もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2008年12月

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2008年は南アルプスや中央アルプス方面へ行く機会が多かったこともあり、伊那市も何度か通りました。
伊那市といえば「ろーめん」という名物料理で有名。
B級グルメファンとしては、一度味わいたいと考えていたアイテムです。

先日念願叶ってようやく「ろーめん」を口にする機会を得ました。

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JR飯田線に乗って岡谷から約1時間。いくつもの小さな駅を過ぎ、ビルが増えてきたな、と思った所が伊那市です。
伊那市駅に着いたのが1130頃。
目指すお店は駅から歩いて10分程の場所にありました。

中に入ると小さなカウンターが1式の他、テーブル席が3セット。ろーめんだけではなく、ビール、酒といったアルコールは勿論、焼肉や餃子といった料理もありました。

早速「ろーめん」を注文。

10分程待って出てきたそれは、私の想像を超えていました。

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 ・ちゃんぽん風の太麺が甘めのスープに浸かっている
 ・具はキャベツとマトンのみ

目の前に「美味しいろーめんの食べ方」なる書きモノがあり、それに従ってまずはソース(ウースターソース)を一かけし、それからお酢も少々。それで一口食べてみたが・・・・。

 「うーん」

どうも味が薄い。
試しにおろしニンニクとラー油を加えてみたが、少し味に深みが出てきたものの、まだ少しインパクトが弱い。

 「こんなものかなー」

と思ってソースをもう少しだけかけてみた、が、やはりあまり変わらない。

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取りあえず全部平らげたが、正直な所どこが美味しいのか、わからなかった。
いや、決して不味いという訳ではないのだが、「ろーめん」目当てに伊那まで出かけていく程のことはないかな。

そう思ったある日の午後でした。

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主題のゲームを紹介します。
このゲームはナポレオン時代の1813年に起こった諸国民戦争をテーマとするSLGです。
ポイントtoポイントで区切られたマップは、諸国民戦争の舞台となったプロイセン王国が描かれています。
ユニットやターンのスケールは明記されていませんが、1ユニットが約2万人、1ターンは半月程度でしょう。

ルールは簡単でインストすればすぐに理解できます。気をつけなければならないのが補給ルール。単に「敵に後方を切られていない」だけではだめで、敵中深く前進する場合には後方に守備隊を配置しておく必要があります。1ユニットのスケールが大きい本作にとって、この足枷は無視できません。

1813年の諸国民戦争といえば、AHの名作「STRUGGLE OF NATIONS」があります。学生時代にこのゲームをプレイした時には、ゲームスケールの大きさに圧倒されて大局的な見地では何も見えてなかったように思いました。今回紹介した「1813諸国民戦争」は、その点大局的な視点で1813年戦役を知る際には最適です。

本作で少し気になる点としては、ボヘミア軍の戦略的価値が非常に小さいのではないか、と思える所があります。ボヘミア軍の策源地たるプラハと主戦場であるプロイセンの間は山と大河(エルベ川)によって分離されているため、ボヘミア軍はなかなか主戦場に大兵力を投入できません。勢い連合軍は北方軍とシレジア軍頼みになります。GJ誌の記事によれば史実ではボヘミア軍が最大の兵力を有したそうですが、ゲームではボヘミア軍に大兵力を持たせる必然性はないように思いました。
その辺りはこの時代に詳しい方のご意見もお伺いしたい所です。

リプレイ

それでは早速リプレイの方を紹介します。

フランス軍の作戦方針

早急な決戦は避ける。連合軍を自陣営に引き込み、できる限り有利な戦闘比で決戦を強いる。連合軍が合流する前に各個撃破することが望ましい。

連合軍の作戦方針

基本はライヘンバッハプランに従う。ナポレオンのいない所で攻勢をかけ、ナポレオンが出てきたら決戦を避ける。攻勢軸は北方軍とシレジア軍が担当する。特に北方軍には初期配置で10戦力と全戦力の約半数を集中した。シレジア軍はダミー1を含めて8戦力、ボヘミア軍はダミー1を含めて7戦力である。

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セットアップ時の状況。青い駒がフランス軍、その他が連合軍である。

第1~2ターン

連合軍は三方からプロイセン中心部にじりじりと迫る。一方のフランス軍は主力をバウツェンに集結。連合軍の様子を伺う。

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第1~2ターンにおける両軍の動き。青い線がフランス軍、赤い線が連合軍の主な動きを示す。

