もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2015年04月

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高遠で桜を見た後、茅野に戻ってきてさあどうしようか。
迷った挙句、上諏訪駅近くの高島城へ行ってみました。
高島城といっても聞いたことがなかったのですが、なんでも戦国時代末期に諏訪湖畔に築かれた城だそうです。明治期に廃城となったものの、昭和に入って再建されたとか・・・。

駅から歩いて10分ほどの場所にありました。再現された天守閣と外堀からなり、中は庭園風の公園になっています。私が訪れた日は丁度日曜日であったため、多くの花見客が来ていました。
桜の咲き具合はまだ3~5分咲き程度。見頃というには少し早かったかな。天気も曇ってきたので、青空をバックの写真が撮れなかったのが少し残念です。
それでも広さも手頃で高遠程は人が多くなかったので、ノンビリ桜を見るのであれば、こういう場所も良いかな、と思いました。

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主題のゲームについてVASSALを使ったメール戦を試してみた。
シナリオは1942キャンペーン。ルールは最新版であるVer3.0を適用してみた。
下名は連合軍を担当する。

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9Turn(1944夏)

イメージ 7戦略戦争でB-29による日本本土空襲は順当に成功した。これで米国の戦意が3になり、東条退陣によるサドンデスの可能性は大幅に減少した。さらにこのTurn「バターン死の行進」カードを引いてきた。これで戦意を4まで持っていける。おかげでかなり作戦の自由度が高まった。喜ばしい限りである。

イメージ 8イメージ 9連合軍は「オーボエ作戦」を発動。エセックス級空母3ユニット、新鋭戦艦4ユニットを投入してウルシー環礁(Ultihi 3615)とパラオ諸島(Palau 3416)を攻撃した。生き残りの日本海空戦力を根こそぎ撃破するためである。しかしこの時日本軍は恐るべき戦法を用意していた。
「カミカゼ」である。
多数の特攻機が米機動部隊を襲った。
空母「バンカーヒル」が特攻機数機の命中を受けて沈没した。他にも新鋭空母2ユニット、新鋭戦艦4ユニットがステップロスしてしまい、太平洋艦隊はその中核戦力に大損害を被ってしまう。
一方日本軍の損害もまた大きく、最精鋭の陸軍第2飛行師団(20-10-2)が壊滅した他、戦艦「大和」、軽空母「隼鷹」が沈没。特攻攻撃を行った第62航空戦隊(8-10-3)も壊滅した。

機動部隊に損害を被ったことは痛かったが、現時点では左程問題ではない。むしろ日本の海空兵力を如何にして素早くゼロ化できるかが焦点である。イクスチェンジ上等。この程度の損害は予想範囲内である。

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イメージ 10損害を受けたものの連合軍の進撃は止まらない。再編成した機動部隊でサイパン島(Saipan 3813)を攻撃。新鋭空母「天城」(8-8-3)を撃沈し、その他も壊滅させた。さらに米第6海兵師団(12-12)が守備隊のいない硫黄島(IwoJima 3709)を電撃占領した。これにより日本本土はB-29のみならず単発戦闘機による攻撃圏内にも入ったのである。
イメージ 11そして連合軍は海兵2個師団による沖縄(Okinawa 3209)侵攻を実施した。沖縄には日本軍1個師団(9-12)が守備に任じていたが、海空軍による支援を受けた海兵隊はそれを難なく撃破し、沖縄は米軍の手中に帰した。これにより連合軍は日本本土侵攻に向けた最良の前線基地を手に入れたことになる。

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10Turn(1944秋)

イメージ 14ハルゼー司令部が沖縄に進出した。日本本土攻撃に備えた布陣である。
このTurnよりB-29を2個使用できることになる。連合軍の勝利条件は日本本土の占領か、又は4Turn連続で戦略爆撃に成功すること。B-29が1個しか使えない場合は毎Turn10%で失敗の危険があるが、2個ならその危険は1%に減少する。
これで勝ったと思った矢先、信じられない事件が発生した。
あろうことか、このTurn、B-29が2個とも9の目を出してしまい、戦略爆撃に失敗したのである。
この期に及んで面倒なことを・・・。
まあ日本本土を占領すれば良いだけなので、気を取り直して・・・。

