もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2009年11月

イメージ 1

今度の週末に主題のゲームで対戦することになりまして、今、VASSALで練習とルール確認を兼ねてソロプレイしております。
いやー、面白い。
ルールは明確でわかりやすく、しかも東部戦線らしい機動戦の面白さもある。独ソ両軍のキャラクター性も上手く表現されています。
なるほど、米国で賞を取ったのも理解できます。確かによく出来た作品です。
昨年ハマった「モスクワ攻防戦(SixAngles#11)」も面白かったですが、この「激闘!マンシュタイン軍集団」も「モスクワ攻防戦」とは違った面白さがあります。

家のパソコンにWindows7を導入しました。
今までVistaを使っていたのですが「重い、不安定」ということで乗り換えました。
セットアップその他で3時間ほどかかったのですが、導入が完了するとさすがに前評判どおり「軽くて安定」しています。
特に今まで不安定だったVASSALが不安なく使えるようになりました。
良かった良かった。

イメージ 1

「ソロモン夜襲戦」登場艦艇紹介

「ソロモン夜襲戦」に登場する艦艇について紹介したいと思います。実際の性能や戦歴は他の史料等を見ればわかる話なので、ここでは「ソロモン夜襲戦」におけるこれらの艦(フネ)の扱いについて書いていきたいと思います。

 (注)「ソロモン夜襲戦」とは、自作の水上戦ボードゲームです。詳しくはこちらをご覧下さい

登場艦列伝 - 日本戦艦編バックナンバー



「大和」

概説

「大和」「武蔵」は史上最大の戦艦で、狭義な意味では史上最強の戦艦です。日本海軍が無条約時代を見越して建造された大型戦艦で、40cm砲搭載の米戦艦を質的に圧倒することを目指していました。
非常に優れた戦艦でしたが、戦艦の時代は過去の物となり、時代の主役は航空戦力に移っていました。「大和」「武蔵」の両艦とも航空攻撃によって撃沈されてしまったことがこの辺りの事情を端的に物語っています。ただ敗れたとはいえ、このような巨艦を日本人の手で作り出したことは、戦後の発展に少なからぬ貢献を果たしまた。

ゲームでの性能

世界最強とも言われている本級は、確かに最強の名に相応しい性能を持っています。速力こそ平凡な値ですが、火力と防御力は他の戦艦を圧倒するものを持っています。
主砲火力は46cm砲「6-9-3」。46cmの威力は圧倒的で、本級を除く世界中全ての戦艦に対して十分な貫通力と破壊力を有しています。46cm砲に耐えられるのは、本級を除けば未成に終わった「モンタナ」級戦艦ぐらいなものでしょう。
防御力も世界最強の名に相応しいもので、装甲値「11-15-13」は実在した戦艦の中では突出した値を示し、本級に匹敵する耐弾性を有するのは未成の「モンタナ」級ぐらいじょう。その装甲は中遠距離砲戦に徹する限り40cmクラスの火砲が相手の場合は十分な耐性を示し、46cm砲相手でも中距離砲戦では安全圏を有します。接近戦では40cmクラスの砲でも本級の装甲を貫くことはできますが、38cm以下の砲ならば接近戦においてすら本級の装甲を貫くことは困難です。
本級のライバルは様々なクラスの連合軍戦艦です。
まず一番組し易い36cm砲搭載の米英戦艦と比較した場合、本級の主砲はほぼ全ての距離で敵の主要装甲部を貫通し、一方で敵の主砲は本級の主要装甲部を全く貫通できません。しかも速力で本級は敵に優りますから、敵は逃げることもできません。この対決は「大和」の圧倒的勝利が予想されます。仮に敵が隻数で2倍以上優位に立っていても、「大和」の優位は動かないでしょう。
相手が「コロラド」級40cm砲搭載艦の場合、近距離砲戦では「コロラド」級の主砲が本級に致命傷を与える可能性があります。従って中遠距離砲戦を心がける必要があります。速力では本級が優っているので、「コロラド」が本級を積極的に捕捉することは難しく、不用意に接近しない限り本級の優位は動きません。
相手が「ノースカロライナ」級、「サウスダコタ」級の新鋭戦艦の場合、速力は互角となり、本級の優位は失われます。それでも砲力と装甲の優位は動かないので、本級の優位は変わりません。ただその差は確実に小さくなっています。これら新鋭戦艦が精度の優れた射撃用レーダーを装備してきた場合、「大和」級も苦戦を強いられます。
「大和」に対するライバルとされることの多い「アイオワ」級ですが、砲力と装甲防御力、そして耐久性では「大和」が優れています。ただ「アイオワ」が搭載する16インチSHSは、「大和」の18インチ砲に迫る威力があり、近距離でこれを食らえば「大和」とて無事では済みません。また「アイオワ」の優秀な射撃用レーダーは、特に遠距離砲戦において「アイオワ」に大きな強みとなっています。両者の比較においていずれが優れているかを断定することはできませんが、砲力や防御力といった純粋に「戦艦的な」部分で「大和」が優れていることは間違いないでしょう。
「大和」と「戦艦的な」面で唯一勝負できそうなのが、未成に終わった「モンタナ」級です。砲力は18インチ砲9門の「大和」に対し、16インチSHS12門の「モンタナ」で、ほぼ拮抗しています。装甲防御力もほぼ同等で、部分的には「モンタナ」が優っている所もあります。耐久力も「モンタナ」が上で、両者が撃ち合った場合その勝敗は予想し難いものがあります。「大和」にとって真にライバルというべき「モンタナ」が登場しなかったことは、「大和」にとって不幸だったのか、それとも幸運だったのかは今となっては永遠の謎です。

