2014年02月
書籍紹介「Israeli F-4 Phantom2 Aces」
Israeli F-4 Phantom2 Aces
Shlomo Aloni Osprey
イスラエル空軍のF-4戦闘機。彼らがKurnassと呼んだ複座の重戦闘機の活躍を追った著作である。本書は、タイトル通り主に空対空戦闘におけるKurnass部隊の活躍を描いている。しかし卓越した爆弾搭載量を誇るKurnassの主要任務は対地攻撃で、空対空戦闘は二次的任務であった。そのためかkurnass部隊の空対空戦闘における撃墜数は、Mirage3や5等のデルタ翼戦闘機には及ばなかった。それでも第4次中東戦争を通じての撃墜数は85機、対する空対空戦闘による損害は5機のみだったので、キルレシオは17-1に及ぶ。デルタ翼戦闘機のキルレシオが19-1だったので、それにほぼ匹敵する戦果といえる。F-4による戦果はAIM-9Dによるものが一番多く約30機、機関砲による戦果がそれにつづく。AIM-7による戦果はそれほど多くはなく、やはり主役は短距離ミサイルと機関砲というのがイスラエルらしい。イスラエル空軍のファントム隊の活躍について概要を知るには良い著作である。
お奨め度★★★
辻堂の魚料理「伊勢屋」
湘南の美味しい店を紹介します。
その名は「伊勢屋」。魚料理の店です。
ネットでの評判が良いので立ち寄ってみました。
「かんぱち刺定食」という\900の定食を注文しました。
程なくして定食がやってきました。
その名の通りかんぱちの刺身定食。刺身が大きく、食べごたえがありました。
惣菜類も一通り揃っていて大満足です。
その名は「伊勢屋」。魚料理の店です。
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程なくして定食がやってきました。
その名の通りかんぱちの刺身定食。刺身が大きく、食べごたえがありました。
惣菜類も一通り揃っていて大満足です。
辻堂の魚料理「伊勢屋」。お奨めです。
お奨め度★★★★
Next War Korea(GMT)上級シナリオ【第4週前半】
無謀かもしれないが、GMT社の大型現代戦ゲーム"Next War Korea"の上級ルールシナリオに挑戦してみた。選んだシナリオは16.2.3 Tactical Surpriseである。以下はそのレポートである。
前回の展開 --> こちら
1st Special Operations Forces Phase

Air/Naval Phase

2nd Special Operations Forces Phase

1st Strike Phase

引き続いて攻撃本隊が北朝鮮上空に進入する。B-1BとF-15Eの混成編隊が化学兵器工場を狙う。大型誘導爆弾が地下施設を次々と直撃し、化学兵器工場は灰燼に帰した。韓国空軍F-15Kによる航空基地攻撃は失敗に終わったが、B-52とF-16Dを投入した地上部隊への絨毯爆撃は功を奏し、北朝鮮軍1個師団が壊滅した。
Initiative Movement and Combat Phase
DPRK Movement/Combat Segment


DPRK Exploitation Movement/Combat Segment
北朝鮮軍が再びウォンジュへ攻撃を仕掛けてきた。今回もAH-64「アパッチ」、A-10C「サンダーボルト2」の支援を受けて韓国軍が奮戦。米軍の司令部が撃破されたが、残った部隊はウォンジュを死守した。ROK/US Reaction Movement/Combat Segment





今回の一連の戦闘で、北朝鮮軍は機械化歩兵師団1個、歩兵師団4個、旅団規模2個、司令部1個を壊滅せしめられるという大損害を被った。一方の連合軍は全く被害なし。これら一連の戦闘は、圧倒的な制空権下で行われる地上戦闘が、如何に一方的になるのかをまざまざと見せつける結果となった。
戦争の流れが変わりつつあった。

2nd Strike Phase

攻撃はいずれも成功。化学兵器工場はまたもや大型誘導爆弾の餌食となって壊滅。航空基地の方も在地のIl-28「ビークル」軽爆撃機を巻き沿いに壊滅した。
Basic Movement and Combat Phase
DPRK Movement/Combat Segment

そして後退しつ北朝鮮軍はウォンジュ付近で反撃を決意した。機械化兵力の大部を継ぎこみ、米韓の機械化部隊に痛打を与える腹積もりである。この戦闘で初めて北朝鮮軍は化学兵器、つまり毒ガスを使用した。100年前に欧州を襲った悪夢が、今また朝鮮半島で蘇る。

