もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2020年08月

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ツクダホビーから1990年に発表された「ラグナロック作戦」(以下、本作)は、田中芳樹氏の小説「銀河英雄伝説」(以下、銀英伝)の一場面であるラグナロック作戦を作戦級で描いたシミュレーションゲームである。
今回、この「ラグナロック作戦」をVASSALでソロプレイしてみた。以下はその記録である。

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8Turn

ラインハルトが病床から復帰した。ラインハルトの旗艦ブリュンヒルトがフェザーンの大地を発進し、自由惑星同盟領内に進攻していく。その頃、同盟領の一角であるマーロヴィア星系では、正体不明の同盟艦隊が出現した。これこそ帝国軍がその姿を探し求めたヤン艦隊の姿であった。艦艇28,000隻を揃えたヤン艦隊は、マーロヴィア星系軌道上に展開する帝国軍シュタインメッツ大将(3-3-7★★)の艦隊を攻撃した。兵力や指揮能力に勝るヤン艦隊は小細工抜きの突撃戦法でシュタインメッツ艦隊を圧倒。約6,000隻(6ステップ)を失ったシュタインメッツ艦隊は、戦線を維持するのが精一杯であった。

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「ヤン艦隊現る」の報を受けた帝国軍は、周辺の艦隊に対して直ちに、マーロヴィアへ向かうように命じた。しかし何故かこの時の帝国軍はフットワーク(強行軍ダイス)が悪く、マーロヴィアから4ヘクスの距離にいたミッターマイヤーやファーレンハイトの艦隊ですら戦闘に間に合わなかった。そのため傷ついたシュタインメッツ艦隊は単独でヤン艦隊と戦うことになってしまう。シュタインメッツ艦隊は全戦力の80%を失うという大損害を被って事実上壊滅した。ヤン艦隊の方は殆ど無傷である。そして戦いを終えたヤン艦隊は、再び宇宙空間の深淵に姿を晦ませた。

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マーロヴィアでの敗北もあったが、帝国軍が着実に領土を広げていった。ルシアーナ星系が陥落。さらにイゼルローン回廊出口付近では、ティアマト、アスダーテといった激戦地が、次々と帝国軍の手中に落ちていった。

9Turn

「ヤン艦隊勝利」の報は、同盟側国民の士気を高めた。首都星ハイネセンでは、ヤン艦隊を援護すべく モートン中将(2-3-7★★)麾下の第14艦隊(艦艇10,000隻)が編成され、ただちに発進していった。
帝国軍は姿を晦ましたヤン艦隊を追いつつ、同盟領内の支配地域を広げていった。このTurn、フェザーン側では、先にヤン艦隊が勝利を収めたマーロヴィア星系を支配下においた。さらに進んでマスジット星系もワーレン艦隊が制圧した。またイゼルローン回廊出口付近では、ヴァンフリート、シャンプール、シヴァ、そして因縁のエル・ファシル星系が帝国の手中に帰した。シヴァには帝国軍の補給基地が設営された。これはイゼルローン、フェザーン、レサヴィクに続いて帝国軍4番目の補給基地であった。

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10Turn

フェザーンに駐留していたヤンの養子ユリアンがヤン艦隊に帰還した。ユリアンの帰還は後に重大な意味を持つことになるが、それは後の話である。

ヤン艦隊から分離したアッテンボロー少将(4-4-10★★)麾下の小艦隊(6,000隻)がルシアーナ星系に姿を現した。ゲリラ的な襲撃である。付近を警戒中であった帝国軍ミュラー大将(3-4-7★★)麾下の艦隊16.000隻が直ちにルシアーナ星系に向かったが、その時には既にアッテンボロー艦隊は宇宙の深淵に姿を消した後であった。
このTurn、帝国軍はシュバーラ星系とファラーファラ星系を落とし、これで帝国軍は同盟領内で計12個の有人惑星を支配した。

