もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2018年06月

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

我が家の近所にできた唐揚げ専門店です。旅行帰りに立ち寄りました。
唐揚げ定食が600円強。
サクサクの唐揚げが4個入っていて、ご飯とサラダと味噌汁つき。
ボリュームを考えればコスパは悪くないです。

唐揚げも美味しかったので、お奨めのお店です。

お奨め度★★★★

Tanks

YSGA富士山分科会でプレイして面白かったので、このシナリオをプレイしてみた。
朝鮮戦争を扱ったシナリオで米軍と北朝鮮軍の戦車部隊同士の激突を描く。初期戦力は北朝鮮側がT34/85中戦車12両+歩兵。米軍がM26パーシング重戦車2両とM24チャーフィー軽戦車1両、それに米軍歩兵。機甲兵力では北朝鮮側が圧倒的に優位であるが、米軍の方が戦車性能に優れ、かつ増援部隊が登場する可能性があるので、北朝鮮側が必勝という訳ではない。

イメージ 1


1Turn

北朝鮮軍は戦車12両と歩兵8個分隊を有しているが、それが二手に分かれて盤上に侵入してきた。米軍は距離1100~1300mから射撃を開始した。M26パーシングの発射する90mm徹甲弾が2両の北朝鮮戦車に命中した。1両のT34/85が擱坐し乗車していた歩兵分隊が壊滅する。また別のT34/85はM24チャーフィーが放った75mm榴弾の命中を受け、乗車していた歩兵分隊が全滅した。
北朝鮮軍戦車は前進射撃を実施しない。この距離では前進射撃での命中弾は期待できず、貫通力も小さいからだ。

イメージ 2


2Turn

北朝鮮軍戦車はなおも前進。距離600mまで近づいて行進間射撃を実施した。1発の85mm徹甲弾がM26パーシングの正面に命中したが、M26の装甲は辛うじてその一撃に耐えた。
米軍の射撃も期待外れで、北朝鮮軍戦車1両を走行不能にしたのみ。しかし増援チェックで1両のM26パーシングが登場し、距離900mに布陣した。

イメージ 3


3Turn

距離600mに布陣したT34/85がM26に集中射撃を浴びせてきた。この距離なら照準性能に劣る北朝鮮戦車でも十分な命中率を発揮できる。計4発の85mm徹甲弾が1両のM26に命中したが、M26の強靭な正面装甲は、またもやこの被弾に耐えた。
一方、米戦車の射撃で2両の北朝鮮軍戦車が被弾炎上した。現時点で生き残った北朝鮮軍戦車は計9両。しかしそのうち2両は弾切れで主砲射撃不能。1両は履帯をやられて走行不能である。
さらにこのTurnに1両のM26パーシングが増援として登場。距離900mで行進間射撃を実施し、1両のT34/85を撃破した。

4Turn

北朝鮮軍戦車がようやく一矢を報いた。距離600mから発射した85mm徹甲弾がM26パーシングの正面装甲を貫通、これを撃破したのだ。
しかし北朝鮮軍の損害は増える一方である。M26の90mm徹甲弾を食らったT34/85 2両が炎上。M24チャーフィーの75mm徹甲弾も距離600mからT34/85の側面装甲を貫きこれを撃破した。
北朝鮮戦車の残りは5両。無傷なのは2両のみである。

5~6Turn

さらに2両の北朝鮮軍戦車が撃破され、残りは3両となった。あと1両の北朝鮮軍戦車が破壊されたら北朝鮮軍のサドンデス負けである。無傷で残った唯一の戦車は後進を開始する。それを追う米軍戦車。しかし「あと1両」となってからなかなかクリーンヒットを得られない。数発の徹甲弾を食らっても生き残るT34/85。

イメージ 4


7Turn

北朝鮮軍は歩兵突撃で米戦車を撃破しようとする。しかし突撃時の出目が悪く米戦車を撃破できない北朝鮮軍。逆に米戦車の防御射撃と米歩兵部隊の前進射撃によって北朝鮮軍歩兵部隊は壊滅する。