ROK/US Movement/Combat Segment

ともあれ、北朝鮮軍による化学兵器の使用は、連合軍をして危機感を抱かしめるには十分であった。しかし連合軍にとっても今はチャンスである。このTurn、ここまで大量のVPを獲得した連合軍は、次Turnに主導権プレイヤーとしての権利を得ることがほぼ確実になってきた。所謂「ターンオーバー」が発生することになる。従ってこのTurnに突破口を啓開できれば、次Turnに大突破あるいは大包囲の可能性も生まれてくるのだ。

かつてマッカーサー将軍が実施した仁川上陸作戦に比べるといささかスケールダウンした感は否めないが、地上兵力不足に悩む連合軍にとっては、作戦成功が期待できる最大限の作戦であったと言えよう。


一気に50点近く点差を縮めた連合軍。大逆転なるか?。
Next War Korea(GMT)上級シナリオ【第3週後半】
無謀かもしれないが、GMT社の大型現代戦ゲーム"Next War Korea"の上級ルールシナリオに挑戦してみた。選んだシナリオは16.2.3 Tactical Surpriseである。以下はそのレポートである。
前回の展開 --> こちら
Air/Naval Phase

対する連合軍は北朝鮮軍の反撃を予想していなかっただけに、F-22「ラプター」とF-15C/J「イーグル」の計4ユニットが制空任務を実施しているに過ぎなかった。
しかし空戦の結果は圧倒的であった。USAFのF-22「ラプター」がMiG-23「フロッガー」1ユニットを叩き落とし、空自のF-15J「イーグル」もステップロスしたMiG-29「ファルクラム」に止めを刺した。さらに2ユニットが強制退却を命じられた北朝鮮軍。連合軍の損害は皆無であった。
2nd Special Operations Forces Phase

交通阻止は3箇所で成功。標定任務は4ヶ所全てで成功した。大戦果である。
一方の損害は、陸自の特殊部隊が2部隊共戻らなかった他、韓国軍の特殊部隊も1部隊戻らず。陸自部隊が捕まったことについて、平壌放送は日帝の関与がどうしたこうしたと口汚く罵るだろう。
1st Strike Phase

交通阻止は成功1ヶ所で、投入兵力に比して効果はやや不満足。化学兵器工場に対する爆撃は効果不十分。しかし航空基地に対する攻撃は大成功に終わった。
Initiative Movement and Combat Phase
DPRK Movement/Combat Segment

東部戦線は航空攻撃によって主力の南下を阻止された状態であるが、先鋒部隊によるハイウェイ状態は続いている。軽歩兵旅団の支援を受けた自動車化歩兵師団(3-3-6)が韓国予備役兵の守るPyeonghae(S4913)を攻撃。軽歩兵旅団を失いつつも韓国軍を撃破し、Pyeonghaeを占領した。

DPRK Exploitation Movement/Combat Segment
北朝鮮軍の追加攻撃は主に中部戦線に指向され、韓国軍の予備役師団1個と司令部2個が壊滅した。VP7点のロスが痛い連合軍。さらに東部戦線では遂に韓国軍の守備兵力が壊滅し、東海岸は完全なフリーウェイ状態と化した。
ROK/US Reaction Movement/Combat Segment

まず東部戦線だが、こちらは守備兵力が完全に壊滅するという危機的な状況である。そこで尋常な手段では状況改善を図れないと判断した連合軍は、空中機動部隊の派遣を決意。新たに登場した米第101空中機動師団の1個旅団を師団司令部と共に東部戦線に派遣した。派遣先はTaeback南東の高原地帯で、海岸道路を扼する要域である。伸びきった北朝鮮軍の最前線と中堅部隊を分断する位置だが、一歩間違えれば北朝鮮軍の猛攻を浴びる場所でもある。



Basic Movement and Combat Phase
DPRK Movement/Combat Segment
東部戦線では、北朝鮮軍は米空中機動旅団による側面攻撃を警戒し、部隊を一旦後退させた。中部から西部戦線では例によって消耗攻撃を実施し、韓国軍歩兵師団2個を壊滅せしめた。これで北朝鮮軍がこのTurnに獲得したVPが24に達した。
ROK/US Movement/Combat Segment


Reinforcement and Replacement Phase

余談だが、B-52の愛称が「ストラトフォートレス」なんて、今はほとんど知らないんだろうなぁ・・・。(むしろ「バフ」の方が有名か・・・)
このシナリオでは、勝利条件決定フェイズにVP差が105点以上でサドンデスとなる。現在91.5点でいよいよサドンデスまでVP的に後がなくなってきた連合軍だが。果たして・・・。
