もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:戦史 > 米南北戦争

GCACWシリーズとは、Great Campaigns of the American Civil Warの略で、南北戦争を扱った一連の作品群の総称である。1Hexは1マイル、1Turnは実際の1日に相当し、1ユニットは師団・旅団規模である。
GCACWシリーズについては既に優れた解説がいくつか紹介されており、基本システムについてはそれらの解説を参照されたい。
今回私が最も参考にしたのは、以下の解説動画であった。



GCACWシリーズについて大変分かりやすく解説してあるので、是非参考にされたい。

今回プレイしたのは、その中の1作品「Here Come the Rebels!」からシナリオ1「South Mountain」である。詳しい背景は知らないが、Wikipediaによると、南軍のリーと北軍のマクレランが戦い、リーがサウスマウンテンを放棄する形で終わったらしい。

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1Turn

北軍活性化

USA_Leader_Renoまずシナリオ特別ルールに従って北軍のRenoが活性化する。ダイスは5。北軍歩兵司令官はDRM+1が適用されるので、Reno麾下の部隊は6移動力を発揮できる。

まずCoxの歩兵師団をMauntainHouseの南側に回り込ませて、南軍右翼に警戒幕を張っている騎兵部隊に接敵する。南軍騎兵部隊は当然戦闘前撤退で後退していく。
次にWilcox師団が真っすぐ前進し、MauntainHouse前面に展開する南軍Colquitt師団を攻撃する。

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USA_Div_Wilcox戦闘比は3-1で+2、2MP消費の通常攻撃なのでDRMなし、戦術値はお互いに2なので修正なし、砲兵値は北軍の+2なのでNE、Creek(小川)越えの攻撃なので-1、側面攻撃は+1で合計は攻撃側+2。ダイス勝負。北軍6、南軍4だった。最終的には差が+4になる。戦闘結果は、防御側がDR、攻撃側がfaだ。南軍部隊は後退し、WilCox師団が前進する。

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最後にReno自ら率いるSturgis師団が前進してMauntainHouseを守る南軍Garland師団を三方から締め上げる形になる。

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南軍3連続活性化

CSA_Leader_Longstreet次に主導権を取ったのは南軍だ。名将Longstreet率いる軍団をMauntainHouseに向けて南下させる。活性化のダイスは6。最高値である。南軍修正+2を適用し、8移動力を使用できる。

さらに南軍が連続して主導権を得た。
再びLongstreetが活性化する。LongStreetがMauntainHouseに到着。強固な防御陣を敷く。さらにその次も南軍が主導権を握ったので、D.H.Hill-Aの師団を北軍の前面に展開して、さらに側面防御の態勢を取る。

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北軍の反撃

 次も南軍が主導権を得たが、特にやることもないのでパスを宣言した。そこで北軍が主導権を得た。
Renoが活性化。MauntainHouseを守るGarland師団を攻撃する。Cox師団をFox's GAPを抜けて後背地に回り込ませてGarland師団の背後を断つ方法も考えた。しかしCox師団が危機に陥る可能性が高いので止めにした。素直に正面Sturgis師団でGarland師団を叩く。
突撃のダイスは3で成功。突撃の修正と正面攻撃(Garland師団は側面防御姿勢を取っている)でDRM+2、戦闘比は1-1、指揮能力はお互い3なので修正なし。砲兵火力は差が0で地形が山岳なので修正なし。山の地形効果で防御側+2。最終的には修正なしとなる。
ダイス勝負。
出目は両方とも1で、防御側はD、攻撃側は1D。結果的に攻撃は失敗に終わった。しかしMauntainHouseを守るGarland師団とHill師団の両方を混乱させたので、北軍にはまだチャンスがある。

Cox師団が混乱状態の南軍Garland/Hill師団を攻撃する。通常攻撃でDRMは合計-1。指揮能力差と地形効果が痛い所。ダイスで勝つしかない。
ダイス勝負。
しかし出目は北軍3、南軍6で最終結果はー4。防御側は無傷で攻撃側は2Dの損害を追ってしまう。

