かつて南海電鉄貴志川線と呼ばれていた路線がありました。
JR和歌山駅と貴志駅を結ぶ14.3kmのローカル線です。
一応南海電鉄の1路線ですが、他の南海路線と全く接続していない点が少し特異な路線でした。
JR和歌山駅と貴志駅を結ぶ14.3kmのローカル線です。
一応南海電鉄の1路線ですが、他の南海路線と全く接続していない点が少し特異な路線でした。
2006年に南海電鉄が貴志川線を廃止。後を引き継ぐ形で和歌山電鐵が同年4月1日から和歌山駅、貴志駅の営業を開始。それ以来和歌山電鐵による営業運転が続けられています。
今回、その和歌山電鐵貴志川線に乗りに行きました。
今回、その和歌山電鐵貴志川線に乗りに行きました。
諸般の事情があって和歌山駅到着は午後4時半頃。1日乗車券(\650)を買い、和歌山、貴志間を往復してきました。ローカル線なので1時間ぐらいで往復できるかな、と、思っていたのですが、意外と時間がかかりました。トータルで2時間ほどはかかったと記憶しております。
沿線は都市化された田園風景。特筆するようなものはありません。所々で桜がチラホラ咲いていましたが、まだ満開には程遠いようです。
和歌山電鉄の車両は南海電鉄時代のものがそのまま使われていますが、一部面白い車両があります。その1つが「おもちゃ列車」。外装は赤を中心とした派手な色合いになり、内装はメルヘンチックなものになっています。JR九州の特急列車「ソニック」を彷彿させる内装でした。味気ない通勤車両も、このように様変わりすると、全く別の車両のようになるので不思議です。
後で知ったのですが、和歌山電鐵の車両デザインを担当しているのは、水戸岡鋭治さん。水戸岡さんといえば、九州新幹線をはじめ、特急「ソニック」や旧特急「つばめ」といったJR九州の特急列車をデザインした方として知られています。「おもちゃ列車」の内装が「ソニック」に似ているのも、そう考えると当たり前なのかも。
後で知ったのですが、和歌山電鐵の車両デザインを担当しているのは、水戸岡鋭治さん。水戸岡さんといえば、九州新幹線をはじめ、特急「ソニック」や旧特急「つばめ」といったJR九州の特急列車をデザインした方として知られています。「おもちゃ列車」の内装が「ソニック」に似ているのも、そう考えると当たり前なのかも。