もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:読書 > 歴史

230730_漫画三国志1

漫画三国志【1】:劉備と諸葛孔明

飛鳥新社

三国志の世界を2冊の漫画で再現しようとする第1冊目である。ベースは吉川英治氏の「三国志」で、桃園の誓いから黄巾の乱、董卓、呂布の活躍と最期あたりを描き、その後は劉備を中心に曹操との対決を描きながら、諸葛亮との出会い、諸葛亮の活躍などを描いている。本書は赤壁の戦い直前で終わっており、つづきは第2巻目となっている。
ページ数が500ページ以上もあり、普通の漫画よりはボリュームがある。それでも扱っている時期が長い(本書の中で20年以上が経過している)ので、いきなり展開が飛んでしまう感もある(いつの間にやら劉備が妻子持ちになっていた)。全体的な流れはわかりやすく、私のような「三国志音痴」が三国志の概要を理解するには適切な書籍といえよう。
第2巻も是非読んでみたい。

お奨め度★★★


マンガ 三国志Ⅰ 劉備と諸葛孔明
マンガ 三国志Ⅱ 赤壁の戦いと三国の攻防
マンガ 三国志Ⅲ 諸葛孔明亡き後の三国の興亡
マンガ 三国志X 諸葛孔明

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マンガ 三国志1 劉備と諸葛孔明 [ 吉川 英治 ]
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230508_三国志

何を隠そう、私は三国志音痴である。三国志の三国が何かとか、魏蜀呉の違い、そもそも主人公は誰なのか、あるいは有名な諸葛孔明はどこの国の軍師なのか。そんな基本的な事もつい最近までは知らなかった。
最近、横山光輝氏の漫画を少し読んだり、中国製ドラマを見たりしたので、桃園の誓いとか、張飛・関羽がどんな人物とか、曹操ってどんな人物なのか、ぐらいは理解できるようになった。しかしお話が余りに長いので、後半部分はサッパリ。特に劉備が死んだ後の話とか、街亭の戦いとか、泣いて馬謖を斬るとか、死せる孔明生ける仲達を走らすとか、サッパリ知らなかった。
本書は、その壮大な三国志のお話を、時代別に区切ってわかりやすく解説した著作である。挿絵や地図も豊富に含まれているので、その点も有難い。私のような「三国志音痴」にとっては、入門書として有難い著作であった。ただしあくまでも入門編なので、その点はお間違いなきよう。

お奨め度★★★

図解 三国志 [三国志徹底マスター]


230423_応仁の乱

応仁の乱と言えば、戦国時代の始まりとなった大乱で、中学校の歴史の教科書にも出てくる有名な戦いだ。しかし名前は有名だが、その実情は殆ど知られていない。思えば関ヶ原や桶狭間のような劇的な展開がなく、主役となった細川氏、山名氏とも人気があるとは言えない。当時の将軍足利義政についても、人気のある政治家ではない。
本書を読もうと思ったきっかけは、少しでも応仁の乱について理解を深めようと思ったからだが、果たしてその目的が達成できたかどうかは怪しい所。意外だったのが応仁の乱の原因が大和にあったという点。畠山氏という我々が見れば「誰それ?」的な一族がキーパーソンを演じたこと。さらに大和が興福寺によって支配され、その中心にいたのは大乗院経覚という僧侶であったという点は本書を読んで気づかされた。
いずれにしも応仁の乱は極めて政治色の強い戦いであり、敵味方を簡単に区別できないところが理解を難しくしている。ただし、裏返せばそんな複雑な政治的背景を上手くゲームシステムに取り込むことができれば、意外と面白いウォーゲームになりそうかな、とも思った次第。


230317_日本を創った

日本を創った12人

堺屋太一 PHP文庫

聖徳太子、源頼朝、織田信長、大久保利通など、筆者が選ぶ「日本を創った12人」についてその理由を含めて紹介している。ここで紹介されている12人の中には、架空の人物や外国人も含まれているが、それが誰なのかは読んでみてのお楽しみ(表紙を見れば一目瞭然だが・・・)。また筆者がどうしてこの12人を「日本を創った人物」としているのかも興味深い。本書を一読すると、筆者がなぜこれらの人物を選んだのかがよくわかる。さらに彼ら行動や考え方が現在の我々に与えた影響も考えると、より興味深い。

お奨め度★★★

日本を創った12人 (PHP文庫)


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230218_鬼と人と1

鬼と人と

堺屋太一 PHP文庫

織田信長と明智光秀が織田家の後半生を巡って思惑をぶつけ合う歴史小説。上下2巻構成になっており、スタートは織田勢が武田勝頼を追い詰めてその首実検をする場面から始まる。この後、本能寺の変から山崎の合戦に至る約3ヶ月間の流れを、織田信長、明智光秀双方の視点から描いている。扱っている時期は、「信長最後の3ヶ月」だが、信長、光秀それぞれの独白の中で、尾張平定戦、桶狭間の戦い、美濃攻略戦、浅井朝倉との死闘、延暦寺焼打ち、本願寺との戦い、そして武田との戦い等が出てきて、それぞれの場面における信長、光秀それぞれの考え方の違いを浮き彫りにしている。
歴史小説なのでどこまで史実に正確は不明だが、面白い捉え方だと思う。

お奨め度★★★

鬼と人と 上巻 信長と光秀 (PHP文庫)
鬼と人と 下巻 信長と光秀 (PHP文庫)


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