群馬の沼田でとんかつを食べた あと、車で関越道に乗り、埼玉県へ移動しました。嵐山小川ICで高速を降り、向かったのが菅谷館。鎌倉時代に築城された城で、畠山氏の居城とされています。その後関東を巡る上杉氏の戦いや、北条と上杉謙信との戦いでも重要な役割を演じたそうです。
一見ただの草むらですが、所々に土塁や堀があり、中世の城跡らしい雰囲気があります。城の北側に嵐山史跡博物館があり、そちら側はなだらかなのですが、反対側の都幾川に面した方角は急激な斜面になっていました。南側に対する防御力がある城郭です(多分)。
城跡の西側には祠が立っており、西南戦争から大東亜戦争までの間に戦死した嵐山町出身者342名の霊を慰めるものになっていました。
かなり強い雨が降る中での城攻めでした。百名城はとにかく、続百名城になるとこんな感じの「ただの草むら」「ただの山」とか、「どう見ても鉄筋コンクリート造りの天守閣もどき」が多くなってきますね。それはそれで楽しいのですが・・・。
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