もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2008年09月

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美しき日本の秋-撮影ガイド 中橋富士夫責任編集

こういう本を本屋で見るとつい手が出てしまいますね。紅葉写真の写真集です。写真紹介だけではなく、撮影ポイントの紹介もしているので便利です。
掲載されている写真の中で「撮ってみたいな」と思った場所は以下の通りです。
・富山県立山(10月上旬)
・長野県渋峠(10月上旬~中旬)
・長野県志賀高原(10月中旬~下旬)
・長野県高山村周辺(10月下旬)
・長野県前川渡(10月下旬)
・長野県鬼無里周辺(11月上旬)
あと面白い所では、和歌山県高野山(11月上旬~中旬)、栃木県那須高原(10月中旬~下旬)、栃木県奥日光一帯(10月上旬~中旬)等。愛知県香嵐渓(11月下旬)も紹介されていました。

お奨め度★★★

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東大雪、高原沼の紅葉

高原沼の紅葉です。今回が最後です。
前回までは晴天下での写真を紹介しましたが、今回は趣向を変えて曇天の写真を紹介しましょう。
晴れた日の紅葉も良い物ですが、曇天の紅葉もなかなか良いですよ。

(撮影:2008年9月21日;0800~1100)

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(おわり)

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歴史群像アーカイブ3 学研

かつて学研の「歴史群像」で紹介された記事を再編集したのが「歴史群像アーカイブ」シリーズです。この第3集は「現在戦術への道」ということでWW1における塹壕戦から、浸透戦術、電撃戦、オールタンクドクトリン、ヘリボーン、エアランドバトルといった戦術の発展を追っています。浸透戦術や電撃戦といったあたりは私にとって比較的馴染みの深い部分だったのですが、WW2以降の話、例えばオールタンクドクトリンやエラランドバトルについては「名前は知っているけど・・・・」といった感じだったので大変参考になりました。
オールタンクドクトリンについては従来批判的な視点から紹介されることが多かったのですが、ここではオールタンクドクトリンのみがイスラエル軍の敗因ではない、としています。詳しくは本書を読んでのお楽しみということで。
エアランドバトルについては「米軍における陣地戦から運動戦への変化」として紹介されています。内容は本書を読んでのお楽しみ(こればっかり)なのですが、第11機甲騎兵連隊(SPI「5th Corps」等に登場しフルダ渓谷で遅退戦術を展開)やフレッド・フランクス(トムクランシー「熱砂の進軍」に登場)といった馴染みの深い名前が登場してくるのでニヤリとさせられます。またエアランドバトル構想と例えばGDWの「サードワールドウォー」シリーズのゲーム展開と重ねてみるのも面白いかもしれません。
比較的廉価な割に内容が充実しているので、機会があれば入手していて損はないと思います。

お奨め度★★★

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東大雪、高原沼の紅葉

前回に引き続き高原沼の紅葉です。
現地からのレポートによると、先日、大雪山系には初冠雪が降ったそうです。もう山の紅葉は終わりっぽいですね。
それでは紅葉をお楽しみ下さい。

(撮影:2008年9月20日;0800~1200)

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「パットン第3軍」作戦研究

プレイ経験の浅い私が「作戦研究」というのもおこがましいのですが、素人は素人なりに作戦というものを考えてみました。なお以下の作戦研究は主に米軍側の視点から書いています。またシナリオは「ショートシナリオ」を想定しました。

戦場の地勢と気象条件

「パットン第3軍」のマップは攻める側にとって厳しいものになっている。
米軍側から見た場合、まず眼前にはモーゼル川、セイル川の大河と、その背後に独軍の陣地線が並び、これが最初の障壁となる。この線を越えるとしばらくは緩やかな地形が続くが、やがて旧マジノ線を利用した防御線とぶつかる。この線の背後にはザール川とその背後に築かれた要塞線からなる西方防壁(West Wall)が立ちはだかる。
要塞地帯以外の地形は比較的平坦であり、道路網も充実している。しかし折からの悪天候により大地は泥濘と化し、さらに河川は障壁となって立ちはだかる。
しかし泥濘は独軍にとっても痛し痒しであり、自慢の機甲部隊が泥濘に足を取られるために迅速な機動反撃は難しい。路外機動力が制約を受けるのことは両者平等に作用する。米軍としては道路網を制圧しつつ独軍の機動反撃を阻んで行きたい。

