もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2017年03月

3月半ばの休日に甲府にある日本百名城に行きました。

甲府城(舞鶴城)

駅のすぐ目の前にある城です。城と言っても天守閣がある訳ではなく、石垣の一部が残っているだけでした。
3月に行ったので、丁度梅が咲いていて綺麗でした。
一番上からは南アルプスが綺麗に見えました。

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武田神社(躑躅ヶ崎館)

言わずと知れた武田信玄の本拠地です。城と言っても石垣がある訳でもなく、僅かに堀が掘っている程度。城としての防御力は最低限のものです。
甲府駅からバスで10分程度。バスの本数は1時間に2本ぐらいはあったような・・・。

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おまけ

この日は快晴で車窓から見る南アルプスの景観が絶景でした。写真は甲斐駒ヶ岳です。

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言わずと知れた上杉謙信による上洛戦を扱った作品です。先日の山科会でプレイしました。
一部にはバランスの悪さを指摘されているようですが(謙信公が上洛できないことが不満だそうな)、そもそもそんなに簡単に上洛出来る方が不思議な訳で、私はバランスが少々悪くても良いと思っています。だからGame Journalで提唱されている追加ユニットには反対です。

今回はプレイヤーが3人ということで、私が織田陣営を担当し、その他の2人が上杉謙信、その他に分かれました。なお、コンポーネントについては、今回はツクダ版を使用しました。

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序盤戦

いきなり荒木村重(3-3★)が謀反を起こして有岡城に籠城。それを丹羽長秀(2-4★)、佐久間信盛(2-3★)の両将が包囲し、2Turnに渡る包囲戦の後、これを撃破します。荒木村重は切腹して果てました。また三木城を囲んだ羽柴秀吉(3-5★)も別所長治(1-0★)を包囲戦で撃破。三木城を落し、別所長治以下計3ユニットを切腹に追い込みました。このように序盤、織田陣営が有利に展開している状況を見た宇喜多家が毛利陣営から離反。その対策のために毛利陣営による畿内侵攻は先送りとなってしまいました。
一方で越前を守る柴田勝家(4-4★)は、上杉謙信南下の報を受けて越前の前線を放棄。栃ノ木峠の線まで後退して防御ラインを構築します。東からは武田勝頼(5-4★★)率いる武田軍が南下して徳川領内を伺いますが、織田陣営は滝川一益(4-3★)、織田信忠(2-2★)率いる約2万5千の兵を浜松へ向かわせます。浜松の徳川勢と合わせて総兵力は約4万。兵力約2万5千の武田軍を大きく上回ることになります。

中盤戦

越前を席巻して南下を続ける上杉謙信に対し、織田陣営は主力を振りむけます。栃ノ木峠から賤ヶ岳にかけて4重の防衛ラインを構築し、そこに約9万もの大軍を集結させました。対する上杉勢も加賀の一向一揆勢を加えてその兵力は5万強に達し、栃ノ木峠の突破を図ります。

その間、畿内では石山本願寺勢が広域戦略を展開。織田軍主力不在を突いて畿内の織田方城郭を次々と包囲、落城させます。このゲーム、とにかく城が弱い。包囲されると1~2Turnの包囲戦の後に簡単に落城してしまうケースが多いです。有岡、花隈、亀山、茨木、高槻、若江、岸和田といった城郭が石山本願寺の手に落ち、織田陣営主要な策源地である京も一時的に本願寺勢の支配する所となってしまいました。
それに対して織田陣営からは羽柴秀吉、明智光秀(4-4★)が約2万の兵を率いて琵琶湖東岸を南下。京に近い逢坂山に布陣します。そして単独で機動戦闘力に富む斉藤利三(4-4)、黒田孝高(4-3)を丹波路に向かわせ、反織田方に寝返った一色義道(1-0★)が落した亀山城奪回に向かいます。織田陣営誇る名将2人の攻撃に直面した一色義道は慌てて撤退。亀山城を包囲した黒田孝高が城を落城させていました。

