台湾北西部を走るローカル線平渓線。台湾の中でも人気の高い路線である。
その中でも最も利用客の多い駅の1つが十分(「ジーフン」と読むらしい)駅である。私が生まれて初めて台湾に来た時も、現地ガイドのお姉さんが「きゅうふん?」「じゅっぷん?」と叫んでいて、何のことか?、と訝ったものである。
その十分駅から歩いて20~30分の所に十分瀑布と呼ばれる滝がある。日本でもよく見られるナイアガラ風の滝で、どんなものかな、と、見に行ったら、結構凄かった。
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十分駅を出て線路沿いに歩き、途中で道が坂道になって線路から離れていくので、そのまま道なりに歩いて行く。市街地の外れの所からは車道になるが、所々に「十分瀑布」と看板が出ているので、まず迷うことはない。

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最初に比較的小さな滝があって、「なるほど、これが十分瀑布か。大したことねぇな」と思ったら大違い。この先に本命があった。

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実は私が行った時にはまだ「瀑布公園」は開園していませんでした。開園時間は0900~1630となっていましたが、こちとら体が日本時間なので(序に時計も日本時間のまま)、台湾ではどうしても「早寝早起き」になってしまうのです(因みに台湾と日本の時差は1時間)。
そこで待ち時間を利用して鉄モード発動。幸い目の前には平渓線の線路が横たわっているので、ベストポジションで撮影します。

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お待たせしました。午前9時(日本時間10時)にようやく公園は開園しました。喜び勇んで中に入ります。最初に書いた通り、予想したよりも結構派手な滝で、まさに「瀑布」という名が相応しい感じです。に
しても、時差1時間って、実質的な影響は殆どないにしても、気分的な影響は結構デカイですね。
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お奨め度★★★★