11Turn

神出鬼没の同盟艦隊。今度はイゼルローン回廊に出現した。ティアマト、アスターテの2星系が同盟軍の支配に戻った。既にシヴァ星系に進出していた帝国軍ロイエンタール艦隊は、補給線を切られて危機に陥る。

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12Turn

ヤン艦隊に背後を取られたロイエンタール艦隊は、まともに対決すると不利と考え、全力でフェザーン方面に移動を開始した。またフェザーン方面からもラインハルト直率の親衛隊32,000隻をはじめ、ミュラー、ミッターマイヤー、ワーレン、ビッテンフェルトの各将が率いる艦隊がロイエンタール艦隊を迎えるべく出撃してきた。
ヤン艦隊はロイエンタール艦隊を追い、エルゴン星系付近でこれを捕捉した。ロイエンタールの「撤退」戦術を読んだヤンは「突撃」を敢行。逃げ腰の帝国艦隊に痛打を浴びせる。ロイエンタール艦隊は約5,000隻を失ってイゼルローン回廊に向けて敗走。ヤン艦隊は殆ど無傷であった。

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13Turn

ヤン艦隊はロイエンタール艦隊を追ってイゼルローン回廊奥深くまで侵攻する。しかしロイエンタールもさるもの。イゼルローン要塞に立てこもり、要塞の威力でヤン艦隊を迎え撃つ構えだ。さすがのヤンもイゼルローン要塞と艦隊のコンビが相手では分が悪い。イゼルローン回廊の星系を解放しつつ、新たな脅威に備えた。
フェザーン方面から侵攻してくるラインハルト公の主力部隊はさらに占領地を広げ、その先鋒はランテマリオ、リューカスの各星系に到達した。首都星ハイネセンは既に目の前である。この時点で帝国の支配する同盟有人惑星数は13に達した。あと5つで帝国は勝利できる。

「どうした、ヤン・ウェンリー。このまま私が勝ってしまって良いのか・・・」

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14Turn

ヤン艦隊が姿を現したのはロフォーテン星系上空であった。ここには帝国軍の補給基地がある。ここを潰せば帝国軍を軒並み補給切れにできる。ただし帝国軍の袋叩きにある危険性もあるが・・・。
ロフォーテンを守るのはクルーゼンシュテルン中将(2-2-6★)麾下の2000隻。ヤン艦隊は32,000隻の大艦隊なので、勝負にはならない。クルーゼンシュテルン中将は惑星に籠って徹底交戦を図る。降伏勧告は応じないのでヤン艦隊は惑星に対する総攻撃に転じる。中将の抵抗もむなしく圧倒的な兵力のヤン艦隊を前にロフォーテンは陥落。中将も戦死する。

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15Turn

「現れたなヤン・ウェンリー。しかしロフォーテンが貴様の墓場となる」

ラインハルト公自ら率いる31,000隻の艦隊がロフォーテン星系に迫った。兵力はほぼ互角。しかしラインハルトには予備兵力があるのに対し、ヤンの方には予備兵力はない。

「ローエングラム公の意図がわかったような気がします」

ユリアンがそう言ってラインハルトの意図を説明した。彼は恐らく「突撃」戦法を採ってくるだろう。ヤンを逃がしてしまえば意味がないので、危険と分かっていてもラインハルトは突撃するしかなかった。
ラインハルトの「突撃」戦法に対し、ヤンは「縦深陣」で応じた。ヤンのダイスは冴えわたり、出目は12で修正後14。ラインハルトは実に8,000隻(8ステップ)もの艦艇を失った。ヤン艦隊の損害は僅かに1,000隻(1ステップ)。最初の「接触戦」はヤン艦隊の圧勝に終わった。

しかし先にも述べたように予備兵力では帝国軍が圧倒的に優勢である。ラインハルトを守らんと帝国軍の艦艇多数がロフォーテン星系に集まってきた。ミューラー、ビッテンフェルト、ワーレン、そしてミッターマイヤーらの帝国が誇る将士である。その兵力は実に60,000隻。先のラインハルト直率の兵力23,000隻(当初の31,000隻から8,000隻減)と合わせると合計83,000隻。ヤン艦隊の約30,000隻の3倍近い大兵力である。さすがのミラクル・ヤンもこの兵力差は如何ともしがたい。
ヤンはラインハルトの戦術を「突撃」を見て「縦深陣」で応じたが、ラインハルトはヤンの裏をかき「二分攻撃」を仕掛けてきた。

