もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2012年03月

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前回紹介したシナリオ4「クルセーダー作戦」に引き続き、「レジェンド・ビギンズ」の別のシナリオを試してみることにしました。選んだのはシナリオ3「ロンメル登場」。1941年3月末から同年6月終了までを扱ったシナリオで、ロンメルによる最初の攻勢と、それに対する英軍の反撃を描きます。

筆者は枢軸軍を担当しました。


41年3月後半

イメージ 12このTurnは枢軸軍の移動・攻撃のみである。枢軸軍の主力は独第5軽機甲師団、伊アリエテ機甲師団はメルサ・ブレガ(1909)に陣地を構える英軍機械化歩兵大隊その他を攻撃。これを撃破した。
幸先の良い出だしである。

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41年4月前半

イメージ 13先手を取った枢軸軍はバルディア街道を守る英第2機甲師団を包囲攻撃。退路を断たれた英軍機甲師団は文字通り壊滅した。さらに幸先の良い出だしである。
後手に立った英軍はベンガジ(3222)まで後退。ベンガジの港湾施設を爆破し、独軍の進撃を妨害する。
枢軸軍は足の遅いイタリア軍でベンガジを包囲、独機甲部隊はキレナイカの奥地にまで進出する。
先頭を進む独第5軽機甲師団はメキリ(3226)を守るインド軍第3自動車化旅団と交戦。これを撃破した後、デルナ(3728)の港湾、Martuba(3529)の飛行場を制圧した。
ベンガジ方面では、ベンガジを守るオーストラリア歩兵旅団をイタリア軍が包囲し、数に物を言わせてここを占領していた。
英軍はトブルク、バルディア方面に後退。同方面で防衛態勢に入る。

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41年4月後半

イメージ 14枢軸軍はトブルクに向けて急進する。英軍はトブルク(3138)、バルディア(2846)方面に撤退。守りを固める。またエル・アデム(2838)、ビルエルグビ(2538)、フォート・マデレナ(2244)、リビアン・オマール(2444)、フォート・カプツォ(2645)等に陣地を築き、エジプトへ向けたロンメル軍団の進撃を阻まんとする。
トブルク周辺に到達した枢軸軍は、アリエテ機甲師団を主体とする部隊でエル・アデムを攻撃。兵力では枢軸軍が優位に立っていたが、イタリア兵の戦意は振るわず攻撃は失敗に終わった。

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41年5月前半

イメージ 15ベンガジ港では英軍の爆破工作に対し、枢軸軍による復旧作業が進められている。この時点で港湾機能は約半分まで回復していたが、あと少し辛抱する必要がある。
英軍はエル・アデムで包囲下にある友軍を救うべくトブルク要塞内部から反撃を開始した。しかし独軍偵察部隊の頑強な抵抗にあい反撃は失敗。エル・アデムは伊アリエテ機甲師団その他の攻撃を受けて陥落した。
勢いに乗る枢軸軍はトブルク要塞地帯の包囲を進める一方、足の速い快速部隊をエジプト国境に向けて進発させる。国境付近で英軍が築いたフォート・カプッツォの陣地に対して独伊の快速部隊が強襲攻撃を仕掛けたが、陣地を守るマチルダ重戦車大隊とインド歩兵旅団の抵抗にあって攻撃は失敗に終わってしまう。
脆弱な側面を晒したアリエテ師団に対し、英機甲旅団が襲いかかる。航空部隊の支援を受けて英軍の最初の攻撃には耐えたアリエテ師団であったが、引き続いて行われた英機甲旅団の第2次攻撃には耐えられず後退を余儀なくされてしまう。この戦いでアリエテ師団は兵力の半数以上を失い、以後その回復に多大な時間を要することになる。
海ではマルタ島を基地とする英艦隊が猛威を振るっていた。枢軸軍期待の増援である独第15機甲師団の戦車大隊は、海上でその戦力の1/3を失い、補給物資や増援部隊も次々と撃沈されてしまう。