イメージ 12日本本土には日本軍の地上兵力が続々と集結しつつあった。しかしこれらを料理するのは左程困難ではない。海空軍による砲爆撃で叩けば良いからだ。「砲爆撃で最後の1ステップは潰せない」というルールがあるが、日本本土には固有の守備隊があり、それが「最後の1ステップ」と見なされる。従ってその他の地上部隊は、日本本土にいる限り砲爆撃の的に過ぎないのだ。
果たせるかな、米機動部隊による空襲によって、日本本土周辺に展開していた7ステップの日本軍地上兵力のうち5ステップを撃破した。残るのは朝鮮半島に逃げ込んだ2ステップのみ。日本軍の地上兵力を地上戦に頼らずにして壊滅させることに成功した。

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さらに連合軍は台湾の高雄(Takao 3009)とインドシナのハノイ(Hanoi 2409)を占領。それぞれに航空部隊を進出せしめた。これによって日本本土と南方資源地帯の連絡線は完全に遮断されることとなり、海外に展開する日本軍は機動戦闘力を失うことになる。
最後に連合軍が「オリンピック作戦」を発動。日本本土侵攻を試みるが、これは悪天候カードの妨害によって失敗に終わる。

11Turn(1945春)

イメージ 13連合軍による日本本土上陸作戦が始まった。新鋭空母2ユニットに援護された海兵隊3個師団が呉(Kure 3407)に上陸する。日本軍守備隊の反撃で海兵1個師団が壊滅したものの、上陸作戦は成功。呉軍港は連合軍の支配する所となった。さらに別動隊が北海道を空襲。密かに再建されていた空母「大鳳」を函館港外で撃沈した。

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その後連合軍は京都(kyoto 3506)、名古屋(Nagoya 3607)を占領。西日本一帯をほぼ手中に収めた。

12Turn(1945夏)

最終Turnである。この段階では最早掃討戦である。補充を受けて再建された海兵隊が東京(Tokyo 3706)を占領。さらに大湊(Ominato 3705)、大阪(Osaka 3507)を占領し、本州全土制圧を達成した。
日本軍も「安達将軍の第18軍」カードで京都奪回を企図したが、連合軍の看過する所となり失敗。結局最終Turnに勝利条件を満たした連合軍の勝利でゲームは終了した。

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感想

とにかく疲れました。序盤にも書きましたが、相手プレイヤーが、隙あればどんどん突いてくるタイプなので(序盤はそれで結構やられました)、隙を作らないようにするのにかなり神経を使いました。それでもいくつか隙があったのでやられてしまいましたが・・・。
やや謙遜も含んでいますが、今回勝てたのは幸運に助けられたからです。特に第8Turnまで東条退陣が出なかったこと(結局は最終Turnにも出ませんでした)、第7Turnの危機をダイス目で乗り切ったことは、幸運以外の何物でもありません。終わってみての感想は「良く勝てたなあ・・・」というのが本音です。
彼我の実力について云々するのは控えます。この記録を読んだ人、あるいはMust Attackで公開されている戦闘記録を見た人がそれぞれ判断してください。こちらに全記録が残っています(私の恥ずかしい過去の記録です)。
今回私が勉強になった点は、細かいルールについて勘違いしている点がまだまだ多いことでした。本文中でも触れましたが、ASPの扱い、PoWの扱い(特に米軍全滅時のPoWの変化)については、今まで完全に勘違いしていました。PoWについては、日本では誤解している人もまだ多いと思われるので、この機会に再確認頂ければと思います。

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他にいくつかコメントを述べさせて頂くと、まず日本軍のISRに助けられました。こちらもISRには苦しめられましたが、連合軍は海兵隊がいるのでそれでも何とかなってしまう。日本軍は色々な意味できつかったのではないかと思います。今後のプレイにおいても「如何にして日本軍をISRに留めておくか」が一つのカギになりそうです。
欧州戦争についてはカード次第なので如何ともし難いのですが、今回見てきたとおり欧州戦争が最悪のレベルまで行っても、まだ何とかなるかな、というのが今回の感想でした。
終盤戦の戦い方ですが、これについては日米両軍共まだまだ研究不足の感があります。このゲーム、序盤から中盤で勝負がつく場合が多く、終盤戦の最後まで行く機会はなかなかありません。そういった意味において今回は貴重な体験になりましたが、このような状況下で両軍(特に劣勢な日本軍)にとってどのような足掻き方があるのか。もう少し研究したくなりました。連合軍の立場から言えば日本軍の海空軍温存が鍵になりそうに思えるのですが、果たしてそれは絵に描いた餅なのか否か。例えば1944年キャンペーンなので検証してみたい気がします。

