もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2012年03月

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

Paths of Gloryについては以前に紹介したことがあります。第1次世界大戦テーマにしたCDS(カードドリブンシステム)ゲームです。この度、VASSALを使って全20ターンをソロプレイしてみました。

ルール間違いだらけで戦略的にも穴だらけなので詳細は省略しましたが、全体をプレイするとちゃんとWW1っぽい展開になるので驚きました。初期の電撃戦から西部戦線はすぐに膠着し、東部戦線ではロシアがドイツ軍に押しまくられてそのうち革命勃発。地中海戦線で細かい動きがあった後に米軍が参戦。最終段階は西部戦線で一大決戦、という感じになりました。
VP的には中欧軍の優勢勝ちになりましたが、連合軍にも十分に勝機がありそうです。

全20ターンでプレイ時間は約20時間でした。ソロプレイは対人戦よりも時間がかかる傾向があるので、対人戦では10~15時間ぐらいでしょうか。1日例会でキャンペーンを終えるのはギリギリぐらいかなぁ。

次回はもう少し詳細なプレイ記録を紹介したいです。


イメージ 1

ラーメンを食べた後、駅から歩いて7分程の所にある「斜陽館」を訪ねてみた。
「斜陽館」といえば、昭和初期の文学者太宰治の生家を再現したもので、終戦後は旅館「斜陽館」として営業されていたものを、1996年に太宰治の記念館として再建したものである。
館内は大正から昭和初期における津島家(太宰治の実家)が再現されている他、太宰治の著書や外国語に翻訳された太宰作品等、太宰治という文学者の概要を理解できるような造りになっている。
館内をぐるっと回って所要時間は30分弱といった所であった。

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 1

青森県にはローカル私鉄が多い。青森~目時間121.9kmを走る青い森鉄道、三沢~十和市間14.7kmを走る十和田観光鉄道、弘前中央~大鰐間13.9kmを走る弘南鉄道大鰐線、弘前~黒石間16.8kmを走る弘南鉄道弘南線、そして五所川原~津軽中里間20.7kmを走る津軽鉄道だ。
今回紹介する「ぽっぽ屋」は、その中の津軽鉄道の駅である金木駅に併設された食堂である。
もの珍しいので「しじみラーメン」\750を注文。塩ラーメンだが中にしじみがドッサリ入っている。だからなんだという訳でもないが、味は悪くない。
津軽平野の真ん中、こんなラーメンも悪くないかな、と思う。

お奨め度★★★

イメージ 2


イメージ 3

イメージ 1

図説、21世紀のアメリカ海軍-新型空母と海上基地

河津幸英 アリアドネ企画

河津氏といえば、「湾岸戦争大戦車戦」(上下)、「湾岸戦争データファイル」等といった湾岸戦争ものが面白い。その流れで河津氏が将来の米海軍についてどのような評価を下したかについて知りたくなって本書を手にとってみた。
結論から書けば「あまり面白くない」。
確かにシーパワー21の基本的な概念やシーベース、シーシールド、シーストライクといった概念、それを具現化する各種兵器の説明は平凡だが正鵠を射ている。ただその説明内容が「米海軍の広報そのもの」といった感が強く、筆者の独自性が感じられない。極端な話、US NavyのWebページをそのまま訳出しした感じすら受けてしまう。もう少し筆者の独自性を見たかっただけに、その点は些か残念だ。

お奨め度★★★

イメージ 1

ソフトウェアでビジネスに勝つ

ワッツ・S・ハンフリー著 富野壽訳 共立出版

著者のワッツ・S・ハンフリー(W.S.Humphrey)はCMMの創始者であり、PSP(Personal Software Process)、TSP(Team Software Process)を作り上げた人物である。本書は、ソフトウェアプロジェクトを成功させるためのノウハウを記した著作であるが、筆者の主張はそれだけではない。筆者はソフトウェアプロジェクトの成否がビジネスの成否を左右するとしている。読者は本書に記されたIBM社とMicrosoft社の歴史を読んで筆者の主張に納得するであろう。
本書はソフトウェアプロジェクトを成功させる秘訣として、TSPの導入を勧めている。なるほどTSPを導入できればソフトウェアプロセスを改善させることはできるだろう。しかし現在の日本における状況を考えると、一般企業でTSPを導入することは現実的な解ではない。
では、本書が現在の日本では無価値か、というと、決してそうではない。
本書はソフトウェアプロジェクトがなぜ失敗するのか、なぜ品質を重視しなければならないのか、良いソフトウェアプロジェクトとは何か、そういった疑問に答えてくれる。本書のターゲットは一般企業の上級管理者だが、日本ではむしろソフトウェアエンジニアやその管理者達に読んでほしい作品である。

お奨め度★★★★★

↑このページのトップヘ