もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2009年12月

今年もあとわずかです。今年も色々なゲームをプレイしました。しかし実際の所、購入したゲームのうちプレイできたものは(ソロプレイも含めても)ホンの一部で、あとは大半が未プレイ状態です。やりたいゲームは沢山あるし、やりつくしていないゲームも沢山あります。そこで今回は現時点でまだ未プレイのゲーム。あるいはプレイはしたけどまだまだやり残した課題の多いゲームをいくつか取り上げてみたいと思います。

1.目標達成度

まずは「年始に立てた目標」の達成状況はどうだったでしょうか?。

2009年の目標は-->(こちら)

優先度A

(1) PFB2008の完成 --> 達成
(2) 英文戦史6冊以上読破 --> 達成(計7冊)
(3) Empire of the Sun(GMT)のマスター --> 達成
(4) ASLシリーズのマスター --> 未達成
(5) 本格的な陸戦ゲームをマスターする --> 達成
(6) 現代戦ゲームの入手及びプレイ --> 未達成

(2)はモリソン戦史が4冊とレイテ海戦、ワイルドキャット、海兵隊空戦記です
(5)は「激闘!マンシュタイン軍集団」をほぼマスターし、「ウクライナ43」も足をつけました

達成率67%は昨年よりも17ポイント上昇しました。
毎年確実に達成度が上がっていくことは喜ばしいです。次は80%を目指したいです。

優先度B

(1) 新作ゲームデザイン --> 未達成
(2) 新作ゲームの発掘 --> 達成
(3) 古いゲームの再発見 --> 未達成
(4) VASSALのインストール及び実戦参加 --> 達成
(5) PFB2004の完成 --> 達成
(6) The Speed of Heat(COA)対地攻撃ルールマスター --> 未達成

(2)については「年間4作品以上、できれば8作品以上」と目標設定していましたが、思い返すと、EoS、シフティングサンド、装甲擲弾兵、コンフリ、東部戦線、Pacific Typhoon、ブルー&グレー、激マン、U43、文禄・朝鮮の役、関ヶ原大作戦、信長後継者戦争etc、思い出しただけで10作品は新作(自分にとって)をプレイしています。
一方で(3)については「Zero!」をプレイした程度。古いゲームの再発掘が来年の課題になりそうです。

こちらは達成率50%。まだまだ低い達成率ですが、それでも昨年のゼロに比べると改善されたと言って良いでしょう。

優先度C

(1) PFB2009の年内完成 --> 達成
(2) 海戦ゲームをマスターする --> 達成
(3) 日本陸軍ものをプレイする --> 未達成
(4) 「ソロモン夜襲戦」登場艦列伝の完成 --> 達成
(5) 「ソロモン夜襲戦」新シナリオの発表 --> 未達成

(2)はGJ#3の付録「決戦ガダルカナル」です。
(4)は発表こそしていませんが、実は原稿は既に完成しています。

こちらは達成率は60%です。


2.主目標以外の成果

主目標以外でもいくつか成果が出ました。そのいくつかを取り上げます。

YSGA、ミドルアースデビュー

今まではソロプレイ又は内輪でのプレイが多かったのですが、今年はYSGAさんにある程度恒常的に出席させて頂き、飛躍的にプレイの幅が広がりました。またミドルアースでも新しい対戦相手の方を見つけることができ、対戦の幅が広がりました。

Game Journal誌の連載継続

取りあえず1年持ちました。
いつまで掲載して頂けるかはわかりませんが、できる限り頑張って行きたいです。

それでは、皆様、良いお年を。

今年も色々な山に登りましたが、今年の場合、予め年始に目標を設定し、それに沿う形で登山活動を続けてきました。
そこで今回は年始に立てた主要目標の達成状況について振り返ってみます。