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次の南軍が主導権を取ったが、パスにより北軍に主導権が渡った。
今まで存在を失念していたRodmanの師団を「やり直して」前線へ出す。Renoを活性化してRodmanをWilcox師団とスタックさせてRenoの指揮下に配する。次に主導権を取れれば、MauntainHouseへ突撃を敢行する布陣になる。

北軍のサウスマウンテンへの突撃

CSA_Div_D_H_Hill-A北軍が主導権を握ってReno配下の2個師団でMauntainHouseへ突撃を敢行する。戦力比は3-1。最終修正は+2。攻撃側が有利なはずであったが、出目は北軍2、南軍5で最終結果はー1となった。攻撃側1D、防御側Fで攻撃は失敗。Reno配下の師団は全て疲労度が4になり、Reno軍団は攻撃力を失う。

Hooker前進

USA_Leader_Hooker 南軍が主導権を握ったが、戦況は南軍有利なので、パスして北軍の出方を見る。
北軍はReno軍団が攻撃力を喪失したので、後方に控えていたHooker軍団を活性化させる。Hookerは2回連続で活性化したが、活性化の出目が悪く(2と1)、前線に辿り着けそうにない。仕方なくHookerは強行軍を実施。合計4戦力を失いながらも何とかMauntainHouseの麓に到着した。

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続いて主導権を握った北軍は、Hooker麾下のHatch師団をMauntainHouseの南に布陣させて突撃の布陣を敷く。しかしその次に主導権を握った南軍はLongStreet直率のD.R.Johnes師団をMauntainHouseに布陣させて勝負あった。この段階で北軍の勝ち目はほぼなくなったのでゲーム終了とした。

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感想

今回は練習ということで作戦的なヘボヘボぶりはご勘弁を。ルールの概要は理解できたので、良かったと思う。
ゲームシステムはイニシアティブ判定と活性化という現在の視点から見れば比較的オーソドックスなシステムといえる。特徴的なのは移動力をダイスで判定する所。判定のダイスが悪いとなかなか進軍できないが、その辺りはプレ20世紀の戦いらしい所と言えるかもしれない。
気になったのは状態を示すマーカーが多い所。戦力段階だけではなく、疲労レベルや戦意低下もマーカーで管理するので、1ユニットがマーカーのタワーになってしまう恐れがある。VASSALでは全く気にならないが、リアルプレイではどうなんだろう。逆に言えばVASSAL向きのゲームかも知れない。

ともあれ、今回入門シナリオをコンプリートしたので、次はもう少し上級シナリオに挑戦したい。

HereComeTheRebel


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210717_南北戦争
南北戦争ーアメリカを2つに裂いた内戦

小川寛大 中央公論新社

南北戦争についてコンパクトかつ的確に描いた著作である。南北戦争の軍事的側面だけではなく、政治面や経済、外交面からも描いており、米国史や世界史の中での南北戦争の位置づけ、南北戦争の勝因や敗因、さらには現在への影響についても学ぶことができるようになっている。さらに南北両陣営の主要な人物、リンカーン、デービス両大統領を初め、リー、グラント、シャーマン、ジャクソン、マクレラン、ロングストリート等の将帥らの描き方も秀逸で、リーとグラントの対面シーンは興味深い。そして「米国史上最良の大統領」と言われて偉人伝にも取り上げられているエイブラハム・リンカーンが、どのような人物だったのか、そしてその死にはどのような意味があったのかについても興味深い記述が読める。本書を読めば、南北戦争のゲームをプレイしたくなること請け合いだ。

お奨め度★★★★

TCW

ゲームマーケット大阪2021に参加した際、主題のゲームを購入しました。1983年に米Victory Games社から出版されたシミュレーションゲームです。
テーマはアメリカ南北戦争。1861~65年の戦い全域を1Turn=2~4ヶ月(基本は2ヶ月)、1Hex=25マイルで再現するゲームです。
コンポーネントはフルサイズのマップが2枚と260個入りカウンターシートが2枚です。当時としては比較的大きなマップと標準的な駒の数と言えましょう。
システムは不明ですが、多分指揮官が兵力を率いて戦うタイプらしいです。

シナリオは4本で、1861、1862、1863、1864年のそれぞれの年から開始されるシナリオが各1本用意されています。
詳しいルールは未読ですが、一度プレイしてみたい作品です。

