もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2012年09月

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日光白根山は、群馬県と栃木県の県境に位置する標高2577mの火山です。
麓の丸沼高原からは標高2000m付近までロープウェーが通じており、ロープウェーを使えば比較的容易に山頂にたどり着くことができます。
この週末に日光白根山に登ってきました。以下はそのレポートです。

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ロープウェー乗り場

丸沼高原に着いたのは0830。そこからロープウェーに乗って一気に標高2000mへ。ズルをしたような罪悪感を少し覚えますが、文明の利器は使わないと・・・。とはいえ、標高2000m地点から標高2577mの白根山山頂までは歩いて登らなければいけません。さぁ、頑張りましょう。

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ロープウェー山頂駅付近にある足湯


歩くこと2時間半で山頂に到着。今回はノンビリ登山だったのでコースタイムを少しオーバーしてしまいました。まあ良いでしょう。急ぐ旅でもあるまいし。山頂から見る景観は絶景です。眼下の紅葉はまだ進んでいませんが、それでも所々で色が着いています。

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登り途中で見た紅葉

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白根山頂に向かう最後の登り

山頂で1時間ほどノンビリ。その間昼寝等もしました。それから下山。下山路は登りと少しコースを変えました。途中で弥陀ヶ池近くを通り、紅葉をパチリ。まだまだの感はありますが、それでもすこしづつ色づいてきています。

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白根山頂にから見た五色沼

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山頂付近からロープウェー駅方向を見る

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下り途中で見た紅葉

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弥陀ヶ池近くの紅葉

ロープウェー駅に戻ってきたのは1430頃。山頂での昼寝等も含めて6時間弱の山旅でした。危険箇所は少なく、極端な急登もないので登りやすい山でした。

ウィキペディアによると、ガンダムの総監督の富野由悠季氏は、
「ホワイトベース対宇宙戦艦ヤマト、どちらが強いか?」
という質問に対し、
「波動砲さえかわせばホワイトベースが強い」
と答えたそうです。

しかし・・・。

そもそも基本となるテクノロジーレベルが違い過ぎるような気がするのですが・・・。
片や恒星間航行を基本とする宇宙戦艦。
片や惑星間航行すら覚束ない強襲揚陸艦。

イージス巡洋艦と織田信長の鉄甲船でどちらが強いか、と言っているようなもので、勝負にならないような気がしますが・・・。

まぁ、どっちでも良い話ですが・・。

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久しぶりにThe Caucasus Campaignをプレイしました。対人戦で下名は枢軸軍を担当しました。

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1Turn

イメージ 17国境地帯を攻撃。装甲2ステップ、山岳兵1ステップを失う。戦果は6ユニット撃破。うーん・・・。何だか冴えないなぁ。Salsk(1430)占領。先鋒だる第5SS装甲擲弾兵師団(7-8-6)はTikhoretsk(1733)に隣接する。

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2Turn

イメージ 18装甲部隊の先鋒は、重要拠点であるマイコプ(Maikop 2234)に隣接する。しかしマイコプに対する攻撃は移動力不足のため実施できない。ソ連軍は西部戦線に兵力を集中し、東部戦線はガラ空き状態である。東部戦線がチャンスか・・・?。

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3Turn

イメージ 19装甲部隊を主力とする攻撃によりマイコプ陥落。引き続いて装甲部隊をクラスノドノール(Krasnodar 2307)へ向ける。さすがに重要拠点であるクラスノドノールはソ連軍の守りが固いので包囲するに留める。次ターン陥落を狙う。孤立消耗を期待したが、都市修正のため全く損耗しなかったのは残念である。

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4Turn

クラスノドノール陥落。包囲下1-1攻撃が包囲と航空支援で3-1に上昇。結果はA1/DR。ソ連側が「断固たる防御」ダイス判定に失敗し(成功率2/3)、クラスノドノールを奪取した。ラッキー。

5Turn

装甲部隊によりタマン(Taman 1943)を攻撃するもソ連軍の巧みな防衛戦に阻まれて前進捗らず。装甲兵力を湿地につぎ込むのは愚の骨頂か・・・。

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6Turn

タマン陥落。ようやくブリュヒャー戦隊(計2個師団)が登場する。さて、次はどこを攻めるか・・・。

7Turn

イメージ 20悪天候。ノボロシスク(Novorossiysk 2247)への低比率攻撃開始。マイコプからツァプセ(Tuapse 2337)へ向けた山道でもドイツエリート歩兵を継ぎ込んだ攻撃を行う。地形の影響により比率が上がらず低比率攻撃多発。攻撃部隊が次々とステップロスする。それでも攻撃を止める訳にはいかない。

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8Turn

イメージ 21ノボロシスク、ツァプセ方面への強襲続行。1-1~2-1攻撃を計6回(2インパルス分)実施する。ステップロス多発。それでもノボロシスクのソ連軍守備隊は少しずつ消耗していく。
同じ頃、装甲兵力主力をグロズヌィ(Grozny 2819)方面へ移動させる。

