もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2023年08月

230721_礼文島へ向けて

夏の北海道旅行第1弾です。
今回は羽田出発から目的地到着までを記録しました。







NATO表紙


CompassGamesの「NATO: The Cold War Goes Hot - Designer Signature Edition 」(以下、本作)は、2021年に米国CompassGames社から発売されたSLGである。テーマは冷戦時代に欧州正面で想定されていた東西両陣営の直接軍事対決。設定年代は1983年と1988年の2種類があり、後者の方がNATOにとって有利である。

写真01


本作は、元々1983年に米国Victory Games社から発売されていた「NATO: The Next War in Europe」(以下、旧作)を元に、同じデザイナーが約40年の時を経て再び出版した作品である。1Turnは実際の1日、1Hexは15マイルで、1ユニットは連隊、旅団、師団規模になっている。1Turnのスケールは旧作が2日だったので、その半分になっている。その他のスケールは旧作との違いはないが、旧作は1ユニット=1個師団であったNATO側が、1ユニット=1個旅団となり、NATO側の駒数が大幅に増えた。

写真02


基本的な進め方は旧作と変わりはなく、移動、戦闘を繰り返す方式である。予備移動といって予備指定したユニットが移動力の半分までを使って戦闘終了後に移動できるルールが追加になったぐらい。また航空攻撃のルールも旧作から大きくは変わっていない。

旧作から大きく変化したのは、まず化学兵器である。旧作では単なるコラムシフトに過ぎなかった化学兵器が(それでも上手く使えば相当な打撃が期待できるが・・・)、新作では目標Hex内の敵ユニットを直接攻撃できるようになった。これはNATO側の後衛地隊を攻撃して対応移動を妨害する際に威力を発揮する。さらに化学兵器にはある程度の持続性があり、化学兵器が散布されたヘクスでは敵味方問わずその移動を妨害する。だからWP側が散布した化学兵器のため、WP側自身がその前進を阻まれるような事態も起こり得る。また化学兵器の中には持続性の強いものもあり、例えば強持続性化学兵器をデンマークへの橋梁地域に散布すると、デンマークの島嶼部とユトランド半島との間の連絡を阻害することができる。序に言うとNATO軍の中でも米軍は化学戦能力があり、米軍が化学兵器でWP側を攻撃することも可能である。

写真03_ガスマスク


話は少し戻るが、移動、戦闘システムについて、今回加わった概念に対応移動がある。これは攻撃目標に隣接するユニットが戦闘時に攻撃目標ヘクスにはせ参じて防御戦闘に参加すること。これはNATO側にとって防御の切り札となり得るルールで、逆にWP側はNATO側の反応移動を阻むため、航空攻撃や毒ガス攻撃を全縦深に叩き込むことになる。このあたりの展開は現代戦っぽさが出ていて興味深い。

今回は練習も兼ねて「戦略奇襲シナリオ1988年版」をプレイした。私の担当はNATO側である。第3Turnの途中までプレイして、現時点でのVPはWP側の6VP。勝利条件上、WP側は30VP以上獲得する必要があるので、現時点ではNATO側の圧勝である。ただしゲームは第14Turnまで続き、WP側がライン川を渡河した時点でWP側が勝利する。さらに第3Turn終了時点でNATO側は10個師団近い兵力を失い、それはNATO軍全戦力の1/4~1/3に対する。このままのペースで消耗を続ければ早晩NATO軍はジリ貧になるのは目に見えている。NATO軍としてはどこかで反撃を加えてWP側の進撃をストップさせなければならないが、さて。

写真04

プレイしての感想だが、旧作よりも格段に良くなっていると感じた。旧作ではNATO側に打つ手がなく、NATO側は一方的に磨り潰されるしかなかった。しかし本作ではNATO側のユニット数が増えたために防御や反撃の機会も増え、ゲームとしての幅が広がったと思う。また旧作では負けそうな側が禁断の核攻撃を行って戦局の一発逆転も可能だったが、新作では核兵器の使用は事実上抑制され、先制使用は困難になった(それでも状況を変え得るゲームチェンジャーとしての利用は不可能ではない)。ゲームとしてみた場合、核兵器使用でゲームが崩壊する可能性が減ったのは良かったと思う。

核砲撃


気になったのはプレイ時間。今回は約7時間のプレイだったが、2.5Turnしか進まなかった。このペースでは、全14Turnのキャンペーンシナリオを完遂するには1週間近くのプレイ時間が必要となる。まあ序盤はプレイ時間がかかるのも事実だし、中盤以降はペースアップが期待できるとは思うが・・・。

今回は練習戦で、近々再戦の予定があり、今から再戦が待ち遠しい今日この頃である。

US_M1A1



230717_大山登山


これまで何度か大山登山を紹介しましたが、遂に山頂に挑むことにしました。
普通に考えれば大山登山なんてほぼノーリスクなんですが、私は右脚の怪我があって登山がどこまでできるか未知数。
今回、右脚の怪我から復帰後、初のピークハントに挑戦しました。




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230807_コンバットアーマー

自作ゲーム「コンバットアーマー」(以下、本作)は、「太陽の牙ダグラム」での地上戦闘を戦術レベルで描いたシミュレーション・ウォーゲームです。現在、本作は現在開発途上で、一応今年末の完成を目指していますが、さてさてどうなることやら。

今回、本作の開発中におけるテストプレイの状況を動画にしてみました。
ゲームの雰囲気の一端を感じていただけたら幸いです。





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Get truth 太陽の牙ダグラム(2) (ビッグコミックススペシャル)
Get truth 太陽の牙ダグラム(3) (ビッグコミックススペシャル)

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230725_政治学者

政治学者ユーチューバーになる

岩田温 ワック株式会社

私の好きな政治学者でありユーチューバーである岩田温氏の著作である。これまで様々な著作や動画により左派勢力の欺瞞性や危険性を世間に知らしめてきた岩田氏。氏の著作はこれまでは全体主義や共産主義、エセ「リベラル」勢力それぞれについて記載した著作が多かった。本書はこれまでのやや「堅苦しい」著作とは異なり、筆者がユーチューバーになった経緯やユーチューバーとしての葛藤や難しさ、そしてユーチューブの今後の可能性について触れた著作になっている。著者は言う。ネット全盛になってオールドメディアは衰退の一途を辿ると。そしてその反動からかオールドメディアは益々左傾化していっていると。さらに筆者はユーチューブの教育への適用についても可能性があるとし、ユーチューブの活用が陰湿なイジメたモンスターティーチャーに対する対応手段となるとしている。
本書の主張に首肯できるかどうかは読者次第だが、少なくとも私は筆者の主張に大いに共感できた。比較的読み易く一気に読み通すことができるので、万人にお奨めしたい1冊である。

お奨め度★★★★


政治学者、ユーチューバーになる


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