東方では、兵力面で織田陣営に劣る武田勝頼は大井川の線まで進出しつつ、柵を組んで織田・徳川軍と対峙します。その間、名将真田昌幸(5-5)率いる約2千の兵を信濃路経由で尾張、美濃の線を狙わせます。それに対して織田方は滝川一益率いる約1万の兵を北上させ、岩村城付近まで前進させます。滝川一益と真田昌幸は信濃・尾張の国境付近である妻籠城付近で交戦。兵力に勝る滝川勢優位の中、真田昌幸は信濃の奥地へ向けて撤収していきます。それに対して滝川一益は信濃路を東上。妻籠、飯田、大島といった城郭を落した後、桜の名所として有名な高遠城を囲みました。

終盤戦

このままでは埒が明かないと見た上杉謙信は、栃ノ木峠を守る織田陣営6万以上の陣地を強襲します。上杉側の戦力は5万2千。しかし上杉勢は戦の天才=上杉謙信(6-5★★)がいます。
両軍の戦闘は3ラウンドに渡って繰り返されましたが、ダイス目に味方された織田側が終始優位に戦いを進めたために上杉勢は途中で戦闘を諦めて後退。織田・上杉の最初の決戦は、織田陣営の勝利に終わりました。

その間、東方では駿河を撤退した武田勝頼の後を追って、徳川家康(5-5★★)、織田信忠の連合軍が江尻城、興国寺城を占領、駿河の過半を支配しました。また畿内では根来衆が織田方について岸和田城に侵攻し、これを奪回していました。

こうした内外の情勢を受けて反織田陣営は戦いを放棄。敗北を認めたため、ここでゲーム終了となりました。

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感想

いやー、面白いですね。やや落城ペースが早すぎるのが気になる所で、個人的には続編である「真田軍記」ぐらいのペースが好きなのですが、「ゲームだからこれで良い」という意見もあり、難しい所。勝利条件的に織田側有利は動きませんが、盤面の状況を見れば織田側が有利とはとても思えないような展開になることもあり(この記事参照)、反織田方でも十分に楽しめます。バランスが悪いと思うのであれば、ユニット数ではなく勝利条件を修正する方が良いと思いますが・・・。それとも、どうしても織田信長が撃破されるのを見たいのかな・・・。

私としては、織田側で順当に勝ちを楽しむのもよし、反織田方であえて地獄を見るのもよしで、どちらでも楽しめる作品だと思います。

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旅仲間から美味しいと聞かされていたので、行ってみました。
ラーメン「横綱」醍醐店。
ビール、餃子、ラーメンという定番メニュー。
注目のラーメンですが、醤油とんこつ風で中太麺。雰囲気的には「天下一品」に似ていますが、あれよりもくどさはなく、上品さが増した感じです。個人的には美味しいと感じるラーメンでした。

お奨め度★★★★

これまで何度か紹介しているTDFの傑作ゲーム「ラコックの陰謀」。これまで何度もプレイしてみたが、どうしても勝てない。先日の山科会で、何とか解放軍で勝ちを見出すべく解放軍でプレイしてみた。

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1~3Turn

序盤は取りあえず支配域を広げていく。連邦軍のカーディナルに対するゲリラ制圧が思いの外弱い。影響マーカー3個が残った状態なので、上手くいけば「ダグラム完成」なるか。しかし引いてきた地下活動のチットは最悪の「ダブル1」だった。

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4~6Turn

それでも「ダグラム完成」に望みを託す解放軍はカーディナルで地下活動を続けるが、第4Turnに連邦軍による鎮圧作戦が功を奏いて「サマリン博士逮捕」。ダグラム完成の望みを断たれた解放軍は、クリン・カシムを奔らせて「ダグラム奪回」。さらにすかさず新型のターボザックを装備しパワーアップを図る。ボナールを目指す。にしても、地下活動のチット引きがもう少しマトモならばと切歯扼腕する解放軍なのであった。

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7~9Turn

ボナール東方の砂漠地帯でダグラムが初めて実戦に参加する。ソルティックH8「ラウンドフェイサー」5個小隊と交戦し、そのうち2個小隊を撃破するという大戦果を上げたダグラムだったが、その直後、クリンのかつての上官ダーク曹長の率いる「ラウンドフェイサー」隊の攻撃を受ける。ダグラムは中破し、ボナールへ逃げ込んだ。

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なお、ボナールでダグラム量産のチャンスがあったのだが、直前で政変があってデロイア州自治法が発布。それに伴ってボナール市の市長が、解放派のデスモント氏から連邦派のグランフェルド氏の交代した。事態に絶望したデスモント氏は拳銃自殺を遂げたのだが、それはデロイア州政府から病死と公表され、壮大な葬儀が開催されることになる。

