もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2021年12月

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美瑛市街にあるそば屋さん。「新そば」の看板に吊られて訪れました。
天ぷらもりそば大盛と卵ご飯を注文しました。サービスでドリンクが付きます(私はリンゴジュースを注文)。
さすがに新そば。美味しい。大盛のそばは結構ボリュームがありましたが、一気に食べ終わりました。天ぷらの方も品数こそ少なめでしたが、大きめのエビが入った海老天は塩と絡めて食べるとこれまた絶品。
最後に卵かけごはん。これまた御飯と卵黄の組み合わせが絶妙で、醤油を垂らして食べると口の中に旨味が広がります。

このボリュームでしかもこのクオリティ。それで値段は税込1350円。絶対安い!!

お奨め度★★★★

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10月下旬から11月初旬にかけて北海道の美瑛周辺は美しいカラマツの紅葉に彩られます。今回は 3年ぶりに 美瑛のカラマツ紅葉を見に来ました。

今回はそのいくつかを紹介します。

前回まで --> こちら

(6)三愛の丘

美瑛の市街地から美瑛川を渡って南西方向に向かった所の高台にある景勝地です。

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(7)拓真館周辺

拓真館周辺といっても結構広い地域です。拓真館から南東へ伸びる道を1kmほど進み、林の中に降りていく細い道から見る紅葉が素敵です。

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(8)四季彩の丘

夏になると様々な花が咲き乱れる美瑛地区随一の景勝地。秋のこの時期は花は殆どありませんが、その代わりに紅葉が美しいです。

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(9)十勝岳爆発遭難記念碑

美馬牛から上富良野方面へ向かう道路の途中にある場所です。十勝岳連峰と手前の紅葉が美しいです。

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(10)ジェットコースターの道

美馬牛の駅から西南西方向に真っすぐ伸びる道があり、途中で国道237号線で少し曲がった後、国道を超えるとさらに真っすぐの道。この直進道路を通称「ジェットコースターの道」と呼ばれています。その付近からも紅葉と十勝岳の景観が良く見えます。

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(11)新栄の丘

最後は美瑛と美馬牛の丁度間ぐらいにある高台。ここは夕陽が美しいので夕陽が見えそうな夕方にはいつも訪れています。今回も西の山に夕陽が沈む光景を見ることができました。

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(12)再び美瑛を回る

翌日はやや曇天となりましたが、折角なので再び回ってみました。赤羽の丘、ジェットコースターの道、就実の丘等、昨日回った場所を再び車で回ってみました。 。

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(13)(おまけ)十勝岳

10月下旬の十勝岳は完全に冬山の様相です。

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The Royal Navy and the Mediterranean: Vol.I

David Brown Routledge

地中海における英国海軍の戦いを描いた作品で、英海軍の第1海軍卿(The First Sea Load)が監修しているという。ボリュームの割に高価(約8,000円)という印象は拭えない。
1939年から1940年10月までの地中海の戦いを描いており、時期的にはタラント空襲の直前までを扱っている。巻末には地中海方面での戦いに参加した英仏伊海軍の戦闘序列が記載されており、その他にも当時の英海軍における書簡等が多数掲載されている。そういった意味では資料的価値は高い。
先にも書いた通りボリュームの割に高価なので、万人にはお奨めできないが、WW2地中海の戦いに興味がある向きにはある程度は推奨できる。意外とアッサリ読める点も良い。

お奨め度★★★

10月下旬から11月初旬にかけて北海道の美瑛周辺は美しいカラマツの紅葉に彩られます。今回は 3年ぶりに 美瑛のカラマツ紅葉を見に来ました。

今回はそのいくつかを紹介します。

(1)就実の丘及びその周辺

朝、美瑛の町が霧に包まれていたので、標高の高い場所ということで就実の丘に向かいました。旭川空港から南へ真っすぐ進んだ所にあります。下界の紅葉と白銀に染まる旭岳が美しいです。

