もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:日本国内 > 04甲信越

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JR大糸線白馬駅から国道148号線を南に向かって数百メートル進んだ所にあるラーメン専門店です。
とんこつ風のラーメンで醤油、味噌、塩、魚介等のラーメンがあります。
今回はベーシックなラーメンと焼きめしのセットを注文しました。
麺は中太麺。チャーシュー、ネギ、ノリ、メンマ等がトッピングされています。スープは豚骨風の醤油味。麺とスープの相性が良く、素直に美味しいと感じるラーメンでした。
焼きめしの方もこんがり焼けたコメが香ばしい感じで、スプーンを動かす手が止まりませんでした。
「とっつあん」のラーメン。本当に美味しいので、是非一度試してみて下さい。

お奨め度★★★

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秋の北海道旅行 から戻ってきて約1週間。次の週末も晴天ということで、急遽出かけることにしました。
目指すは北アルプス。
足の怪我はまだ完治していないので、アルプスの縦走は無理です。ただし軽い山歩きなら、先週の北海道旅行でも実施済です。そこで北アルプスの近くで軽くトレッキングできる所を行ってみました。
今回選んだのは、「栂池自然園」。北アルプス後立山連峰の名峰白馬岳(しろうまだけ)。その登山口である栂池付近に広がる自然公園です。山岳景観と高山植物の両方が楽しめる自然園とのことです。
白馬岳の登山については、既に 既に何度か紹介 しました。しかし栂池自然園については、今まで行ったことがなかったので、この機会に行ってみることにしました。

前夜のうちに中央高速道路で白馬に近い梓川SAに移動。ここで一夜を明かしました。

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翌朝は午前4時過ぎに起床。さすがに10月に入ると、朝4時は結構寒いです。安曇野ICで高速を降りて、あとは白馬へ向けて驀進。栂池高原には6時過ぎに到着しました。山頂へ向かうゴンドラの運転開始は午前7時。にも拘らずゴンドラ乗り場には既に長い列ができています。

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列に並んで待つこと約1時間。0735頃ようやくゴンドラに乗車できました。コロナ期間なのでお一人様でもゴンドラの搬器を1人1台利用できるのが嬉しい所。ゴンドラの山頂駅までは約20分。窓の外には北アルプスの景観が広がっています。

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山頂でロープウェーに乗り換えてさらに5分。ロープウェーの駅からさらに10分ほど歩いて栂池自然園に到着しました。

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栂池自然園は1周約5.5kmの巨大な湿原地帯です。北アルプスの中にありながら、アップダウンが少なく、散策路も整備されているので、歩きやすいです。1周の所要時間は3時間半から4時間とのこと。早速は行ってみましょう。

歩いて15分ぐらいでワタスゲ湿原という風光明媚な場所に到着します。景色は綺麗ですが、まだ紅葉はあまり見えません。

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さらに10分ほど歩いた所も同じ湿原ですが、そろそろ紅葉が見えてきました。少し逆光気味なのが惜しい所です。

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さらに少し進んでいくと、楠川という小さな川に出ます。この川を渡った所が浮島湿原。本来ならばここが一番紅葉が綺麗な所らしいのですが・・・。

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ここからは坂道がきつくなってきます。木道というよりは登山道といった感じの道も現れてきました。滑らないように慎重に進みます。登り切った所が展望台で、白馬の大雪渓も目の前に見えています。さらに振り返ると栂池自然園の広大な景観も見えています。

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展望台から少し下がった所が展望湿原。多分、自然園の中で一番景観的に綺麗な所だと思います。

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展望湿原から15分ほど降りた所がモウセン池です。ここからは先ほど通った浮島湿原が間近に見えます。

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浮島湿原を過ぎて楠川を渡ると、ワタスゲ湿原に戻ってきました。先ほどとは太陽光線の向きが異なっているので、もう一度写真を撮ってみました。

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後は真っすぐ自然園の入り口に向かいます。入口に戻ったのは丁度12時ごろでした。所要時間は丁度3時間半です。足の状態や途中で写真を撮りまくったことを考えると、意外と良いペースかなと。

自然園の入り口ではホルンの演奏会が開かれていました。

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帰りはロープウェーとゴンドラを乗り継いで麓に降りてきました。朝は雲一つない山々でしたが、この時間になると雲がかかってきました。

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アルプス登山というほどではないですが、それでもアルプスの山々に戻って来れたのが感動しました。あとは何とか足を完治させて、本格的なアルプス登山に復帰したです。