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41年5月後半

イメージ 17マルタ島に英軍の増援部隊が到着(資源ポイント3点を使った)。地中海は枢軸軍にとってさらに険しい海となった。その状況下で枢軸軍は虎の子である独第15機甲師団の戦車大隊をアフリカ大陸に送り込むべく、イタリア艦隊の有力部隊を護衛につけてマルタ島前面の強行突破作戦を試みた。果たせるかな彼らは英偵察機の発見する所となり、空中と海上から激しい攻撃を受けることになったが、イタリア艦隊の護衛が功を奏し、1隻も失うことなくベンガジ港に到着した。度重なる消耗戦で戦車兵力に大損害を被っていた枢軸軍にとっては有難い増援部隊である。
先ほどのTurn、英軍の攻撃を受けて大損害を被った伊アリエテ師団はトブルク周辺にまで後退。独軍の機甲師団も同じくトブルク付近にまで後退する。
増援部隊等によってある程度戦力を回復したドイツ軍機甲部隊は反撃を開始した。リビアン・オマール、フォート・カプッツォの中間地帯に展開していたインド第3自動車化旅団とマチルダ重戦車大隊のスタックをドイツ軍2個機甲師団が攻撃する。空軍の支援もあって独軍の攻撃は成功。突破に成功した独機甲師団はハルファヤ峠(2545)を制圧した。

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41年6月前半

イメージ 16英軍が大々的な反撃作戦を行ってきた。「バトルアクス作戦」。機甲兵力を中心とした機動部隊による側面攻撃とトブルクからの突出攻撃である。まず機甲兵力による機動作戦は内陸部を大きく迂回し、後方で警戒に当たっていた独偵察部隊と交戦してこれを撃破した。さらに敵中を突破してきた英偵察大隊はその高速を利して後方撹乱を実施。トラック部隊を撃破した後、さらに英偵察大隊はドイツ軍の飛行場攻撃にも向かったが、飛行場を急きょ発進したBf-110戦闘爆撃機の近接航空支援によって辛くもこれを撃退した。
英軍機甲部隊(第2機甲師団他)はリビアン・オマール南部に布陣していた独第5軽機甲師団を包囲攻撃。しかし空軍力の差異や戦車性能の違いによって英軍の攻撃は失敗。直ちに駆けつけた独第15機甲師団と第15機甲師団が英第2機甲師団を攻撃し、これを撃破していた。

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英軍の攻勢

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独軍の反撃


41年6月後半

イメージ 18最終Turnである。先手を取った枢軸軍は先ほどから恨み重なる英機甲部隊を捕捉した。第2機甲師団や第22機甲旅団が撃破されていく。ただし本命の英機甲師団撃破に時間を取られてしまったため、その後に実施される予定であった独機甲部隊による海岸道路の大突破は実施
バルディアでは先の損害から戦力を回復した伊アリエテ師団が中心となって総攻撃を開始。海からイタリア艦隊の艦砲射撃などの支援があって、バルディアを占領した。

この時点でゲーム終了となった。

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結果

イメージ 19結果的には目標ヘクス3ヵ所のうち、ベンガジ、バルディアを枢軸軍が占領。トブルク、シディ・バラニ、メルサ・マトルーは英軍が支配していた。そのうちトブルクは陸上連絡線が切られているためカウントされず、両軍とも3ヶ所以上の目標ヘクス支配を達成できなかったため引き分けとなった。
最終Turnにシディ・バラニを占領できれば勝利条件を達成できたのだが、そういった意味では悔しい引き分けであった。

感想

イメージ 20プレイ時間はセットアップ含めて8時間ほどでした。ただし今回はシナリオに使うユニットを予め分離整理していたため、セットアップ時間を節約できたという事情もあります。もし準備なしでいきなりセットアップから始めていれば、さらに30~60分ぐらいプレイ時間が延びる可能性がありました。
前回紹介した「クルセーダー作戦」に比べてターン数が2倍近くになっていますが、プレイ時間はほぼ同じぐらいでした。ユニット数が少なめであることや、補給物資の制約等によって攻撃の機会があまり多くなく、そういった意味では意外とサクサク進めることができます。

ゲームとしては非常に面白い作品です。「クルセーダー作戦」はどちらかといえばガチンコ勝負ですが、こちらは機動戦あり、陣地戦あり、包囲戦あり。海上輸送や補給遮断戦等も適度にスパイスとして効いています。細かいルールが多いので一見すると取っ付き難そうに思えるのですが、プレイしてみるとそれほど複雑ではなく、概要を理解できればあとはサクサク進めることができます。

プレイ時間の関係上キャンペーンシナリオをプレイするのはちょっと難しいとは思いますが、シナリオでも十分に楽しめる作品であることは確かです。唯一の難点は国際通信社の日本語版がやや不出来な事。エラッタも発表されていますが、十分ではなく、シナリオの中にもいくつか間違いがあるようです(この当たり、国際通信社にはより積極的なサポートが望まれる所です)。

