太平洋戦争末期、海軍の鹿屋基地と並んで陸軍航空特攻の中心地となった知覧基地。知覧平和公園は知覧基地の跡地に建てられた公園です。鹿屋基地は現在でも海上自衛隊の基地が残っていますが、知覧には自衛隊の施設は残っていないようです。
公園内には映画で使われた一式戦闘機「隼」が展示されており、施設館内には四式戦闘機「疾風」の実機や特攻隊員の遺書などが展示されています。他に零戦の残骸等も展示されていましたが、撮影禁止のため写真はありません。
鹿屋に比べると展示品の数や施設の充実度等では見劣りする観がありますが、陸軍特攻について後世に伝えるという意味で重要な施設です。
お奨め度★★★