最後になりますが、今回の対戦でお相手頂いた対戦相手の方、あるいは対戦中にコメントいただいた方々、どうもありがとうございました。拙いプレイでしたが、何らかの参考になれば幸いです。

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信州、上諏訪駅までに旨い豆腐屋があると聞き、やってきたのが「いずみ屋」です。
駅から歩いて1分とありますが、確かに駅のすぐ近く。道に迷うこともありません。
「味噌天丼」というのが旨そうだったので注文しました。
天丼、蕎麦、豆腐の小物がセットになったランチメニューで、値段は\1000+税です。
まず蕎麦については、まあ可もなく不可もなく。不味くはないが傑出して旨い訳でもない。
味噌天丼はちょっと他では味わえない味。絶品という程でもないにしても、そこそこうまい。
豆腐は美味しかったです。

総じて評価すれば、わざわざ食べに行く程でもないけど、近くに行った時には立ち寄ってみても良いのではないでしょうか。

お奨め度★★★

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ここ数日来週末は悪天候が続いていますが、先週末が久々に晴れが期待できるということなので、桜を見に高遠まで行きました。
前日の夜に伊那市内のホテルにチェックイン。ビジホにしてはやや高めの宿でしたが、大風呂もあって気持ちよかったです。
翌日は7時過ぎに宿を出て駅前からバスで高遠に行く予定でしたが、天気が良かったので予定を変更。ちょっと奮発してタクシーで高遠城址に向かいました。片道\4000。

現地に着いたのは0740頃。早朝にも関わらず道路は渋滞していて公園は人でごった返していました。
桜の方はやや盛りを過ぎた感はありましたが、それでも十分に綺麗でした。個人的には弘前城の方が綺麗だとは思いますが・・・。

人が多かったので早々に退散しました。バス停からバスで伊那市内に戻ろうとした際、バスの運行スタイルを感違いしていて予定していたバスに乗り損ねてしまいました。そのため約1時間のロスです。自業自得とはいえ、これも旅の醍醐味と思い、諦めるしかありません。

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主題のゲームについてVASSALを使ったメール戦を試してみた。
シナリオは1942キャンペーン。ルールは最新版であるVer3.0を適用してみた。
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7Turn(1943秋)

イメージ 7先のTurn、フォーゲルコップ半島(Vogelkop 3219)の油田地帯を連合軍が占領したことにより、日本軍の得られるカードが1枚減少した。またこのTurnは戦略潜水艦攻撃が成功したため、日本軍の得られるカードがさらに1枚減少した。従ってこのTurn日本軍の得られるカードは5枚になる。
一方の連合軍は欧州戦争が相変わらずレベル4なのでカード1枚減で6枚である。ちなみに引いてきたカードのうち3枚が欧州大戦カードであった。嗚呼、これがもっと早いターンに来てくれていたら・・・、と嘆息しても始まらない。これがCDSの面白い所であり、怖い所だ。

イメージ 8イメージ 9いずれにしても後がない連合軍。このTurnは慎重に占領地を広げていく必要がある。まず第1アクションで1OCカードを使ってカビエン(Kavieng 4020)を占領する。これには日本軍も手が出ない。続いて連合軍が狙ったのはウッドラーク島(Woodlark 4122)。ソロモン諸島南部に浮かぶ孤島である。上陸作戦は無事成功。上陸に任じる海兵旅団(8-8)がそのままウッドラーク島の守備に任じた。
しかしカビエンは無視した日本軍であったがウッドラーク島には即座に反応した。彼らが使ったカードは「辻大佐の第82部隊」。陸軍だけを使った奇襲カードである。日本軍第38軍(20-12)は、護衛なしでウッドラークに突っ込んできた。事前に日本軍の反応をある程度パターン化して読んでいたのだが、このカードは計算外であった。さすがは常識無視の辻大佐・・・。
なんてノンビリ構えている場合ではない。この攻撃が成功するとこのTurnも攻撃義務未達の危険がある。最早残りの戦意が1しか残っていない連合軍にとって、ここでの敗北はゲーム全体の敗北を意味する。
迎撃カードがあれば恐れるに足らずなのだが、ここで迎撃カードがなかった。あとはウッドラークを守る海兵旅団の奮戦に期待するしかない。
かすかな望みを込めて振ったダイスは・・・、"6"。
上陸作戦なので+3の修正がつくので結果は9で2倍命中。8火力なので16命中となる。日本軍の上陸部隊は強襲上陸のため防御力半減で6。2ステップだから12命中で除去できる。結局辻大佐渾身の一撃は、米海兵旅団の奮戦によって辛くも阻止された。

