もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2008年10月

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前回に引き続き吾妻山の紅葉を紹介します。10月の3連休に登ってきました。

吾妻山は福島と山形の県境を東西に伸びる細長い山岳地帯です。山塊の東には福島市、南には裏磐梯、そして北西部には米沢市があるという位置関係といえば、凡そ理解して頂けるでしょうか?。山形新幹線に乗って福島駅を出て、山間部を走っている時に左手に見えてくる山々です。
最高峰は西吾妻岳(2035m)。その他西大嶺、中大嶺、東大嶺、烏帽子山、一切経山、東吾妻山、吾妻小富士といった山々があります。

前回は東吾妻山方面を紹介しました。今回は吾妻山系の主峰=西吾妻山方面を紹介します。

前日宿した民宿のおばちゃんの推薦によりコースを急遽変更。当初は福島側のグランデコスキー場から登るつもりでしたが、山形側に回り込んで白布温泉側から登山することにしました。

白布峠を越えた所にある白布温泉からは天元台へ向かうロープウェーが出ています。ロープウェーに乗った上が天元台高原。そこからリフト3本乗り継いで標高1800mの北望台に着きます。リフトを登ってくる途中が紅葉の綺麗な場所でした。このあたりの紅葉はまた後でじっくり紹介しますので、軽く1枚ほど。

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北望台から登山道に入り、20分程歩いて人形岩につきます。ここからは吾妻山系の広大な稜線が見えます。下は人形岩の景観です。

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人形岩付近から見下ろした西吾妻山方面の景観です。思わず「縦走してみたい」と思わせる景観でした。

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人形岩からいろは沼の湿原地帯に一旦降り、そこから少し登った所が屏風岩です。下は屏風岩の景観と屏風岩から見た西吾妻山の景観です。

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屏風岩から15分ほどで西吾妻山頂(2,035m)に着きます。西吾妻山頂は吾妻山系では最高峰ですが、周囲は木立に囲まれていて視界は効きません。

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西吾妻山から少し足を伸ばし、標高1,982mの西大巓へ向かいました。下の写真は西大巓から見た西吾妻山方面の景観です。西吾妻山稜線部には殆ど紅葉はありませんでしたが、西大巓から遥か下方には紅葉が少し見えていました。

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帰りは往路とほぼ同じ経路を戻りました。北望台からリフトに乗っていくと紅葉が綺麗になってきました。

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2つ目のリフトの下側乗り場である展望台からの紅葉が素晴しかったです。標高約1400m。この付近が一番見頃のようでした。

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さらに最後のリフトを降り切った所が天元台です。この付近の紅葉も綺麗でした。

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天元台からはロープウェー1本で駐車場まで降りていけるのですが、少し歩きたかったので歩いて下山することにしました。下山中にみた紅葉が下の写真です。

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こんな感じの吾妻山の紅葉です。特に西吾妻山の紅葉は予想以上に綺麗でした。地元のおばちゃん、侮りがたし、ですね。

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「幕末維新始末紀」紹介

久しぶりにゲームネタです。

当ブログでもお世話になっているmtj様から「幕末維新始末紀」という自作ゲームをお送り頂きました。
お送りいただいてしばらくは私の事情で手付かずだったのですが、先日、ようやく封を開いて中を確認してみました。

綺麗なマップ。
ちゃんと切れ目が入れられたユニットシート。
さらにはユニットトレイまでついていて何から何まで至れり尽くせりです。

コンポーネントは、A3サイズのマップが1枚と小さ目のユニットシートが1枚。ユニット数は100枚です。

テーマは戊辰戦争。幕府による第2次長州征伐が失敗した時よりゲームが開始されます。1ターン1.5ヶ月で計24ターン。全3年間に渡る戦争(史実の戦争期間約1年半でしたが)を再現します。

マップは本州、北海道、四国、九州が計24の陸上エリアと6の海上エリアによって区分されています。エリア方式のマップ、指揮官と兵力に区分されたユニット等、雰囲気的には「太平記」に似ています。システムも両軍が1グループずつ動かす部分やリーダーの政治力で支配判定を行う点、さらには支配下のエリアから兵員を徴募する点なども「太平記」に似ています。ただ「太平記」がダイスによるイニシアティブ判定で移動量を決定するのに対し、こちらは先攻/後攻が1手づつ動かす点が少し違っています。従って「太平記」はややもすればテクニカルな動きが要求されるの対し、こちらは比較的「素直に」プレイすることができそうです。

