もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:戦史 > 米南北戦争

11月半ばのソフィアゲーム会に参加し、The U.S. Civil War(GMT)をプレイしました。
以下はその記録です。

負けました。惨敗です

結果から言えば惨敗である。前回、6Turnサドンデスの雪辱を晴らすべく必勝の構えで臨んだ2戦目であったが、結果は前回に輪をかけて5Turnサドンデス。開戦後僅か1年で敵の軍門に下った。あまりに惨めな負け方なので、実の所詳しくは書きたくないのだが、以下に概要を期そう。皆で笑ってくれたまえ。

1Turn(1861年夏1)

今回北軍を担当した吾輩は、定石通りウエストバージニア州とミズーリ州の支配を実行。難なくこれに成功し前途洋洋と思われた。さらに大統領命令で南部侵攻を開始したマクドゥウェル(McDoWell 0-1-4★★★)麾下のポトマック軍は、マナサスジャクソン(Manassas Junction 1746)で南軍ジョセフ E.ジョンストン(J.Johnston 1-2-4★★★)麾下の北バージニア軍と交戦して撃破。この時は1年以内にリッチモンドで祝勝会が待っていると思ったものだったが・・・。

2Turn(1861年夏2)

勢いに乗る北軍は東部戦線でシェナンドー渓谷沿いに南下攻撃を実施。バーンサイド(Burnside 1-1-4★★)麾下の5SPがシェナンドー渓谷南部のスタントン(Staunton 1942)を攻撃しこれを占領した。対する南軍はバーンサイド軍の背後を断つべく反撃を実施。ハーパーズフェリー(Harper's Ferry 1545)とストラスバーグ(Strasburg 1643)を奪回する。この時、ハーパーズフェリーをアッサリ取られたことが、後後響くことになる。

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3Turn(1861年秋)

南軍がケンタッキー州に侵攻。ヴァンドーン(Van Dorn 1-0-5★★)他が率いる野戦軍がケンタッキー州を北上してルイヴィル(Louisville 1925)を占領する。前回はこれにヤラレタので、今回はすぐさま反応し、ビューエル(Buell 1-1-3★★★)麾下の9SPをオハイオ州から出撃。ケンタッキー州の州都フランクフォート(Frankfort 1927)を支配し、ケンタッキー州の連邦離脱を阻止する。
また別の部隊は南軍の隙を突いてケンタッキー州からテネシー州に侵攻し、州都ナッシュビル(Nashville 2622)を無血占領した時には、「まだ行ける」と思われたのだが・・・。

動きがあったのは東部戦線も同じで、敵中に孤立したバーンサイドが山岳地帯を経てウェストバージニアに帰還する間、南軍ジョセフ E.ジョンストン麾下の北ヴァージニア軍がシェナンドー渓谷で北軍ポープ少将(Pope 1-0-4★★)麾下の5SPを撃破。その勢いでハリスバーグ(Harrisburg 1247)からランカスター(Lancaster 1249)まで南軍の席巻を許してしまう。この北部侵攻によって4VPを失ったことが致命傷となった。

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4Turn(1862年冬)

北軍期待の名将グラント少将(Grant 2-2-5★★)登場。ケンタッキー州の州都フランクフォートに着任する。5SPの兵力を与えられたグラントはケンタッキー州にて反撃を実施。ルイヴィルに籠る南軍の背後を遮断した。勢いに乗るグラントは、さらにテネシー州に侵攻しクラークスビル(Clarksville 2521)を奪取。さらにテネシー川とカンバーランド川に挟まれた要域ドーバー(Dover 2619)を押さえて両河川のの制水圏を奪い返した。

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トランスミシシッピ方面ではドグファイト状態。南軍プライス准将(Price 1-1-4★)が策動してミズーリ州の拠点支配を目論む一方、北軍カーティス少将(Curtis 1-1-4★★)もそれを阻まんと機動で対抗する。

東部戦線では、ようやくポープとバーンサイドが合流。北部諸都市を南軍の支配から解放する。しかし南軍も主力をハーパーズフェリーに残しつつ、一部兵力でフレデリック(Frederick 1546)を占領し、「色褪せた栄光」によるVPロスを防いでいる。