シナリオでの扱い

「無用の長物」とも揶揄される機会の多い本級ですが、実は太平洋戦争で「金剛」級に次いで活躍した戦艦が「大和」級なのです。登場するシナリオも多く(いずれも仮想戦なのが悲しい所)、シナリオ1,13,14,15,16で登場してきます。相手はいずれも射撃用レーダーを装備した米新鋭戦艦。特にシナリオ14は夜戦なので射撃用レーダーを持たない「大和」は苦戦を強いられるでしょう。一方でシナリオ15,16は1942年シナリオなので米側射撃用レーダーもそれほど優秀なものではなく、「大和」はその砲力と防御力で米戦艦を圧倒できる可能性が高いです。
今までシナリオ化されていない所で「大和」が登場するシナリオを考えてみると、まず思いつくのがサマール島沖海戦。史実で「大和」にとって唯一の水上戦となった戦いです。史実においては「大和」は十分な活躍ができなかったのですが、ゲーム上ではいかなる活躍ができるのか楽しみな所です。ただ史実ではやや特異な戦いだったので、これをゲーム的な面白さを損なわずに如何にして再現するかがポイントになりそうです。
他には沖縄特攻作戦での仮想戦シナリオ。これは「アイオワ」級新鋭戦艦を相手にするシナリオか、又はデイヨ少将率いる旧式戦艦群を相手にするシナリオのいずれかが考えられます。前者については今まで散々シナリオ化されてきたので「今更」の感もありますが、例えば「台風のためアイオワ級のレーダーが使えなかったら??」的なifを設定し、「大和」側に下駄を履かせるシナリオ等は面白いかもしれません。後者については、「聯合艦隊vs太平洋艦隊」の縮小版的なシナリオになります。「大和」がその砲力と防御力で数的劣勢をどこまで覆すことができるかが焦点になります。

イメージ 1

「ソロモン夜襲戦」登場艦艇紹介

「ソロモン夜襲戦」に登場する艦艇について紹介したいと思います。実際の性能や戦歴は他の史料等を見ればわかる話なので、ここでは「ソロモン夜襲戦」におけるこれらの艦の扱いについて書いていきたいと思います。

 (注)「ソロモン夜襲戦」とは、自作の水上戦ボードゲームです。詳しくはこちらをご覧下さい

登場艦列伝 - 日本戦艦編バックナンバー


「伊勢」(b)

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/b/b/bb7db025.jpg

概説

ミッドウェー海戦で空母4隻を失った日本海軍は、空母戦力拡充の一環として「伊勢」「日向」の2艦を航空戦艦に改造することを決定しました。こうして生み出されたのが世にも珍しい航空戦艦です。改造後の両艦は、主砲数を従来の2/3である8門に減らし、副砲を全廃して対空火器を強化、そして艦尾1/3に飛行甲板とカタパルトを設置し、艦上爆撃機22機を搭載することができました。
改造を終えた両艦はレイテ沖海戦に参加。その時は搭載機がなく純粋な戦艦としての参戦になりましたが、その強力な対空砲火を生かして活躍し、味方空母が全滅した後も屈することなく米軍の大編隊に立ち向かいました。
この海戦終了後は南方からの戦略物資輸送任務等に従事した両艦ですが、1945年7月下旬に米艦載機が呉を襲った際、直撃弾多数を受けて大破着底しました。

ゲームでの性能

主砲数が12門から8門に減らされた他、副砲も14cmから12cmに弱化され、中小艦艇に対する抵抗力も減少しました。この戦闘力では最早米戦艦に対抗することは難しく、戦艦同士の戦いで勝利を収めることは困難でしょう。たださすがに戦艦なので、巡洋艦相手では圧倒的な威力を発揮することが期待できます。

シナリオでの扱い

このクラスもシナリオでの登場機会がありません。エンガノ岬沖で米巡洋艦との対決をシナリオしたら面白いかもしれませんが、速力に劣る本級が米巡洋艦を捕捉することは難しいので、これはまともなシナリオにならないかも・・・・。

「長門」

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/7/e/7ee022d9.jpg

概説

「大和」級が完成するまで日本海軍最強であった「長門」「陸奥」は、ある意味国民に最も親しまれてきた戦艦でした。世界で初めて16インチ級の主砲を搭載し、25ノットの高速力を発揮する「長門」級の戦艦は、日本海軍のみならず世界でも最強級の戦艦でした。
2度に渡る改装によって近代化を行った両艦は、太平洋戦争当時においても十分第一線の使用に耐えられる性能を持っていました。
戦時中における本級の活躍はあまり華やかなものではなく、まず「陸奥」が1943年に謎の爆発事故によって失われました。その後「長門」は「大和」「武蔵」と戦隊を組み、マリアナ、レイテの両海戦に参加しましたが華々しい戦果はありませんでした。その後「長門」は横須賀軍港に停泊したまま終戦を迎え、最後は原爆実験の標的としてその生涯を終えました。

