2013年に発売されたGMTのFrance'40は、ファン待望の一作といえよう。
そこで筆者も遅まきながら、このFrance'40にチャレンジしてみることにした。
今回はソロプレイで本作のメインシナリオ「大鎌の一閃」にチャレンジした次第である。
そこで筆者も遅まきながら、このFrance'40にチャレンジしてみることにした。
今回はソロプレイで本作のメインシナリオ「大鎌の一閃」にチャレンジした次第である。
前回までの展開 --> こちら
6Turn('40/05/18)

まず戦線北翼ではシャルルロアとモブージュ(Maubeuge 4307)の間で独第4,第5装甲師団が戦線を突破。第4装甲師団がモンス(Mons 4104)を占領。第5装甲師団はモブージュの西へ進出する。その後方シャルルロアでは、歩兵中心のドイツ軍がシャルルロアに篭る連合軍約3個師団を包囲した。
戦線中央では、ロンメルの第7装甲師団がベルギー西端付近のシメイ(Chimay 4612)でフランス軍歩兵師団を撃破し、グデーリアン装甲軍団の北翼を固める。



連合軍としては、特に南部戦線での突破が気になる所であるが、兵力不足で如何ともし難い。動ける部隊をかき集めてオイセ川(Oise R.)沿いに戦線を敷く。果たして・・・・。
7Turn('40/05/19)

連合軍も独軍の突破を受けて防備を固める必要があった。各々の部隊がドイツ軍の後方か追いかける形となってしまう。それでもランからサンカンタン(St-Quentin 3315)での戦線について一応保持しており、その後方へのドイツ軍の突破に対する抑止力となっている。

8Turn('40/05/20)

その後方ではグデーリアン装甲軍団がカンブレーの線を抜けてアラス(Arras 2607)に近づき、その後方からロンメル第7装甲師団を始めとする3個装甲師団がグデーリアンに続行する。
連合軍も必死になって防衛線を構築せんとするが、間に合わない恐れが出てきた。そこで連合軍は切り札「ヒトラー命令」を使う。これは西へ突出したドイツ軍装甲師団の足を一時的にストップさせるものだ。ダイスによって効果の大小があるものの、突出する独軍部隊の行動を掣肘する効果はある。

9Turn('40/05/21)

連合軍は可動兵力をかき集めてアブヴィルから北東に向けた薄い戦線を引く。この線が突破されれば、ドイツ軍はいよいよ英仏海峡に到達してしまう。

10Turn('40/05/22)


13-6でドイツ軍の勝利。
一時は勝利が危ぶまれたドイツ軍であったが、第6装甲師団の奮戦で辛くも勝利をもぎ取った形となった。


1940年のフランス戦という分野で新しい視野を提供してくれる作品である。次は「ダイナモ」を試してみたい。

