もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:世界の軍隊 > 旧日本陸軍・海軍

240430_ミリクラ

Military Classics Vol.85

イカロス出版

特集は「蒼龍・飛龍・雲龍」。何度か取り上げられているとは思うが、日本海軍の中型空母シリーズである。内容的には特に目新しい所はなく、飛行長の実務内容について詳しく紹介している記事が面白かった。第2特集のM3スチュアートは、本誌には珍しい連合軍側の特集記事。これは今まで取り上げられる機会がなかったアイテムなので、興味深かった。できれば本誌でも連合軍側についてもう少し取り上げる機会を増やしてほしいと思うのだが、ムリだろうなぁ

お奨め度★★★


MILITARY CLASSICS (ミリタリー・クラシックス)Vol.85(2024年春号)-特集:蒼龍・飛龍・雲龍
MILITARY CLASSICS (ミリタリー・クラシックス) Vol.84(2024冬号)-特集:IV号戦車
MILITARY CLASSICS (ミリタリー・クラシックス) Vol.83(2023年秋号)-特集:三式戦闘機/五式戦闘機
MILITARY CLASSICS (ミリタリー・クラシックス) Vol.82(2023年夏号)-特集:丙型・丁型海防艦
MILITARY CLASSICS (ミリタリー・クラシックス) Vol.81(2023年春号)-特集:ドイツ突撃砲・突撃戦車

3
240301_日本海軍航空史1

日本海軍航空史(1)用兵編

日本海軍航空史編纂委員会 時事通信社

旧海軍の航空関係者が、旧海軍航空の実態について記した著作である。第1巻用兵編では、主に海軍航空の発展と用兵思想、術力について述べられている。3部構成で、第1部「海軍航空の歩み」、第2部「海軍航空用兵思想の変遷」、第3部「航空術力の錬成」となっている。1冊で1000ページ近い大作で、海軍航空関係者の思いがこもった1冊と言える。海軍航空者自身の回想なのでやや身内に甘い感は否めない。特に特攻作戦については「特攻を悪く言うな」という思いがヒシヒシと伝わってくる内容であった。本書の主張をどう考えるかは読者次第だが、海軍航空関係者が海軍や海軍航空についてどのような考えを持っていたかを知るには良書である。また当事者自らの回想という意味では史料性も高い1作だ。


2

240315_歴史群像

歴史群像2024年4月号

学研

特集は「戦艦武蔵建造」。他に2つ特集記事があったが、正直な所、いずれも今ふたつだった。今回面白かったのは台湾空軍の分析記事。他にはC-47スカイトレインの記事、独立戦争におけるワシントンの活躍等が面白かった。

お奨め度★★

歴史群像 2024年4月号-戦艦武蔵建造
歴史群像 2024年2月号-中東戦争航空戦1948-73
歴史群像 2023年12月号-日本機動部隊
歴史群像 2023年10月号-特集:ドイツ空軍の東部戦線
歴史群像2023年8月号-マリアナ沖海戦
歴史群像 2023年6月号-日本海軍駆逐艦全史
歴史群像 2023年4月号-海上護衛戦
歴史群像 2023年2月号-日本巡洋艦
歴史群像 2022年12月号-比島攻略作戦
歴史群像 2022年10月号-NATO軍vsワルシャワ条約軍


3
240211_歴史群像

歴史群像2024年2月号

学研

特集は「日本陸軍のロジスティクス」。日露戦争紀における日本陸軍の兵站に着目し、通説に反して日本陸軍が同戦争せ兵站を重視していたことを実例を挙げて説明している。中でも児玉源太郎や大山巌、あるいは軍事面ではあまり高い評価を得ていない山県有朋といった重鎮たちは兵站を重視し、若手参謀たちが主張するような急進撃を制止する側に回っていたことは興味深い。
第2特集の中東戦争航空戦1948-73も興味深い内容であった。中東戦争といえば、米ソの代理戦争といったイメージが強く、特に当時最新鋭の装備が優先的に送られて実戦使用されていた感がある。本特殊記事では、その中でも航空戦に着目し、アラブ・イスラエル両陣営がいかにしてこの戦争を戦い抜いていったかを解説している。中でもエジプト軍のスカッドミサイルを核攻撃用と誤認してイスラエル軍が空爆したというエピソードは、常に国家存亡の淵に立たされているイスラエルの本気度を見た思いだ。
他には美保関事件やF6Fヘルキャット夜戦型、アメリカの戦争映画に関する記事も面白かった。特に美保関事件については、本来なら平時における艦隊演習時における安全確保について重大な教訓を得る場面であったにもかかわらず、「士気に関わるから」という理由で聯合艦隊司令部の責任を不問にしたり、(同情の余地があるとはいえ)当事者艦長の自殺によって問題点が分析されなかった点は、現代の日本組織にも通じる病根ではないかと感じている。そのような中、聯合艦隊の強い意向に逆らる形で本件を「過失による事故」とし、当事者全員を起訴した海軍法務局の判断は実に立派であり、法を曲げることを善しとしなかったその態度には学ぶべき点が多いと考える。

お奨め度★★★

歴史群像 2024年2月号[雑誌] - 中東戦争航空戦1948-73
歴史群像 2023年12月号[雑誌] - 特集:日本機動部隊
歴史群像 2023年10月号[雑誌] - 特集:ドイツ空軍の東部戦線
歴史群像2023年8月号[雑誌] - 特集:マリアナ沖海戦
歴史群像 2023年6月号 [雑誌] - 特集:日本海軍駆逐艦全史
歴史群像 2023年4月号 [雑誌] - 特集:海上護衛戦
歴史群像 2023年2月号 - 特集:日本巡洋艦
歴史群像 2022年12月号-比島攻略作戦


3

231220_丸

丸2023年5月別冊-日本海軍航空母艦蒼龍&飛龍

光人新社

空母「蒼龍」「飛龍」についてまとめた別冊本である。両艦のカラー写真や搭載機の側面図カラーイラスト、さらに青写真や白黒写真など見どころは豊富。本文記事は、両艦の設計&建造に関する記事。両艦の戦歴。さらに海外での同クラス艦との比較記事。艦上機のラインナップ記事など、読みどころも多い。さらに「丸」誌の別冊ということで、実際に両艦に乗って戦った人たちの手記が多数掲載されている点も魅力である。特にミッドウェー海戦で大炎上した両艦から生還した人たちの手記は戦慄モノである。

月刊丸 別冊 5月別冊 (2023-04-20) [雑誌]

お奨め度★★★

月刊丸 2024年2月号 (2023-12-25) [雑誌] - 特集:紫電改
月刊丸 2023年7月号 (2023-05-25) [雑誌] - 特集:天山&流星
月刊丸 2023年4月号 (2023-02-28) [雑誌] - 雪風/74式戦車


↑このページのトップヘ