もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:ゲーム > 海戦ゲーム

HMS_Sikh_(F82)


ボン岬沖海戦とは、1941年12月13日にチュニジア北部のボン岬沖で英伊の高速艦艇同士が戦った夜間水上戦闘である。
CW_DD1aこの海戦に参加した英海軍の戦力は駆逐艦4。対する伊海軍は軽巡2、水雷艇1である。兵力的には伊海軍が有利かと思われるが、海戦の結果は英艦隊の圧勝。伊軽巡2隻沈没に対して英側の損害はなしである。伊軽巡が輸送任務中で可燃物を満載していたこと、英艦隊がレーダーを装備していたのに対して伊艦隊にはレーダーがなかったこと。そして夜戦能力で英伊艦隊の間に明らかな実力差があったことが原因と考えられる。


このボン岬沖海戦を「欧州海域戦」( 「ソロモン夜襲戦」 の欧州戦線版)でシナリオ化してみたい。地中海における夜間戦闘シナリオは初めてである。

戦闘序列

兵力は両軍とも史実通りで、英海軍が駆逐艦が4隻。伊海軍が軽巡2隻と水雷艇1隻である。
英海軍の駆逐艦は、砲力に優れたトライバル級が2隻、砲力と雷撃力のバランスが取れたL級が1隻、そしてオランダ海軍の駆逐艦1隻である。比較的新型艦が多いため、砲力が優れている。
対する伊海軍は軽巡「アルベルコ・ダ・バルビアーノ」と「アルベルト・ディ・ジュッサーノ」。 スパダ岬沖海戦 に登場した「バルトロメオ・コレオーニ」らと同型艦である。また水雷艇「チーノ」はスピカ級の水雷艇で、排水量600t強。小型駆逐艦ともいうべき艦である。

状況及び特別ルール

この戦いは史実がかなり一方的な戦いなので、勝利条件はそれを反映したものとしている。すなわち伊海軍は2隻の軽巡のうち1隻をマップの北側に離脱させなければならない。対する英海軍はその阻止と自軍の損害軽減。英海軍は自身が被った損害の3倍以上の損害を伊艦隊に与える必要がある。

また特別ルールその他であるが、まずイタリア側の稚拙な戦闘を反映するため、伊艦隊の指揮値を最低の"1"とし、さらに初期CP値を"0"として英側の奇襲を再現した。これで第1Turnに英海軍は一方的な奇襲攻撃を仕掛けることが可能になる。
また伊軽巡はガソリン等を満載しているため、脆弱であることを再現する特別ルールを導入した。すなわち伊軽巡が砲撃や魚雷で特殊損傷を食らった場合、自動的に追加1損害と火災発生が適用されるものとした。

Turn0a


テスト

1Turn

伊海軍はCP(指揮ポイント)が0だから、変針・変速できない。ただ真っすぐ走るだけ。英駆逐艦は伊軽巡の前面でT字の形を取り、魚雷計8本を発射する。

Turn1a

2Turn

英駆逐艦の放った魚雷8本のうち、1本が伊軽巡「バルビアーノ」に命中した。ガソリンの誘爆その他によって「バルビアーノ」は轟沈。早くも伊軽巡は残り1隻となる。伊艦隊の右舷側に回り込んだ英駆逐艦4隻は、残った伊軽巡「ジュッサーノ」に砲火を集中。駆逐艦「レギオン」の放った主砲弾2発が「ジュッサーノ」に命中。同艦に軽微な損傷を与えた。「ジュサーノ」も「レギオン」に向けて砲撃を行うが、無情にも外れ。

Turn2a


3Turn

英駆逐艦は優速を生かして伊軽巡の前面に再展開。4隻が十字砲火を浴びせる。駆逐艦の射撃とはいえ、伊軽巡は次々と命中弾を受けたことで最大速度は20ktに低下した。  


Turn3a


4Turn

伊艦隊は右へ舵を切って英駆逐艦から離隔を図る。勝利条件を考えれば真っすぐ北上したい所だが、このまま北上し続けても英駆逐艦のT字戦法による十字砲火を浴びるだけだ。それなら一旦右へ躱して並行砲戦で再起を図りたい。伊艦隊の変針を見た英駆逐艦も少し慌てて120度回頭で伊監隊を追う。

