歴史群像2021年10月号
特集は「南太平洋海戦」。前後編の今回は前編。これまでも何度か取り上げられた戦いだが、今回は比較的オーソドックスに海戦前後における両軍の動きを丹念に追いかけるというスタイルの記事になっている。そういった意味で新味性はやや乏しいが、事実関係を把握する上では最適の記事となっている。他に面白かったのは、開戦劈頭における陸軍航空作戦(長南氏がこんな記事も書けるとは少し驚き)、ベルリン空輸に関する記事、そして白石光氏による兵器解説(B-25とドイツ軍重戦車)が面白かった。
そういえば「ノブナガさん」はどうしたんだろ?。連載終了かな?。あと巻末の漫画も今回が最終回だった。
お奨め度★★★