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5Turn(1862年春)

西部戦線で南軍「ストーンウォール」ジャクソン少将(Jackson 2-2-5★★)が5SPを率いてドーバーに陣取る北軍グラント将軍を攻撃。これに勝利してグラント軍を撃破した。これによって攻勢のモーメンタムを失ったグラント軍は、一度コロンバスまで後退する。

東部戦線では稀代の名将ロバート.E.リー中将(R.E.Lee 2-2-5★★★)が南軍北バージニア軍の司令官として着任してきた。14SPの大兵力を与えられたリーは、北軍ポープ、バーンサイド連合の9SPを難なく撃破。そのまま北部州に雪崩れ込んだ。

このTurn終了時、北軍のVPが0となり、サドンデスラインの12VPからー12以下になったので南軍の勝利が確定した。

敗因

色々あるが、一番の敗因は第2Turnのバーンサイドによるスタントン攻略であろう。これによってハーパーズフェリーの守りが空になり、南軍による無血占領を許してしまった。ハーパーズフェリーを失うと、北部州の守りは極めて脆くなる。最終的にリーが登場したら同地陥落は止むを得ないが、それまでは絶対手放してはいけないポイントだと思う。ハーパーズフェリーを失わなければ、第3Turnの北部州侵攻による4VPのロスはなかったし、5Turnでのサドンデス負けもなかったと思う。

もう1つ、小さな敗因としては、西部戦線での攻勢遅れだ。ケンタッキー州からの反撃に拘ったため、南軍の聖域であるテネシー州侵攻が遅れる結果となってしまった。こちらは致命的ミスではないが、もう少し上手く立ち振る舞いたかったと思う。

他にも南軍の細かな策動によって無駄な動きを強いられたり、直接防御に固執するあまり相手の背後を切るような機動防御に欠けていたりと、駒さばきでもまだまだだった。我ながら修業が足りんなと思う。


おまけ

その後、時間が余ったので「ラコックの陰謀」をプレイした。こちらは[@@ 前回同様]解放軍を担当した。一応人民解放政府樹立までは漕ぎ着けたものの、その後主要都市を全部取られて完敗。プレイ後に盤面を見たデザイナー氏から「解放軍は駒さばきがまだまだ甘いですね」と一蹴される始末。こりゃ偉そうに戦略研究なんて書いている場合じゃないな。全く・・・・。

「教訓、エストールとガーランドは解放軍の兵力培養地である」

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とにかく散々な1日でした。だけど楽しかったです。

最後にワザワザ遠方から来て頂き、ヘボ対戦にお付き合い頂いたMさん、どうもありがとうございました。
また遊んでやって下さい。

9~10月にかけて山歩きをしまくっていたのだが、10月下旬に久しぶりにウォーゲームをプレイした。2015年に発売された米南北戦争テーマの作品、The U.S. Civil Warをプレイする。キャンペーンシナリオ。北軍を担当した。

1Turn(1861年夏1)

第1Turnはほぼ定石通りに進める。ウェストバージニア州制覇を目指すマクレラン少将(MaClellan 1-1-4★★)はピッツバーグ(Pittsburg 1139)を出撃し、ホイーリング(Wheeling 1337)、グラフトン(Grafton 1540)を経てチャールストン(Charleston 1835)を占領した。これによってウェストバージニア州は北軍の支配に落ちた。
トランスミシシッピ方面では、猛将リヨン准将(Lyon 2-1-5★)がスプリングフィールド(Springfield 2305)を強襲した。一度は南軍守備隊によって撃退されたが、2度目の強襲で同地を占領。ミズーリ州も北軍の手に落ちた。こうして3つの中立州のうち、2つまでを北軍は支配。この時はまだ順調だったと思えたのだが・・・

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2Turn(1861年夏2)

スプリングフィールドから叩き出された南軍のプライス准将(Price 1-1-4★)が2SPを率いてミズーリ州に反攻をしかけてきた。アイアントン(Ironton 2112)を占領。さらにスプリングフィールド奪回に向けて前進する。北軍カーティス少将(Curtis 1-1-4★★)は3SPを率いてアーカンソー州へ進攻。フェイエットビル(Fayetteville 2703)を強襲占領していたが、南軍の脅威が背後に迫ってきたので、慌てて後退する。