11月半ばのソフィアゲーム会に参加し、The U.S. Civil War(GMT)をプレイしました。
以下はその記録です。

負けました。惨敗です

結果から言えば惨敗である。前回、6Turnサドンデスの雪辱を晴らすべく必勝の構えで臨んだ2戦目であったが、結果は前回に輪をかけて5Turnサドンデス。開戦後僅か1年で敵の軍門に下った。あまりに惨めな負け方なので、実の所詳しくは書きたくないのだが、以下に概要を期そう。皆で笑ってくれたまえ。

1Turn(1861年夏1)

今回北軍を担当した吾輩は、定石通りウエストバージニア州とミズーリ州の支配を実行。難なくこれに成功し前途洋洋と思われた。さらに大統領命令で南部侵攻を開始したマクドゥウェル(McDoWell 0-1-4★★★)麾下のポトマック軍は、マナサスジャクソン(Manassas Junction 1746)で南軍ジョセフ E.ジョンストン(J.Johnston 1-2-4★★★)麾下の北バージニア軍と交戦して撃破。この時は1年以内にリッチモンドで祝勝会が待っていると思ったものだったが・・・。

2Turn(1861年夏2)

勢いに乗る北軍は東部戦線でシェナンドー渓谷沿いに南下攻撃を実施。バーンサイド(Burnside 1-1-4★★)麾下の5SPがシェナンドー渓谷南部のスタントン(Staunton 1942)を攻撃しこれを占領した。対する南軍はバーンサイド軍の背後を断つべく反撃を実施。ハーパーズフェリー(Harper's Ferry 1545)とストラスバーグ(Strasburg 1643)を奪回する。この時、ハーパーズフェリーをアッサリ取られたことが、後後響くことになる。

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3Turn(1861年秋)

南軍がケンタッキー州に侵攻。ヴァンドーン(Van Dorn 1-0-5★★)他が率いる野戦軍がケンタッキー州を北上してルイヴィル(Louisville 1925)を占領する。前回はこれにヤラレタので、今回はすぐさま反応し、ビューエル(Buell 1-1-3★★★)麾下の9SPをオハイオ州から出撃。ケンタッキー州の州都フランクフォート(Frankfort 1927)を支配し、ケンタッキー州の連邦離脱を阻止する。
また別の部隊は南軍の隙を突いてケンタッキー州からテネシー州に侵攻し、州都ナッシュビル(Nashville 2622)を無血占領した時には、「まだ行ける」と思われたのだが・・・。

動きがあったのは東部戦線も同じで、敵中に孤立したバーンサイドが山岳地帯を経てウェストバージニアに帰還する間、南軍ジョセフ E.ジョンストン麾下の北ヴァージニア軍がシェナンドー渓谷で北軍ポープ少将(Pope 1-0-4★★)麾下の5SPを撃破。その勢いでハリスバーグ(Harrisburg 1247)からランカスター(Lancaster 1249)まで南軍の席巻を許してしまう。この北部侵攻によって4VPを失ったことが致命傷となった。

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4Turn(1862年冬)

北軍期待の名将グラント少将(Grant 2-2-5★★)登場。ケンタッキー州の州都フランクフォートに着任する。5SPの兵力を与えられたグラントはケンタッキー州にて反撃を実施。ルイヴィルに籠る南軍の背後を遮断した。勢いに乗るグラントは、さらにテネシー州に侵攻しクラークスビル(Clarksville 2521)を奪取。さらにテネシー川とカンバーランド川に挟まれた要域ドーバー(Dover 2619)を押さえて両河川のの制水圏を奪い返した。

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トランスミシシッピ方面ではドグファイト状態。南軍プライス准将(Price 1-1-4★)が策動してミズーリ州の拠点支配を目論む一方、北軍カーティス少将(Curtis 1-1-4★★)もそれを阻まんと機動で対抗する。

東部戦線では、ようやくポープとバーンサイドが合流。北部諸都市を南軍の支配から解放する。しかし南軍も主力をハーパーズフェリーに残しつつ、一部兵力でフレデリック(Frederick 1546)を占領し、「色褪せた栄光」によるVPロスを防いでいる。

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5Turn(1862年春)