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10~12Turn

ボナール市でゲリラ会議が開催された。これによってゲリラ勢力の統合が図られ、解放軍も次の動きに向けて動き始める。会議直後、修理の終えたダグラムはパルミナ大陸へ渡航。パルミナ大陸でゲリラ鎮圧の任に当たっていたガルシア隊を撃破した。

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13~15Turn

解放軍は新たな地歩を求めてパルミナ大陸北端のエストール、そして西のガーランドに新たな活動を求めた。その一方で政治犯として収監されていたサマリン博士を解放し、組織の再建に努める。しかし連邦軍のゲリラ制圧は容赦ない苛烈さで行われた。その先鋒を担ったのは、かつてサマリン博士と共に解放軍の中心として活躍していたデスタンだった。彼はかつての解放軍内での人脈を利用して巧みに解放軍の勢力を切り崩していく。しかしそれは一方で彼自身の心に大きな傷跡を残していくことにもなった。

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16~18Turn

デロイア自治州成立以来過酷な政務に明け暮れていたドナン・カシムが遂に倒れた。病院に担ぎ込まれたドナン・カシムの鞄の中には(決して携帯端末やノートPCではない)、地球連邦議会で演説する予定であった演説文の草稿が収められていたという。

19~21Turn

連邦軍の苛烈なゲリラ鎮圧は、遂に解放軍をパルミナ大陸の一角に追い込んだ。兵力の殆どを失っていた解放軍は、アンディ鉱山籠城に最後の望みをかける。そして連邦軍内では新しい動きが出てこようとしていた。

22~24Turn

連邦軍ウルナ基地で反乱が発生。世に言う「ザナ中尉の反乱」だ。「ラウンドフェイサー」3個中隊を伴ったザナ中尉は解放軍に加わる。兵力を強化した解放軍はパルミナ大陸東方のグランテ攻略を目指す。しかし連邦軍の守りは堅く、グランテは攻略できない。
対する連邦軍は新鋭の「ビックフット」「ヘイスティ」「ブロックヘッド」といったコンバットアーマー多数を揃えてダグラムを追った。この戦いでは連邦軍の名将ザルツェフ少佐が初めて陣頭指揮をとった。対するダグラムは太陽の牙を欠き、僅かにJロックのバギー部隊による支援があるのみだった。
新鋭機多数の攻撃は凄まじく、ダグラムは瞬殺。この段階で勝利を望みを断たれた解放軍は連邦軍に降伏した。
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感想

今回、途中までは正直「勝った」と思った。デスタンの狂気ポイントはどんどん貯まって行くし、議会で演説する前にドナンカシムはぶっ倒れてくれたので、アンディ鉱山も安泰。後はザナ中尉が裏切って呉れて、解放人民政府樹立に成功しさえすれば・・・、と思ったのが、「詰め」を誤った。
ザナ中尉をパルミナ大陸で寝返らせたのは大物狙いもあったからだが、これは失敗だったと言わざるを得ない。それよりも例えばサンドリアあたりにいる少数の連邦軍を寝返らせて、一気に人民解放政府樹立を狙うべきであった。そうすればスタック制限が無制限になるのでアンディ鉱山に兵力を蓄えることができる。そこからパワーアップしたダグラムを使って活路が見えてくるかもしれない。

とはいえ、真の敗因はパルミナ大陸に追い詰められたことだろう。勿論今回はエストールも攻めたし、ガーランドも攻めた。しかし圧倒的な連邦軍歩兵部隊によって容赦ないゲリラ討伐を仕掛けられたら、解放軍としてはなすすべもない。デスタンの狂気も終盤まで持っていければ意味があるが、そうでなければ無用の長物となる。

一体どうすれば解放軍で勝てるのか。その鍵を知るためには、一度連邦側でプレイしてみる必要があるのかも知れない。

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京都出身者でありながら、こんなイベントがあることは知りませんでした。
京都東山界隈の花灯路。
参年坂、茶碗坂といった道筋に灯路を並べて彩るといったイベントのようです。
山科会の際、投宿した宿の主人に勧められて見物してきました。
なるほど、確かに風情があって綺麗です。
ただし、人が多いのには閉口しました。

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