もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:旅行・登山 > ミリタリー

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220301_自衛隊の経済学

自衛隊の経済学

桜林美佐 イースト新書

左翼陣営は事あるごとに自衛隊を敵視し、防衛費の増大を「軍事大国化」などと妄想としか思えない言葉で妨害する。しかし実際に日本の防衛費は、日本の置かれている安全保障環境を考えれば極端な程少なく、安全保障の多くを米国に依存せざるを得ないのが現状だ。そして自衛隊を支える防衛産業も、既に事業としては旨味がなく「儲かるはずのない」防衛事業を、単に「国を守る」という気概だけから続けているのが実情だ。
本書では日本の防衛産業の実態を主に経済面から解説した著作である。「軍事大国」「死の商人」等という煽情的な言葉とは裏腹に、日本の防衛産業が置かれている危機的な状況を分かりやすく記している。かくいう私も防衛産業の一翼を担っていたこともあるので、筆者の言わんとすることは良く理解できる。

お奨め度★★★★

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210914_世界の艦船
世界の艦船2021年増刊-世界の大型水上戦闘艦

世界各国が保有するフリゲート艦クラス以上の戦闘艦について漏れなく取り上げた著作である。今日、水上戦闘艦の中で巡洋艦という艦種はほぼ絶滅しつつあり、大型戦闘艦は駆逐艦、それより小さい艦はフリゲート艦やコルベット艦と呼ばれている。その一方で駆逐艦自体の大型化はどんどん進んでおり、米海軍のズムウォルト級は約16,000トン、中国海軍の南昌級も約13,000トンとかつての重巡洋艦を超えるような大きさの艦も出現している。
本書では米日露中の4ヵ国は別枠としてそれぞれ個別に章立てしており、それ以外は欧州、アジア、その他といった感じでまとめている。最近は中東諸国、アフリカ諸国でも水上戦闘艦を保有する国が増えてきているが、その多くは旧式化したペリー級フリゲートや英国製の22型、23型フリゲート等である。
世界各国の水上戦闘艦についてコンパクトにまとめた良書と言える。

お奨め度★★★

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記念艦「三笠」を見学 した後、久しぶりに 横須賀軍港巡りツアー に参加しました。「久しぶり」と書きましたが、 前回 は約2年前になります。その時は確か1回1,400円でしたが、今では1,600円になっています。コロナ等の影響もあるのでしょう。仕方がありません。

1周約45分のツアー。船は小型の遊覧船。2階建てになっていますが、殆どの乗客が露天甲板である2階部分に行きます。そりゃガラス越しに軍艦見るよりは、余計な障害物なしで見たいと思うのが人情でしょう。

最初に見えてくるのは、横須賀本港に入港している海自の潜水艦群。この日は新鋭艦「とうりゅう」(SS-512)が停泊しており、未だに消されていない艦番と艦名を確認できました。

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その次に見えてくるのは米海軍のイージス艦。第15駆逐隊所属の「カーティス・ウィルバー」(DDG-54)と「ジョン・S・マケイン」(DDG-56)、そしてより大型のイージス巡洋艦「チャンセラーズビル」(CG-62)です。いずれも1980~90年代就役の艦なので、艦齢30年前後の「老朽艦」ですが、その性能は現時点でも超一流です。

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その背後から見えてくるのは、空母「ロナルド・レーガン」(CVN-76)です。2011年東日本大震災での「トモダチ作戦」が記憶に新しい所です。この艦も2003年就役なので、艦齢20年近くになりますが、ニミッツ級空母10隻の中では2番目に新しい艦になります。

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一旦外洋に出た遊覧船は、続いて長浦港に入っていきます。こちらは海上自衛隊の主要な停泊地になっていて、護衛艦「むらさめ」(DD-101)、「あまぎり」(DD-154)、掃海母艦、掃海艇等が入泊しておりました。

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新井掘割水路を抜けて横須賀本港に戻ると、そちらに停泊する海上自衛隊の艦船群を撮ります。この日は大型の「いずも」はいなかったですが(残念)、あきづき型の護衛艦「てるつき」(DD-116)やイージス艦「まや」(DDG-179)等の新鋭艦を見ることができたのはラッキーでした。