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海上からはバーンサイド少将(Burnside 1-1-4★★)がフロリダ州東岸のバーンズウィック(Brunswick 4536)に上陸。同地に塹壕を構築してフロリダ半島侵攻を目指す。

東部戦線では、「リッチモンドへ」の合言葉の下、南部州の主要地域に対して侵攻を開始した。パターソン少将(Patterson 0-0-4★★)が3SPを率いてハーパーズフェリー(Harper's Ferry 1545)を出撃。ストラスバーグ(Strasburg 1643)を強襲占領した。しかしその直後、ジョセフ E.ジョンストン中将(J.Johnston 1-2-4★★★)率いる南軍ノーザン・北バージニア軍9SPの攻撃を受け、2SPを失って敗退する。

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3Turn(1861年秋)

南軍がケンタッキー州へ侵攻を開始した。ヴァンドーン少将(Van Dorn 1-0-5★★)が5SPを率いてナッシュビル(Nashville 2622)を出撃。ボーリンググリーン(Bowling Green 2323)を占領する。ヴァンドーン少将はさらに北上を続け、ミシシッピー河畔のルイヴィル(Louisville 1925)を占領。同地に要塞を築き始めた。

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フロリダ州では増援を得た北軍バーンサイド少将(Burnside 1-1-4★★)が計6SPにまで膨れ上がった。しかし南軍ボーリガード少将(Beauregard 1-1-4★★)が5SPを率いてフロリダ州を強襲。北軍を次々に撃破する。バーンサイド麾下の兵力はジャクソンビル(Jacksonville 4837)付近に集結して待ち構える。

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このあたりで早くも危機感が芽生えてきた。やばい。これは良いようにあしらわれている。


4Turn(1862年冬)

北軍の名将グラント少将(Grant 2-2-5★★)が東部戦線に登場する。しかしそのグランド麾下の7SPがアルバート S.ジョンストン中将(A.Johnston 2-1-4★★★)麾下のテネシー軍7SPの攻撃を受ける。背後は大河ミシシッピの支流オハイオ川。もし敗北すれば7SPが壊滅。この時点で投了する所であった。

幸い出目に恵まれてグラントはテネシー軍を撃退。なんとか投了は免れた。そのグラント少将は勇躍出撃。ケンタッキー州奥深くへ進攻した南軍の背後を断つべく、テネシー州の州都ナッシュビル(Nashville 2622)を占領。さらにクラークスビル(Clarksville 2521)も占領し、南軍の背後を断った。かに見えたが・・・。

「要塞は補給源なので補給切れにはなりません」
「・・・・」

一瞬唖然。しかし確かにルールブックにそう書いている。ルールに対する認識不足を悔やんでも始まらない。
しかも南軍の名将ジャクソン少将(Jackson 2-2-5★★)がコビントン(Covington 1728)でオハイオ川を越えてシンシナティ(Cincinnati 1628)に進攻する。いよいよ北軍州への進攻する南軍部隊。

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さらにルールミスは続く。仕方がないからナッシュビルを離れてケンタッキー州へ進攻したグラント将軍の背後で、南軍が再びナッシュビル、クラークスビルを占領。

「やった、これでケンタッキー州完全支配だぁ・・・」
「・・・・」

一瞬何のことか分からなかった私。しかしルールブックには確かにそう書いてあるし、先のウェストバージニア州はこの方法で北軍が支配した。逆のことを南軍を仕掛けてきても不思議ではない。全く無警戒だったので不意打ちを食った形になったが、自らの認識不足を悔いるしかない。しかし・・・

「なんか、腹立つなぁ・・・」

海からはファラガット提督(Farragut)とバーンサイド少将の水陸両用部隊がモービル湾を扼するフォート・モーガン(Ft.Morgan)を強襲する。しかしファラガットの艦隊が沿岸要塞との戦いに敗れたため、上陸作戦は失敗に終わった。

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5Turn(1862年春)

