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山伏へ登る
山伏という名前が特徴的ですが、静岡県安倍川流域にそびえる標高2013mの山です。西には大井川渓谷を挟んで南アルプス南部の山々が聳えるという絶好のロケーション。梅ヶ島温泉からなら日帰り登山が可能ということで、梅雨が明けた暑い夏の日に行ってみました。
登山口は安倍川支流の西日影沢になります。河原沿いの駐車場に車を停めて歩き始めたのは朝の8時過ぎ。西日影沢の向こうには山伏の雄大な姿が見えています。
駐車場から20分ほど歩いた所に山伏への登山口があります。そこから本格的な登山路になっていきます。
最初は西日影沢沿いの緩やかな登山路です。
少し登ると古城跡のような石段が見えてきました。ワサビ田跡だそうです。
大きな滝のようなところを過ぎると最初の目標である大岩に着きます。ここまでの所要時間は約1時間。
さらに沢沿いの道を登っていき、さらに登ると山肌を縫う細い登山路になります。そこを過ぎると第2の中継点である蓬峠に到着します。ここまでの所要時間は約2時間。
ここからは最後の急登が始まります。歩いている分にはとにかく大変なのですが、とにかく頑張って歩くだけ。1時間と少しで西日影沢分岐に到着し、そこから15分ほどで山伏の山頂に到着しました。所要時間は3時間15分ほど。コースタイムよりも20~30分ほど短い時間でした。
山伏の山頂は広くて気持ちよく。南アルプスの山々や富士山が綺麗に見えました。
帰りは来た道を戻ります。途中で昼食を取ったりしたので、所要時間は2時間45分で下山しました。
感想ですが、思ったよりも手強い山でした。コースタイムが片道3時間程度だったので少し楽な山だと思っていたのですが、標高差が1000m以上は伊達ではなかったです。あとは沢沿いの登山路なので渡渉過所が数か所あり、その分気を使いました。その分、沢沿いを歩くのは別の意味で気持ち良かったです。
岐阜関ヶ原古戦場記念館
関ヶ原古戦場に新しい「箱モノ」が出来たということで、早速訪れてみました。
関ヶ原駅から歩くこと5分強。徳川家康陣屋趾と言われる場所に大きな建物があります。これが岐阜関ヶ原古戦場博物館という長ったらしい名前の建物というわけ。
この記念館は完全予約制をとっています。しかし現地で知ったのですが、予約なしでも入れるみたい。
「なんだ、予約したって意味ないじゃん」
と思ったのですが、予約の有無によって鑑賞できる内容が異なるようです。
予約時間になると係員に案内されて館内で。体験型のシアターが2種類あり、それによって関ヶ原の戦いについて立体的に理解できるようになっています。この体験型シアターが予約者の特権のよう。残念ながら写真撮影禁止でした。
体験型シアターを出ると、展示資料室になっていて、関ヶ原の戦いに纏わる様々な資料やパネルが展示されています。面白かったのは、刀、槍、鉄砲といった当時の武器を実際に触ることができるようになっている所。当時の武具の重さを体で感じることができるようになっています。
(ちなみにこんなご時世なので、各所にアルコール消毒液が設置されておりました)
エレベーターで5階に上がると、そこは展望台になっていて、関ヶ原の古戦場を一望できるようになっています。石田三成が布陣したという笹尾山が間近に見えるのが印象的でした。
シアターコーナーを含めてじっくり見ると1時間ぐらいの施設です。入館料500円と安価なので、1度は見学してみて損はないと思いました。日本語だけではなく英語の表記も充実していたので、ここにやってきて刺激を受けた外国人ゲームデザイナーが、関ヶ原ゲームをデザインすることになるかもしれません。
お奨め度★★★★
清水駅前「善」のイワシ料理
名古屋駅前「やぶ福」でめいぶつ定食
名古屋駅前地下にあるエスカ。美味しい名古屋メシを楽しめる店がいくつもあって、旅の途中に立ち寄るのを楽しみにしています。
今回立ち寄ったのは「やぶ福」。麺料理がメインで、カレーうどんやきし麺などが有名な店らしい。私は「めいぶつ定食」1400円+税を注文しました。
この「めいぶつ定食」というのは、味噌カツ、エビフライ、きし麺など、名古屋の名物料理を一同に集めた、いわば名古屋メシの「幕ノ内弁当」のようなもの。これだけ色々あると、手を付けるのが楽しみです。
お奨めはきし麺。醤油ベースのスープと麺の他、ホウレン草、揚げ、カツオ節といったシンプルな内容。しかしこれが旨い。シンプルなのですが一度食べ始めると止められない美味しさ。結局汁まで全部飲んでしまいました。
もちろんきし麺以外のものも美味しく、タルタルソース又はトンカツソースで食べる海老フライは大きな海老に衣が絡まってサクサク美味しい。味噌カツもまたよし、いやー、名古屋メシ、ホントに美味しいなぁ。
お奨め度★★★★