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そんなこんなで1時間弱のツアーは終わりです。1周1,600円はやや高いですが、普段見ることができない艦船を近くで見れるのは嬉しいです。コロナ感染対策のため乗船できる人数を少なめに設定しているため、船内でギュウギュウ詰めにならないのも嬉しい所。自宅から1時間ほどで行ける場所にあるので、機会を見つけて再訪したいです。

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4月下旬のある日、横須賀にある記念艦「三笠」を見学しました。JR横須賀駅から徒歩20~30分ぐらいの所にあり、歩くとそれなりに遠いです。現地に着いたのは10:20頃でした。写真を見ると人が並んでいるように見えますが、これは「三笠」の見学者ではなく、猿島へ行く船を待つ人達です。

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ラッタルを登って中に入ります。「三笠」の艦内は3層構造になっていて、上から上甲板、中甲板、下甲板となっています。そのうち見学できるのは上甲板と中甲板。中甲板が展示スペースとなっています。
まずは上甲板を見学。所謂露天甲板で、主砲塔や8cm速射砲等があります。

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次に見たのが司令塔。円筒形の装甲板の中に大きな舵輪がありますが、スリットを通して外部を覗けるようになっています。で、このスリットが結構大きいので、敵砲弾の破片がスリットを通して入ってくることも多々あったような・・・。

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階段を上がって艦橋に出ます。日本海海戦で東郷長官や加藤参謀長、秋山参謀らが指揮を執ったという歴史的な場所です。

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その時の図がこれ。

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中甲板に降りております。まず目を引くのは海上自衛隊及び旧海軍の艦船模型。こういうのを見ると燃えます。

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旧海軍の艦艇です。別のグループが「大和だけなーい、どーして?」と大騒ぎしていました。コロナ禍でデカイ声を出すというのも非常識だと思いますけど、叫んでいる内容も非常識ですね。

「アンタが大和しか知らんだけだろ、他にも入っていない艦一杯あるぞ・・・」

と思いましたけど・・・。

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当然ですが、日露戦争時代の艦船もありました。

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中甲板中央は展示スペースになっており、日露戦争や日本海海戦について様々な展示物が展示されておりました。

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中でも面白かったのが「日本海海戦VR」。VR技術を使って日本海海戦を追体験できるという代物です。前回来たときにはこんなものはなかったなぁ・・・・。

(動画は省略)

中甲板後部は長寛公室や士官用食堂等、高級士官用の設備があります。他の部位の武骨な感じと比べると、これらの設備は高級感があります。

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とまあこんな感じの「三笠」でした。じっくり見ると1時間ではとても見切れません。私の場合は既に「知っている」ことが多かったので読み飛ばした部分も多かったですが、それでも小一時間かかりました。
最後に外から「三笠」の勇姿を撮って見学終了です。

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こちらは公園の一角に立つ東郷提督。その視線は遠く日本海の戦場を見ているそうです。

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集集線乗潰しの際に立ち寄った場所です。台湾にはこのような軍事公園が数多くあるそうですが、その中でも比較的規模の大きいものだそうです。
集集駅から歩いて10分ぐらい。「駅を出て右に曲がり線路沿いに歩く」と書けば概ね行き方がわかります。車数台が停車できる駐車場があり、入口には戦車が2両、火砲2門が鎮座しています。戦車はM41ウォーカーブルドックだそうです。

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中に入ると各種兵器が雑然と並べられています。目立つのは戦車で、こちらはM48パットンとM18ヘルキャット。パットンは兎に角、ヘルキャットなんて国府軍で使われていたのかしらん。

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航空機はC-119とTF-104G。C-119は大戦期の輸送機で、昨今の中大型輸送機に比べれば小さいのですが、近くで見るとかなりのスケール感があります。TF-104Gについては、わが国でもお馴染みのスターファイター。

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ちょっと変わり種を紹介します。まずは米国製艦載型の38口径5インチ連装砲。WW2中の米国海軍の戦艦、空母、巡洋艦といった大型艦には必ずと言って良いほど装備されていたメジャーな火砲です。

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さらには各種火砲、ナイキ地対空ミサイル等が展示されていました。

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他にもLVPT等もあったのですが、写真を紛失してしまいました。残念です。

お奨め度★★★★

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