第3ターン

イメージ 4連合軍はフランス軍主力がバウツェンに集結しているのを見て北方重視戦略に切り替える。命令チット2個を北方軍とした。
北方軍はロシア軍の歩兵(C2-2-1)と騎兵(A3-1-2)でダヴー(C3-2-1★)の守るハンブルクを攻める。しかしここでダウーは奮戦し、ロシア軍を見事に撃退した。
北方の危機を察したナポレオンは主力を率いて北上を開始した。

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第3ターンにおける両軍の動き。

第4ターン

イメージ 6ナポレオンの動きを察知した連合軍。今度は南方重視に切り替えた。今まで動きを潜めていたボヘミア軍が動き出した。オーストリアの山々を越えてきたシュワルツェンベルク(B2-2-1★)率いるボヘミア軍4万がケムニッツ(Chemnitz)に攻撃を開始した。ケムニッツを守備するのはポニャトフスキー(C1-2-1)率いるフランス軍2万。数的優勢を持つ連合軍がフランス軍を圧倒。ケムニッツは連合軍の手に落ちた。
南方での危機を知ったフランス軍主力は急遽ドレスデンに帰還した。
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第4ターンにおける両軍の動き。

第5ターン

イメージ 8ドレスデンに集結したフランス軍は東方から迫るシレジア軍15万を睨みつつ、ケムニッツに居座るボヘミア軍に対して反撃を開始した。ネイ(C4-2-1)、ミュラ(A3-1-2)、サンシール(C2-2-1)が率いるフランス軍6万がドレスデンに向かう。シュワルツェンベルク率いるボヘミア軍4万はフランス軍に圧倒された。ミュラの突撃でアッサリ壊滅。ボヘミア軍は潰走した。
しかしその頃北方軍はエルベ川を渡河。ベルナドット(B2-2-1)、ビューロー(C3-1-1★)率いる連合軍4万がバンダム(C2-2-1)率いるフランス軍を撃破。要域マグデブルクを占領した。

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第6ターン

イメージ 10イメージ 11窮地にたったナポレオン。このままでは北方の戦線が突破されてしまう。かといって正面のシレジア軍を放置したまま北方に転進することもできない。そこでナポレオンは大きな賭けに出た。バウツェンに集結しているフランス軍12万を率いて、ゲルリッツに陣取るシレジア軍14万に決戦を挑んだのだ。まずシレジア軍を撃破して中央部の安全を確保した後、北方に転進して北方軍を討つ。それがナポレオンの思い描いたシナリオだった。このゲルリッツ戦も兵力的にはやや不利だが、質的にはフランス軍の方が有利なはず。そう思って戦いに挑んだナポレオンであったが・・・・。
ゲルリッツの戦いは凄惨を極めた。負けたら後がないナポレオン軍。対するシレジア軍は仮に敗れてもナポレオン軍に重大な損害を与えて他方面での作戦を有利に進めたいという意図がある。お互いに後に引けない戦いだった。

しかし結局は兵力に優る連合軍が戦いを制した。ナポレオンは敗走。諸国民戦争は諸国民の勝利に終わった。
質的な有利を信じたナポレオンであったが、その内実は歩兵戦力に乏しく打撃力と耐久力に欠ける編成であったこと。また歩兵部隊もネイやオーディノ(C3-2-1)といった歴戦の将ではなく、ヴィクトール(C2-2-1)やポニャトフスキーといったやや質に劣る部隊であったことが命取りとなった。結果論から言えば、戦線後方を撹乱したボヘミア軍の活躍が、ゲルニッツ戦におけるシレジア軍勝利の要因だったとも言える。

感想

1時間程度で終わる手軽なゲームですが、なかなか面白い作品です。例会等で時間が余った時等にプレイするには最適なゲームではないでしょうか。
気になる点を2つ程上げておきます。
 (1)初期配置が確定又は半確定しているユニットは、ユニット側に何らかの記載があればセットアップがより楽だったと思います。
 (2)ゲーム側の問題ではないのですが、GJ本誌にユニット列伝のようなものがあればもっと良かったと思います。特にアルファベットで書かれた指揮官は、読み方がわかる/わからないで随分と思い入れも違うものです。

ちなみに今回まで対人戦を含めて数回このゲームをプレイしましたが、毎回フランス軍の負けです。しかも負けパターンはいつもナポレオンの敗走。今回はナポレオンの敗走を避けるために内線防御戦略を採用しましたが、上手く行きませんでした。うーん、大陸軍勝利の道は遠そうです。


