もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2016年10月

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雌阿寒岳登山オンネトー1周を終えて丁度昼ぐらいになっていました。オンネトーから車で20~30分走ると阿寒湖畔に到着します。ここは阿寒観光の中心地で、数多くの飲食店やホテルが立ち並んでいます。
ホテル街からは少し離れた阿寒アイヌコタンという場所にある飲食店が「丸木舟」です。私が到着したのは13時過ぎでしたが、丁度一番混んでいる時間帯でした。

ベーコン入りのスープカリーを注文。30分以上待たされてようやく登場しました。見た目は普通のスープカレー。真ん中にデカデカと入っているのは、トマトです。そしてこのトマトが良い味を出しています。
普通スープカレーといえば、辛くてカレー味。ここのスープカリーもその例に洩れないのですが、ここは少し甘い感じがします。そう。先程紹介したトマトが味のアクセントになっているのです。だからここのスープカリーは、少しイタリアンテイストな甘い感じのカレーに仕上がっています。無論、味は美味しいです。

丸木舟のスープカリー。この店では一番人気なので、もし阿寒に訪れる際には是非立ち寄ってみてください。

お奨め度★★★★

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これまで2度に渡って紹介してきたSPIの現代海戦ゲーム「Task Force」だが、この度対戦の機会を得た。そのレポートを以下に報告する。なお、Task Forceの基本的なシステム等は、こちらの記事を参照されたい。

「時に西暦1985年。世界は戦火に包まれた。貴方は今、機動部隊の指揮官になる」(箱絵より)

前回までの展開 --> こちら

シナリオ33.33 「ノルウェー海における最初の激突」

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イメージ 8第3次世界大戦最初の日、ソ連軍は中央ヨーロッパに対して地上軍と航空兵力による奇襲作戦を実施した。この主攻勢を支援するべくレニングラード軍管区の自動車化狙撃兵師団数個がノルウェーに進攻した。ノルウェーの崩壊を遅らせるべく連合軍大西洋司令部はアイスランドのケプラヴィークで上陸作戦演習中の米第2海兵師団から1個大隊をボードーに派遣した。そしてNATOの大西洋合同部隊がそれを護衛する。ノルウェー海で行動中のソ連潜水艦数隻が米海兵隊を迎撃すべく南下する。同時にソ連海軍歩兵1個連隊に対してフェロー諸島に上陸して前進基地を確保するよう命令が下る。それに対してノルウェー海で側面援護の任に当たっていたノルウェー海軍第1フリゲート戦隊はソ連船団に対する攻撃に向かった。

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分析

イメージ 9このシナリオで、我々は初めて潜水艦を使用する。下名はソ連軍を担当する。なお、今まで書きそびれたが、今回陣営の決定はダイスによるランダム判定で行った。
両軍の兵力を見てみる。ソ連側は3隻の潜水艦が登場し、いずれも通常動力のフォクストロット型だ。本作では原潜とディーゼル潜に本質的な違いはなく、例えばフォクストロット型とヴィクター型原潜では性能面で違いはない。従って旧式のディーゼル潜であっても十分に脅威になる。それ以外ではミサイル巡洋艦2隻、駆逐艦2隻、フリゲート艦1隻、ミサイル哨戒艇1隻の計6隻。そして輸送船が5隻登場する。対艦ミサイルの搭載数は22発だ。
対するNATO陣営は、STANAVFORLANT(大西洋常設艦隊)に所属するNATO諸国の駆逐艦3隻とフリゲート艦3隻、さらにノルウェーのオスロ級フリゲート艦3隻の計9隻だ。対艦ミサイル一斉発射数は計46発。さらに予備弾を加えると対艦ミサイル搭載数は62発に達する。潜水艦を持たないとはいえ、対艦ミサイル火力ではNATO側が圧倒的に有利だ。

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展開

イメージ 10潜水艦の強力な探知能力が早くも発揮された。潜水艦最大の武器はパッシブ探知である。これは自分に隣接するメガヘクスを1つ選択し、そこに対して索敵を実施。当該メガヘクスに存在する水上艦は正確な位置を敵に知られ、隣接メガヘクスであっても概略位置を知らしめてしまうという代物だ。今までとてつもなく広かった大西洋やカリブ海が、潜水艦の登場によって一挙に狭くなった。

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第3Turnにはソ連潜水艦がフェロー諸島近海にてNATO輸送船団を概略探知。第4Turnには正確な計測に成功。以後、ソ連潜水艦がNATO輸送船団に対して影のように付きまとう。NATO船団はソ連潜水艦を振り切ろうとするが、元よりこのゲーム、ディーゼルだろうが原潜だろうが、速度面で違いはない。つまりディーゼル潜水艦でも水上艦艇を全力追跡可能なのだ。どこかの日本海軍が聞いたら泣いて喜びそうな仕様である。