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(2)赤羽の丘

上記就実の丘とは川を挟んで一つ向こう側の丘陵地帯です。美瑛の周辺にはこのような丘陵地帯が多く、景観的には素晴らしいのですが、自転車等で走るには苦労します。

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(3)聖台公園

聖台貯水池という小さなダムがある公園です。スケール感はやや小さいのですが、色が多くて綺麗でした。

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(4)藤野地区

以前にも紹介したカラマツの紅葉が美しいポイントです。美瑛駅から南東の方向にある小高い丘陵地帯で、紅葉と旭岳や十勝岳連峰の山々が美しい場所です。

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(5)日の出橋

藤野地区から降りてきたところで美瑛川にかかる緑色の橋梁が日の出橋です。川岸の紅葉とその向こうに見える十勝岳連峰が美しい場所です。

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つづく

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AirPower(以下、本作)は、1992年に米国Clash of Arms社から発売された空戦ゲームシリーズです。シリーズと言っても実際に発売されたのは、同年に発売されたClash of Arms社の「The Speed of Heat」だけで、あとはAirPower Journalという雑誌で追加シナリオや追加データが掲載されていたようです。あと、忘れちゃいけない View from a Cockpit (以下、VfaC) 。和製のAirPowerシリーズサプリメントですが、そのクォリティの高さは半端ないです。

今回、映画 トップガン マーヴェリック の上映を記念して(という程のことではないのですが)、オリジナル「トップガン」の空戦シーンをAirPowerシリーズでプレイしてみることにしました。AirPowerの前作ともいうべきGDW社のAir Superiority(1987)(以下、AS)にクライマックスシーンを再現したシナリオが用意されていたので、そちらを使用します。個人的にはA-4改「マングース」とトップガン達の戦いを描いたシナリオがプレイしたかったのですが(旧式だが小型軽量のA-4が、当時最新鋭のF-14Aを翻弄する様が見てみたい)、残念ながらシナリオが見つかりませんでした。ちなみに機体のデータはASから流用(早くVfaCの米海軍サプリメントが見てみたい・・・)、ミサイルはVfaCのデータを使用しました。また劇中で「MiG28ファンタジー」となっている架空のミグは、シナリオではMiG21扱いとなっています。現代のイメージなら、MiG29の輸出型あたりがしっくりくるかもしれません(それだとF-14は勝てないか・・・)。
またオリジナルのシナリオでは特に指定がない搭乗員の練度についてですが、米側トップガン卒業生(3番機のRIO=マーリンを除く全員)は、ヴェテランでかつTactical Master扱いとしました。さらに1番機と3番機のパイロット(アイスマンとマーヴェリック)は、Combat Hero扱いにしました(ちょッと下駄を履かせすぎかな?)。また1番機のRIO=スライダーは、ガタイがデカイので体力優秀。また3番機のパイロット=マーヴェリックは、自信が劣悪(グースの死からまだ立ち直っていないため)としました。
敵側については、6機のMiG21が登場し、うち2機はソ連の軍事顧問団が乗っているという設定のようです(劇中でハリウッドのF-14Aを撃墜したのは、軍事顧問団のMiGらしい)。そこで練度は軍事顧問団が平均、地元兵は平均、ノービス、ノービス、グリーンとしました。

プレイスタイルはVASSALによるソロプレイです。

Turn00a


1-2Turn

Ice, we've got a problem here. Now we've got four aircraft on radar.
Not one pair, two pair. Repeat, four bogeys.
No! Make that five!
(「違うぞ、敵機は5機だ」)