ゲームでの性能

速度「5」は他の日本戦艦と同じで、米英の新鋭戦艦に比べても遜色ありません。
主砲は40cm砲「4-8-4」。「扶桑」や「伊勢」と比較して砲数が2/3に減少してしまいましたが、貫通力や1発当たりの破壊力は向上しているので、実質的な砲戦力は向上しています。
装甲値は「8-12-9」。「伊勢」級と比べてやや強化されています。これで40cm砲搭載艦に対して中距離で安全圏を有することになったという意味は大きいです。それでも米英のライバル艦と比較した時、若干見劣りするのは否めませんが・・・。
本級の直接的なライバルは、ビックセブンの「コロラド」級と「カリフォルニア」級です。改造前の「コロラド」「カリフォルニア」は水平装甲に難があり、実質的な防御力は「長門」とほぼ同じでした。従ってこれらと同等の砲力、防御力を持ち、速力で勝る「長門」は、「コロラド」「カリフォルニア」に対して優位に戦いを進めることができます。
改造後の「コロラド」「カリフォルニア」は水平防御が強化され、非常に沈めにくい艦になりました。その装甲防御力は「アイオワ」級に迫るものがあり、「長門」の40cm砲では接近戦に持ち込まない限り歯が立たなくなってきました。
戦争に入ってから戦列に加わった米新鋭戦艦(「ノースカロライナ」「サウスダコタ」級)と本級を比較すると、速力はほぼ同等、耐久力と装甲防御力では米戦艦、砲力でも砲数の多い米戦艦が優位に立っており、全般的な性能では米戦艦が優っています。しかも優秀な射撃用レーダーも加わると、米戦艦の優位はより顕著になります。
「アイオワ」級相手では、さらに速力の劣勢、砲力の劣勢も加わり、最早勝負になりません。

シナリオでの扱い

史実シナリオでは登場する機会がありません。仮想戦シナリオでは13,14,15,16で登場してきますが、予想される相手はいずれも米新鋭戦艦であり、性能に劣る本級の苦戦が予想されます。
本級に活躍する機会を与えるとすれば、それはやはり「聯合艦隊vs太平洋艦隊」的なシナリオになるでしょう。

(つづく)

イメージ 1

先日、秩父の山に登る機会がありましたが、その帰路に小江戸・川越に寄り道しました。
あまり川越については詳しくは知らないのですが、なんでも今年のNHK連ドラの舞台が川越だそうで、近年人気が高まっているそうです。
今回私が川越を訪れたのは、川越名物の「極太焼きそば」なるものを食べたいと思ったからです。

極太焼きそば:小江戸茶房MAKOTOYA

川越市駅から歩いて15分ほどで連馨寺というお寺に着きます。この連馨寺の中に「小江戸茶房MAKOTOYA」の屋台があります。日曜日ということでかなり混んでいましたが、それでも10分ほど並んで食事にありつくことができました。
麺は予想通りの極太麺。焼きそばというよりはうどんに近い太さです。味は普通のソース味。具材もキャベツ、紅ショウガ、青のりといったオーソドックスなものです。極太の面はモチモチしていますが、おいしいです。いつか紹介した富士宮の焼きそばに比べると、こちらの方が美味しいと感じました。

お奨め度★★★★

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/0/5/05b9d764.jpg

川越うんとん「春夏秋冬」

当初の予定に従えば、極太焼きそばを食べた時点で川越に来た目的を達成できました。しかし折角川越の観光名所に来たのだから、もう少し散策してみようと思いました。おりしもその日は「川越唐人揃い」なるイベントが開催されるとのことで、連馨寺の境内には様々な衣装を着た人々でごった返していました。

蔵の町を少し歩き、ふと見つけた店が今回紹介する「春夏秋冬」です。うどん屋さんです。ちなみに川越ではうどんのことを「うんとん」と呼ぶのでしょうか?。このお店ではそう呼んでいました。

比較的シンプルなメニューということで、「つけめん・小鉢付」(\945)を注文しました。醤油味の付け汁とうどん。うどんの方は讃岐うどん程の繊細さはなく、かといって吉田うどんほどの豪快さはない。これを武蔵野風というのでしょうか。独特の味がしました。不味くはないです。
汁は醤油味が独特です。これがなかなか美味しい。いい醤油を使っているのかな、と思いました。

お奨め度★★★★

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/1/0/104ae3e7.jpg

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/3/4/34b69510.jpg

うんとん処「春夏秋冬」について詳しくは-->こちら

最後に

今回紹介した店以外にも川越には旨そうな店が沢山ありました。歩いているだけでどこに入ろうか迷うぐらいです。今回紹介した店以外にも美味しそうな店、行ってみたい店がいくつかできました。機会を見つけてまた行ってみたいです。

↑このページのトップヘ