もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:読書 > 登山書籍

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山と渓谷2021年10月号

特集は「北アルプス紅葉ベストコース」。膝を骨折した時に暇つぶしに読んでみた。行ったことのあるコース。行ったことはあるが秋はまだ行ってなかったコース、行ったことがないコース等様々なコースが出ていた。読んでいてそこそこ面白かったが、膝を怪我したあ後に読んだだけに「あー、こんな山にはもう行けないだろうなぁ」という失望感が強かった。やはり自分のメンタルが落ち込んでいる時に、山登りの本なんて読んでもダメだね。

お奨め度★★★

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書籍紹介「山と渓谷2021年12月号」

特集は「雪山登山の教科」。初心者向けの雪山(例えば雲取山や丹沢、北横岳等)は排し、最小限でもピッケルを使う必要がある山を対象にした雪山特集になっている。ノウハウ編では、雪山での歩き方、アバランチギア(雪崩発生時の救助キット)の使い方等、内容的には中級以上となっている。私にはまだ手が届かない領域の話ばかりだったが、内容的には面白かった。紹介されているコースは、黒斑山、蓼科山といった初級の山々から、硫黄岳、安達太良等の中級の山、さらには北アルプスや南アルプスといった上級向けの山々も紹介されており、読み応えがあった。

お奨め度★★★

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山と渓谷2021年11月号

Kindle Unlimittedで久しぶりに読んでみた。特集は「全国絶景低山」ということだが、正直な所あまりピンと来なかった。実際に登った山もいくつか紹介されており、その時の感想があまりピンと来なかったというのもある。ただ、夜景の美しい山については、一度は行ってみたいと思った所もあった。

お奨め度★★

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山と渓谷2021年9月号

特集は「事例に学ぶ山岳遭難の教訓」。山での遭難確率は年間で凡そ4,000人に1人ぐらいだという。これだけを見ればそれほどリスクが高くはないが、それでも20年続ければ200人に1人ぐらいは遭難することになり、その中から10人に1~2人ぐらいは死亡することになる。決して安全ではない。私自身、幸いにして遭難の経験はないものの、遭難の一歩手前なら何度も経験している。ハインリヒの法則に従えば、遭難の一歩手前を30回経験する間に1度ぐらいは本当に遭難することになる。
本書では、実際に起こった様々な遭難事例を紹介し、遭難を避けるにはどうするのか。あるいは万一遭難した時に生還するためにはどうするのかについて、紹介している。また第2特集では、八ヶ岳山域の様々な山小屋と八ヶ岳の登山コースを紹介している。こういう特集を読むと、また八ヶ岳に登ってみたくなる。

お奨め度★★★

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山と渓谷2021年8月号

特集は「日本アルプス山小屋案内」。コロナ禍で山小屋のスタイルが大きく変わろうとしている。今までは「来るものは拒まず」で多い時には「畳1枚に3人」とかいうぐらいに詰め込まれることも多かった山小屋だが、コロナ禍で三密回避が叫ばれる中、殆どの山小屋が完全予約制になったそうだ。今回の特集は、山小屋の変貌ぶりを特集・・・、しているわけではなく、アルプスにおける主要な山小屋について、その成り立ちと現代の姿を個別に紹介する形になっている。そういった意味では読み物としては面白いが、資料的な価値はあまりなかった。

お奨め度★★

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