「パットン第3軍」における特徴的な地形は陣地と拠点である。これらはいずれも独軍のみが使用できる。これらの人工地形の特徴は以下の通り。
(1) これらの地形内にいるユニットはマストアタックが免除される。
(2) 諸兵科連合効果が適用されない。
(3) 防御力がアップする。
(4) 決して破壊されない。
これらの地形は米軍にとって非常に厄介な存在になる。独軍としては拠点に篭ることによって米軍の進撃を比較的容易に阻止することができる。一方の米軍は隣接する独軍を必ず攻撃しなければならないので下手をすると「底なし沼」にはまり込んだような状態になるかもしれない。米軍としては単に拠点を1つ1つ制圧し続けるだけでは不十分である。独軍部隊を確実に潰していき、防御兵力の枯渇を狙う必要がある。


天候は全般に悪い。晴天又は薄曇りになる確率は概ね半分であるが、運が悪いと全く晴天に恵まれないという可能性もある。晴天又は薄曇りにならないと飛行機が使えないので米軍としては好天を願いたいが、こればかりは運任せなのでどうしようもない。また一度雨が降るとその後4ターンに渡って大地が泥濘と化する。雨になる確率は1/3~1/6であるが、第1ターンが雨だと決まっているので、下手をするとゲーム中ずーっと泥濘に泣かされるかもしれない。

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「パットン第3軍」のマップ。緑線がゲーム開始時の米軍最前線。赤太線が独軍の主要な防衛線を示す。

兵力

ユニット数で比較すると、米軍65ユニットに対し独軍58ユニット。比率は概ね10:9である。ただし独軍の約30%は増援部隊として登場するので初期配置のユニット数で比較すると3:2となる。さらに独軍のうち9ユニットがメッツ守備隊なので、野外決戦兵力ならば2:1となる。米軍が圧倒的に有利だが、その優位は時間と共に失われていく。従って米軍としては数的優位を失わないように戦う必要がある。敵を消耗させることは必要だが、自軍が一方的に消耗することは許されない。

以上、地形、気象、兵力等を見てきたが、これらを総合すると米軍の基本方針が見えてくる。すなわち戦闘の基本は消耗戦。ただし常に独軍に対して有利な交換比での消耗戦を挑む必要がある。地形上の制約やゲームシステムの問題等、なかなか注文通りには行かない所が悩ましい。

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「パットン第3軍」における戦力推移(ユニット数)。時間の経過と共に米軍の数的優位が失われていく。

勝利条件の考察

ショートシナリオにおける勝利条件は以下の3つである。
(1) モーゼル川、セイル川背後にある5都市のうち4都市を米軍が占拠すると米軍の辛勝
(2) メッツを制圧すると米軍の作戦的勝利
(3) (1)の都市及び戦線後方に広がる5都市のうち8都市を米軍が占拠すると米軍の戦略的勝利
上記のうち(3)はかなり達成が困難と思われる。従って(1)の達成を第一目標とし、加えてメッツの孤立化及びチャンスを見てメッツ制圧を目指すのが常道かと思われる。

