200828_三色ボールペン

三色ボールペンで読む日本語

斉藤孝 角川文庫

10年ほど前に購入した本だが、完読していなかったので、一念発起して完読した。
一時期流行った「三色ボールペン読書」の啓蒙書である。実は10年ほど前に私も本書をつまみ食いした後、「これは良い」と思って三色ボールペン方式をマネしたことがある。それはそれで有益な方法だとは思ったが、三色ボールペンで特定の色が無くなってしまうと捨てるしかないんだよね。それがちょっと悲しかった。
あと、この10年間で電子書籍の割合が増え、現在ではプライベートで読む本の80%以上が電子書籍である。電子書籍の場合、使えるラインマーカーが「赤、青、緑」ではない場合が多く、そんなこんなで「三色ボールペン」から離れてしまったというのが実情である。
今回再度読み返してみると、読書する上でのコツ等も書かれてあったので、それなりに有益な著作だと思った。

お奨め度★★★