西部戦線で南軍「ストーンウォール」ジャクソン少将(Jackson 2-2-5★★)が5SPを率いてドーバーに陣取る北軍グラント将軍を攻撃。これに勝利してグラント軍を撃破した。これによって攻勢のモーメンタムを失ったグラント軍は、一度コロンバスまで後退する。

東部戦線では稀代の名将ロバート.E.リー中将(R.E.Lee 2-2-5★★★)が南軍北バージニア軍の司令官として着任してきた。14SPの大兵力を与えられたリーは、北軍ポープ、バーンサイド連合の9SPを難なく撃破。そのまま北部州に雪崩れ込んだ。

このTurn終了時、北軍のVPが0となり、サドンデスラインの12VPからー12以下になったので南軍の勝利が確定した。

敗因

色々あるが、一番の敗因は第2Turnのバーンサイドによるスタントン攻略であろう。これによってハーパーズフェリーの守りが空になり、南軍による無血占領を許してしまった。ハーパーズフェリーを失うと、北部州の守りは極めて脆くなる。最終的にリーが登場したら同地陥落は止むを得ないが、それまでは絶対手放してはいけないポイントだと思う。ハーパーズフェリーを失わなければ、第3Turnの北部州侵攻による4VPのロスはなかったし、5Turnでのサドンデス負けもなかったと思う。

もう1つ、小さな敗因としては、西部戦線での攻勢遅れだ。ケンタッキー州からの反撃に拘ったため、南軍の聖域であるテネシー州侵攻が遅れる結果となってしまった。こちらは致命的ミスではないが、もう少し上手く立ち振る舞いたかったと思う。

他にも南軍の細かな策動によって無駄な動きを強いられたり、直接防御に固執するあまり相手の背後を切るような機動防御に欠けていたりと、駒さばきでもまだまだだった。我ながら修業が足りんなと思う。


おまけ

その後、時間が余ったので「ラコックの陰謀」をプレイした。こちらは[@@ 前回同様]解放軍を担当した。一応人民解放政府樹立までは漕ぎ着けたものの、その後主要都市を全部取られて完敗。プレイ後に盤面を見たデザイナー氏から「解放軍は駒さばきがまだまだ甘いですね」と一蹴される始末。こりゃ偉そうに戦略研究なんて書いている場合じゃないな。全く・・・・。

「教訓、エストールとガーランドは解放軍の兵力培養地である」

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とにかく散々な1日でした。だけど楽しかったです。

最後にワザワザ遠方から来て頂き、ヘボ対戦にお付き合い頂いたMさん、どうもありがとうございました。
また遊んでやって下さい。

9~10月にかけて山歩きをしまくっていたのだが、10月下旬に久しぶりにウォーゲームをプレイした。2015年に発売された米南北戦争テーマの作品、The U.S. Civil Warをプレイする。キャンペーンシナリオ。北軍を担当した。

1Turn(1861年夏1)

第1Turnはほぼ定石通りに進める。ウェストバージニア州制覇を目指すマクレラン少将(MaClellan 1-1-4★★)はピッツバーグ(Pittsburg 1139)を出撃し、ホイーリング(Wheeling 1337)、グラフトン(Grafton 1540)を経てチャールストン(Charleston 1835)を占領した。これによってウェストバージニア州は北軍の支配に落ちた。
トランスミシシッピ方面では、猛将リヨン准将(Lyon 2-1-5★)がスプリングフィールド(Springfield 2305)を強襲した。一度は南軍守備隊によって撃退されたが、2度目の強襲で同地を占領。ミズーリ州も北軍の手に落ちた。こうして3つの中立州のうち、2つまでを北軍は支配。この時はまだ順調だったと思えたのだが・・・

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2Turn(1861年夏2)

スプリングフィールドから叩き出された南軍のプライス准将(Price 1-1-4★)が2SPを率いてミズーリ州に反攻をしかけてきた。アイアントン(Ironton 2112)を占領。さらにスプリングフィールド奪回に向けて前進する。北軍カーティス少将(Curtis 1-1-4★★)は3SPを率いてアーカンソー州へ進攻。フェイエットビル(Fayetteville 2703)を強襲占領していたが、南軍の脅威が背後に迫ってきたので、慌てて後退する。