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勝利条件ヘクス

米軍の作戦

以上を踏まえた上で米軍の作戦を考察してみたい。
米軍は2個軍団(第12軍団、第20軍団)を擁しているが、攻撃の主役となるのは右翼の第12軍団である。その理由は、
(1) 兵力面での優越
(2) 地形面での優位
である。
(1)についていえば、米軍の2個軍団はいずれも5個師団と支援部隊よりなっている。しかし第12軍団には歴戦の2個機甲師団(第4、第6機甲師団)が配備されているのに対し、第20軍団は未熟部隊の第10機甲師団しかない。また第20軍団所属の1個歩兵師団は補給ルールの制約によって攻勢には使えない。
(2)については、第20軍団前面にはモーゼル川が立ちはだかり、その背後にも旧マジノ線や西方防壁といった強固な陣地が待ち構えている。一方の第12軍団戦区は、セイル川の要塞線を越えればその後は比較的平坦な地形が続いている。
以上2点を考慮すると、攻勢の主力は自ずと第12軍団になって来よう。

その第12軍団だが、最初に立ちはだかるのはセイル川の防衛線である。しかし第1ターンでまだ防備が整っていない間がチャンスである。主目標はシャトーサリン(1527)北西のヘクス(1426)に展開する独軍歩兵連隊(B1)。この攻撃が成功する可能性が高いので、手抜きをせず、また損害を顧みずにキッチリ攻撃をかけたい。また助攻としてヘクス1528への攻撃も、1426攻撃失敗に対する保険という意味で有効である。
シャトーサリンを占領し、セイル川の橋頭堡を確保すれば、そこからは機甲部隊の出番となる。逃げ遅れた敵歩兵を平野部で捕捉し、その兵力減殺に努めなければならない。ただしその時兵力を分散させすぎるのは禁物である。なぜなら攻撃失敗の確率を上げてしまい、消耗戦における交換比率が不利になるからだ。また砲兵支援なしの攻撃も可能な限り慎んだ方が良い。米軍の主役は砲兵隊であり、砲兵隊の優位こそが米軍の戦術的優位を保障してくれるからだ。
第12軍団の最終的な目標は、①ヘクスである。これらを4ヶ所とも占領しておきたい。第20軍団がケーニヒスマッヒャー(1209)を占領するのは相当の困難が予想されるので、勝利を確実にするためにも①ヘクスは全て押えておきたい。

第20軍団については助攻に徹したい。とはいっても何もしなければ独軍主力が米第12軍団阻止に向かってしまうので、第20軍団はそれなりに本気で攻撃し、独軍の兵力を吸引しなければならない。
攻撃目標としては、
(1)メッツ直接攻撃
(2)メッツ東方に進出して同市孤立化
(3)モーゼル川渡河
まず(1)(2)についてはメッツ守備隊の戦力を見てどちらを採用するか判断する。独軍がそれなりの兵力をメッツに保持している場合はメッツに直接攻撃をかけるのは危険である。その場合は(2)となる。逆に独軍がメッツに最小限の兵力しか残していない場合はメッツに直接攻撃をかけるのは可能である。メッツ攻撃の主役となるのは、本ゲーム最強の米第5歩兵師団3個連隊と、場合によってはもう1個歩兵師団、そして支援部隊である。砲兵については最低2個、できれば4個をメッツ正面に投入した所だ。
(3)については、メッツ攻略に用いなかった歩兵師団(恐らく第90歩兵師団)が担当する。第10機甲師団は攻撃兵力として当てにしない方が良い。足は速いが、戦闘力は無きに等しいからだ。渡河地点はチオンビル(0911)付近かその周辺。渡河実施の判断は独軍側の兵力配備を見て決めたい。いずれにしても無理な攻撃は禁物。兵力を大事にしつつ、慎重に慎重に攻撃することが重要である。
もう1つ。第20軍団は重爆を上手く使いたい。決して成功率は十分ではないが、当たれば独軍防衛線に大穴を開けることも不可能ではない。晴天あるいは薄曇りでも積極的に重爆を使用し、友軍の突破口を穿ちたい。

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米軍による攻撃軸形成と目標進出線

まとめ

私自身本ゲームについてはまだまだ研究不足であり、ベテランゲーマーの方々から見れば児戯に等しい内容であろう。しかし少なくともこの記事を書くこと自体によって、私自身の知的好奇心が大いに満たされたことは紛れもない事実である。
他人とってはとにかく、私自身にとっては楽しい一時であった。

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