結果的にはダイスに助けられた形となったが、港のない陸地に上陸するのは十分に安全を見計らってから行うべきであった。港があれば、艦艇ユニットをそのまま常駐させられるので、地上部隊だけの裸上陸は不可能になる(敵艦艇ユニットと同一ヘクスへ護衛のない地上部隊が進入できない。また日本軍はISR状態なので、海軍陸戦隊以外の地上ユニットと海軍部隊が共同で活性化できない。従って港の攻略を優先すべきであった。またどうしても飛行場へ上陸する場合は、強力な海兵師団にしておくべきでった。海兵師団であれば、12ヒットが保障されているので、裸の2個師団上陸は確実に撃退できる。

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イメージ 10イメージ 11しかし危機はまだ終わらない。先の戦闘で海兵旅団の方も壊滅してしまったため、ウッドラークに増援部隊を送らなければならない。しかしASPの制約が厳しい連合軍は、地上部隊をこれ以上ウッドラークに送ることはできない。泣く泣く連合軍は基地航空兵力をウッドラーク島に展開。航空戦力による日本軍の阻止を図った。
果たせるかな日本軍は「近藤中将の第2段階作戦」カードを使ってウッドラーク島に対して再び大規模な攻撃作戦を仕掛けてきた。今度は先のような奇襲作戦ではなく大艦隊を動員した強襲作戦である。かき集められたその戦力は計9ユニット90火力。その内訳は、戦艦「大和」(18-18)をはじめ、戦艦2ユニット、空母1ユニット、重巡2ユニット、基地航空隊3ユニット、そして第2海軍特別陸戦隊(4-6)である。
対する連合軍はウッドラーク島の基地航空兵力2ユニット20戦力に加えて、新鋭空母「エセックス」「バンカーヒル」(いずれも14-14-2)、ベテランの空母「レキシントン」(12-12-2)、そして新鋭戦艦2ユニットの計7ユニット92戦力である。戦力的にはほぼ互角の両者。決着はダイス目に委ねられた。
「J/Aの順番で振ります」
と振られたダイス目は"1"と"7"。日本軍にとっては最悪、連合軍にとってはほぼ最良の結果となった。重巡2ユニットが撃沈され、乗船していた海軍陸戦隊は壊滅する。戦艦「大和」をはじめとする他のユニットも殆どが損傷状態となり、日本軍は投入していた戦力の過半を失って敗退した。連合軍の損害は空母1ユニットの損傷のみ。後に「第2次珊瑚海海戦」と呼ばれる日米艦隊決戦は、米艦隊の圧勝に終わった。

日本軍プレイヤーが後に述懐した所によれば、全戦力をウッドラークに集めるのではなく、連合軍の艦隊基地にソークオフ攻撃を仕掛けておけば、本命は9割方勝てたのに、とのことであった。この評は恐らく正しく、この手で来られたら連合軍としては致命的命中で陸戦隊を運んでいる重巡を沈める以外にチャンスはなかっただろう。ある意味日本軍のミスに助けられた結果となったが、常に完璧にプレイし続けるのは難しいと痛感した一瞬でもあった。

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イメージ 12その後連合軍は残ったASPを使ってミクロネシアのクサイ島(Kusai 4517)を占領。日本軍の迎撃はなくなんとか攻撃義務を完遂した。そのためこのTurnにおける米国の戦意低下はなし。残り1でギリギリの状態は続くものの、なんとか持ちこたえている。
ちなみに欧州戦争の方だが、このTurn連合軍は欧州戦線カードを2枚使って欧州戦争の挽回を図ったが、日本軍も同じく欧州戦争カードで対抗してきたため(何で持ってんねん・・・)、欧州戦争の状況はレベル4のまま変化なしだった。