カイロ(Cairo 2316)は、ミシシッピ川が支流のオハイオ川と合流する戦略上の要域である。ここが北軍反航開始の拠点になるはずだった。
カイロを出撃したビューエル中将(Buell 1-1-3★★★)麾下のカンバーランド軍が、南軍テネシー軍を攻撃。これを撃破してミシシッピ川対岸に橋頭保を築いた。
さらにミシシッピ川を南下したポーター提督(Poeter)の河川艦隊が要域メンフィス(Memphis 3013)を攻撃、輸送船に乗ってきたローズクランス少将(Rosecrans 1-1-4★★)麾下の3SPがメンフィスに対して強襲上陸を敢行した。メンフィス要塞は陥落。生産力4のメンフィスは北軍の手に落ちた。

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ケンタッキー州北部では、北部州侵攻を伺う南軍ジャクソン将軍麾下の3SPをルイヴィル(Louisville 1925)に包囲した。またサムナー少将(Sumner 0-1-4★)麾下の5SPがコビントン(Covington(KN) 1728)に築いた南軍要塞を占領した。騎兵を使って補給線の確保を図る南軍。

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海からはメキシコ湾岸のパスカグーラ(Pascagoula 4719)に北軍シーゲル少将(Sigel 1-0-4★★)麾下の3SPが上陸した。彼らはそのままメキシコ湾岸の要域モービル(Mobile 4619)に進攻。同地を占領した。さらにバーンサイド麾下の3SPがガルベストン(Galveston 5101)を占領する。

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一連の勝利によって漸く光明が見えてきた北軍。しかし南軍も抜け目ない。最終アクションで後攻を取った南軍は、名将ロバート.E.リー中将(R.E.Lee 2-2-5★★★)が北バージニア軍を率いてマナサスジャクソン(Manassas Junction 1746)を出撃。ハーパーズフェリー(Harper's Ferry 1545)を奪回し、さらに北部州本土侵攻を伺く。

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6Turn(1862年夏1)

メキシコ湾岸の聖フィリプ/ジャクソン要塞(Fort St.Philip/Fort Jackson)に対して、ファラガット提督とバーンサイド将軍の陸海連合部隊が強襲上陸を敢行する。作戦は見事に成功し、要塞は陥落。北軍はメキシコ湾岸の大半を制圧すると共にニューオーリンズ(New Orleans 4814)進撃への道を開いた。

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東部戦線では、リー将軍がなおも活発な行動に出る。メリーランド州に進攻したリー将軍は、ハリスバーグ(Harrisburg 1247)を占領する。北軍ストーンマン将軍(Stoneman 0-0-6)率いる騎兵部隊がハーパーズフェリー(Harper's Ferry 1545)に進出しリーの背後を遮断すると、すかさずリーは反転しストーンマンを捕捉撃滅する。
背後の憂いを断ったリーはメリーランド州を駆け抜け、ハリスバーグからランカスター(Lancaster 1249)まで占領した。

そしてこの進攻が決め手となった。このTurn終了時に北軍が獲得したVPは13点。対する南軍は北部州進攻で12VPを獲得して差し引き1VP。第6Turnにおけるサドンデスラインは15VPで、差が12VP以上なので北軍のサドンデス負けが確定した。

感想

御覧の通り惨敗である。一言で言えばケンタッキー州進攻と北部州進攻を甘く見過ぎた。ケンタッキー州の完全占領とその先の北部州進攻は絶対に阻止すべきであった。その策が甘かった。
リーによる北部州進攻については対応が難しい。当初は背後を断って後退を強いるつもりであったが、失うVPが多すぎた。完全に阻止するのは無理でも、ある程度足止めを仕掛ける必要があったのかもしれない。
対戦相手氏から指摘されたことだが、上陸作戦に兵力を回し過ぎたのかもしれない。プレイ後の感想戦では否定したが、後から考えるとやはり兵力を回し過ぎた感は否めない。その分をケンタッキー州防衛や北部州防衛に回していれば、もう少しマシな戦いができたと思う。

