もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:世界の軍隊 > ドイツ軍

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211115_He111

世界の傑作機No.186 ハインケルHe111

文林堂

WW2開戦初期にドイツ軍爆撃隊の主力機として活躍したHe111。その生い立ちや技術的な側面、各種戦歴などについてコンパクトにまとめた著作である。知っているようで知らないHe111の戦歴。特に魚雷や対艦ミサイルによる艦船攻撃や双子機によるグライダー輸送任務は興味深かった。

お奨め度★★★

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世界の傑作機No.175 フォッケウルフFw200

文林堂

ドイツ空軍の4発哨戒機フォッケウルフFw200。長大な航続距離と大きな爆弾搭載量により大西洋を渡る連合軍輸送船団の恐怖の的になったコンドル。本書はFw200の開発から活躍を描いた著作である。
Fw200の活躍といっても哨戒機としての活躍だけではなく、輸送機としての活動にもかなりのページ数を割いている。さらには戦前の長距離飛行記録や冒険飛行についても記されている。
Fw200といえば中途半端に地味な感じが良い味を出しているが、本書を読めば、その魅力をより深く理解できよう。

お奨め度★★★

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The Luftwaffe and the War ar Sea 1939-1945

David Isby編 Greenhill Books

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タイトルは「ドイツ空軍と海上戦争1939-1945」で、WW2におけるドイツ空軍と海上戦闘との関わり合いを著したものである。この著作は、ドイツ海軍空軍の士官が語ったドイツ空軍、海軍が戦った欧州海域の戦いについて記したものを集めたものである。著者のDavid Isbyは、言わずと知れたAir Warのデザイナー氏である(多分)。本書は実際に戦争を戦ったドイツ海空軍の士官が数多く登場し、中には戦争前半にUボート部隊、戦争後半にはドイツ海軍全部を率いたデーニッツ提督もインタビューに登場している。
本書で多く取り上げられているのは、航空兵力に関するドイツ海軍とドイツ空軍の指揮系統の問題。「空を飛ぶものは全てドイツ空軍の指揮下にある」というのがドイツ空軍の言い分であったため、例えば戦艦・巡洋艦等に搭載されている艦上水上機もドイツ空軍の指揮下にあった。しかし実戦の場面では海空軍による共同行動の必要性が出てくる。そのような場合、統一した指揮系統を持たなければ様々な不都合が発生する。ドイツ海軍側は実戦の場面で航空部隊を自身の指揮下に置くことを求め、ドイツ空軍はそれに抵抗する。そういった葛藤が描かれている。本書を読むと、空軍独立が必ずしも海上作戦に利するものではないことが理解できよう。あの戦争全期間を通じてドイツ空軍が撃沈した敵戦艦、空母は、僅かに停戦後のイタリア戦艦「ローマ」1隻に過ぎなかったのだから。

お奨め度★★★

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210630_世界の艦船

世界の艦船2020年6月号増刊-ドイツ潜水艦史

海人社

WW1からWW2そして戦後期に至るドイツ・西ドイツ海軍の潜水艦について記した著作。ドイツのUボートは量産性を重視したため、個艦としての特徴にはやや乏しい所がある。それでも技術的には世界第1級のドイツ潜水艦で、技術的には興味深いものがあった。惜しむらくは兵装面での解説がやや弱いこと。主兵装である魚雷はもちろん、砲口兵装、対空火器、機雷等について詳しい解説があると、もっと良かった。

お奨め度★★★

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210611_世界の艦船

世界の艦船2021年6月号増刊-ドイツ戦艦史

海人社

19世紀末のブランデンブルク級に始まるドイツ戦艦の歴史を、写真とデータでまとめたのが本書だ。インターネットで様々な情報が入手できる昨今、本誌のような写真と情報中心の書籍は往年の価値を失いつつあるようにも思える。しかし手軽にドイツ戦艦のデータについて調べてみたいとき、本書のような書籍は確かに便利だ。そういった意味で本書の価値は未だに失われていないといえる。ただし定価2,600円分の価値があるかどうかは疑問なしとしない。

お奨め度★★★

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