高幡不動尊で紫陽花の花を見た 後に訪れたのが小机城である。 小机城は、室町時代に関東管領上杉氏によって築城されたとしている。その後上杉氏の内部抗争等でいくつかの攻城戦の舞台となり、後北条氏の時代に北条氏綱によって修復されたとのこと。

JR横浜線小机駅から徒歩約15分で小机城の城下に到着。こんもりとした山が小机城の城跡である。そういえば第3京浜を南向きに走ったら、途中で左側間近にに鬱蒼とした山が見えてくるが、これが小机城の跡だったのか・・・。

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麓から登り始めて5分と登らない所に本丸趾がある。中世の典型的な山城の縄張りであり、本丸に至るまで空堀と土塁によって守られている。空堀はそれなりに深いので、攻め落とすのは簡単ではなさそう。ちなみに現在の本丸趾は綺麗に整地されており、少年野球ぐらいならプレイできそうな広さである。

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隣の二の丸跡とは稜線で繋がっている。しかしその間にも空堀と土塁がある。

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1周歩いても30分とかからない規模である。帰りは左手にニッサンスタジアムの巨大な姿を見ながら小机駅へ。コロナがなければ今頃はオリンピックで大いに賑わっていたであろう小机駅までの道のり。周囲に空き地が広がっていたのが印象的であった。