これまでの対戦では、こちらのペースで戦いを進めて相手に主導権を渡さなかったので、自分の弱点に気が付かなかった。今回の対戦相手氏はゲームに習熟しており、戦略的にも優れていたので、こちらのペースに乗ってこなかった。いわば「ハッタリが効かなかった」とでも言うべきか。自分にとっては良い勉強になったと思う。

機会を見つけて再戦したいアイテムだ。

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アメリカ南部連合史

クレメント・イートン 益田育彦訳 文芸社

最近出版された南北戦争ものの著作である。人の紹介で入手した。
本書は南部連合の成立と消滅、その過程における盛衰に焦点を当ててて記述しているのが他書にない特徴といえよう。戦場での戦い以外のポイントとして、戦前における南部連合成立の経緯やその背景。戦時下の社会と文化。経済等。こういった点にページの多くを割いているのが特徴である。
無論、戦場に関する記述も豊富で、リーやジョンストン、ジャクソン、ロングストリートといったメジャーどころから、ボーレガード、フォレスト、ホイーラーといったやや知名度の低い将軍の活躍。兵隊の日常や戦場での戦い方。海軍力の戦い等が描かれている。
ページ数は多いが、文字が大きいので比較的短時間で読破できると思う。

お奨め度★★★

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前回、The U.S. Civil Warのキャンペーンシナリオを北軍で挑戦してみたが、今度は南軍で挑戦してみることにした。以下はその記録である。


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8Turn(1862年秋)

イメージ 11メンフィス要塞(Memphis 3013)は陥落した。これまでメンフィスを死守していた南軍ブラッグ中将(Bragg 1-1-4★★★)麾下ミシシッピ軍は打撃を受けて後退する。しかしメンフィス攻防戦は北軍にも4SPもの損害を強要したので、痛し粥しである。
大西洋海岸では海岸侵攻してきた北軍が、ノースカロライナ州ビューフォート(Beaufort 3148)港沖を守るメーコン要塞(Ft.Macon)を陥落させる。

北軍の獲得VPは、現在14VP

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9Turn(1863年冬)

イメージ 12西部戦線では、南軍ミシシッピ軍が、ホリースプリングス(Holly Springs 3215)付近でグラント中将(Grant 2-2-5★★★)率いる北軍主力と対峙する。その間、モーガン将軍(Morgan (2)-1-7)とウィーラー将軍(Wheeler (1-2)-7)麾下の騎兵隊が北軍背後に進出。その補給線を遮断する。また南軍の名将「ストーンウォール」ジャクソン少将(Jackson 2-2-5★★)麾下の5SPはナッシュビル(Nashville 2622)方面へ逆侵攻。ナッシュビル、コリンス(Corinth 3118)、クラークスビル(Clarksville 2521)を奪回し、北軍の背後を脅威する。

北軍主力は主力決戦で活路を開くべく、南軍ブラッグ将軍麾下のミシシッピ軍に対して正面攻撃を仕掛ける。17SPと17SPに対決であったが、ダイス目に出目に恵まれた北軍の勝利。南軍ミシシッピ軍は敗退を余儀なくされる。

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別の北軍3SPは、河川移動を利用してアーカンソー州のアーカンソー・ポスト(Arkansas Post 3409)に強襲上陸を敢行。同地を占領し、アーカンソー州の州都リトルロック(Little Rock 3108)脅威を及ぼす。

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北軍の獲得VPは、現在15VP

10Turn(1863年春)

イメージ 13西部戦線では、南軍はフォレスト将軍(Forrest (2-2)-7)麾下の騎兵隊をテネシー州奥地に侵攻させて補給遮断を行う。また勇猛果敢なヴァンドーン中将(Van Dorn 1-0-5★★★)は、騎兵を含む4SPを率いてメンフィスへ逆侵攻。北軍グランド軍の補給線を遮断する。

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イメージ 14東海岸ではポートロアイヤル(4038)に上陸した北軍レイモンド将軍(1-2-4)麾下の6SPがチャールストン(Charleston 3839)を攻撃する。チャールストンは3BPを有する南部州有数の都市である。同地を守るボーリガード少将(Beauregard 1-1-4★★)麾下の5SPがこれと交戦し、辛くも北軍部隊を撃退しチャールストンを死守した。