この段階で北朝鮮側の勝機がなくなったとみなしてゲーム終了とした。

イメージ 5


感想

プレイ時間は記録時間も含めて約1時間であった。
途中から一方的な展開になってきたが、このシナリオで米軍が有利という訳ではない。むしろ兵力の多い北朝鮮側の方が有利ではないかと思っている。ただ北朝鮮軍のソ連製戦車は中長距離射撃能力に弱点があり、700m以上の距離で撃ち合えばかなり不利である。北朝鮮軍としては、射撃距離の不利を克服し、数的優位を生かすために近接戦闘を指向するのが良いだろう。

それにしてもTanks+は面白い。戦車同士の撃ち合いだけでも面白いが、歩兵を混ぜるとより盤面が賑やかになって面白い。ルールがシンプルなので細部でやや違和感を覚える部分もあるが、致命的なものではない。むしろこれだけシンプルなルールで歩戦砲の諸兵科連合効果を盤上に再現できることは素晴らしいことである。

イメージ 6



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

TANKS+α(タンクスプラスアルファ)シナリオ集1
価格:6,464円(税込、送料無料) (2023/6/29時点)


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

赤穂城はJR播州赤穂駅から徒歩15分ほどの場所にある平城です。最初の築城は室町時代の頃でしたが、当時は赤穂城とは呼ばれず、本格的に造営されて赤穂城となるのは江戸期に入ってからだと言われています。

縄張りとしては単純な平城で、堀も一層しかなく、城内の地積も小さいのであまり軍事的には堅固ではなさそう。また復元された城内も庭園・公園として整備されているのみで、かつての面影を留めるものは少ないです。

赤穂城に隣接する形で大石神社というのがあるのですが、こちらは赤穂浪士で有名な大石内蔵助をはじめとする浪士達を祭った神社だと言われています。こちらの方は観光客でごった返していましたが、さもありなんと思いました。

お奨め度★★

「決戦、アバオアクーDX」(以下、本作)について説明は不要だろう。
今回、久しぶりに本作をプレイすることになった。下名はジオン軍を担当する。また選択ルールは要塞兵器を含めて全採用とした。

注:「決戦、アバオアクーDX」は通販で入手可能です。こちらを参照して下さい。

初期配置

イメージ 15連邦軍は兵力を概ね3:1の割合で配分し、主力をNフィールド、残りをSフィールドに配置してきた。またNフィールドの部隊は左翼隊、右翼隊に分け、左翼隊が3、右翼隊が2ぐらいの割合に配分してきた。
対するジオン軍は艦船部隊の70%以上、MS部隊の約60%をNフィールドに配置し、残りをSフィールドに配置した。その中でもMS-14(ゲルググ)、MS-09R(リックドム)といった新鋭機やドロス、グワジン、ザンジバルといった強力な艦船部隊はNフィールドに回し、Sフィールドにはザク、ムサイといった比較的性能に劣る部隊を配置した。Nフィールドにて攻勢を仕掛けて連邦軍の屋台骨を分断する作戦である。期待はMS-14、MS-09Rのエリート部隊だ。

イメージ 1


1Turn

ミノフスキー粒子濃度(以下、M値)=1、アクション順(以下、AC)=N,N,E,Z(N=No Action,E=EFSF Action,Z=Zion Action,以下同じ)
最後にアクションを取ったのがジオン側だったのでNフィールドで攻勢を仕掛けた。RB-79(ボール)やFFX-7Bst(コアブースター)といった防御力を弱いユニットを狙い撃ちして、FFX-7Bst 1ユニット、RB-79 3ユニット、RX-77D(量産型ガンキャノン)1ユニットを撃破した。しかし連邦軍の反撃によってMS-09R 2ユニットが撃破されてしまう。

イメージ 2


2Turn

イメージ 17M値=6,AC=Z,Z,E,N
増援:連邦=補充(6)、ジオン=MA-08(ビグザム)
連邦は補充を使って先に撃破されたユニットを全て復活させた。このように倒しても倒しても復活するのが連邦軍の強みである。対するジオン軍は大型モビルアーマー「ビグザム」を登場させた。