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9Turn

ノボロシスク陥落。実際にはソ連軍が消耗に耐えかねてノボロシスクを放棄したのが実情。
グロズヌィ方面では、装甲部隊がBaksan川を渡河。Natchik(2724)の背後に回り込む。Natchik占領。

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10Turn

グロズヌィ方面では、テレク川(Terek R.)渡河。グロズヌィに向けた最後の攻勢を進める。

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11Turn

悪天候。このTURNは大きな動きを行わず補充優先で部隊の回復に努める。装甲2ステップを一気に回復させた。ヒトラー総統さまさまである。
黒海沿岸は少しづつ前進。

12Turn

イメージ 22またもや悪天候。グロズヌィ方面では、ジョージア軍事高速道路入口であるOrdzhonikidze(2921)に向けた攻撃を開始する。Ordzhonikidze攻撃の起点となるBeslam(2822)を装甲攻撃により占領した。
黒海沿岸では相変わらず1-1の低比率攻撃は続いている。ツァプセまであと2ヘクス。

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13Turn

またもや悪天候。グロズヌィ方面では、攻撃目標をOrdzhonikidzeからグロズヌィ方に切り替えて乾坤一擲の4-1攻撃を行う。リヒトホーフェン第8航空軍団を継ぎ込んで6-1にしてA1/D1の結果を得たが、死守に成功されて突破できず。この時点で勝負ついた感あり。

14Turn

イメージ 23またもや悪天候。4Turn連続悪天候ではどうしようもない(ちなみに悪天候になる確率は1/3)。この時点でグロズヌイ陥落の可能性が消えたので勝利の目は消えた。ツァプセも無理。この時点で枢軸側勝利の可能性がなくなったのでゲーム終了となった。

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結果

イメージ 24枢軸軍の獲得したVPは14VPで、勝利ラインである18VPには4VP足らなかった。あと獲得の可能性があった場所としては、グロズヌィ(3VP)、ツァプセ(2VP)、Ordzhonikidze(1VP)で、グロズヌィを含めて2個所占領する必要があった。グロズヌィだけなら(確率的には十分とは言えないにしても)陥落させる可能性はあったが、2個所とすれば結構厳しい。そう考えると、今回争点にはならなかった場所にも目を向ける必要があった。候補としてはElista(1522)。枢軸軍としては主攻撃軸から外れるので部隊を分派させたくない気持ちで無視してきたが、逆にElista方面から出撃してくるソ連軍騎兵部隊がしばしば枢軸軍主補給線を脅かしてきて、それに対する警戒部隊を数部隊配置せざるを得なかったのが実情。警戒部隊を配置するぐらいなら、それをElista攻略に向けておけばよかったと後悔した次第である。

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イメージ 20今回の反省点は前半戦の攻め口にもう少し上手な攻め方があったのではなかったか、という点。久しぶりのゲームなのでかなり不効率な攻撃であった点は否めない。マイコプ陥落第3Turn、クラスノドノール陥落第4Turn、タマン陥落第6Turn。このあたりまでが前半戦だが、クラスノドノールは出目によってはもっと苦戦した可能性があるし、タマンも含めて1Turn程度遅れる可能性があった。そうなれば全体スケジュールはもっと遅れ、場合によってはサドンデス負けを食らった可能性すら否定できない。

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イメージ 19対戦相手の守り方は見事だったが、それでも初期には兵力不足であったため攻め口はあったかもしれない。後で記録写真を見直してみたが、初期はグロズヌィ方面は手薄であり、突け入る隙はあったように思う。こちらは装甲部隊の転進が遅きに失した感がある。クラスドノールを陥落させた後は、この後は歩兵に任せ、主力の装甲部隊をグロズヌィ方面に回すべきだったのかもしれない。
いずれにしても兵力配分に戦略眼を欠いていた事、そのために無駄な動きが多かったことは否めない。戦略方針を明確化し、再度挑戦してみたい。

プレイ時間は6~7時間程度であった。対戦相手の方は慣れていたのでサクサク進み、下名が長考して時間を取ってしまった。熟練者同士ならもっとスピードアップの可能性があるが、逆に不慣れな者同士ならもっと時間がかかっただろう。ただ6~7時間というのは概ね妥当な数値ではないかと思う。

ゲームバランスについては、負けた側が偉そうなことは言えないが、それなりに良好ではないかと思った。グロズヌィが陥落するかどうかがキーになるが、枢軸軍が早い間にグロズヌィ方面に手を出しておけば、これを陥落させることは必ずしも不可能ではない。あるいは黒海沿岸で攻勢を取り、ツァプセからソチ(Sochi 2735)、スフミ(Sukhumi 3032)といったラインも可能性がある。先に書いたElistaも有効。いずれにしてもある程度慣れたプレイヤー同士なら最終TURNまで勝敗の決着がつかず、スリリングな展開が楽しめる好ゲームだと感じた。

