もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ: 国防問題

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戦闘機年鑑2019-2020

以前は毎年購入していた戦闘機年鑑だが、近年は殆ど買わなくなっていた。理由は「毎年殆ど内容が変わらないから」だが、先日久しぶりに購入してみた。前回購入したのが2007-2008版なので、丁度12年ぶりである。内容を見ると、12年間で殆ど変化がないことに驚く。F-117やMiG-17、19、25等が消えていて、新たにYa-141、J-20、H-8/20等が増えていた。他に目立つ所では、イラン、トルコ等の新型機である。これ1冊自体は資料性の高いものだが、毎年購入する必要があるかは微妙な所。次に買うのはまた12年後かなぁ・・・・。

お奨め度★★★

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週末に出かける用事があり、そのついでに横須賀港に立ち寄ってみました。
空母「ジョージ・ワシントン」は在泊しているようでしたが、倉庫の向こう側なので見えません。「横須賀港巡りツアー」に参加すれば空母の姿を拝めるのですが、以前に一度見ているので今回はパスです。「ひゅうが」型護衛艦もじっくり見たかったのですが、今日は不在のようでした。その代わり「こんごう」型のイージス艦が2隻揃い踏み(「こんごう」(DDG-173)、「きりしま」(DDG-174))。特に「きりしま」はすぐ間近で見れて感動モノでした。

丁度護衛艦「はまぎり」(DD-155)が入港してくる所でした。1987年就役の今では旧式に属する艦ですが、対空、対艦、対潜と一通り揃った使い勝手の良い汎用護衛艦です。

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F-35「ライトニング2」。かつてはJSF(Joint Strike Fighter)と呼ばれていた機体です。
従来のF-16,F-18,AV-8,A-10,F-111といった機体の代替となる機体で、高度なステルス性と電子戦能力、そして機動性が売りの第5世代型戦闘攻撃機です。

このF-35が航空自衛隊の次期主力戦闘機の候補の一つとして挙げられています。空自としては「最強」の呼び声高いF-22ラプターが欲しい所なのでしょうが、ラプターがどうやら米国外への輸出が認められないようなので、「2番目に強い」というF-35に白羽の矢が立った、ということでしょう。

しかしこのF-35は、どうも次期主力戦闘機とするには不安があります。というのもかつてのF-4やF-15といった機材が持っていた「強い戦闘機」という印象が、このF-35からは伝わってこないのです。
(らっきーどF-104もちょっと怪しかったですが・・・・)
勿論イメージで戦闘機を決める訳ではないのですが、実際の性能面から見てもこのF-35はいくつか不安材料があります。

1つは武装です。
F-35には合計11箇所の兵器搭載個所があり、その総搭載能力は6~7トンと言われています。これだけを見れば十分な搭載能力を持っていると言えそうなのですが、ここには一つ落とし穴があります。それは「F-35が通常ミッションを行う際、使用できる兵装架は胴体内の4箇所だけ」ということです。いわゆるステルス機の宿命とも言うべき問題で、F-35は各種の兵器を計4個までしか通常は搭載できないことになります。
米軍におけるF-35の主要な任務は空対地攻撃になるので、この場合4箇所の兵装架には自衛用の空対空ミサイル(AIM-120又はAIM-9)を2発と最大2000ポンドまでの精密誘導兵器を最大2発まで搭載することになります。これは現有のF-16やF-18の実戦環境下での装備とほぼ同じなので(F-16やF-18の場合、これ以外に増加タンクや自衛電子戦用装備を搭載する)、攻撃能力としては不足しているとはいえません。
ただ、空自要撃戦闘機の主要な任務は空対空戦闘です。空対空戦闘を想定した場合、F-35は4箇所の兵装架に計4発の空対空ミサイルを搭載することになるでしょうが、ミサイル4発というのはいかにも少ないという印象を持ちます(経験則から言えば、ミサイルの命中率は大抵の場合戦前の予想を下回ります)。F-15やF-4の8発とは言わないまでも、せめて6発は欲しい所。4発だったらBVR(視認距離外)から2発撃ち込んで、残り2発でドッグファイトということになります。あるいはF-35はステルス機だから、最初から4発全部をBVRで撃っておいて、あとは見つかる前に逃げようという魂胆なのかもしれません。その辺りの運用形態は色々考えられますが、いずれにしても最大4発の空対空ミサイルというのは、対戦闘機戦闘を考えた場合に不足を感じる数値ではあります。