Turn4a


5Turn

英伊両艦隊は距離6km(4Hex)で並行砲戦を行う。「ジュサーノ」の砲撃が漸く威力を発揮し、英駆逐艦「レギオン」に1発の命中弾を与えた。「レギオン」の損害は軽微であった。
対する英駆逐艦4隻が「ジュサーノ」に砲撃を集中。今度は並行砲戦だけに命中率が高く、3発の12cm砲弾が「ジュサーノ」に命中した。「ジュサーノ」は大破、戦闘力を失う。

Turn5a


感想

IT_CL1aこの時点で結果が見えたので終了とした。イタリア軍の損害は、軽巡1隻沈没、1隻大破。英海軍の損害は駆逐艦1隻小破。このまま継続したら、恐らく「ジュサーノ」は沈没し、水雷艇「チーノ」も生還するのは難しかっただろう。
シナリオの出来具合だが、悪くないと思う。序盤に英側の奇襲が約束されているので、この時の当たり具合で全て決まってしまう感も無きにしも非ずだが、短時間でプレイできるシナリオなので、極端な結果になればやり直せば良い。イタリア側で勝利するのは難しいと思うが、その分やりがいはあると思う。不利なイタリア側を率いて英駆逐艦の脅威を躱すことができれば、大いに自慢して良いと思う。

という訳でこのシナリオは完成とする。次はどのシナリオにしようか・・・。一応K部隊の活躍を描いたシナリオを考えているのだが、はてさて・・・。

RMS_Barbiano

写真00


Picket Duty(以下、本作)は、Legion Wargameが2013年に出版したソロプレイ専用のウォーゲームだ。テーマは1945年3~6月における沖縄水域の戦い。プレイヤーはフレッチャー級駆逐艦の艦長となり、襲いかかってくる日本の特攻機と戦う。Picket Dutyとは、沖縄周辺海域を警戒するレーダーピケット任務のことだ。

本作は1Turnが実際の1日を表し、1日は午前、午後、夜間の3フェイズに分かれている。戦いはフェイズを基準として進められる。
最初に天候と自艦を守ってくれる友軍戦闘機の数を決定する。続いて飛来する特攻機の機数を決定し、特攻機の配置、対空射撃、自艦の緊急回避、特攻機の命中判定、ダメージコントロール要員の配置、ダメージコントロール判定で1フェイズが終了する。これを1日3回実施し、最後に保守整備を行って1日が終わる。キャンペーンシナリオの場合には、数日間繰り返して勝敗を判定する。

まず最初ということで、シナリオ2「A Fiery Sunday Morning:May 25, 1945」をプレイしてみることにした。これは5月25日に菊水8号作戦と直面した米駆逐艦「ブレイン」(USS Braine, DD-630)の戦いを描いたものである。

準備

まず最初に艦長と8人の士官について能力を決定する。能力決定には専用のチットを用いる。チットには-2から+2まで5段階あり、+2が最高だ。また0が最も多い。今回は、Damage Control Officer(ダメコン士官)とRepair Chief 1(第1修理班長)が能力+1で優秀。逆にRepair Chief 2(第2修理班長)が能力-1、Repair Chief 3(第3修理班長)が能力-2と無能である。
次にFDT(Fighter Direction Team = 戦闘機誘導班)が乗艦しているかどうかを判定する。2d6で5以上なら乗艦だ。FDTが乗艦していると、戦闘機の配置で有利になる。出目は"9"なのでFDTは乗艦していた。
次にSFS(Surface Fire Support = 水上火力支援)の数を判定する。これも専用の表で判定し、0~2個のSFSが登場する。SFSが0個だと不利になる。出目は"7"(2d6)で、SFS 1個が登場する。
最後に陸上レーダーの作動状況を判定する。この時期、伊江島や座間味等、3ヶ所の陸上レーダーが既に設置されていた。これらのレーダーが稼働していると、特攻機を早期警戒する上で有利になる。2d6で5以上が出れば陸上レーダーは稼働している。出目は"9"だったので、陸上レーダーは稼働してくれた。

写真01


午前

まず天候チェックを行う。2d6で出目は"4"。結果は「雨」であったが、面白くなさそうなので、「晴れ」に変更した。続いて援護戦闘機の数を決定する。今日は「菊水」攻撃が実施されるので、専用の表(Table 7-3)を使って戦闘機数を決定する。ダイス判定の結果、空母機7機と海兵隊機7機が上空援護に飛来した。
続いて来襲する日本機の機数を決定する。今日は「菊水」攻撃が行われるので、Table 22を使用する。2d6で出目は"3"。日本機9機が飛来した。Table 8-3で攻撃隊を複数の"wave"に分割する。5機が第1波、4機が第2波となる。
第1波で飛来してきたのは、零戦、九七艦攻、二水戦、零式観測機、そして最新鋭の流星改、と、編成もバラバラ。日本人としては、