「しまった。裏をかかれた」

ヤンは呟いたが後の祭りである。最初の交戦で帝国と自由惑星同盟はそれぞれ2000隻、3000隻の損害を出した。

「いかん」

ヤンは交戦を切り上げて撤退を決意した。帝国軍の攻撃でさらに3000隻を失ったヤン艦隊であったが、辛うじて追撃をかわして撤退に成功した。ヤン艦隊はリューカス星系に撤退。そこで本国艦隊と合流して兵力を再編した。

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つづく

写真01

ツクダホビーから1990年に発表された「ラグナロック作戦」(以下、本作)は、田中芳樹氏の小説「銀河英雄伝説」(以下、銀英伝)の一場面であるラグナロック作戦を作戦級で描いたシミュレーションゲームである。
銀英伝といえば、ハードSFというよりはスペースオペラの範疇に入る作品である。また宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムのような「兵器」に焦点を当てた作品ではなく、「人物」に焦点を当てた作品といえる。その銀英伝を舞台とした本作も、「兵器」ではなく「人物」に焦点を当てたデザインとなっている。
本作のマップは銀河系の半分が二次元のHexマップで描かれている。1Hexのスケールは不明だが、1Turnは地球時間の約10日間に相当する。また宇宙艦の移動力は、1Turnに4~12Hex移動可能である。1ユニットは約2,000隻の宇宙艦を表す。
本作の基本システムは、戦国時代を扱ったゲームである「謙信上洛」や「真田軍記」に近いものになっている。すなわち両軍とも指揮官を中心とする複数ユニットからなる「艦隊」を形成し、艦隊単位で行動する。艦隊の能力は、指揮官の能力によって左右され、指揮官には攻防能力の他、行動力というパラメータがある。スタック制限はなしなのでその気になれば全戦力を一か所に集中できる(何万隻も艦隊といっても宇宙は広いのだ)。
本作の基本的な手順は、手番側通常移動-->非手番側リアクション移動-->手番側強行軍移動-->手番側戦闘、となっている(これを帝国、同盟の順に繰り返す)。通常移動以外では行動力チェックが必要で、2D6で行動力以下の出目が必要になる。ちなみに同盟軍のヤンとアッテンボローは行動力10で最高、一方の帝国軍は「疾風」ウォルフことミッターマイヤーの行動力9が最高で、主人公ラインハルトとロイエンタールが行動力8、その他の帝国軍将官が行動力7となっている。これを見る限り同盟軍の方が「フットワークが軽い」と言える。
戦闘システムはファイヤーパワー方式。結果はステップロス数によってあらわされる。指揮能力によってダイス目が修正される他、戦術の組み合わせによるダイス修正もある。例えば攻撃側が「突撃」を仕掛けてきて、防御側が突撃に強い「縦深陣」を敷いたとすると、攻撃側のダイスは-2(不利になる)、防御側のダイスは+1(有利になる)になる。その時、威力を発揮するのが「ミラクルヤン」ルール。戦術は計7種類あるのだが、ヤンが参加している場合、同盟側はダイス1個を振る。帝国側は出目に等しい枚数の「使わない」戦術チットを公開しなければならない。例えば出目が6なら、使わない戦術チット6枚を公開することになるから、帝国側がどの戦術チットを使うか同盟側には丸わかりである。さらに同盟軍は「ユリアン」チットなるものがあり、それを使うことでダイス目を自動的に6にできる。ちなみに戦術能力でもヤンは他の帝国軍将帥を圧倒しており、同数の対決なら「ミラクルヤン」に対抗できる帝国軍指揮官は存在しない。そう、主人公のラインハルトを含めて。