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イメージ 11友軍潜水艦の誘導によって敵に発見されることなく帝國主義者の輸送船団をその射程距離内に捉えたソ連水上艦隊は対艦ミサイル22発を次々と発射した。輸送船団を守る帝國主義者の艦隊は、米英西独等、NATO加盟国6ヶ国に所属する6隻の水上戦闘艦。その中で最有力の米ミサイル駆逐艦「ルース」(USS Luce, DDG-38)(クーンツ級)が最初の目標となった。「ルース」は予備弾も含めて24発もの対艦ミサイルを搭載する強力艦なのだ。魚雷型ミサイルSS-N-14の攻撃を受けて「ルース」が沈没する。他にも2隻の駆逐艦がミサイルの餌食となり、北海にその姿を没した。

生き残った帝國主義者の艦隊は、対艦ミサイル16発を発射して応戦。そのうちの2発が我がミサイル巡洋艦「ドロースト」(クレスタ1型)に命中した。「ドロースト」は中破したものの、沈没を免れた。

この後練習も兼ねて砲撃戦を試してみたが、NATO側はミサイル中心の武装なので砲戦力は小さく、対するソ連側は砲戦力重視の旧式駆逐艦が混じっていたので、砲戦はソ連側有利に展開した。結果、英駆逐艦「アクティブ」が直撃弾受けて損傷した。

この段階で護衛兵力の半数以上を失ったNATO側の投了でゲーム終了となった。

感想

イメージ 12このシナリオはソ連側のみ潜水艦が登場する。従って索敵能力で圧倒的にソ連側が有利であり、結果、シナリオのバランスではソ連側有利は動かない。ただNATO側もソ連の潜水艦を積極的に探し出すことは不可能ではなく、さらに(可能性は低いが)積極的な対潜戦を展開してソ連軍の目を奪うことは可能だ。また対艦ミサイル火力ではNATO側が圧倒しているので、首尾よく先制攻撃に成功すればNATO側が一気に優位に立てる。要は敵潜水艦の目を潰しながら、相手水上艦を如何にして捕まえるか。その辺りがNATO側の戦い方になると思われる。


シナリオ33.32「マルタ島侵攻」

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ソ連黒海艦隊がエーゲ海へ出撃してきた。ソ連軍は地中海西部へ艦隊を進入させながら、一方でマルタ島を奪取するために上陸部隊を向かわせていた。米海軍とフランス海軍は西部地中海での対潜掃討戦で手一杯であり、そのためタラント港のイタリア艦隊が1隻のフランス潜水艦と共に迎撃に向かった。

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分析

イメージ 13初めての地中海マップである。本作は地中海、カリブ海、北海の3つの戦場が描かれているが、その中で地中海が最も広い。そしてゲームの長さも20Turnと今までにはない長さである。ダイス判定の結果、下名がNATO軍を担当することになった。
両軍の兵力を見ると、まずソ連側は巡洋艦3隻、駆逐艦6隻、フリゲート艦2隻、原子力潜水艦1隻というなかなか豪華な布陣。しかし内実はかなり悲しい。まず3隻の巡洋艦のうち2隻はスヴェルドロフ級の軽巡。軽巡なんて第2次大戦に戻ったような艦種だが、このスヴェルドロフ級は正に古典的な軽巡で、6インチ砲12門、4インチ両方砲12門という武装は、「どこのクリーブランド級が復活してきたのか」と言う感じである。

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また駆逐艦、フリゲート艦も対艦ミサイルを装備しているのは1艦のみ。他は対空ミサイルや対潜ミサイル装備艦はあるものの、対艦ミサイルはなし。水上打撃力は甚だ心許ない感じである。

イメージ 14対するNATO陣営といえば、イタリア海軍の軽巡2隻、駆逐艦1隻、フリゲート艦2隻、ミサイル哨戒艇6隻の計11隻。他にイタリア、フランスの通常潜水艦各1隻が登場する。こちらの軽巡は軽巡といっても砲戦用ではなく、ヘリコプター多数を搭載したいわばヘリコプター母艦である。また対空ミサイルも装備しているが、対艦ミサイルは装備していない。従って水上打撃力は駆逐艦、フリゲート艦、ミサイル哨戒艇計9隻と2隻の潜水艦に委ねられている。その中で最強の艦はルポ級フリゲート「オルサ」。僅か2000トン余りの船体に強力なオートマット対艦ミサイルを計8発搭載したその打撃力は、NATO諸国の水上艦では最強級である(ただしゲーム中ではオートマットの評価がハープーンよりも低いので、水上打撃力で米艦艇に劣る)。それ以外はスタンダード6発搭載のミサイル駆逐艦「アウダーチェ」があるが、あとはいずれも対艦ミサイル2発搭載艦のみ。対艦ミサイルの一斉発射数は24発+予備弾4発である。こちらも水上打撃力は十分とは言えない。

展開

イメージ 15このシナリオはクレタ島西方海域が最初の戦場となる。NATOの潜水艦がパッシブ捜索によりクレタ島西方約250海里に敵潜水艦を探知した。さらにクレタ島北西約25海里の地点に水上艦を捕捉した。
しかし先手を取ってきたのは共産側であった。先に探知した敵原潜がイタリア艦隊を襲い、ミサイル駆逐艦「アウダーチェ」が魚雷1発を喫したのである。幸い「アウダーチェ」は沈没を免れたが、初手の損害は我が方の士気に悪影響を与えた。