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テーマがマイナーなだけにプレイされる機会が必ずしも多いとは言えない作品だが、1日あれば楽にキャンペーンを終えられる手軽さや駒数の少なさ、機動戦から山岳戦、要塞戦と様々な局面が楽しめるプレイバリュー等、見所の多い作品である。

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かつて、ソロプレイで紹介したThe Third World War(GDW)のキャンペーンシナリオを、今度は対人戦でプレイしてみました。参加人数は5名。その布陣は以下の通りです。

プレイヤー1:WP軍中欧・北欧方面を担当(筆者)
プレイヤー2:WP軍中欧・南西方面を担当
プレイヤー3:WP軍バルカン方面を担当
プレイヤー4:NATO軍中欧方面を担当
プレイヤー5:NATO軍北欧・南西・バルカン方面を担当

プレイ時間はセットアップを含めて約10時間。それでも2TURNまでしか進みませんでした。
今回は練習戦ということだったので細かい展開は省略します。参加して頂いた皆様にはそれぞれ反省点、期する点があろうかと思いますので、それは次回の対戦に生かして頂ければ・・・、と思います。

下名はWP軍中欧方面を担当したのですが、良かった点、上手く行かなかった点がいくつかありました。
良かった点は曲がりなりにもルール工業地帯を制圧し、OMG(作戦機動群)を1つがライン川を突破し、フランス領内にまで進出したこと(そのOMGがPOMCUSを撃破したのはオマケとしても・・・)。逆に上手く行かなかった点は低地諸国の制圧が予定通りに行かなかったこと。特にオランダ、ベルギー領内には殆ど踏み込めませんでした。また米軍重師団を完全撃破できるチャンスが2~3度ほどあったのですが、出目に恵まれず完全撃破を達成できませんでした。残念です。

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ルール面でも新しい発見がありました。
前回のソロプレイでは気づかなかったのですが、連結キャンペーンの場合、WP軍戦略予備は自由に投入できるのですね。気づきませんでした。MiG-29 1ユニットを追加投入できるのが結構大きく、その分Su-24 1ユニットを滑走路破壊任務に回すことができるようになります。Tu-160、Tu-22M、Su-24、Su-20で対地打撃力合計15。対空砲火の損害を無視すれば、滑走路破壊2~3個、クレーター5個前後が期待できます。上手く行けば、第2TurnにもWP軍が引き続いて制空権を握り続ける可能性も否定できません。

プレイ後にプレイヤー間で意見交換会を行ったのですが、空輸、空挺が自由すぎるのではないか、という意見が出ました。連結ゲームでは両軍とも膨大な空輸ポイントが使用可能な上、空輸作戦の制約が少ないため、比較的容易に「空の架け橋」が実現できます。ペルシャンガルフで導入された空輸に対する迎撃ルールを採用しても、その傾向は変わりません。そこでメンバー間で話し合った結果、下記のようなルールが良いのではないか、という結論に至りました。ちなみに下記のルールは北欧、中欧、南欧の連結キャンペーンで適用されるものとします。

(1) 空輸ポイントについての制約は、軍全体ではなく、空域毎に適用されるものとします。
(2) 各空域で使用可能な空輸ポイントは下記の通りです。なお数値の意味は、両陣営がターン毎に使用可能な上限とします。
  北方空域(WP/NATO):4/1
  西方空域(WP/NATO):15/10
  南西空域及びバルカン空域の合計(WP/NATO):12/4
(3) 複数の空域にまたがって空輸を行う場合、使用する空輸ポイントは目的地の空域のものを使用します。

如何でしょうか。




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国鉄士幌線は、1925年~87年まで約60年間営業運転を続けていた路線です。最盛期は帯広から十勝三俣まで78.3kmを結び、途中15の駅がありました(起終点含む)。

士幌線は営業を終えてから既に四半世紀の月日が流れましたが、今でもその沿線には往時を偲ばせる遺構のようなものがたくさん残っています。そこで今回北海道に行く機会を利用していくつか訪ねてみました。

1.幌加駅

国鉄士幌線の幌加駅を再現したものです。
後に紹介する糠平駅や士幌駅が車両込みの再現/保存なのに対し、こちらは駅のプラットホームと駅名のみでした。

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2.糠平駅

旧糠平駅周辺は綺麗に整備され、駅近くには士幌線の記念館が残っています。入館料\100のささやかな記念館ですが、士幌線が走っていた往時を思い起こすことができます。
駅は少しだけ復元され、古い車両と腕木式の信号機があります。また線路を使った簡易トロッコ車両も運転されており、安価な料金でトロッコ車両の運転をすることができます。

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3.第三音更川橋梁

国道274号線のすぐ横にある橋梁です。士幌線で良く見るアーチ形の橋梁です。すぐ向こうが元小屋ダムのダム湖になっており、真下が泉翠峡の渓流。紅葉時期はさぞ綺麗でしょうね。

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4.士幌駅

かつての士幌駅をそのままの形で残したものです。
古い駅があるだけで他には何もないのですが、そのシンプルさが鉄心を擽ります。ゴチャゴチャした説明よりも、車両と駅舎が残っているのが一番良いですね。

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