「こんなバラバラな編成で来るわけねえよ」

と突っ込みたくなる。それぞれの進入高度、進入包囲をダイスで決める。

写真02


戦闘機が流星改を撃墜し、対空砲火が零戦を爆散させた。残った二水戦と九七艦攻は長い炎を引きつつ「ブレイン」に迫ってくる。もう1機の零式観測機も対空砲火を受けながらなおも突進を止めない。二式水戦は炎を引きながら「ブレイン」の手前に墜落。しかし残った2機は被弾で炎上しながらも、次々と「ブレイン」の左舷後部に突入した。1機は水線下の倉庫に命中。もう1機は艦中央部の5インチ砲に命中した。5インチ砲は損傷したものの、手動で操作が可能である。さらに弾薬庫にも被害が及んだが、幸い誘爆も浸水もなかった。

続いて4機に日本機が迫る。二式複戦、一式戦、九七重爆、そして新鋭の偵察機、彩雲だ。なんだよ、この編成。絶対あり得ねぇ・・・。

突っ込んできた4機に対して、1機は40mm機関砲を受けて爆散。2機は「ブレイン」の至近距離に墜落したが、直接的な被害はなかった。最後の1機は炎上しながらも後部から甲板に突入。40mm連装機関砲1基を破壊した。

3機もの特攻機を食らった「ブレイン」だが、損害復旧班が走り回る。火災を鎮火し、弾薬庫を修理し、さらに火砲も修理する。午後になる前に「ブレイン」は殆どその機能を回復した。

午後

午後になると、今度は11機もの日本機が「ブレイン」を襲った。最初に6機が突入してきたが、3機を友軍戦闘機が撃墜。さらに対空砲火で1機を爆散させた。残った2機は「ブレイン」の至近海域に突入し、「ブレイン」の船体に軽微な損傷を与えた。
さらに5機の特攻機が現れたが、対空砲火と戦闘機によって全機撃墜に成功し、1機が至近海面に突入したものの、「ブレイン」に実質的な損害はなかった。

夜間

夜に入ると日本機の空襲はなく、「ブレイン」にとって長い1日は終わった。

結果

「ブレイン」が生き残ったので米軍の勝利。

写真03


感想

3機も特攻機が命中したのに、駆逐艦は殆ど無傷であった。何かルールを間違っているのだろうか・・・?。仮にルールミスがないとすると、駆逐艦の頑丈さが気になる所だ。あと本文でも触れたが、日本機の扱いが変である。様々なヒコーキが登場するのは良いが、陸軍の二式戦や三式戦、九七戦、さらには零式水偵や零式観測機、大艇等が特攻機として飛び込んでくるのにはやはり違和感を禁じ得ない。編成がバラバラなのも気になる所だ(実際には、特攻隊は概ね同一の機種で編成されている。エリア88じゃあるまいし)。
また折角様々な機種が登場してきても、それぞれのキャラクター性が乏しい点も寂しい所だ。一応単発機と双発機の違いはルール化されているが(双発機の場合、艦に命中した時のダメージが大きい)、それ以外は機種による違いはない。二式水戦のように凡そ特攻には不向きと思われる機種と、高速と大きな爆弾搭載能力を誇る流星改や彗星後期型が全く同じ扱いというのも寂しい所だ。

まあ日本人から見ると色々と不満の残る所だが、特攻攻撃を受けた米駆逐艦乗組員の苦闘を体験できるという意味では良いゲームだ思う。

写真04


お恥ずかしい話ですが、ソロモン夜襲戦の追加シナリオ17,18の電子データを紛失してしまいました。 もし以下のシナリオの電子データをお持ちの方がいましたら、ご連絡頂ければ幸いです。 S17.バリクパパン海戦 S18.第2次コロンバンガラ沖海戦(仮想戦)