1.国内高さベスト30を制覇する

達成度33%。
トップ30の残り3座(水晶岳(2986m)、薬師岳(2926m)、野口五郎岳(2924m))のうち、今年制覇したのは水晶岳だけでした。

2.未踏破の百名山を6座以上、その他のxx名山と合わせて10座以上制覇する

達成度100%
今年踏破した百名山は以下の通り。
・大台ケ原
・浅間山
・会津駒ヶ岳
・鷲羽岳
・水晶岳
・笠ヶ岳
・乗鞍岳(再踏破)
他に二百、三百名山で4座(愛鷹山、由布岳、金剛山、愛宕山)制覇しています。

3.オンシーズンは月2日以上登山する

達成度90%
残念ながら4月の登山が愛鷹山1ヶ所だけだったので、惜しくも目標達成はなりませんでした。

とまあこんな感じです。

(つづく)

イメージ 1

今年もPFBの季節がやってきましたが(笑)、PFBシリーズの最新版「PFB2009」が完成しました。
こちらからダウンロードできますので、ご参照下さい。

「年内完成」を目標に頑張ってきましたが、なんとかギリギリで間に合いました。
楽しんで頂ければ幸いです。
私のこれからカードを眺めつつ、ニヤニヤすることにします。

注:PFBとは・・・・、
カードとサイコロ(10面体)でプレイするタイプの野球ゲームです。
かつてHJ社から出版されていた"熱闘12球団ペナントレース(APBA)"シリーズと同等のコンセプトを持つシミュレーションゲームです。"熱闘"が持っていた手軽さ(ルールの容易さ、プレイ時間の短さ)はそのまま継承し、"熱闘"よりも遥かに現実再現性の高いゲームになっています。

本作品をプレイするためには、色違いの10面体サイコロ2個が必要です。
また本作品をプレイするためには、添付の選手カードを厚紙等に印刷して切り取る必要があります。

余談

今回はワークシートのフォーマットを少し工夫して作業時間の削減を図ってみました。
計測してみたところ、作業着手からリリースまでに要した実作業時間は以下のようになりました。

 PFB2009:約31時間(09/12/13~09/12/27)
 PFB2004:約40時間(09/07/05~09/12/17)
 PFB2008:約28時間(08/10/31~09/01/12)

PFB2004で時間がかかったのは、入力作業が全て手作業であること(最近のデータはネットから電子データの形で入手できる)、1年前データも手入力する必要がある等、インフラ面での弱さが原因です。
またPFB2009がPFB2008よりも時間がかかった理由は、ソフトを変更した(昨年までのExcel97からExcel2007に変更した)ことによる初期トラブルの影響や、PDFライターの変更による印刷イメージの崩れとその対応に起因していると考えます。また先に「ワークシートを工夫した」と書きましたが、ワークシート変更に伴うバグの発生と、それに対する対応に時間が取られた面もありました。

という訳で今年はあまり削減効果が得られませんでしたが、来年以降や既出バージョンのレトロフィット作業で新ワークシートが威力を発揮するものと期待したいです。

「世界の艦船」誌は3~4年に1回(ぐらい)の割合でアメリカ海軍特集を組んでいます。前回の号が丁度「アメリカ海軍特集」だったので、我が家にあるバックナンバーを調べてみると、「アメリカ海軍特集」が何冊が出てきました。それらをつらつら眺めていると、過去10年間のアメリカ海軍の動きが見えてきて面白いです。


2000年1月号

イメージ 1

まだ911が起こる前なので、ソ連が崩壊し、イラクでドタバタやっていた頃の話です。
オハイオ級SSBNへのトマホーク搭載計画は「計画がある」という段階。シーウルフは就役済みですが、ヴァージニア級はまだ完成していません。懐かしのスタージョン級もまだ20隻以上現役です。
空母戦力は12隻体制で、内4隻が通常動力型。CVN-78(現「ジェラルド・R・フォード」)はまだ計画もありません。F-14がまだ現役で頑張っています。F-18E/Fスーパーホーネットは既に配備されています。
水上戦闘艦はアーレイ・バーグ級がフライトⅡからフライトⅡAに整備が移行されつつある状態。現在横須賀にいる「マッキャンベル」(DDG-85)や「マスティン」(DDG-89)はまだ名前もありません。スプルーアンス級も24隻が健在。ズムウォルト級はDD-21という名前で未だ「海のものとも山のものとも」分からない状態。LCS(沿海域戦闘艦)は、まだその構想すらありません。