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イメージ 15テネシー州方面では、北軍ローズクランス中将(Rosecrans 1-1-4★★★)率いる8SPが、ナッシュビルを守る南軍ジャクソン将軍麾下の6SPに対して攻撃を仕掛けた。支援カードつきの攻撃は成功に終わり、ジャクソン軍は撃破されて後退を余儀なくされた。

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現時点でのVPは18点。このまま推移すればゲームはまだまだ続くはずであった。
しかし・・・。

まず大西洋岸地区のサウスカロライナ州では、先にチャールストン攻防戦で名を挙げたボーリガード少将が北軍の支配するブランチビル(Branchville 3637)を攻撃し、同地を奪回していた。

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イメージ 16テネシー州方面では、北軍が一度奪回していたコリンズを南軍ミシシッピ軍が守備隊を撃破して再占領。
そしてトドメは東部戦線。
ロバート.E.リー中将(R.E.Lee 2-2-5★★★)指揮のノーザンバージニア軍がフレデリックスバーグ(Fredericksburg 1946)から長駆出撃してスタントン(Staunton 1942)を攻撃。北軍守備隊を撃破して同地を奪回していた。

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これで北軍の獲得VPは15点となり、サドンデスラインを割り込んだので、南軍の勝利が確定した。


感想

イメージ 17前半5Turn目ぐらいまではむしろ北軍の方が押し気味であり、かなり苦戦を強いられた。特に第4Turnのコロンバス会戦でピンゾロを出して大敗を喫した時と、第3Turnにトランスミシシッピでプライス将軍麾下の部隊が壊滅した時には、かなり悲観的な状況であった。

転機は第5Turnのリー将軍による北部ヴァージニア方面への進攻。第6Turnのリッチモンド攻防戦。そして第7Turnのメンフィス攻防戦であった。特に後の2者は、もし南軍が敗北していれば、そのままズルズル行っていた可能性が大であり、これらの戦闘で勝利したのは僥倖であった。

イメージ 18西部戦線でメンフィスが落ちた後、北軍の南下がストップさせたのは大きかった。それも正面からの戦いではなく、後方線遮断によって北軍の侵攻を止めたのは大きかったと思う。兵力に劣る南軍にとって、北軍と正面切っての戦いは不利である。そういった意味では兵力の損失を最小限にして敵の進撃をストップさせる補給線遮断は南軍の基本戦略になりそうだ。

逆に北軍の立場からいえば、南軍のゲリラ的侵攻を一々相手にしていてはキリがないので、兵力をばら撒いて南軍騎兵の跳梁を止めるとか、あるいは海上や河川輸送を利用して南軍後背地に一気に進攻するといった戦略が必要になりそうである。

いずれにしても今回の勝利は多分に僥倖に助けられた感が強く、細かいミスが多かった点は反省を要する。

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前回、The U.S. Civil Warのキャンペーンシナリオを北軍で挑戦してみたが、今度は南軍で挑戦してみることにした。以下はその記録である。

1Turn(1861年夏1)

イメージ 15北軍マクドゥウェル中将(McDoWell 0-1-4★★★)の8SP(1SP=約5000人)がブラッグ中将(Bragg 1-1-4★★★)の5SPとマナサスジャクソン(Manassas Junction 1746)で交戦。出目に恵まれず1*/2で南軍が敗北し、南北戦争最初の戦いは北軍の勝利に終わる。

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イメージ 18トランスミシシッピ地方では、北軍の名将リヨン准将(Lyon 2-1-5★)がミズーリ州に侵攻。首都スプリングフィールド(Springfield 2305)を守る南軍プライス准将(Price 1-1-4★)はこれを迎撃するも、敗北を喫して後退を余儀なくされる。
ウェストバージニア州では、北軍のエリート、マクレラン少将(MaClellan 1-1-4★★)が首都チャールストン(Charleston 1835)を占領してウェストバージニア州全域を支配下においた。

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2Turn(1861年夏2)

