前回に引き続き吾妻山の紅葉を紹介します。10月の3連休に登ってきました。
吾妻山は福島と山形の県境を東西に伸びる細長い山岳地帯です。山塊の東には福島市、南には裏磐梯、そして北西部には米沢市があるという位置関係といえば、凡そ理解して頂けるでしょうか?。山形新幹線に乗って福島駅を出て、山間部を走っている時に左手に見えてくる山々です。
最高峰は西吾妻岳(2035m)。その他西大嶺、中大嶺、東大嶺、烏帽子山、一切経山、東吾妻山、吾妻小富士といった山々があります。
最高峰は西吾妻岳(2035m)。その他西大嶺、中大嶺、東大嶺、烏帽子山、一切経山、東吾妻山、吾妻小富士といった山々があります。
前回は東吾妻山方面を紹介しました。今回は吾妻山系の主峰=西吾妻山方面を紹介します。
前日宿した民宿のおばちゃんの推薦によりコースを急遽変更。当初は福島側のグランデコスキー場から登るつもりでしたが、山形側に回り込んで白布温泉側から登山することにしました。
白布峠を越えた所にある白布温泉からは天元台へ向かうロープウェーが出ています。ロープウェーに乗った上が天元台高原。そこからリフト3本乗り継いで標高1800mの北望台に着きます。リフトを登ってくる途中が紅葉の綺麗な場所でした。このあたりの紅葉はまた後でじっくり紹介しますので、軽く1枚ほど。

北望台から登山道に入り、20分程歩いて人形岩につきます。ここからは吾妻山系の広大な稜線が見えます。下は人形岩の景観です。

人形岩付近から見下ろした西吾妻山方面の景観です。思わず「縦走してみたい」と思わせる景観でした。

人形岩からいろは沼の湿原地帯に一旦降り、そこから少し登った所が屏風岩です。下は屏風岩の景観と屏風岩から見た西吾妻山の景観です。


屏風岩から15分ほどで西吾妻山頂(2,035m)に着きます。西吾妻山頂は吾妻山系では最高峰ですが、周囲は木立に囲まれていて視界は効きません。

西吾妻山から少し足を伸ばし、標高1,982mの西大巓へ向かいました。下の写真は西大巓から見た西吾妻山方面の景観です。西吾妻山稜線部には殆ど紅葉はありませんでしたが、西大巓から遥か下方には紅葉が少し見えていました。

帰りは往路とほぼ同じ経路を戻りました。北望台からリフトに乗っていくと紅葉が綺麗になってきました。

2つ目のリフトの下側乗り場である展望台からの紅葉が素晴しかったです。標高約1400m。この付近が一番見頃のようでした。



さらに最後のリフトを降り切った所が天元台です。この付近の紅葉も綺麗でした。



天元台からはロープウェー1本で駐車場まで降りていけるのですが、少し歩きたかったので歩いて下山することにしました。下山中にみた紅葉が下の写真です。

こんな感じの吾妻山の紅葉です。特に西吾妻山の紅葉は予想以上に綺麗でした。地元のおばちゃん、侮りがたし、ですね。