もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:読書 > ノウハウ

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240402_インデックス投資

インデックス投資は勝者のゲーム

ジョン・C・ボーグル/藤原玄訳 パンローリング株式会社


株式投資について現在最も支持されているインデックス投資について、その重要性を説いた著作である。本書で繰り返し述べていることは、個別株投資や特定セクターに対する集中投資を避け、広く分散したインデックス投資をせよ、ということ。考え方は地味でつまらないが、世界一の投資家と言われているウォーレン・バフェット氏も推奨している方法なので信頼度は高い。
投資を始めようとする際には、まず読んでおきたい著作といえる。

お奨め度★★★

インデックス投資は勝者のゲーム ──株式市場から利益を得る常識的方法

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240402_主婦と

2億円と専業主婦

橘玲 マガジンハウス

筆者はよく知らないのだが、最近の婚活市場では男女を問わずに「無職」というのが不利に働くらしい。だから結婚相談所では、無職の人に対しては「婚活よりもまず就活」と勧められるという話を聞いたことがある(繰り返すが、筆者は良く知らない)。
本書は元々「専業主婦は2億円損をする」というタイトルの書物を改題したものだという。「専業主婦は~」が出版された時には専業主婦が主流で、共働きはむしろ少数派であったそうである。しかし僅か数年で状況は大きく変わり、今では専業主婦が少数派になってきるとのこと。
本書の基本コンセプトは、専業主婦をディスること、ではなく、生きていく上で経済的合理性のある選択とは何かについて示唆することにある。その中の一つとして、専業主婦という選択肢が「経済的合理性に乏しい」選択の例として取り上げられているが、それ以外にも様々な観点から経済的合理的な選択について解説している。そういった意味で言えば、筆者のような独身者にとっても十分に価値のある著作であった。そういった意味で万人にお奨めしたい著作である。

お奨め度★★★★

2億円と専業主婦
専業主婦は2億円損をする

220530_お金は寝て増やしなさい


2年前から続けている資産運用ですが、今でも続いています。
国内個別株、米国高配当ETF、投資信託の3本柱で取り組んでいますが、過去2年間の運用実績は概ね以下の通りです。

・国内個別株:評価損益+34%(昨年は3%)
・米国高配当ETF:評価損益+21%(昨年は4%)
・投資信託:評価損益+16%(昨年は6%)

国内個別株の上がり方が凄まじいですね。ニュース等でも話題になっていますが、日経平均株価が過去最高値を更新し、一時は4万円を超えました。3月以降でやや低迷しましたが、今でも3万8千円台をキープしています(5/7 10:00現在)。私が投資を開始した2022年頃は3万円を切っていたので、2年間でのプラスは単純計算で「単にブームに乗っただけ」だと言えます(ここは冷静にならないと…)。まあ伸びは兎に角、購入した株がいずれも優良株で、ちゃんと伸びてくれているのは嬉しいです。この2年間で銘柄選びの大切さを学びました。

ちなみに投資を始める前はニュースで報じる「日経平均」に全く興味がなかったですが、今は興味津々です。

一番安全と言われる投資信託(eMAXIS Slim、というやつですな)は一番伸びが少ないですが、これは運用期間が国内個別株よりも短いことが影響しています(新NISA開始と同時に投資割合を急増させた)。ただ、この投資は分散が効いていて安定性は一番高いと言われているので、今後も投資の柱にする予定です(新NISAもeMAXIS Slim一本勝負にしています)。何といっても「一番楽な投資」ですからね。

中途半端な位置づけなのが米国高配当ETF。こちらは日本個別株のような集中投資ではなく分散が効いているのでリスクは低めと考えています。またそこそこ配当収入があるので、日々の生活に貢献してくれるのが有難い所です。ただし投資信託よりも好調というのは単なる偶然か、それとも時期的な問題でしょう。ただ、高配当ETFは銘柄毎にちょっと癖が強いので、見ているだけで面白い面はあります。まあ今後も投資の一部として運用していく予定です。

(ちなみに、上記の数値は日々変動しています。記事作成時点での数値なので、あくまでも参考値です)

今年は偶々国内個別株の成績が良かったですが、これは一種の「バブル」と考えています。個別株はどこかでドーンと落ちてくると予想しているので、その時に狼狽売りしないように注意しつつ、暴落時に個別株をまとめ買いする予定です。それまではインデックス投資一本で淡々と投資する予定です。

マンガ お金は寝かせて増やしなさい
本当の自由を手に入れるお金の大学
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これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生


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240120_フリーランス税金

お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい!

大河内薫/若林杏樹 サンクチュアリ出版

フリーランスを目指す私にとって、税金は正に「未知の世界」。これではいかんと読み始めたのが本書です。ふむふむ、なるほど、確定申告とはこうなっているのか。何?、青色申告?。これもやらなあかんのか・・・。といった感じで、目から鱗が落ちるとはまさにこのこと。とはいっても本書に書かれている内容は、フリーランスの方にとっては常識以前のレベルでした。私のような「なんちゃってフリーランス」にとっては有難い本なので、「なんちゃってフリーランス」の方にはお奨めできる著作です。
なお、本書は某有名インフルエンサーが「税金の入門書」ということで、推奨していたことを付記しておきます。

お奨め度★★★★

お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!

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240116_なぜサイゼリア

なぜ星付きシェフの僕がサイゼリアでバイトするのか

村山太一 飛鳥新社

本書で書かれていることは、個人と組織が成功するためのノウハウである。個人レベルで筆者が主張するのは「サバンナ思考」と「マヨネーズ理論」だ。サバンナ思考とは、強烈な危機意識を持ち、一つでも多くの事に気づき、素早く行動することである。またマヨネーズ理論というのは、自己流では行わず、一流のやり方を徹底的にマネする方法である。いずれも首肯できるが、なかなか実行できないこと。サバンナ思考で行動するほどの危機感を持ち続けることは難しいし、マヨネーズ理論はプライドが邪魔をする。そういうことを言っている間はダメなんだろうな。
さらに本書の凄い所は、個人レベルでのノウハウ本に留まらないことだ。筆者は個人レベルでは星付きレストランのシェフとして成功しながらも、チームとして成功していないことに忸怩たる思いを持つ。そこで筆者はレストランチェーンのサイゼリアでバイトすることを選ぶ。彼はそこでサイゼリア流の優れた組織マネジメントを知り、愕然とする。高校生アルバイトを含むチームながら、彼らの能力を上手く引き出し、組織としての能力を発揮しているサイゼリア。そして収益の面では、サイゼリアが高価格帯レストランの優に2倍以上の時間生産性を発揮していることに愕然とする。そして筆者は、組織を成功させる秘訣が構成員の「幸せ」を追求することにあったことを知る。
非常にわかりやすい本だけど得る所の多い著作で、特に個人レベルや組織レベルでの処世術について大いに参考になった。


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