191109_名著で学ぶ戦争論

名著に学ぶ戦争論

石津朋之(編) 日経ビジネス文庫

ヘロドトスの「歴史」、カエサル「ガリア戦記」。孫子「孫子の兵法」等から始まり、クラウゼヴィッツの古典的名作「戦争論」を経て、ハワード、ジョミニ、マハン、フラー、リデルハート、ドゥーエらを経て、現在の戦略家であるルトワック、クレフェルト、グレイといった人々の様々な戦略論をわかりやすく概説した著作である。古典というべき「ガリア戦記」や「孫子」が紹介されていることが興味深い。また「あとがき」にも触れられているが、20世紀の戦略家は何らかの形でクラウゼヴィッツの影響を受けており、このプロイセンの戦略家が現在戦略に与えた影響の大きさが伺える。

お奨め度★★★