津山城、別名鶴山城。慶長年間に森忠正によって築かれた平山城である。日本三大平山城と言われていたそうである。その規模は、広島城をも凌いでいたとのことだが、確かに先日みた岡山城広島城とはスケール感が全く異なっている。

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駐車場からまずは45段の石段を上がると、そこがようやく津山城の入り口になる。巨大な石垣を横手にみながら、入場料を払って中に入ると、石段を登る階段が。
それを超えると、またまた2段目の石垣と階段があり、さらにその上には3段目の石垣と階段が・・・。しかもいずれの石段も重厚を極め、その迫力たるや凄まじいものがある。

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石段を上った最後の地点が本丸趾。明治初期には天守閣も残されていたらしいが、明治の廃城令によって天守閣や数多くの櫓が廃却された。その後石垣だけが残っていたのが、平成期に備中櫓が再建されている。
本丸一帯は公園になっているが、そこから津山市街を一望できるようになっている。津山にも高いビルが増えては来ているが、それでも津山城からその全てを見下ろすことができる。

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こちらは備中櫓。内部は公開されていて、清楚な畳の間になっている。この中で津山城の歴史などを紹介するビデオが上映されていた。

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私にとって津山城訪問は2度目になるが、来るたびに新しい発見のある城郭である。まさに天下の名城というに相応しい城ではないだろうか。

お奨め度★★★★