他の特徴としてはイベントカードを使用すること。しかし今流行のカードドリブン方式ではなく、カードはあくまでもランダムイベント発生装置として機能しています。またカードプレイも全ての手札がオープンでプレイされるのも特徴で、おかげで「カードを使った腹の探り合い」という状況にはなりません。その点賛否両論があるかもしれませんが、ソロプレイメインの私にとっては有難いルールです。

最初の数ターンプレイしてみましたが、面白くて早く先をプレイしたくなりました。史実的には有名な割に決定版が少ないテーマなので、そういった点からも注目したい作品です。

プレイしたらまた報告します。

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民宿「越後屋」

なんだか悪代官みたいな名前ですが・・・・。
裏磐梯の奥にある小さな民宿です。
「ひとりで泊まれる民宿宿」という本に出ていたので泊まってみました。
利用したのは3連休の真ん中。
「ひょっとして嫌がられるかな?」(この手の宿は1人旅を嫌がる)
と思って電話してみると、意外とアッサリ泊めてくれました。

部屋はやや広めの6畳和室。テレビつき。ビジホに比べると居住性は格段に良いです。
食事は普通ですが、量は多かったです。
お風呂は温泉で綺麗です。内湯が一つだけですが、一人で入る分には広さは十分でした。

1泊2食付で料金は\6,900(税込み)。この手の宿にしては良心的な価格設定です。

ノンビリするには良い所ではないかと思います。

お奨め度★★★

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吾妻山の紅葉を紹介します。10月の3連休に登ってきました。

吾妻山は福島と山形の県境を東西に伸びる細長い山岳地帯です。山塊の東には福島市、南には裏磐梯、そして北西部には米沢市があるという位置関係といえば、凡そ理解して頂けるでしょうか?。山形新幹線に乗って福島駅を出て、山間部を走っている時に左手に見えてくる山々です。
最高峰は西吾妻岳(2035m)。その他西大嶺、中大嶺、東大嶺、烏帽子山、一切経山、東吾妻山、吾妻小富士といった山々があります。

最初に紹介するのは東吾妻山方面です。駐車場のある浄土平付近が紅葉の名所として有名です。浄土平から約1.5時間で一切経山(1,949m)頂上に着くので、今回は軽く登ってみることにしました。

まずは駐車場から見た一切経山方面です。写真を見ると晴れているように見えますが、この日は風が強くて大変でした。

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浄土平駐車場から見た紅葉です。

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一切経山へ向かう登山道です。危険個所は特にありませんが、この日はあまり天候には恵まれませんでした。

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一切経山山頂の景観です。晴れていれば眼下に五色沼が見えるはずですが、この日は生憎の天候で・・・・

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下山路で見た酸ヶ平の景観です。酸ヶ平は小さな避難小屋があります。

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下山中に見た浄土平の紅葉です。少し天候が回復してきました。

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浄土平駐車場の全景です。左の山は吾妻小富士(1,705m)です。

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こちらは浄土平から見た吾妻小富士です。

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吾妻磐梯スカイラインの途中で見た紅葉です。紅葉の見頃は1500m付近まで降りてきていました。

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次回は西吾妻山の紅葉を紹介します。

(つづく)

ノモンハン戦車戦

マクシム・コロミーエツ 大日本絵画

ノモンハン事件の中でも特に日ソ両国の装甲部隊の活躍に焦点を当てた著作である。本書は特にソ連側の戦車について多くのページが割かれており、同事件におけるソ連戦車の活躍と苦闘が克明に描かれている。
従来ノモンハン事件といえば、「圧倒的兵力のソ連軍に押しつぶされた日本軍」というイメージが定着している。しかし本書に読むと、この戦いが必ずしもソ連軍にとって「楽な戦い」ではなく、多大な損害を強いられた「苦闘」であったことが伝わってくる。そういった意味では、ノモンハン事件について新たな視野を提供するといった点で本書の価値は大きい。
苦言を呈するとすれば、まず価格。この会社の書籍はいつもそうだが、とにかくボリュームに比して価格が高い。価格設定については営業的な事情もあるのだろうが、とにかく割高感があるのは確かである。その気になれば1時間程度で読み終わる著作で定価\2,500+税というのはいただけない。
あと、文書も平板でつまらない。翻訳文の宿命かもしれないが、もう少しなんとかならないか、と感じた。

お奨め度★★

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