イメージ 3


このTurn、ジオン軍のアクションが序盤に2回続いた。前のTurnから数えるとジオン軍が連続3アクション続いた計算になる。この機にジオン軍は連邦軍に猛攻を加える。エリート部隊を中核とするジオン軍の攻撃によって連邦軍Nフィールド部隊は壊滅的な損害を被った。このTurnだけで撃破されたユニット数は17に達し、その数は連邦軍全戦力の30%近くにも及んだ。その他、撃破こそされなかったが、戦闘不能になったユニットも多数に及ぶ。Nフィールドの右翼部隊は事実上壊滅した。
連邦軍も一部の部隊が善戦しジオン軍に損害を与えている。特にパブリク突撃艇の部隊は奮戦し、グワジン級戦艦、ザンジバル級機動巡洋艦各1ユニットを撃破した。

イメージ 4


3Turn

イメージ 18M値=4,AC=E,Z,N,N
増援:連邦=補充(5)、ザビ家の内乱、ジオン=MA-06(ヴァルヴァロ)
ジオン軍の増援は強力な火力と高い機動力を誇る高速モビルアーマーMA-06「ヴァルヴァロ」だ。
ジオン側防空網の隙を突いてアバオアクーの防空識別圏に連邦軍パブリク突撃艇が進入してきた。それを迎撃に向かうのは増援で登場してきたMA-06だ。さすがに突撃艇ではモビルアーマーに敵うべくもなく、パブリク突撃艇は戦闘力を失い後退していく。

イメージ 5


4Turn

イメージ 16M値=4,AC=Z,E,N,N
増援:連邦=補充(3)、RGM-79GS、ジオン=MS-14S、MS-14S
連邦軍の増援はRGM-79GS「ジムコマンド」だ。エリート部隊でバニング少佐率いるバニング中隊である。一方のジオン側増援はMS-14S「ゲルググ」2ユニット。それぞれシャア、ランバラルが率いる部隊である。
Nフィールドでは戦線を立て直しつつある連邦軍に対してさすがにジオン軍も疲労の色が隠せず、一旦アバオアクー方面に後退していった。Nフィールド方面への増援に出撃したシャア、ランバラル両部隊が早くも連邦軍と交戦。ランバラル部隊がRGM-79 1ユニットを一撃で撃破した。またシャアの部隊は連邦軍バニング中隊と交戦。バニング隊の攻撃を躱したシャアは逆にバニング隊を瞬殺した。

イメージ 6

イメージ 7


一方のSフィールドだが、MA-08「ビクザム」が戦場に到着した。強力なメガ粒子砲がアウトレンジでマゼラン級戦艦を攻撃。これを一撃で撃破した。までは良かったが、MA-08も弾切れを起こして戦闘不能となってしまう。

イメージ 8


5Turn

イメージ 19M値=4,AC=N,E,N,Z
増援:連邦=補充(6)、RX-78、ジオン=補充5、MS-15、MA-04X
連邦軍に最強のRX-78「ガンダム」が登場する。「ガンダム」が登場した場合、ジオン側の増援が1枚増える(そのTurnのみ)。喜び勇んで増援ユニットを引くジオン軍。しかし引いてきた増援部隊はよりもよって最弱のMS-15「ギャン」とMA-04X「ザクレロ」。あまりの引きの悪さに唖然とするジオン軍。

イメージ 9


Sフィールドから進入してきた連邦のRX-78は早くもFラインを突破しアバオアクーに迫る。それを迎え撃つのはMS-06、MA-04Xが各1ユニットのみ。ジオン軍はSフィールドに増援部隊を送り込んで守りを固める。

イメージ 10


Nフィールドではシャア、ランバラルが先頭に立って連邦軍に突入していく。

イメージ 11


6Turn

イメージ 20M値=1,AC=N,E,N,Z
増援:連邦=RGM-79SP、強襲揚陸艦、ジオン=補充2、MAN-08
連邦軍の増援は「ジムスナイパー2」と強襲揚陸艦「ホワイトベース」。ジオン軍はMAN-08「エルメス」が登場した。抜群の長距離攻撃能力を誇るMAN-08だが、ミノフスキー粒子が濃いのでこのTurnはあまり威力を発揮できない。
このTurn活躍したのはマクベが乗るMS-15「ギャン」。ジム部隊相手に白兵戦を仕掛けて、これを一撃で撃破していた。期待が薄かっただけにこの戦果は嬉しい。