イメージ 17北軍バーンサイド少将(Burnside 1-1-4★★)がウェストバージニアから5SPを率いて西正面からバージニア侵攻を伺う。南軍はジョセフ E.ジョンストン中将(J.Johnston 1-2-4★★★)率いる3SPをスタントン(Staunton 1942)に派遣して防衛を固めるも、兵力不足如何ともし難し。
北軍パターソン少将(Patterson 0-0-4★★)麾下6SPが、マナサスジャクソン(Manassas Junction 1746)に進出。同地を守る南軍ロングストリート准将(Long Street 1-1-4★)指揮下の4SPと交戦する。ロングストリートは塹壕の援護があったにも関わらず出目に恵まれず敗北。マナサスジャクソンは北軍の支配する所となり、それに隣接するストラスバーグ(Strasburg 1643)も占領されてしまう。

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東部戦線で状況が危機的状況となってきたので、北軍の注意を引くべくトランスミシシッピ戦区で攻勢を仕掛ける。兵力は必ずしも有利ではなかったのだが・・・。ミズーリ州では、プライス准将率いる3SPがスプリングフィールドに反攻を仕掛けるも、攻撃の出目が悪く攻撃失敗に終わる。

そうこうしている間にミシシッピ河畔のメンフィス(Memphis 3013)で南軍はコソコソと要塞を構築し、要塞レベルが2レベルとなった。(要塞レベルは1~3)s

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3Turn(1861年秋)

イメージ 16先のTurn、東部戦線が南軍にとって危機的な状況になってきたので、兵力を集中して東部戦線の守りにつかせる。スタントンに集結しつつある南軍ロングストリート麾下の兵力を見た北軍バーンサイドが、反撃を警戒して(Covington 2039)に撤退してくれたので、同方面の脅威度が少し軽減された。
新たに北軍ポトマック軍の総司令官となったマクレラン中将(MaClellan 0-2-3★★★)が13SPを率いて南軍の拠点であるフレデリックスバーグ(Fredericksburg 1946)へ侵攻してきた。南軍のノーザン・ヴァージニア軍を率いるジョセフ E.ジョンストン中将麾下の10SPでこれを迎え撃つ。兵力では不利な南軍であったが、この戦闘では奮戦し、戦闘結果2/3で南軍の勝利に終わった。大会戦での久々に勝利に沸き立つ南軍陣営。

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イメージ 19トランスミシシッピでは、北軍カーティス少将(Curtis 1-1-4★★)が5SPを率いてボストン山脈を越えてアーカンサス州に進入する。南軍プライス将軍がフォート・スミス(Ft. Smith 2903)でこれを迎撃するも、大敗を喫して壊滅してしまう。アーカンソー州内部に迫る北軍に対し、南軍は急遽リトルロック(Little Rock 3108)に要塞を構築する。


4Turn(1862年冬)

イメージ 20一度は後方に下がっていた北軍バーンサイドがスタントンに侵攻してきた。スタントンを守るのは少将に昇進した南軍ロングストリート将軍(1-2-4★★)。兵力に劣る南軍であったが、地の利と指揮の優位を生かして北軍を撃破する。

西部戦線では、これまで中立の立場を堅持していたケンタッキー州が北部州に加わった。これによってオハイオ州、インディアナ州から南部州であるテネシー州へ直接侵攻が可能となる。一気に西部戦線が活性化してきた。
イメージ 25その北軍の出鼻を挫くべくにコロンバス(Columbus 2516)に陣取る北軍ビューエル中将(Buell 1-1-3★★★)
麾下の10SPを南軍部隊が急襲する。南軍を指揮するのはアルバート S.ジョンストン中将(A.Johnston 2-1-4★★★)で、その兵力は8SPである。兵力的にはやや不利だったが、戦闘時のDRMが+6と+1で南軍が圧倒的に有利。順当に行けば南軍が勝てる筈であったが、なんと出目が最悪のピンゾロ。戦闘結果2/1*で南軍が大敗を喫してしまう。

