(今年2月の記録です)

宮崎県南部、日南市にある飫肥城は、九州南部を治めた伊東氏の城郭です。Wikipediaによれば、この飫肥城を廻り、伊東氏と薩摩の島津氏とは100年以上にも渡って争いを繰り広げたそうな。

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JR九州日南線の飫肥駅から徒歩約15分。駅から出て左手に向かい、酒谷川の橋を渡ると、そこからは飫肥の市街地です。しばらく歩くと飫肥城へ向かう看板があり、それに従って右に曲がると、道は昔の武家屋敷の風情になってきます。正面には飫肥城の大手門が・・・。

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飫肥城の魅力は大手門の見事さで、正面の白壁と本丸に続く石段が見事な造形美を形造っています。石段を登り切った所が飫肥城の大広間にあたる所ですが、大手門の見事さと比べるとやや拍子抜けした感じが・・・・。それにしても3月の早い時期だったにも関わらず、桜がチラホラ咲いていたのはさすが南九州。

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帰りは途中で食事をし、武家屋敷を見ながらノンビリ駅へ向かいました。途中小村寿太郎生誕地や小村寿太郎生家などがあり、明治を代表する外交官とこの飫肥との関わりの深さを物語っております。

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お奨め度★★★★