問題点はあるものの、本作が現時点で入手可能な北アフリカ戦キャンペーンゲームの最高峰の一つであることは間違いありません。この機会により多くの人が本作の魅力を感じて頂ければ、と思います。

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美瑛の名物料理は「美瑛ラーメン」と「カレーうどん」だそうです。
そんなの数年前までは聞いたこともありませんでしたが・・・・。
そこで美瑛名物を食しようと思って美瑛市内にあるファミリーレストランに行ってみました。
ファミレスといっても都会で見るような大きなものではなく、比較的こじんまりとした店でした。

カレーうどんとカツのセット\830を注文。カレーはどちらかといえば円やかな感じです。関西風のやや毒々しい味を期待した私にとってはやや拍子抜けした感じです。カツは旨かったです。

お奨め度★★★

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YSGAの例会に参加しました。
下名は前回の引き続いて「レジェンド・ビギンズ」をプレイ。
その経過と結果はいずれ報告します。

他に気になったゲームをいくつか紹介します。

Red Army(GDW)

1944年バグラチオン作戦を再現したゲーム。1980年代にGDW社から出版され、日本でも和訳付きで販売されていました。1980年代後半のウォーゲーム叩き売り時代には叩き売りされている定番ゲームの1つでしたが、幸か不幸か実物を見るのは初めてです。
プレイした人の話では、それなりに面白いゲームとのこと。ただ全18Turnの標準シナリオを完遂するには2日ぐらいかかりそう。

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5th Corps(SPI)

1980年代に想定される東西対決ゲーム。フルダ渓谷に進攻したソ連第8親衛戦車軍と米第5軍団の戦いを描いた作品です。SPI社からセントラルフロントシリーズと命名された作品群の第1弾で、10作品の出版が予定されていましたが、SPI社から2作品、他社から2作品の計4作品が発表された(ように思います)。
今回はオリジナルルールではなく、VG社のFlash Point Golanのルールを応用した改良型とのことでした。

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マンシュタイン最後の戦い(GJ)

今年の3月に出版された最新のゲーム。名作「激闘マンシュタイン軍集団」のシステムを用いて1943年後半~1944年初頭のウクライナにおける独ソ両軍の戦いを描きます。今回は2回程プレイされており、独ソ両軍が1勝1敗とのことでした。

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GTSシリーズ(MMP)

マーケットガーデンを中隊規模で描いたビックゲーム。The Devil's CauldronとWhen Egales Dareの2作品が発表されています。下名もWhen Eagles Dareを購入しましたが、コンポーネントの巨大さ、ルールの多さに圧倒され、未だプレイには漕ぎつけていません。プレイした人の話によれば、ルールシステムそのものは意外な程シンプルで、その場で口頭説明受けただけでもプレイが可能とのこと。機会を見つけてチャレンジしたい作品です。

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他にはマルチゲーム、南北戦争の作戦級、ナポレオニックゲーム、戦国時代のマルチゲーム等がプレイされていました。

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「雪風ハ沈マズ」

豊田穣 光人社NF文庫

タイトル通り「幸運艦」と呼ばれていた駆逐艦「雪風」に関する戦記である。開戦当初のフィリピン戦から始まり、スラバヤ沖海戦、ミッドウェー海戦、ソロモン海戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、坊ケ崎海戦等、「雪風」が参加したほぼ全ての海戦を網羅している。「雪風」の戦記については、既に伊藤正徳氏が「連合艦隊の栄光」の中で触れているが、本書はより新しい作品だけに、戦史叢書等で得られた当時の新しい知見が盛り込まれている。また本書は豊田氏が海兵68期出身者であることを生かし、旧海軍関係者から豊富な取材を行っている点に特徴がある。現場を体験した生の声が収録されているという点では、本書は貴重だ。

お奨め度★★★

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晴れた日に美瑛を回った時の写真は既に紹介しましたが、続いて十勝岳連峰の写真を紹介します。
上富良野の街から車で15kmほど走ると、そこは十勝岳連峰の中腹部にある吹上温泉、十勝岳温泉に到着します。これらの温泉は冬場も営業しており、冬場に山スキーを楽しむスキーヤー達にとって憩いの場所となっています。またこれらの温泉地を中心に十勝岳連峰に入っていくと、素晴らしい景観に出会えます。
今回は十勝岳連峰の雪景色を紹介します。


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