つづく

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2021年12月のとある休日、青春18切符を使って甲信越を旅行しました。
前回は 東京から高崎に出て、そこから上越線、飯山線、篠ノ井線、中央東線を通って上諏訪に至るまでをレポートしました。
今回はその続きで、上諏訪から飯田線経由で豊橋に出て、東海道線経由で帰宅するまでを扱います。

飯田線

上諏訪温泉の宿を少し遅めに出発。上諏訪発0922の豊橋行きに乗ります。JR東海312系の3両編成。新快速等でも使用されている比較的新しい車両です。ロングシートではなくクロスシートが嬉しい所。そういえば飯田線ってローカル線のイメージが強いのですが、一応電化されているのですね。

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上諏訪発車後2駅目が岡谷。ここが事実上の飯田線との分岐駅になります。近くには中央高速岡谷JCTがあり、駅のすぐ近くには長野自動車道の巨大な橋脚が見えています。

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岡谷で中央本線と別れますが、2つ先の辰野駅が本当の意味での中央本線との分岐駅です。辰野はかつて中央本線の特急列車が走っていましたが、岡谷・塩尻間でみどり湖経由のトンネル線が開通したため、主要ルートから外れてしまった駅です。ここの駅から先はJR東海の管轄区域に入るので、乗務員が交代します。

そこから列車は飯田線沿いを南下しますが、それが遅いのなんの・・・。駅が多いため速度が出せず、しかも頻繁に停車するので停車時間も馬鹿にならない。この「遅さ」が飯田線の魅力と言えばそうかもしれませんが、それにしてもねぇ・・・
因みに下の写真は途中駅宮田で停車中に撮った写真です。この駅では8分停車。他にも30分以上とかいう長~い途中停車はないものの、2分程度の停車は結構たくさんありました。

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車窓に見えるアルプスの山々も撮ってみました。

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出発して約3時間で伊那谷の中心都市飯田に到着。さらに約30分で天竜峡に到着。このあたりが伊那谷の最南端。行程も漸く半分ほどです。

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天竜峡から先は天竜川の渓谷地帯に入っていき、飯田線の中でも最も景観の良い所です、また途中に秘境駅として知られている田本、為栗、中井侍、小和田等の駅があります。また途中の平岡駅は南アルプス方面へ向かうバスが出ており、同方面の拠点駅となっているようです。

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渓谷を抜けると水窪(みさくぼ)という集落に到着。このあたりはもう静岡県で、浜松市の天竜区に含まれるそうです。とはいえ豊橋まではまで2時間以上もあり、まだまだ先は長いです。

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列車は中部天竜に到着。ここで約7分の停車時間があります。この中部天竜にはかつて佐久間レールパークと呼ばれる鉄道施設がありましたが、名古屋に大きなリニア館が出来たため、閉鎖になったそう。

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中部天竜から先は鄙びた田園風景の中を走ります。今までのような人離れた感は減りましたが、ノンビリとした温泉風景を見ながら走るのも悪くはないです。そんなこんなで列車は「長篠の戦」で有名な本長篠に到着。この辺りはもう愛知県東三河です。

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時間があれば長篠城を見学するのも良いのですが、今日はちょっと時間に余裕がないのでそのまま出発。太陽が西の空に傾きつつあるのを見ながら、一路最終目的地の豊橋へ向かいます。

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終点豊橋には1620頃に到着。1日がかりの飯田線全線完乗が終わりました。

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東海道線

豊橋からは東海道線を東に向かいます。浜松、静岡、熱海で乗り換えて、途中の静岡で夕食の予定です。

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ところが浜松を出て次の天竜川の駅前に美味しそうな台湾まぜそばの店があるではないですか。ネットで調べると結構高評価。これを見逃す手はないということで、次の豊田町の駅で列車を降り、下り列車に乗り換えて天竜川で下車しました。

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まあ、 お店のことは後日報告します 。で、天竜川に戻って再び東に向かいますが、静岡から先で人身事故があったらしい。そのせいで静岡~沼津間で遅れが発生しているという。どの程度の遅れかわかりませんが、巻き込まれるのも嫌なので、掛川から新幹線でワープ。プチ贅沢です。

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という訳で、今回の旅は無事終了しました。

「麺屋宮坂商店」は、JR中央東線上諏訪駅からすぐの所にあります。店内はカウンター席とテーブル席が3つほど。コンパクトです。

醤油味の味玉ラーメン(785円)を注文。中太の縮れ麺にチャーシュー、玉子等がトッピングされています。醤油味のスープと縮れ麺との組み合わせは絶品。以前はこってり系ラーメンに目がなかった私ですが、今はこの手のアッサリ系ラーメンも美味しいです。