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ただちイタリア艦隊も反撃に転じる。クレタ島西方125海里の敵艦隊に対し、対艦ミサイル4発を発射した。ミサイルのうち2発が敵貨物船に命中したが、貨物船は意外と頑強で、2発のミサイルを喫しても沈む気配を見せない。イタリア艦隊はさらに6発の対艦ミサイルを浴びせかけて、そのうちの2発が件の貨物船に命中したが、なおも貨物船は沈まない。結局、この貨物船はイタリア海軍の潜水艦「サウロ」が雷撃で仕留めたが、たかが1隻の貨物船相手に対艦ミサイルの半数近くを消費したイタリア海軍。先が思いやられる。

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その間、フランス潜水艦「アゴスタ」は哨戒任務中に敵艦隊の対潜攻撃を受けて消息を絶つ。前回とは違い、今回は敵も積極的にASW戦を展開してくる。厄介だ。

イメージ 16そうこうしている間にイタリア潜水艦「サウロ」もソ連ヴィクター型原潜の攻撃を受けて轟沈。せめて一矢報いんと発射した対艦ミサイルも出目が悪く悉くハズレ。その後砲撃戦に巻き込まれてさらに損害を出したイタリア艦隊。開戦後わずか4Turnで投了の結果となった。

感想

例によって輸送船が登場するシナリオである。VPの関係上輸送船が登場するシナリオは輸送船側がまず必勝である。こんなのテストプレイしなくても頭の中でVPをシミュレーションすればわかりそうなものだが、全般的にデヴェロップ不足を感じる部分だ。まともなプレイするには、イタリア側に20VP程度ハンデを与えておく必要があると思った。
ただしこれだけ大規模なシナリオになると考えることも多いのでそこそこ楽しい。シナリオのバランスさえ調整すれば、大化けする可能性があると思う。

先の日記で書いたPFB2016について、今回はオマケカードとして、今季引退した選手10名の最盛期のカードを添付しようと思っています。
今考えているのは以下の9名です。

DeNA 三浦大輔
T 福原忍
C 黒田
M サブロー
F 武田勝
D 多村仁志
E 栗原健太
G 鈴木尚広
メジャー 岡島秀樹

あと1名空きがあるのですが、誰にしようか迷っています。

皆さんのご意見をお聞かせいただきたく。

PFB(プロフェッショナルベースボール)とは、かつてHJ社から出版されていた"熱闘12球団ペナントレース(APBA)"シリーズと同等のコンセプトを持つシミュレーションゲームです。"熱闘"が持っていた手軽さ(ルールの容易さ、プレイ時間の短さ)はそのまま継承し、"熱闘"よりも遥かに現実再現性の高いゲームになっています。

そのPFBの最新版、PFB2016を2016秋のゲームマーケットで発表します。
予価は\2000

データは2016年度のプロ野球記録に基づいています。

ゲームマーケットについて詳しくは-->こちら

なお、2016年度版からはデータ公開を止めて販売方式に切り替えます。
通販への対応も検討中ですので、今しばらくお待ちください。

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オンネトーは雌阿寒岳の麓に広がる小さな湖です。北海道に多くある青い水を湛えた湖沼で、晴れた日に雌阿寒岳と阿寒富士を従えたように見えるオンネトーの姿は神秘的なまでに美しいです。かく言う私も生まれて初めて雌阿寒岳に登った際、麓に降りて来た時のオンネトーの美しさに感動したものでした。

薄々は知っていたのですが、オンネトーには周回コースがあり、歩いて湖を1周できます。特に紅葉の綺麗な時期は湖の色々な所が綺麗なので、定番ポイントだけでは勿体ない。雌阿寒岳から降りた後、時間があったのでオンネトー1周にチャレンジしてみました。

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出発したのは湖の一番綺麗に見える定番のポイント。観光客が一番多く来る場所でしょう。ここに車を停めてまずは車道沿いに奥へ向かって進みました。車道沿いの所々が綺麗なので、何枚か写真を撮ります。

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オンネトーのキャンプ場付近で車道を離れ、山道に入って行きます。人が歩いて入れる程度の散策路が車道とは反対側に整備されています。こちらを歩くと普段はなかなか見られないオンネトーの景観を見ることができます。

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裏側の山道は距離約1.5kmぐらいです。普通に歩く分には30~40分程度で歩けそうですが、写真を撮りながらなので自ずと時間がかかります。それでも普段見られないオンネトーの紅葉を間近で見られるのはラッキーでした。

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1時間ほど歩いて車道に戻ります。そこから数分で出発地点に到着。トータルの所要時間は1時間20分ぐらいでした。距離は3km程だったと思います。

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今回歩いたオンネトー1周コースは所要時間が手頃で景観的にも優れているので、万人にお奨めできるコースだと思いました。

(つづく)

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