ブードゥ2(2番機)のRIOを務めるウルフマンが叫ぶ。今や状況は急速に悪化しつつあった。当初2機と思われていたMiG戦闘機が実は4機、いや5機目も彼らの眼前に現れたのである。実際の状況はさらに悪く、彼らが未だ発見していない第6のMiGが彼らの後方から攻撃を機会を伺っていたのだ。
相手が同数なら練度と機体性能の優位を生かして苦も無く相手を圧倒出来るはずのトップガン達であったが、2倍以上の敵となると話は別だ。さすがのトップガン達も2倍以上の敵が相手なら確実な勝利は期待できない。
無論相手の立場に立って考えると、これは当然と言えば当然と言える。トップガン達の技量とF-14の性能の高さは敵側も当然知悉している。同数で戦えば勝てないことは、既に実戦の場面で何度も証明されていた。であれば数的優位に持ち込むべく敢えて密集編隊を組んで相手に少数機と思わせておいて、空戦場面で散開させて数的優位でトップガン達を圧倒しようというのは理にかなった戦術といえよう。この時点では有り体に言えば、敵側の作戦勝ち。トップガン達は罠にはまったといえる。

Mustang, This is Voodoo One. We are totally defensive. Launch the alert fighters
(こちらブードゥ1。完全に囲まれた。援護機を頼む)

その時彼らの後方から近づいていた「6番目のMiG」が、2番機のハリウッド機を狙ってミサイルを発射した。R-60赤外線誘導ミサイル。NATOコードネーム"AA-8Aエイフィッド"だ。機動力に優れた小型ミサイルである。その2発がMiGから放たれ、トップガン達の乗るF-14の右後方から迫ってきた。トップガン達はまだ気が付かない。

Turn02a


3Turn

右後方で何か光った。そう思ったハリウッドが右後方を振り返ると、驚くべき光景が。6番目のMiGの姿と、そこから放たれた2発のミサイルが真っすぐこちらに向かってくるのではないか。

Break Left. Break Left!

ハリウッド機後席のウルフマンが叫ぶ。排気熱の量を絞るべくスロットルを下げて、左に急旋回。さらに立て続けに数発のフレア弾が発射された。赤外線誘導ミサイルを騙す熱源体である。
MiGの放ったミサイルは、いずれもフレアに引き寄せられて外れ。ハリウッド・ウルフマンコンビはとりあえず最初の危機は乗り切った。しかし・・・、

Lead MiG is coming into gun's range.

「6番目のMiG」はハリウッド機の後方から近づき、23mm機関砲を撃ってくる。緊急回避で左へ避けるトップガン。機銃弾はギリギリの所で機体を逸れた。

Shit! That was close.


Turn03a


4Turn

「ウッド、さらにミサイルが1発来るぞ」

ウルフマンが叫ぶ。右後方から近づいてきた別のMiGが、ハリウッド機にR-60赤外線誘導ミサイル2発を発射したのだ。2発のうち1発は発射タイミングが早すぎて誘導に失敗して自爆したが、もう1発は正確な軌跡を描いてハリウッド機に迫ってきた。

Break right! Break right!

右へ降下旋回しながらミサイルから逃げる。フレアも発射されたが、今度はミサイルは騙されない。ミサイルはF-14の至近距離に近づき、近接信管を作動させた。

I'm hit. I'm hit!

ハリウッド機は胴体付近に被弾した。電子装備も破壊されたため、チャフ・フレアの放出が不可能となってしまう。さらにレーダーも機能を停止する。しかも彼らの危機はまだ終わってはいない。別のMiGが傷ついたハリウッド機に止めを刺すべく、近づいている。

一方、アイスマンのブードゥ1は、一旦MiGの包囲から逃れた後、垂直上昇してバーティカルロールを実施、機首を翻してMiG編隊に相対している。

One MiG 12 o'clock high, one MiG 12 o'clock high!
OK, you guys, I'm coming in.
I'm on his tail. I'm on his tail. I'm going for it. I'm going for the shot right now.
Roger, engaged!
I got tone, taking the shot. Fire!
Fox Tow! Fox Tow! Fox Tow!

アイスマンの機体から1発のAIM-9Lサイドワインダー赤外線誘導ミサイルが放たれた。ミサイルは前方1マイルを飛行中のMiGのエンジンテールに向かって飛んでいく。

Turn04a


F-14A


つづく

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