他にはイベントルールがある。同盟側に増援部隊が登場したり、帝国占領下の惑星で暴動が発生したりするが、一番デカイのは「カイザー発病」。主人公であるラインハルトが病気で寝込んでしまう。そうなるとラインハルトが入院して動けなくなるばかりか、帝国軍の他の将帥も士気が落ちて能力が下がってしまう。同盟側としてはラインハルトが入院中に決戦を仕掛けておきたい所だ。

今回、この「ラグナロック作戦」をVASSALでソロプレイしてみた。以下はその記録である。

写真01


1Turn

帝国軍の先鋒たるロイエンタール上級大将(4-4-8★★★、攻撃能力、防御能力、行動力、指揮順位、以下同じ)麾下の3個艦隊がイゼルローン要塞前面に展開する。イゼルローン要塞を守るヤン大将(5-6-10★★★)は、ダミー艦隊を出撃させて帝国軍の攪乱を図る。さらに首都ハイネセンからは同盟軍貴重な予備兵力であるパエッタ中将(2-2-5★★)麾下の第1艦隊が出撃していく(無能なパエッタが珍しく2回連続で強行軍チェックに成功した)。
ソロプレイだからもどかしいのだが、ロイエンタールのキモチとしては、「ヤンがイゼルローンに残っているのかどうかわからない」といったところだろう。

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2Turn

イゼルローン要塞を順当に包囲したロイエンタール上級大将の帝国艦隊。しかし要塞内に籠るヤン艦隊の正体はわからない。そこでイゼルローン要塞を遠巻きに包囲し、降伏勧告を実施した。ヤンが要塞内にいる場合は、降伏勧告が成功しないのでその存在がわかる。出目は3で「降伏せず」だった。これによりイゼルローン要塞にヤンが残っていることがほぼ明らかとなった。
そこでヤンはイゼルローンを包囲するロイエンタール艦隊に対して突破戦闘を仕掛けた。イゼルローン要塞近傍での戦いでは、要塞の耐久力(10)を自らの戦力に追加できる。従って通常よりもヤンが有利に戦えるのだ。ヤン艦隊は2度にわたって軌道突破を仕掛けた。帝国軍は8ステップを失ったが、ヤンも3ステップを失った。

このあたり、大昔のGame Journalの記事等から「ダミーを置いてロイエンタールを怯ませる」戦術が再現できるかと思ったが、ルールブックを読み直すと「帝国軍ユニットに隣接されるとダミーは消える」とある。従ってヤンの影武者をイゼルローン回廊に配置しても、意外と簡単にバレてしまうのではと思う。だから上記のような面倒な事はやらなくても良いはず・・・。

ということに気が付いたのは、ゲームがかなり進んだ後であった。



3Turn

帝国軍ラインハルト元帥(5-4-8★★★★)本隊がフェザーン回廊に姿を現した。艦艇54,000隻からなる大艦隊である。ラインハルトはフェザーンに侵攻し、フェザーンを無血占領した。

イゼルローン要塞では、ヤン艦隊は再び出撃する。ミラクルヤンが冴えてロイエンタールが手の内を読まれたので、ロイエンタールは無理な追撃を行わず、「縦深陣」というやや退嬰的な戦術を採ってきた。ヤンも兵力的に苦しくなってきたので「撤退」を宣言して後退。ティアマト星系でヤン艦隊は、かつての上官パエッタ中将麾下の第1艦隊と合流し、戦力を強化した。
ロイエンタール艦隊は大きな損害を被ったが、ヤンなきイゼルローンを占領し、一息つく。

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4Turn

帝国軍はフェザーンに補給基地を築いて後方拠点にする。またフェザーン守備用としてトゥルナイゼン中将(2-2-6★)麾下の艦艇2000隻を残置した。そしてラインハルト自ら率いる親衛艦隊がフェザーン回廊を抜けて自由惑星同盟領内に侵入する。フェザーン回廊から最も近い有人惑星はレサヴィク星系。ラインハルト艦隊の前方を進む「疾風ウォルフ」ことミッターマイヤー上級大将(4-3-9★★★)麾下の艦隊がレサヴィク星系に到達したが、レサヴィク星系は降伏に応じなかった。

