もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2013年04月

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最近、機会があれば出かけるようにしている春のゲムマですが、今年も行きました。
例年は浅草の方で開催しているのですが、今年はビックサイト。浅草に比べると交通の便が少し悪く、駅から会場までが少し遠い希ガス。

ゴールデンウィークの日曜日。ビックサイトでは複数のイベントが開催されているようで、会場の外は黒山の人だかり。長蛇の列ができていました。
「こんなに並ぶのはたまらん」
と思いつつ、兎にも角にも会場の中に入っていくと、「ゲームマーケット最後尾はこちら」という看板と共に、100人ぐらいの待ち行列発見。
「まあこれくらいならすぐ入れそうだ」
と胸をなで下ろしつつ待ち行列に加わる。

会場に入っていくとさすがに人が多い。例年通り大きいブース、小さいブースがあり、同人ウォーゲーム関係のブースもいくつかありました。
サンセットさんとかTDFさんとかのブースを回った後、埼玉オフラインさんの体験コーナーで早速新作ゲームを2作ほどプレイしてみました。

Battle of the Eastern Solomons

ソロモン諸島のマップを見た時、一瞬ta○○baさんのゲームか、と錯覚しましたが、違いました。
テーマは空母戦ですが、デザイナーは別の方です。
このゲームは索敵システムが独特で、4つに区切られた存在エリアのどこに自軍空母艦隊がいるかをカードでプロットし、それを言い当てることによって索敵の成否を判定しています。一見するとただの当てずっぽうゲームのようにも思えますが、存在カードの選び方に一定の制約があるので、時間が経過するにつれて相手の位置は読めるようになっています。その他空戦、対空戦、対艦戦のルールはオーソドックスで、注目の零戦vsF4Fは優劣なし。テーマが2次ソロモンなので、ま、そんなところでしょう。ただ搭載機数が日本空母6ユニット、米空母5ユニットなので、1ユニット当たりの実機数は米軍の方が多い計算になります(日本軍は9~12機、米軍は15~18機)。とすれば、1機当たりの評価は日本機の方が強いということになりますが・・・。
体験プレイでは日本軍を担当。サラトガ撃沈、エンプラ大破に対し、当方は翔鶴、瑞鶴共に大破。僅差でしたが、勝利できました。プレイ時間1時間弱程度で手軽にプレイできる空母戦ゲームとして評価したいです。

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トブルク強襲1942

トブルク戦といっても1941年のクルセイダー作戦ではなく、1942年のガザラ攻防戦を扱ったゲームです。1ユニットが旅団から師団規模のお手軽なゲームで、その場でインストしてもらって早速プレイしました。メイアタック、ZOC停止、ZOC2ZOC禁止という感じで作戦級としてはオーソドックスな作りです。特徴的なのは戦闘の解決方法で、攻防側が戦力分だけダイスを振りあい、1の目が出た数だけヒット数を相手に適用するというものです。この方式は振れ幅が広く、先がなかなか読めない点がスリリング。また防御側もダイスを触れるので、両軍とも楽しめる点も評価したいです。両軍とも戦車部隊が主力となるのですが、戦車部隊のレーティングが6-2-5(攻撃-防御-移動)とか5-3-6とか、かなり攻撃力偏重になっているので、積極的に攻撃に出た方が有利。特に劣勢な英軍側としても、積極的に反撃を指向していけるようになっています。
ドイツ軍を担当して1戦プレイした特にはドイツ軍の勝利に終わりましたが、巷の評価では英軍有利とのことでした。

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その他

業界の著名な方が一同に会する場所なので、色々な方と話が出来て楽しかったです。私は専らギャラリーなのですが、こういったイベントを盛り上げて頂いている方々に感謝しつつ、次回のゲムマにも期待しましょう。

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昨日、とあるゲーム会に参加した際、やりたいゲームが2つ増えた。

Nations in Arms(Compass Games)

懐かしの「War and Peace」型のナポレオニック・キャンペーンらしい。
一応欧州全域がマップに入っている。
今風のゲームらしくカードが入っている。
だけど、エリアマップやP2Pよりも、やっぱりヘクスが良いっす。

A World at War(GMT)

マップ4枚でWW2の欧州戦線と太平洋戦線の両方を再現するキャンペーンゲームである。
戦略級にも関わらず戦艦、空母は全て1ユニットを1隻で再現されている(護衛空母除く)。
本作の特徴は兎に角ルールブックが分厚い。合計200ページ近くもある。しかも全て英文。実際には重複した記述や予め質問も予測して作ったルールブックなので、その分厚くなったらしい。
プレイしてみたい作品である。

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浜松といえば鰻で有名です。
浜松の鰻の中でも人気の高い店が「あつみ」です。
私が行った時も予約なしだったので、席に通されるまで30分ほど待たされました。

上うな丼\4,450を注文。並盛の鰻にさらに飯の間に鰻が入ったものです。
さすがに浜松の鰻は美味しい。
ただ、他の鰻に比べてこの「あつみ」が別格な程旨いかどうかは残念ながら明らかではありませんでした。
多分外れがないのでお奨めできるお店ですが、値段がやや高いのが厳しい所かな。

お奨め度★★★

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Flat Topの練習プレイの後で時間が少しあった。そこで先日基本ルールを読み終えたPanzer(GMT)を試してみることにした。
Panzerは2012年にGMT社から発売された戦車戦ゲームである。1Hex=100m、1Turn=数分で、1ユニットが車両1両、火砲1門、歩兵数名を表す。テーマ的は1943年以降の東部戦線。登場する車両は3号戦車後期型、4号戦車、5号戦車パンター、6号戦車ティーガー、3号突撃砲、マーダー自走対戦車砲、T-34/76中戦車、T-34/85中戦車、JS-2重戦車、SU-76、SU-85、SU-100、SU-122、SU-152といった各種自走砲である。火砲も対戦車砲は一通り揃っている。

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基本ルールでは戦車しか扱っていない。従って基本ルールでプレイできるのは戦車のみが登場するシナリオだ。シナリオ1とシナリオ2がそれに相当する。シナリオ1は4号戦車G型とT-34/76との中隊規模同士の遭遇戦だ。練度ルール等が未適用なので、純粋にハードウェア勝負になるが、装甲厚と足の速さでT-34/76がやや優越している。主砲の性能では4号戦車がやや有利だが、その差も小さい。

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シナリオ2は1944年末期のポーランドでの戦いを扱ったこれまた中隊規模同士の激突である。今回は独軍に5号戦車パンターが登場し、ソ連軍の主力もT-34/85に強化されている。独軍には4号戦車H型も登場するが、こちらは4号G型よりも少しだけ強化された装甲と、G型に輪をかけて鈍足化した車両である。これでは火力面でなんとかソ連戦車に拮抗していたとしても、速度で遠く及ばない。

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プレイしてみての感想は、予想していたよりも遥かに「軽い」ゲームだということだ。
今回も初プレイであるにも関わらず、2時間ほどのプレイ時間で2シナリオをほぼ完遂できたのは驚きである。
上級ルールを導入すれば当然プレイ時間が延びることが予想されるが、それでも早く試してみたいという気持ちが抑えきれない。

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ちょっと古いのですが・・・

世界の艦船 2012年6月号

特集はエセックス級空母。計24隻建造された史上最も数多く建造された正規空母の技術的な特徴と戦歴を紹介している。戦歴については、太平洋戦争のみならず、朝鮮戦争、ベトナム戦争でも活躍している点が興味深い。また上記に関連し、エセックス級空母の近代化改造についても触れている。

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