店内は昭和の雰囲気が漂うレトロ調。店内で流れているBGMも昭和時代のCM音楽等が主体でレトロな雰囲気を盛り上げています。

駅に近く、深夜まで営業している店なので、近くに来た時には立ち寄ってみては如何でしょうか。

お奨め度★★★★

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2021年12月のとある休日、青春18切符を使って甲信越を旅行しました。
今回紹介するのはその前半部分。東京から高崎、水上を経由して越後川口に出て、越後川口からは飯山線に乗って千曲川沿いに雪景色の中を長野へ。長野からは篠ノ井線、中央線を経て、その日の宿、上諏訪まで移動します。

首都圏を高崎まで

自宅のある神奈川県の某所から今回の旅は始まります。18切符でも乗車可能なグリーン車に乗ってまずは群馬県の高崎へ。特記事項は特にないのですが、グリーン車の車販嬢が好みだったので、思わずビールを買ってしまいました。

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車販嬢の売上って個人差がありそうに思うのですが、やはり美人が有利なのでしょうかね。時々男性の車販担当が回ってくることがあり、そういう場合はパスすることが多いのですが、車販担当によってどれぐらい売上に差があるのか、少し気になる所ではあります。
とても残念なことに車販嬢に友達がいないので調べようがないのですが・・・。

高崎-->水上-->越後川口

高崎からは上越線の水上行に乗り換え。この上越線は高崎~水上の区間と水上~長岡の区間に大きく区分されます。前者は比較的運行されている列車数が多く、乗車率も高い様子。また渋川~水上間は列車本数が減るので、水上まで直行する列車はいつも乗車率が高いようです。

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この路線、赤城山や榛名山、水上に近づくと谷川岳が見えるという山岳景観が魅力の路線です。ただ残念なことにロングシート車両が多く、なかなか景観をゆっくり楽しむという訳には行かない所がやや残念。

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1時間ほどで群馬県最北端の水上に到着。ここから接続良く長岡行きが出ています。18切符ユーザーは皆知っているようで、18切符の時期は乗り換えを急ぐ人たちが跨線橋に殺到します。私はと言えば、幸いなことにボックス席の窓際席をゲットできたので、高崎で購入していた「だるま弁当」(1,100円)をここで頂くことにします。達磨の形をしたユニークな容器に詰まっただるま弁当は、山菜や鶏肉がてんこ盛りの一品。量的には決して多くはありませんが、とても美味しいお弁当です。

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川端康成の小説ではないのですが、谷川岳の下を抜けて新潟県に出ると、そこは一面の雪景色。わかってはいてもこのギャップにいつも驚かされます。こういう景観を見ると、やはり「鉄旅は楽しいなぁ」と思わずにはいられません。

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越後川口-->長野

越後川口からは1310発の飯山線戸狩野沢温泉行きに乗ります。キハ110系の1両編成。車内は比較的空いており、特に途中の十日町を過ぎると本当にお客さんが少なくなりました。

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千曲川が良く見える左側席をゲット。ノンビリと流れる川面を眺めます。この路線は日本でも有数の豪雪地帯。地元の人たちにとっては大変ですが、旅行客は呑気なもので、「まだまだ雪が少ないなぁ」等と好き勝手な感想を抱いております。

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途中の戸狩野沢温泉には1500前に到着。そこで30分程の間があって長野行き列車に乗り換えます。こういう所で列車を待っていると、「あーあ、今晩は野沢温泉で1泊するのも良いかな」等と思ってしまいます。

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戸狩野沢温泉から先は飯山、豊科を抜けて長野へ。飯山は北陸新幹線の駅が出来て駅前が随分と立派になりました。昔はもっと田舎の駅っぽい感じだったのですが・・・。また飯山から先の千曲川も深い雪景色を堪能できます。

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長野に着いたのは1700前頃。辺りはすっかり暗くなっていました。

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長野-->上諏訪

小腹が空いたので長野駅で軽食を購入。残り2時間半の旅に備えます。長野発は1717発の大月行き。篠ノ井線で松本に出て、塩尻から中央東線に入る列車です。最近は中央東線と長野を直接つなぐ列車が増えました。因みに車内は旅人にとって嬉しいボックス席。
辺りはもう暗くなっているので風景を楽しむような状況ではありません。途中の姥捨駅は日本三大車窓の1つと言われている景勝地。既に夜でしたが、遠くに見える長野市街の灯が綺麗でした。

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という訳で上諏訪に着いたのは1930頃。今日の宿は温泉地として有名な上諏訪温泉です。

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つづく

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