もう1点は速度です。
F-35の最大速度はマッハ1.6と言われています。これはマッハ2.2のF-4やマッハ2.5のF-15と比較した場合、いかにも少ない値です。無論現在戦闘機にとって最大速度というものはあくまでも目安に過ぎません。実際には加速性能等の方が重要になってくるのですが、それでも最大速度が不要なものではないはず。仮想敵国の爆撃機がマッハ2を超える速度で飛来してきた場合、これを邀撃する迎撃戦闘機の速度がマッハ1.6というのは、いかにも辛い感じがあります。

F-22の入手が困難になった今、F-35は航空自衛隊にとって魅力的な選択肢の1つであることは間違いないと思います。またステルス性がF-Xにとって重要な要素であるならば、F-35が最有力候補の1つになってくることも予想できます。
しかしステルス性は重要ですが、全てではありません。ステルス性を重視するあまり、その他戦闘機として必要とされる機能が弱体化されても良いのか、と疑問に感じます。ステルス性では多少見劣りする面があるかもしれませんが、兵装搭載能力や速度性能が十分な機体、例えばF-15の改造型やユーロファイターといった選択肢が実は現実的で最良の選択肢なのではないかな、と思ったりします。

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米空軍、海軍、海兵隊の他、英、カナダ、オーストラリアといった旧西側陣営における主力戦闘攻撃機として整備されつつあるF-35「ライトニング2」。同一の機体から、空軍用、海軍用、海兵隊用SVTOL機の3種類の異なる機材が生み出されつつある。

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2009年に入って発表されたF-15の新バージョン。いわゆる「サイレント・イーグル」。基本はF-15だが、コンフォーマルタンクを使って兵装を全て機内搭載とし、さらに形状も変化させてステルス性を向上させた機体である。速度や搭載能力はF-15譲りなのでF-35を凌駕しているが、ステルス性についてはF-35に比べて劣ると見られている

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英国やドイツを中心に配備が進められているユーロファイター「タイフーン」。4.5世代戦闘機に区分され、F-15やF-16よりも向上したステルス性とF-35を上回る搭載能力を持っている。一時は「Su-27に劣る」とまで酷評されていた機体だが、現在順調に配備が進められている所を見ると、それほど酷い機体ではなかったのかも知れない。本命F-22はダメ、F-35では役不足と「消去法」で行けば、本機がF-X候補に残る可能性はあるが、欧州機であることが最大のネックかもしれない。
(個人的にはスタイル面での「ダサさ」が気になります)

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こちらでオーストラリア艦隊来日のことが報じられていたので、今日東京晴海埠頭まで見に行きました。
晴海埠頭に着いたのは午後3時頃。その日の午前9時に入港する予定だったので、当然ながらオーストラリア艦は既に入港作業を終えていました。

晴海に接岸していたのは、オーストラリア海軍補給艦「サクセス」、同フリゲート「バララト」、海上自衛隊護衛艦「いなづま」の3艦です。そのうち「サクセス」と「いなづま」は直接接岸していたので全身像を拝むことができましたが、「バララット」は「サクセス」の影に隠れる形で接岸しているので全身像を見ることができません。
仕方なしに艦首方向に回りこみ、なんとか「バララト」の艦首部を撮影することには成功したものの、なんか損した気がします。これなら午前8時頃から現場に張り込んでおけば良かったな、と少し後悔しました。

新鋭「アンザック」級フリゲートは普段見る機会が少ないので楽しみにしておりましたが、ちょっと残念でした。
オーストラリア艦の晴海出航は9月17日(木)の1000だそうです。仕事サボッて見に行こうかな・・・・。冗談です。

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来日したオーストラリア艦。左が補給艦「サクセス」、右がフリゲート艦「バララト」です。
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こちらはホストシップの護衛艦「いなづま」です。晴海に停泊しておりました。

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海上自衛隊期待の新型艦、16DDHこと護衛艦「ひゅうが」が横須賀に配備されました。
先日その「ひゅうが」を見るべく、横須賀へ行ってみました。