イメージ 12



7Turn

M値=6,AC=N,N,E,Z
増援:連邦=補充(5)、ザビ家の内乱、ジオン=MS-09R
このTurnからゲーム終了判定が始まる。「ザビ家の内乱」を引いた連邦軍はダブルインパルスに期待をかけるが、チット引きに恵まれず1アクションのみで終了。それでも「ガンダム」の活躍で要塞ユニット1個が撃破され、残り1個で連邦側の勝利という状況になった。

イメージ 13


このTurnの終了判定。ゲームはまだ終わらない。

8Turn

M値=3,AC=N,N,Z,E
増援:連邦=補充(4)、ジオン=MAN-03
連邦軍はこのTurnも1アクションしかない。結局8Turnを通じて連邦軍は毎Turn1アクションにずつ終わった。平均値で言えば連邦軍1.33アクション/Turn、「ザビ家の内乱」を引いた場合は1.6アクション/Turnだ。8Turnで平均すると10.2アクション得られる計算だが、今回は8アクション。明らかに平均値を下回っている(ちなみにジオン側は平均9.6アクションに対して実績9アクションなので概ね平均値だ)。連邦軍苦戦の原因はアクション数の少なさにあるのは明らかだ。
「ビクザム」が「ガンダム」を無力化すべくアウトレンジ射撃を実施する。33%で「ガンダム」を無力化できる所であったが、出目に恵まれず外れ。「ガンダム」が「ビグザム」に白兵戦を仕掛けてこれを撃破した。

イメージ 14


結局このTurnも連邦軍は勝利条件を達成できなかった。またTurnの終了判定。ゲームはまだ終わらない。

感想

未だに決着はついていないが、時間の関係でここまでとした。盤面の状況はかなりジオン軍有利で進展しており、「ガンダム」以外の連邦軍はほぼ完全に戦闘能力を失っていた。これでは如何に「ガンダム」が強力でも勝利を得るのは難しそうだ。
とはいえ、連邦軍にもチャンスはある。「ガンダム」が要塞にあと2ヘクスまで迫っている。ということは連邦軍が2アクション取れれば(確率は40%)、「ガンダム」が要塞にとりつき、白兵戦を仕掛けられる。「ガンダム」の白兵戦で要塞を除去できる確率は約70%。従って連邦側にも十分勝機が残っている。

それにしても「アバオアクー」は面白い。一時は連邦軍が絶望的な状況にも思えたが、途中でちゃんと盛り返している。行動チットの引きに左右される面はあるが、それはそれでドラマだろう。



イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

7世紀後半(奈良時代の少し前)に築かれた山城です。当時は白村江の戦いで日本軍が唐・新羅連合軍に敗れた頃で、唐・新羅連合軍が九州から攻めてくると考えられた時期です。それに対して大和朝廷は西日本各地に城郭を築き、彼らの侵攻に備えました。
鬼ヶ城は吉備高原南端に位置する鬼城山に築かれた山城で、山陽道と瀬戸内海の海路を扼する要域です。対岸の讃岐にも屋島、讃岐富士に城郭が築かれ、ある種の防御ネットワークを構築しています。

山頂付近までは道路が整備されており、駐車場から城跡までは5分ほどで歩けます。城跡には城門と土塁が整備され、古代の城郭を見事に再現しています。戦国期の城郭のような天守閣や石垣はありませんが、万里の長城を思わせる土塁が往時の姿を示しています。再現されている土塁は一部分のみですが、それでも城郭の規模を思わせる大規模なものです。往時はこれが鬼城山全域をぐるっと取り巻いていたとのことですから、その規模が伺えます。地元の人の話によると、これでも鬼ヶ城は古代城郭としては中規模なものとのこと。古代城郭も馬鹿にしたものではないな、と思いました。

お奨め度★★★★

↑このページのトップヘ