BattleofCapeSpada


スパダ岬沖海戦とは、1940年7月19日にクレタ島北方海域で英伊の巡洋艦同士が戦った水上戦闘である。スバダ岬とは、クレタ島北西部に位置するクレタ島最北部に位置する岬のことである。
この海戦に参加した英海軍の戦力は軽巡1、駆逐艦5。対するイタリア海軍は軽巡2である。兵力的にはほぼ同等か、やや英海軍が有利かと思われる。海戦の結果は、イタリア側が軽巡1隻沈没、1隻小破。英側が軽巡1隻小破。海戦は英海軍の勝利に終わった。
このスバダ岬沖海戦を「欧州海域戦」( 「ソロモン夜襲戦」 の欧州戦線版)でシナリオ化してみたい。イタリア海軍が登場するのは初めてである。

戦闘序列

HMAS_Sydney


両軍とも史実通りで、英海軍が軽巡「シドニー」と駆逐艦が5隻。イタリア海軍が軽巡2隻である。
「シドニー」はリアンダー級の1艦で、主砲は15cm砲8門。スマートな中型戦闘艦だが、砲力はやや少なめといえる。また随伴駆逐艦はいずれもH級の駆逐艦で、主砲4門、魚雷発射管8門を持つ標準的な駆逐艦だ。
対するイタリア海軍は軽巡「バルトロメオ・コレオーニ」と「ジョバンニ・デレ・バンデ・ネレ」。アルベルト・ディ・ジュッサーノ級の軽巡で、主兵装は15cm砲8門。砲力では「シドニー」に拮抗しているが、船体はやや小さく、また装甲が薄い。その代わり、速度では「シドニー」を上回っている。ある意味「イタリア海軍らしい」戦闘艦と言える。

状況及び特別ルール

CW_CL40aこの種の遭遇戦は勝利条件の設定が難しい。単に「敵を全滅させれば勝利」としても良いが、そもそもどちらかが全滅するまで戦い続けることは、史実でもゲーム上でも稀である。従って「敵を全滅させれば勝利」という勝利条件は、事実上意味がない。
今回は史実における両軍の戦い方に着目した。イタリア側は交戦を避けて撤退を図り、英側は例によって積極的に交戦を仕掛けた。これを勝利条件に反映したい。
そこで今回、以下のような勝利条件を考えた。
 ・イタリア海軍は自軍の損害を出さないようにしながら盤外へ逃げる。
 ・英海軍は敵に損害を強要しつつも、自軍の損害が戦果に釣り合わないほど大きなものであってはいけない。

また特別ルールであるが、まずイタリア側の消極的な姿勢を反映するため、主導権は常に英側にあるものとした。また砲火力的にはイタリア側が有利なので、その優位性を弱めるためにイタリア側に不利な命中修正を適用した。史実で「シドニー」は1対2の不利な条件下で撃ち勝っているので、それを再現する意味もある。

Turn0a


テスト

1Turn

距離18km(12Hex)で両軍が交戦を開始する。双方とも射撃開始。「シドニー」は「バルトロメオ・コレオーニ」を狙い、イタリア軽巡2隻も「シドニー」を狙う。が、外れ。

2Turn

イタリア艦隊は左120度旋回。英艦隊に対して反航態勢になる。英艦隊をやり過ごして北西方へ退避する構えだ。両者の距離は15km(10Hex)まで近づいた。「シドニー」の放った1発が「バルトロメオ・コレオーニ」に命中したが、不発弾であった。

Turn2a


3Turn

IT_CL3英艦隊も右へ180度回頭を行い、イタリア艦隊の右後方に位置する。両者の距離は12km(8Hex)まで縮まった。
「シドニー」が放った15cm砲弾2発が立て続けに「バルトロメオ・コレオーニ」に命中。「コレオーニ」は衝撃によって一時的に戦闘能力を失う。
イタリア側もようやく命中弾を得た。「ジョバンニ・デレ・バンデ・ネレ」の主砲弾1発が「シドニー」に命中したのだ。「シドニー」の損害は軽微で、戦闘行動に支障なしである。


Turn3a


4Turn

イタリア艦隊は英艦隊からの砲撃を避けるため左へ変針。煙幕展開しつつS字運動を行う。英艦隊とイタリア艦隊の距離は15km(10Hex)まで開いた。「シドニー」は煙幕越えで「コレオーニ」を狙うが、照準が定まらずに外れとなる。