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イメージ 21このチャンスにグラント少将(Grant 2-2-5★★)が6SPを率いてオハイオ州シンシナティ(Cincinnati 1628)を出発。ケンタッキー州を南下してテネシーに進入。同州の州都ナッシュビル(Nashville 2622)を北軍はほぼ無血で占領した。南軍としては兵力不足のために真面目な抵抗を諦めていた地点であったが、それでも戦略上重要な地点を無血で支配されたのは、やはり痛い。その後北軍はビューエル中将とグランド少将がテネシー州北部で合流。合計18SPの圧倒的な兵力となってテネシー州進攻の機会を伺う。

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海からは、北軍ポープ少将(Pope 1-0-4★★)麾下の3SPがテキサス州南部のガルベストン(Galveston 5101)
に上陸。同地を占領しテキサス州へ拠点を構築する。その後北軍は河川移動でヒューストン(Houston 4900)
に移動し、同地を無血占領する。北軍の狙いがナコードチス(Nacogdoches 4302)の2BP工場にあることは明白なので、南軍はナコードチスに急遽要塞を構築する。

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ちなみに現在北軍の獲得VPは11VP


5Turn(1862年春)

イメージ 22南軍ノーザン・ヴァージニア軍の指揮官がジョンストン将軍からロバート.E.リー中将(R.E.Lee 2-2-5★★★)
に交代した。そのリー将軍。このままではじり貧になると判断し、バージニア州北部に拠点を築きつつある北軍部隊に対して反撃を決意した。フレデリックバーグを出撃したリー将軍麾下の17SPは率いてラッパハノック川(Rappahannock)を渡河。アキア・ステーション(Aquia Station 1846)のマクレラン軍15SPを攻撃する。激しい戦いであったが、僅差でマクレラン軍を撃破したリー軍。勢いに乗るリーはストラスバーグに侵攻し、バンクス(0-1-3)麾下の3SPと要塞を撃破し、ストラスバーグを奪回した。

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6Turn(1862年夏1)

イメージ 24北軍フッカー少将(Hooker 1-1-4★★)麾下3戦力がチェサピーク湾口を扼する要域フォートモンロー(Ft、Monroe)に上陸してきた。その部隊が南部連合の首都リッチモンドに侵攻してきた。この奇襲攻撃は南部連合首脳を一時的にパニック状態に陥れたが、リッチモンド要塞守備隊の奮戦によって辛くもこれを撃退。要塞を守りきった。
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トランスミシシッピでは、フォレスト将軍(Forrest (2-2)-7)率いる騎兵隊がアーカンソー州の敵背後に進出。リトルロック要塞に迫っていた北軍カーチス将軍麾下の後方を遮断した。さらにボストン山脈を越えてフェイエットビル(Fayetteville 2703)に逆侵攻したフォレスト騎兵隊は同地を奪回した。

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北軍の獲得VPは、現在10VP


7Turn(1862年夏2)

イメージ 23ミシシッピ河畔のメンフィスでは、いつの間にか南軍が巨大なレベル3の要塞を構築していた。そこにA.S.ジョンストンに代わって南軍ミシシッピー軍司令官に就任したブラッグ中将(Bragg 1-1-4★★★)は、麾下の17SPを率いてメンフィス要塞周辺に布陣する。
対する北軍。テネシー軍を率いるのは中将に昇進したグラント将軍(Grant 2-2-5★★★)。麾下の兵力は最大規模の18SPである。それがメンフィスに攻め込んだ。
メンフィス攻防戦。

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しかしメンフィスには+6の強力な要塞があったために北軍の攻撃は失敗に終わった(4/4)。北軍は作戦を変更し、メンフィスを包囲する作戦に出る。北軍の河川砲艦隊がメンフィス前面を突破し、メンフィスへの南軍の河川補給線を遮断する。また北軍シャーマン少将(Sherman 1-1-5★★)麾下の5SPがメンフィス前面から同地の南東部に布陣する。メンフィス北西部はグランドの主力部隊。背後は北軍河川砲艦隊。メンフィス守備隊の運命は極まったか・・・。

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北軍の包囲を破るべく、騎兵部隊を率いた南軍モーガン将軍(Morgan (2-1)-7)は、コリンス(Corinth 3118)を守る北軍包囲部隊を撃破すべく騎兵突撃を敢行したが、敵の防御射撃を浴びて負傷してしまう。

北軍の獲得VPは、現在10VP

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