今から10年前のアメリカ海軍の姿ですが、今から振り返ってみると「あんまり代わり映えしないねえ」


2006年1月号

イメージ 2

世界貿易センタービルの倒壊、アフガン戦争、イラク戦争等のゴタゴタがあった後です。
まず潜水艦。オハイオ級のSSGN化は改造工事に着手した状態になりました。誌上には完成予想図が掲載されています。ヴァージニア級は1番艦が就役済み。スタージョン級は姿を消し、ロス級も数隻が現役を退きました。
空母戦力は12隻で隻数は2000年と同じ。通常動力型が2隻減り、代わりにニミッツ級が計9隻まで増えました。CVN-78(現「ジェラルド・R・フォード」)はCVN-21という"不気味"な名前で登場してきました。
水上戦闘艦はDD-21がDD(X)となり、より現実味を帯びてきましたが、その一方で「数隻の建造でピリオドが打たれるのではないか」という不気味な予測も書かれています。LCSが登場してきました。艦名も「フリーダム」となっています。ペリー級フリゲートは現役ですが、主兵装のミサイル発射機は既に撤去されています(寂しい)。
2000年の段階では「未来の軍艦」であったサン・アントニオ級LPDの1番艦が就役しています。
航空機はF-14が姿を消し、P-8A、MV-22、F-35といった新鋭機が現実味を帯びた形で紹介されています。


2010年1月号

イメージ 3

そして最新号です。
ヴァージニア級SSNの整備は順調に進み、既に5隻が就役し、5隻が建造中、さらに2隻が計画済みです。このままのペースで行けば5年以内に計12隻のヴァージニア級が出揃うことになります。
空母戦力では、通常動力型が姿を消し、全て原子力艦になりました。隻数は1隻減って11隻。
水上戦闘艦は期待のDD-21はDDG-1000「ズムウォルト」となりましたが、結局建造は3隻で打ち切りとなりました。しかしホントに3隻建造されるんでしょうかねえ。ひょっとしたら幻で終わってしまうかも・・・。その代わりLCSの建造が快調で、既に1番艦「フリーダム」は就役して太平洋艦隊に配備済みです。それにしてもこのLCSというのは不思議な艦ですねえ。ステルス、常識破りの高速艦。それはわかるのですが、武装が艦載機の他は57mm砲とRAM発射機のみ。なんだかなあ・・・。
新しい揚陸艦として「アメリカ」級なるものが登場してきました。揚陸艦とはいっても、もう殆ど軽空母です。ステルス揚陸艦サン・アントニオ級も5隻が就役済みです。
航空戦力については、まず無人機を空母に搭載する話が出てきました。SFの世界にまた一歩近づいた感じです。F-35は相変わらず実用前の段階ですが、MV-22はIOCを獲得しました。細かい話ですが、SH-60系のヘリがMH-60系に名称変更されました。

とまあこんな感じで10年間におけるアメリカ海軍を振り返ってみました。国際社会が激動していますが、アメリカ海軍も激動している、のかな?。

イメージ 1

先日、クロノーツさんに発注していたゲームが到着しました。
GMTが3作品、残りひとつがコマンド誌です。順番に紹介していきます。


The Caucasus Campaign(GMT)

先日YSGAさんへ遊びに行った時に紹介された作品です。
あの高名なMark Simonitch氏がデザインした作品ということで、後先考えずに購入してしまいました。

マップ左上にはロストフ、中央下にはトビリシが位置し、現在で言う所のロシア南部からグルジア地方がマップに収められています。
ユニットは師団単位で、赤軍の歩兵師団の1ユニット1個師団です。他に独立戦車旅団が両軍に数個

評判によるとそれほど難しいゲームではないとのことですが、英軍ルールブック計17ページはそれなりのボリュームです。ただ巻末に第1~2ターンのプレイの例がカラーイラストで紹介されているのは親切です。


さて、次に登場する作品は何でしょうか。ヒントは「プレイする機会がなさそうな作品」です。



↑このページのトップヘ