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福知山城は、かつて丹波平定に赴いた明智光秀が、この地方を治めるために築城したとされている。明智光秀が本能寺の変を起こし、山崎の合戦で敗れた後は、羽柴秀次、小野木重次、有馬豊氏らが城主をつとめ、1649年以降は朽木氏の居城として明治至るとのこと。
福知山駅から徒歩15分弱で福知山城正面につく。白い塀に沿って坂道を上がっていくと、天守閣の正面に出る。天守閣は三層四階の大天守と二層の小天守の組み合わせ。大天守の袖からひょっこり伸びた小天守が面白い系図を作っている。

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天守の中は展示スペースとなっている。天守自体は昭和時代に再建されたものなので、内部は当時の面影はあまりない。どちらかといえば博物館的な趣きがあり、例によって各種の歴史的遺産、明智光秀に関する絵画類、江戸期における福知山の街並みを再現したジオラマ等がある、残念ながら館内は撮影禁止であった。
天守閣の最上階は展望スペースになっていて、福知山の街並みを見下ろすことができた。

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お奨め度★★★