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海上からはバーンサイド少将(Burnside 1-1-4★★)がフロリダ州東岸のバーンズウィック(Brunswick 4536)に上陸。同地に塹壕を構築してフロリダ半島侵攻を目指す。

東部戦線では、「リッチモンドへ」の合言葉の下、南部州の主要地域に対して侵攻を開始した。パターソン少将(Patterson 0-0-4★★)が3SPを率いてハーパーズフェリー(Harper's Ferry 1545)を出撃。ストラスバーグ(Strasburg 1643)を強襲占領した。しかしその直後、ジョセフ E.ジョンストン中将(J.Johnston 1-2-4★★★)率いる南軍ノーザン・北バージニア軍9SPの攻撃を受け、2SPを失って敗退する。

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3Turn(1861年秋)

南軍がケンタッキー州へ侵攻を開始した。ヴァンドーン少将(Van Dorn 1-0-5★★)が5SPを率いてナッシュビル(Nashville 2622)を出撃。ボーリンググリーン(Bowling Green 2323)を占領する。ヴァンドーン少将はさらに北上を続け、ミシシッピー河畔のルイヴィル(Louisville 1925)を占領。同地に要塞を築き始めた。

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フロリダ州では増援を得た北軍バーンサイド少将(Burnside 1-1-4★★)が計6SPにまで膨れ上がった。しかし南軍ボーリガード少将(Beauregard 1-1-4★★)が5SPを率いてフロリダ州を強襲。北軍を次々に撃破する。バーンサイド麾下の兵力はジャクソンビル(Jacksonville 4837)付近に集結して待ち構える。

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このあたりで早くも危機感が芽生えてきた。やばい。これは良いようにあしらわれている。


4Turn(1862年冬)

北軍の名将グラント少将(Grant 2-2-5★★)が東部戦線に登場する。しかしそのグランド麾下の7SPがアルバート S.ジョンストン中将(A.Johnston 2-1-4★★★)麾下のテネシー軍7SPの攻撃を受ける。背後は大河ミシシッピの支流オハイオ川。もし敗北すれば7SPが壊滅。この時点で投了する所であった。

幸い出目に恵まれてグラントはテネシー軍を撃退。なんとか投了は免れた。そのグラント少将は勇躍出撃。ケンタッキー州奥深くへ進攻した南軍の背後を断つべく、テネシー州の州都ナッシュビル(Nashville 2622)を占領。さらにクラークスビル(Clarksville 2521)も占領し、南軍の背後を断った。かに見えたが・・・。

「要塞は補給源なので補給切れにはなりません」
「・・・・」

一瞬唖然。しかし確かにルールブックにそう書いている。ルールに対する認識不足を悔やんでも始まらない。
しかも南軍の名将ジャクソン少将(Jackson 2-2-5★★)がコビントン(Covington 1728)でオハイオ川を越えてシンシナティ(Cincinnati 1628)に進攻する。いよいよ北軍州への進攻する南軍部隊。

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さらにルールミスは続く。仕方がないからナッシュビルを離れてケンタッキー州へ進攻したグラント将軍の背後で、南軍が再びナッシュビル、クラークスビルを占領。

「やった、これでケンタッキー州完全支配だぁ・・・」
「・・・・」

一瞬何のことか分からなかった私。しかしルールブックには確かにそう書いてあるし、先のウェストバージニア州はこの方法で北軍が支配した。逆のことを南軍を仕掛けてきても不思議ではない。全く無警戒だったので不意打ちを食った形になったが、自らの認識不足を悔いるしかない。しかし・・・

「なんか、腹立つなぁ・・・」

海からはファラガット提督(Farragut)とバーンサイド少将の水陸両用部隊がモービル湾を扼するフォート・モーガン(Ft.Morgan)を強襲する。しかしファラガットの艦隊が沿岸要塞との戦いに敗れたため、上陸作戦は失敗に終わった。

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5Turn(1862年春)

