。ストラスブールは軽く包囲するに留め、主力はモーゼル川、さらにはミューズ川の戦線に突進する。

フランス軍作戦方針

序盤は野戦で敵を撃退する。主力は速やかにザール川以西に逃げ、さらにモーゼル川の線で死守線を張る。このれらの防衛ラインである程度の抵抗を企図するが、機を見て各都市に撤収し、都市篭城による逃げ切り勝利を狙うものとする。


ゲーム展開

第1ターン:プロイセン軍

プロイセン軍が引いたFOWチットは「フランス遊撃隊」。プロイセン軍には関係ないチットである。
プロイセン軍はフランス軍の防衛線に対して広域から低比率攻撃多数を行う。プロイセン軍は7個所で攻勢をかけ、5個所で攻撃に成功し、フランス軍2ユニットを葬った。早くもフランス軍ピンチである。

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第1ターンにおけるプロイセン軍(黒)の攻撃。全戦線に渡って攻撃を行っている。

第1ターン:フランス軍

FOWチットは「全面退却」。これは非常に重要なイベントで、このイベントを適用すると敵ZOC内にいるユニットも離脱が可能になる(通常は敵ZOCからの離脱は禁止)。フランス軍は全戦線に渡って後退を開始した。北方では一気にモーゼル川以西にまで後退。ティオンビル(3207)からメッツを経て、ポンデムソン(3214)に至る戦線を引く。ポンデムソンより南は道路沿いに南東に向けて戦線を延ばし、やがてザール川の渡河点に至る。その前方で逃げ遅れた部隊が貴重な時間稼ぎを行うべく荒地に篭って最後の抵抗を試みようとしていた。フランスは君たちを忘れはしまい。

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第1ターン終了時における状況。フランス軍は早くも戦線を大きく後退させた

第2ターン:プロイセン軍

フランス軍を追いかけたい所だが、目の前の足止め部隊が邪魔である。まずはこいつらを片付けよう。ということでプロイセン軍は足止め部隊に対して攻撃を敢行した。4個所に渡って攻撃を行った結果、3個所で攻撃成功、フランス軍1ユニットを包囲殲滅した。

第2ターン:フランス軍

FOWチットはまたもや「全面退却」。初っ端から2回もこのチットを引くとは、今日のフランス軍はついているのかどうなのか・・・・。
フランス軍は生き残った足止めユニットを戦線に収容すべく後退させた。その一方、メッツ前面にまで進出してきていたプロイセン軍騎兵2ユニットに対して限定的な反撃を試みた。3-1のオッズで包囲攻撃の結果、プロイセン軍騎兵2ユニットは予定通り撃破された。フランス軍にとっては開戦以来初の敵撃破である。

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第2ターンにおけるフランス軍の反撃。赤丸の部分が3-1包囲攻撃である。

第3ターン:プロイセン軍

先ほど撃破された友軍騎兵の仇を取るべく、圧倒的兵力のプロイセン軍はメッツ城外に飛び出していたフランス軍歩兵師団を猛攻撃した。6-1のオッズで3個所。結果はDL1、DE、EXで、プロイセン軍1ユニットの犠牲と引き換えに、フランス軍歩兵3ユニットが消滅した。先ほどの反撃はやや軽率だったか・・・・。
さらにプロイセン軍は攻撃を続行。モーゼル川渡河作戦を敢行し、メッツ北方の2個所に渡ってモーゼル川を渡河することに成功した。

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モーゼル川を渡河したプロイセン軍(図中の緑円)。

第3ターン:フランス軍

イメージ 7モーゼル川を渡河してきたプロイセン軍に対し、フランス軍は直ちに反撃を開始した。北方よりティオンビルに進出してきたフォン・シュタインメッツのプロイセン第1軍に対し、ナポレオンは最強の帝国近衛軍団の投入を決意した。
この帝国近衛軍団。確かに強力なことは間違いないが、如何せん使い勝手が悪い。帝国近衛軍団の参加する戦闘にもしフランス軍が負けたら、その戦闘フェイズに行われる他の戦闘について全てフランス軍に不利なコラムシフトが課せられてしまうのである。要するに「勝てる戦いに使え」ということらしいが、フランス軍にそんな贅沢は言ってられない。いつかは帝国近衛軍団を戦闘に参加させなければならないのだが、それが序盤第3ターンに早くも訪れるとは・・・・。
帝国近衛軍団vsプロイセン第1軍の戦闘はオッズ1-1。フランス軍にとって確率1/2の危険な賭けだったが、ナポレオンはその賭けに勝った。シュタインメッツのプロイセン軍は退却。ティオンビルには帝国近衛軍団が再び入城した。
しかしその南方で信じられないことが起こった。フランス軍3個師団を投入し、オッズ3-1で行った反撃作戦がまさかの失敗に終わったのである。確率1/6の悲劇が起こった。ティンビルとメッツの間にプロイセン軍は巨大な楔を打ち込んだのである。

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モーゼル川攻防戦。フランス軍はティオンビルでプロイセン第1軍を撃退することに成功したものの(図中の小さい円)、その南方でプロイセン軍に巨大な橋頭堡を確立されてしまった(図中の大きな円)。

果たして、崩壊寸前のフランス軍に未来はあるのか。


イメージ 1

イメージ 2

先日、上野駅方面へ出かける用事がありました。
私にとって上野駅は、駅として利用する機会は決して少なくないのですが、駅以外の用事で出かけることは殆どない場所です。
時間があったので食事でもしようかな、と思って駅の周りを歩いていると、どこかで見たことのあるラーメン屋さんの屋号が・・・・

 博多ラーメン「一蘭」

博多地区一円に店舗を構える有名なラーメンチェーンを東京で見るとは驚きです。
もちろん「知っている人は知っていた」のでしょうけど、上野の地縁にない私としては、ただ驚くばかりでした。

早速中に入ってラーメンを注文。隣の席から完全に隔離され、暖簾越しに店員とコミュニケーションする方式も博多と同じです。
普通ラーメン\750を注文しました。
細めの麺、辛口のスープ等、これも博多と同じです。

この「一蘭-上野店」は嬉しいことに24時間営業。
例えば早朝に上野発の列車を利用する時にも使えます。

東京で食べる九州ラーメン。

機会があれば試してみては如何でしょうか?。

お奨め度★★★

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