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先日、特に用事はないのですが、ぷらっと伊香保温泉へ行ってきました。
特に用事はなかったので、バスターミナルに着いた後もどこに行こうか迷いましたが、折角なので温泉に浸かることにしました。
石段の横に「石段の湯」という日帰り温泉施設があったので、そこに入ります。

料金は\400。良心的です。湯船は内湯が1つだけですが、広さは中程度。洗い場も綺麗です。あまり広くないので、人が溢れた場合には手狭かもしれません。

泉質は殆ど無臭ですが、やや茶色がかっています。入浴後の感触はあまり残りません。

値段も手頃なのでちょっと立ち寄るには良い温泉ではないでしょうか。

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戦略の本質-戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ

野中郁次郎他 日経ビジネス文庫

本書は、古今東西における逆転の戦史を6例取り上げ、それぞれの戦いで逆転を成し得た本質的な要因を考察している著作です。また逆転を成し得た戦略の本質を理解することにより、大東亜戦争(太平洋戦争)での日本軍がなぜ逆転を成し得なかったについても考察しています。本書が取り上げている戦例は「中国国共内戦」「バトルオブブリテン」「スターリングラード戦」「仁川上陸戦」「第4次中東戦争」「ベトナム戦争」の6つです。

少し気になったのは逆転例として取り上げられているのがいずれも20世紀の事例であるという点です。「逆転の戦史」という考えた場合、20世紀以前の戦例からも拾えるはず(例えば関ヶ原等)。戦例を20世紀に絞ったため、「逆転」という意味ではややインパクトが弱い戦い(例えば「仁川上陸」「BoB」「第4次中東戦争」等)も含まれているように思います。

終章では逆転を成し得た戦略の本質ということで、10の命題を取り上げています。内容については本書を参照して下さい。

個人的な感想では、テクニカルな面、例えば戦略の水平展開、垂直展開といった辺りまではそれなりに理解できました。ただ、結論として取り上げている10の命題については話が抽象化し過ぎていて理解(というか納得)できませんでした。毛沢東にしてもチュイコフにしても、勝利を形にしたテクニカルな要素は納得できるのですが、それが例えば「毛沢東にはレトリックに優れていたから勝利した」とか「チュイコフにはリーダーシップがあったから勝利した」という風に結論付けられると「どうなのかな?」と首を傾げてしまいます。毛沢東のレトリックやチュイコフのリーダーシップを否定する訳ではありませんが、では敗北した側に「レトリックに優れた人物」「リーダーシップに優れた人物」がいなかった(あるいは少なかった)ということにはならないはず。レトリックやリーダーシップ等を「戦略の本質」とするという本書の結論については必ずしも疑問なしとはしません。

お奨め度★★★

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少し前の話になりますが・・・・、
先日JR「おおさか東線」に乗ってきました。
おおさか東線とは、関西線久宝寺と片町線放出を結ぶ全長9.2kmの路線です。2008年3月に開業した新線ですが、元々は貨物専用線として使われていたものだそうです。

出発駅であるJR久宝寺駅に着いたのは午後3時頃。ここからおおさか東線の列車に乗り換えます。グリーンに塗られた通勤型車両。新鮮さを感じることはありません。

久宝寺を発車した列車はすぐに高架線に入っていきます。新加美、JR長瀬といった新駅に次々と停車。続いてJR俊徳道、JR河内永和、高井戸中央でそれぞれ近鉄大阪線、近鉄奈良線、地下鉄線と接続します。このあたりの地名は大阪人にとっては馴染み深いものがあります。

高井戸中央の次はもう終点の放出(「はなてん」と読む。関西人にとっては常識問題)に到着。たった16分間の短い旅でしたが、束の間のノスタルジーに浸ることができました。

放出駅の改札から外に出てその変貌ぶりに少し驚き。そういえば以前放出駅に降りたのは学生時代にアルバイトで来たときだったかなあ・・・。あれから凡そ20年。あの頃は片町線に乗って西明石や三田に行くなんてこと想像だにしていませんでした。
放出駅前の風景も大きく変貌しました。でも、駅前商店街には少しかつても面影を見たような、そんな懐かしい思いをしたのもまた事実です。

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おおさか東線。久宝寺発放出行き。久宝寺駅にて

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放出駅に到着。左は片町線経由西明石行きの列車です。

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放出駅前の光景。私にとっては異世界に迷い込んだ感じがしました。

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