JR横須賀駅に着いたのが1300過ぎ。駅の目の前に広がるヴェルニー公園から海を見ると、すぐ目の前に新鋭艦「ひゅうが」がその姿を見せています。1万トンを優に超える排水量はさすがにデカイ。
早速「ひゅうが」の写真を撮りました。

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護衛艦「ひゅうが」(DDH-182)

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護衛艦「ひゅうが」のアイランド部分

しばらくは公園でのんびりしていたのですが、折角なので[前回も紹介した]横須賀軍港ツアーに参加することにしました。折からの北朝鮮衛星打ち上げ問題で横須賀基地にも緊迫した空気が流れているのか、と思いきや、基地内は以外とノンビリしていました。

ダイエー前の桟橋から出港した船は、まず横須賀本港にある米軍施設に向います。空母「ジョージワシントン」、各種イージス艦等、前回同様見慣れた艦が見えてきましたが、今回珍しい所で給油艦「ジョン・エリクソン」と海自の護衛艦「たかなみ」が横須賀本港側に在泊していました。

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米海軍給油艦「ジョン・エリクソン」(AO-194)。「ヘンリー・J・カイザー」級の1艦で、就役は1991年3月です。

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米海軍イージス駆逐艦「ジョン・S・マッケーン」(DDG-56)と「ホッパー」(DDG-70)。

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護衛艦「たかなみ」(DD-110)。海上自衛隊の艦が米海軍の泊地に停泊していることは普段はあまりないのですが、「ひゅうが」入港に伴い桟橋が使えなくなったための緊急措置だそうです。

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原子力空母「ジョージ・ワシントン」(CVN-73)

続いて船は外洋に出て長浦港に向います。その途中、出撃途中にあった海保の巡視船「あしたか」とすれ違いました。

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湾外へ向けて疾走する巡視船「あしたか」

長浦港には前回同様、「うらが」「さわゆき」「ちよだ」及び各種掃海艇が在泊していました。新鮮味はありませんが、とりあえず。

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護衛艦「さわゆき」(DD-125)

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掃海母艦「うらが」

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掃海艦「やえやま」(MSO-301)、「つしま」(MSO-302)。従来の掃海艇の概念を越えた大型の掃海艦で、その掃海能力も在来艇を大きく上回るそうです。

水路を抜けて横須賀本港に戻ると、いよいよ今回の目玉である「ひゅうが」とご対面です。と、その前に横須賀本港に在泊している海自の護衛艦を見てみましょう。前回とは違い、今回は各艦とも我々に艦首を向けています。

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海洋観測艦「ふたみ」(AGS-5102)

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護衛艦「はるさめ」(DD-102)と「いなづま」(DD-105)。
「いなづま」は横須賀配備の艦ではなく、呉を定係港とする第4護衛隊群第8護衛隊に所属しています。これはソマリア沖への派遣や北朝鮮の衛星発射問題に対処するために横須賀基地所属の艦船が多忙になったことへの穴埋めだそうです。「いなづま」自身もかつてテロ対策特別措置法に基づきインド洋に2度派遣されています。いわば歴戦の艦ですね。

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左から練習艦「かしま」(TV-3508)、護衛艦「ゆうぎり」(DD-153)、練習艦「しまゆき」(TV-3513)。「かしま」と「しまゆき」は練習艦隊の遠洋航海の途上。「ゆうぎり」は横須賀基地の穴埋めのために大湊から一時的に回航されてきたものだそうです

そして一番本命の「ひゅうが」が登場。海自最大の護衛艦というだけあって、さすがにデカイです。

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新鋭護衛艦「ひゅうが」(DDH-181)。2009年3月に就役した文字通り最新鋭の護衛艦です。基準排水量約14,000トンはかつての重巡洋艦を凌ぎ、各国の軽空母にも匹敵する大型艦です。武装は対潜ロケット、短SAM、短魚雷、CIWS等で、中口径以上の火砲や対艦ミサイルは装備していません。限りなく軽空母に近い艦ですが、現時点ではAV-8又はF-35B等の搭載予定はないそうです。

そんなこんなで約1時間の船旅を終えました。前回とあまり変わり映えはしないのですが、それでも新鋭護衛艦を間近で見ることができたことについては大満足です。

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