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5Turn

帝国軍を災厄が襲った。「カイザー発病」である。ラインハルト艦隊はフェザーンへ逆戻りとなる。帝国艦隊はレザヴィク星系に対する降伏勧告を継続するが、レサヴィク星系なおも降伏に応じない。その頃、イゼルローン方面からは同盟軍のダミーマーカーが近づいてきた。果たしてダミーの正体は本物か?。

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6Turn

カイザー・ラインハルトはなおも病床にいる。帝国軍はダミーの正体を明らかにするため、レサヴィク星系を強襲するミッターマイヤーとミュラーの艦隊は、同星系を陥落させた。しかしその間にも多数のダミーが帝国艦隊を脅威する。戸惑う帝国軍将兵。

写真08


7Turn

カイザー・ラインハルトはなおも病床にいる。帝国軍は同盟領内での地歩を広げようと、マーロヴィア星系、ルシアーナ星系に侵攻する。

つづく

3
笠間城を見たあと、福島方面へ向かい、途中の三春で高速降りた所の食堂に入りました。
そこで食べたのが「三春素麺」。一般的な素麺に比べるとやや麺が太目で、素麺というよりは冷麦に近い感じ。太麺が好きな私としては、嬉しいです。夏はやはり素麺だね。

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素麺の他に厚揚げがついており、太目の厚揚げにネギが挟んでありました。味噌味がつけてあって単品でも十分に美味しい。

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三春の「ふる里」。ぷらっと立ち寄ったお店ですが、美味しかったです。

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お奨め度★★★

つづく

4

200530_ThePhilippineSea

The Philippine Sea 1944

Mark Stille Osprey Publishing

マリアナ沖海戦について簡潔かつ的確にまとめた著作である。著者のMark Stille氏は、海軍関係の著作を多く手掛けている研究者で、以前に紹介した 以前に紹介したGuadalcanalThe Imperial Japanese Navy の著者でもある。
本書はマリアナ沖海戦(米国名フィリピン海海戦)について、海戦前の状況、両軍の編成、訓練、ドクトリン、海戦の流れと結果を簡潔かつ詳細に記した著作である。「簡潔かつ詳細」と書くと矛盾しているようにも見えるが、本書はデータや数値、立体的な位置関係を重視しており、その代わり文章は少ない。従って英語の苦手な我々でも素直に読める(わからない所を読み飛ばしても理解に苦労しない)。そういった意味で全体のボリュームは少ないが、OBやイベントの流れ、正確な時刻といった所には拘っており、海戦の状況を正しく理解する上では良い著作だ。本書の場合、日本語で本書に相当する著作が存在していないだけに、貴重な作品といえる。

お奨め度★★★★

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土浦城 に続いて、同じ茨城県にある笠間城に行きました。車で走ると1時間弱の距離です。

土浦城は平城でしたが、この笠間城は山城です。元々は鎌倉時代における僧兵同士の争いの際に築かれた城でしたが、南北朝の戦いや戦国期でも幾たびが戦いが行われたそうです。

JR水戸線の笠間駅から車で10分ほど。美術館や古風な街並みが並ぶ笠間の中心地。そこにそびえる標高約200mの佐白山が笠間城です。駐車場から少し上がったところが登城口になります。

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登城口からは山道。その日は雨だったので傘をさして山道を登っていく。標高差は100mと少しあったので、そこそこの山登りになります。斜面を登りきると平坦な場所に出て、そこからは頂上まであと一息。

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山頂は祠が立っており、そこが笠間城跡です。

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帰りは往路の逆になります。全般的な感想としては縦に長い稜線に構築された山城なので守り易く攻め難い城のように思いました。山頂からは周囲の景観が望めますが、木々に邪魔されてやや視界が遮られているのが残念です。

つづく

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