8Turn(1944春)

このTurn、待ちに待ったドゥーリトル空襲カードがやってきた。これで米国の戦意を1段階戻せる。次TurnからがB-29による本土空襲も始まるので、戦意向上が期待できる。このTurn、このTurnに東条カードが来なければ、勝利の目が見えてくるのだが・・・。

海空兵力での優位をほぼ確立した連合軍は、まずソロモン諸島方面の日本軍基地航空兵力を叩く。「ヴィクター計画」でガダルカナル島(Guadalcanal 4423)を占領した後、空母と戦艦をソロモン・ニューギニア方面の3箇所に派遣し、日本軍基地航空兵力の減殺を狙う。奇襲に成功した連合軍は、日本軍基地航空部隊3個を撃破した。

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イメージ 13さらに連合軍はカートホイール作戦を発動し、東部ニューギニアのラエ(Lae 3822)とミクロネシアのポナペ島(Ponape 4315)を占領する。対する日本軍は「東京急行」カードを使ってソロン(Sarong 3119)に2個軍の兵力を輸送した後、陸路伝いにフォーゲルコップ半島の油田地帯の奪回を試みてきた。フォーゲルコップ半島の海兵隊を見捨てるのは忍びなく、海空兵力のよる反撃も可能であったが、ここはぐっと我慢。ここで反撃して相手がリアクションカードを使わせたら、日本軍は追加カードのドローが可能になる。その時引いてきたカードが「東条」だったら目も当てられない。
結局フォーゲルコップ半島は日本軍が奪回し、同半島を守備していた米第1海兵師団は壊滅した。

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イメージ 14イメージ 15このTurn、連合軍最大のイベントは「氷山作戦」である。エセックス級の新鋭空母4ユニット、新鋭戦艦4ユニット、さらにベテランの空母「レキシントン」が加わり、計9ユニットでサイパン島(Saipan 3813)及びトラック環礁(Truk 4017)を叩く。さらに陸軍第11航空軍所属の重爆隊(4-10-6)がウルシー環礁(Ultihi 3615)に対して牽制攻撃を仕掛ける。その間、陸軍第14軍団の半減戦力(11-12)が南鳥島(Marcus 4110)を無血占領する。
諜報チェックに成功した日本軍であったが、これほどの兵力差では如何ともし難かった。サイパンでは、最精鋭の陸軍第3飛行師団(20-10-2)と新鋭空母「大鳳」(10-12-3)、さらに軽空母「海鷹」、重巡「高雄」等計5ユニットが失われた。トラック環礁でも歴戦の空母「蒼龍」と戦艦「霧島」(ゲーム中の表記は"Kongo2";)が失われた。連合軍の損害は牽制攻撃を行った重爆撃隊が失われた他、空母「レキシントン」が損傷したのみ。この戦いによって日本の聯合艦隊は事実上壊滅した。

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戦場の外に目を向けてみると、このTurn、漸く欧州戦争を少し好転できた。レベルが4から3に低下したため、次のTurnより連合軍プレイヤーの利用できるカードの枚数が1枚増加する。またルーズベルト大統領自らが陸海軍の調整に乗り出し、ニミッツ、マッカーサー、ルーズベルトの3者会談がハワイで実現した。この結果、ISR状態が解消となり、陸海軍の共同作戦が可能となった。先の「氷山作戦」で米海軍と陸軍が共同作戦を実施しているのは、そのためである。

ここまでの展開

最大の危機は乗り切った。次のTurnにB-29が日本本土への戦略爆撃を開始する。1/10で失敗する危険は残っているが、成功すれば米国の戦意が1段階上昇する。そうすれば仮に東条内閣が倒れても米国の戦意は1で留まり、戦争継続が可能になる。今から思えば第7Turnが最大の危機であったが、そこを綱渡りで乗り切ったことが、幸運であった。
一連の戦闘で日本の海空兵力をほぼ壊滅させた。後はB-29の空襲で日本が根を上げるのを待つだけだが、万一に備えて日本本土上陸の準備をしておこう。


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