もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2022年01月

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Savoia-Marchetti S.79 Sparviero Bomber Units

Macro Mattioli Osprey

オスプレイの航空部隊シリーズ。その第122弾は、イタリア空軍の主力爆撃機サヴォイア・マルケッティ S.79(SM.79)飛行部隊を扱っている。先日紹介した"Savoia-Marchetti S.79 Sparviero Torpedo-Bomber Units"の姉妹編とも言うべき作品だが、前作が雷撃部隊を扱っているのに対し、本作は水平爆撃隊を扱っている。イタリア空軍におけるS.79の割合で言えば、水平爆撃隊の方が数は圧倒的に多い。しかし戦果は雷撃隊の方が華々しく、空母「インドミタブル」撃破等の戦果がある。対する爆撃隊は戦果に乏しく、巡洋艦以上の敵艦に対する大破中破といった華々しい戦果はない。そういった意味では本作の記述も地味であり、艦船、港湾、飛行場等に対する爆撃をひたすら繰り返し、時には英軍戦闘機の迎撃によって被害を出す、といった按配だ。ただしイタリア空軍では最も活躍した爆撃機ということもあり、本機の活躍はスペイン内戦から地中海戦線、北アフリカ、中近東、そして東アフリカといった広範な地域に及ぶ。
イタリアを代表する爆撃機の活躍をコンパクトに理解するには好適な著作である。

お奨め度★★★

あれから 2週間後に再び岡城址を訪れてみた。紅葉についてはやや色づいたようにも思えるが、果たして。あるいはもう散ってしまったのか。

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こちらは夕方の写真。丁度夕陽が沈む時間で、綺麗な夕陽が撮れました。

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この岡城址。豊後竹田の駅から歩くと20~30分とちょっと遠く感じます。ただ実際に歩いてみるとそれほどでもなく、所要時間2時間見ておけば十分に見学できます。
実際に見てみると、思いのほか大迫力でビックリすること請け合い。もしまだ行ったことがなければ、一度訪ねてみては如何でしょうか。

お奨め度★★★★
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The Royal Navy and the Mediterranean: Vol.II

David Brown Routledge


この第2巻は1940年11月から1941年12月までの地中海の戦いを描いている。この時期は、タラント空襲から始まり、マパタン沖海戦、クレタ島攻防戦、K部隊の活躍、ボン岬沖海戦、空母「アークロイヤル」の沈没、そして戦艦「バーラム」沈没、アレキサンドリア港での英戦艦2隻大破着底等が主要なイベントとして扱われている。それと並行して、北アフリカにおける地上戦とそれに対する海上からの支援作戦、北アフリカに対する枢軸軍の輸送作戦やマルタ島への連合軍の輸送作戦、それに対する両軍の妨害戦等が描かれている。
内容的には公刊戦史的なものであり、地中海の戦いがそこそこ詳細に記載されている。ボリュームの割に高価なので、万人にはお奨めできないが、WW2地中海の戦いに興味がある向きにはある程度は推奨できる。意外とアッサリ読める点も良い。

お奨め度★★★

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自作の空母戦ゲーム 「海空戦!南太平洋1942」 。現在、第2版作成を鋭意進めています。
で、第2版の表紙案を作成しました。
第1版のそれがやや説明臭くてゴチャゴチャしていたので、説明をやや地味にし、タイトルと写真を際立たせるようにしました。ゲームの説明は裏表紙の方に書かれてあるので、表紙は見た目のインパクトを重視してみました。

如何でしょうか。

ちなみに本作は2022年4月発売の予定でしたが、11月にずれ込む見通しです。


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熊本市の北部に隣接する菊池市は、熊本市の中心部から約30kmという近くにありながら、温泉や渓谷等自然豊かな観光都市です。

その菊池市の北部丘陵地帯に鞠智城跡があります。古代大和朝廷の頃、大和朝廷が朝鮮半島の白村江で唐・新羅連合軍に敗れたことが契機となり、唐・新羅連合軍が九州へ攻めてくる公算が高まったことから、九州各地に築かれた数多くの城郭。その1つが今回紹介する鞠智城です。

菊池市街中心地から北西に向かい、丘陵地帯を大きく迂回して北に回り込むと、そこから鞠智城への登り道になります。登り切った所が広間のようになっていて、そこが鞠智城趾です。

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最初に行ったのが温故創生館という展示施設。入館は無料。館内では鞠智城の概要や歴史を知ることができます。

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外に出ると復元された鞠智城の建造物が見えます。鼓楼と呼ばれる八角形の建物は鞠智城のシンボル的な存在で、その役割はその名の通り見張台のようなものだったのでしょう。その他、米蔵、兵舎、武器庫等が再現されて城内に展示されています。

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眼下に広がる菊池盆地の景観を見ながら、古代の城郭に思いを馳せてみるのもまた一興かと・・・

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