Turn4a


5Turn

「シドニー」の主砲弾が再び「コレオーニ」を捉えた。2発が命中。そのうちの1発が「コレオーニ」の魚雷発射管に命中。魚雷を使用不能とした。
またイタリア艦隊の左舷側からは英第3駆逐隊が急速に近づいて来た。距離9km(6Hex)から英駆逐艦4隻が「ジョバンニ・デレ・バンデ・ネレ」に集中砲火を浴びせる。が、しかし命中弾は僅かに1発。しかも不発弾。「バンデ・ネレ」は無傷のままであった。

6Turn

イタリア艦隊が左へS字運動を実施。左から近づく英第3駆逐隊との距離を詰める。両者の距離は6km(4Hex)にまで迫った。英駆逐隊としては魚雷を撃ちたい所だが、頭を押さえられる形になっているため、魚雷攻撃を実施し辛い。「バンデ・ネレ」の主砲弾1発が英駆逐艦「アイレクス」に命中。同艦に軽微な損害を与える。

7Turn

「シドニー」が距離を詰めて「コレオーニ」を砲撃し、2発の命中弾を得た。しかしいずれも急所を外れており、「コレオーニ」の損害は軽微であった。
イタリア艦隊の反撃。距離が近いため、イタリア側の砲撃もようやく命中率が上がってくる。英駆逐艦「ハイペリオン」には「コレオーニ」の主砲弾2発が命中。同じく駆逐艦「アイレクス」には「バンデ・ネレ」には1発が命中。両艦とも速度が20ktに低下する。

Turn7a


8Turn

イタリア艦隊は左へ60度回頭。英第3駆逐隊との距離を詰めようとする。イタリア艦隊を後方から追う形になった「シドニー」は、艦首の主砲4門で「コレオーニ」を射撃。1発の6インチ砲弾が命中した。「コレオーニ」の命中弾はここまで計6発。そろそろヤバくなってきたか、「コレオーニ」。
もう1隻の軽巡「ジョバンニ・デレ・バンデ・ネレ」にも英駆逐艦の主砲弾が命中。軽微な損傷を被った。
英駆逐艦に魚雷発射のチャンスが訪れた。2隻の駆逐艦は計16本の魚雷を発射する。目標は右舷4.5kmの位置にいるイタリア軽巡2隻だ。

Turn8a


9Turn

英駆逐艦「ヒーロー」の放った魚雷1本が「バルトロメオ・コレオーニ」に命中した。魚雷の威力はすさまじく、「コレオーニ」は真っ二つに折れて轟沈した。これで一気に形勢が逆転。一気に不利になるイタリア軍であった。

Turn9a

感想

この時点で結果が見えたので終了とした。イタリア軍の損害は、軽巡1隻沈没、1隻小破。英海軍の損害は駆逐艦2隻中破、軽巡1隻損害軽微である。勝利条件的には英海軍の勝利だ。イタリア側の敗因は英駆逐艦の魚雷攻撃を軽視したこと。英駆逐艦を砲撃で無力化してから接近すべきであったが、後方から迫ってくる「シドニー」の圧力に負けて転針したのが失敗であった。

シナリオの出来具合だが、悪くないと思う。イタリア軍を適度に弱体化したのは正解であった。これで「シドニー」の脅威が大きくなり、隻数比で優位に立つイタリア軍が劣勢な筈の「シドニー」に追い回されることになる。また英艦隊が二手に分かれているので、イタリア艦隊は両側から挟まれる形になり、イタリア側も単純に逃げ回る訳にはいかない。そこで虚々実々の駆け引きがあるので面白い形になりそうだ。

という訳でこのシナリオは完成とする。次はどのシナリオにしようか・・・。

RMS_BartolomeoColleoni

94eb150f.jpg


主題の通りです。部数はヒミツですけど、100個は超えています。
皆さま、お買い上げ頂きありがとうございます。

実は「海空戦No.1」「海空戦No.2」はまだ在庫が残っていて、今後どうしようか少し迷っています。
「海空戦」本体が品切れなので、「海空戦No.1」「海空戦No.2」も売り上げが今後伸びないのは明らか。
とはいっても新たに「海空戦」本体をもう1ロット発注しても、売り切るのはちょっと厳しい。

今考えているのは、「海空戦!南太平洋1942」の第2版というプランで、GMTが良くやる手です。
ただ「海空戦」本体の発売が2017年なので、第2版は早くても2022年以降にしないと、さすがに節操がない。
今の所は第2版に向けたアイデアを集めておき、「海空戦No.1」「海空戦No.2」も細々と販売を継続しようかと思っています。

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