カイロ(Cairo 2316)は、ミシシッピ川が支流のオハイオ川と合流する戦略上の要域である。ここが北軍反航開始の拠点になるはずだった。
カイロを出撃したビューエル中将(Buell 1-1-3★★★)麾下のカンバーランド軍が、南軍テネシー軍を攻撃。これを撃破してミシシッピ川対岸に橋頭保を築いた。
さらにミシシッピ川を南下したポーター提督(Poeter)の河川艦隊が要域メンフィス(Memphis 3013)を攻撃、輸送船に乗ってきたローズクランス少将(Rosecrans 1-1-4★★)麾下の3SPがメンフィスに対して強襲上陸を敢行した。メンフィス要塞は陥落。生産力4のメンフィスは北軍の手に落ちた。

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ケンタッキー州北部では、北部州侵攻を伺う南軍ジャクソン将軍麾下の3SPをルイヴィル(Louisville 1925)に包囲した。またサムナー少将(Sumner 0-1-4★)麾下の5SPがコビントン(Covington(KN) 1728)に築いた南軍要塞を占領した。騎兵を使って補給線の確保を図る南軍。

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海からはメキシコ湾岸のパスカグーラ(Pascagoula 4719)に北軍シーゲル少将(Sigel 1-0-4★★)麾下の3SPが上陸した。彼らはそのままメキシコ湾岸の要域モービル(Mobile 4619)に進攻。同地を占領した。さらにバーンサイド麾下の3SPがガルベストン(Galveston 5101)を占領する。

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一連の勝利によって漸く光明が見えてきた北軍。しかし南軍も抜け目ない。最終アクションで後攻を取った南軍は、名将ロバート.E.リー中将(R.E.Lee 2-2-5★★★)が北バージニア軍を率いてマナサスジャクソン(Manassas Junction 1746)を出撃。ハーパーズフェリー(Harper's Ferry 1545)を奪回し、さらに北部州本土侵攻を伺く。

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6Turn(1862年夏1)

メキシコ湾岸の聖フィリプ/ジャクソン要塞(Fort St.Philip/Fort Jackson)に対して、ファラガット提督とバーンサイド将軍の陸海連合部隊が強襲上陸を敢行する。作戦は見事に成功し、要塞は陥落。北軍はメキシコ湾岸の大半を制圧すると共にニューオーリンズ(New Orleans 4814)進撃への道を開いた。

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東部戦線では、リー将軍がなおも活発な行動に出る。メリーランド州に進攻したリー将軍は、ハリスバーグ(Harrisburg 1247)を占領する。北軍ストーンマン将軍(Stoneman 0-0-6)率いる騎兵部隊がハーパーズフェリー(Harper's Ferry 1545)に進出しリーの背後を遮断すると、すかさずリーは反転しストーンマンを捕捉撃滅する。
背後の憂いを断ったリーはメリーランド州を駆け抜け、ハリスバーグからランカスター(Lancaster 1249)まで占領した。

そしてこの進攻が決め手となった。このTurn終了時に北軍が獲得したVPは13点。対する南軍は北部州進攻で12VPを獲得して差し引き1VP。第6Turnにおけるサドンデスラインは15VPで、差が12VP以上なので北軍のサドンデス負けが確定した。

感想

御覧の通り惨敗である。一言で言えばケンタッキー州進攻と北部州進攻を甘く見過ぎた。ケンタッキー州の完全占領とその先の北部州進攻は絶対に阻止すべきであった。その策が甘かった。
リーによる北部州進攻については対応が難しい。当初は背後を断って後退を強いるつもりであったが、失うVPが多すぎた。完全に阻止するのは無理でも、ある程度足止めを仕掛ける必要があったのかもしれない。
対戦相手氏から指摘されたことだが、上陸作戦に兵力を回し過ぎたのかもしれない。プレイ後の感想戦では否定したが、後から考えるとやはり兵力を回し過ぎた感は否めない。その分をケンタッキー州防衛や北部州防衛に回していれば、もう少しマシな戦いができたと思う。

これまでの対戦では、こちらのペースで戦いを進めて相手に主導権を渡さなかったので、自分の弱点に気が付かなかった。今回の対戦相手氏はゲームに習熟しており、戦略的にも優れていたので、こちらのペースに乗ってこなかった。いわば「ハッタリが効かなかった」とでも言うべきか。自分にとっては良い勉強になったと思う。

機会を見つけて再戦したいアイテムだ。

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