もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:日本国内 > 05東北

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飯豊山。福島県、山形県、新潟県の3県の間に位置する飯豊山系の主峰である。標高は2105.1m。ちなみに飯豊山系最高峰は標高2128mの大日岳である。日本百名山の一座であるが、山域が広く山が深いので、登頂するのは必ずしも容易ではない。そんな飯豊山に登ってみた。

7月終盤の週末。長かった梅雨がようやく明けようとしていたある日、喜多方市の温泉宿に前泊した私は、まだ明けきらぬ早朝から宿を出発。車で15分ほどの場所にある登山口へと車を走らせた。私が選んだ登山口は、川入登山口。しかも駐車場がある御沢の野営地である。駐車場は広く、車は止めやすい上、トイレも完備していてありがたい。
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出発は0525。登山開始だ。登山口の標高が600m弱と思いのほか低いので愕然とする。最初は地蔵山に向けた長い登りだ。下十五里、中十五里、上十五里といくつものチェックポイントを通り過ぎる。短い間隔でチェックポイントがあり、少しずつ前に進んでいる感じが心地いい。登り始めて丁度2時間で標高約1400mの横峰小屋趾に到着した。コースタイム3時間なのでなかなか良いペースである。
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そこからは地蔵山の頂上を巻いて牛ヶ岩山からの道と合流する。しばらく緩やかな登山路が続くが、いきなり岩稜に差し掛かる。剣ヶ峰の岩稜である。炎天下でこの岩稜を歩くのはかなり辛い。しかも両側の谷は深く切れ込んでいて、一つ間違えて滑落でもしたら、まず命はない。とにかく落ちないように慎重に歩いていく。

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岩稜の終点である三国岳山頂に着いたのは0915。登山口からの所要時間は3:50であった。コースタイム=5:10なので悪くないペースだが、剣ヶ峰の岩稜で思いのほか時間がかかった。

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山頂で20分ほど休憩して次の目的地である切合(きりあわせ)小屋に向かう。三国岳からのコースタイム=1:50なので大したことはないだろうと思ったが、甘かった。三国岳から切合小屋まではいくつものピークがあり、その度にアップダウンを強いられる。しかも稜線歩きなのでミスると危険なことは剣ヶ峰の岩稜と異なることはない。剣ヶ峰みたいに完全に両脇がスパっと切れている訳ではないのでまだ安心感はあるが、それでも危険なことは変わりない。しかも悪いことにこれまでは炎天下で熱中症の心配をするほどの天候がここにきて急激に悪化。いきなり叩きつけるような雨が降ってきたのだ。慌てて雨具を着込んで急場をしのぐ。幸いなことに、三国岳から切合小屋までは前半の方が厳しく、後半は比較的平坦で歩きやすい。私の場合、このコースを半分と少し歩いた所で雨にやられたので、大雨の中で危険個所を通過するという事態だけは免れた。雨に打たれながらひたすら切合小屋を目指す。
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切合小屋に着いたのは1130。三国岳からの所要時間は2時間弱でコースタイムとほぼ同じだった。雨の中で少し雨宿りしたとか、雨具を着込むために時間を取ったことを思えば、このペースは悪くない。とりあえず切合小屋まで無事にたどり着けたのが一番の成果である。

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今日の宿はこの切合小屋の予定である。飯豊山系にはいくつかの避難小屋があるが、食事提供があるのはこの切合小屋だけである。食事の量を少なくして荷物を軽くしたかったので、宿はここにした。可能なら初日に飯豊山登頂を果たして翌日は下山するだけにしたかった。しかし雨は上がったものの未だ天候はハッキリせず、山頂からの視界も望めそうにないので、今日はここで行動終了とし、飯豊山アタックは明日に決定した。従って午後は夕食まですることがない。持ち込んだ書物(kindle)を読みながら時間をつぶす。夕食は1700からでカレーライス。その後は少し宿の外をウロウロしたが、1900過ぎには寝床に入った。

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翌日の起床は0345。山小屋の朝は早い。0400過ぎになるとあちらこちらでガサガサと動き始める。0500少し前に朝食。卵かけご飯だ。朝から炭水化物とは嬉しい。食事とトイレを済ませて出発は0520。昨日登れなかった飯豊山を目指す。
切合小屋を出発するとしばらくは緩やかな登りが続く。一部雪渓歩きがあって緊張するものの、大したことはない。1kmほど上がった所が草履塚という場所。天気が良ければ飯豊山が一望できそうな場所だ。
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そこからは一旦標高を下げて御秘所という場所を過ぎ、最後の難所である御前坂の岩稜帯に差し掛かる。昨日歩いた剣ヶ峰に比べれば規模は小さいが、それでも緊張を強いられる場所には変わりがない。
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岩稜帯を過ぎると尾根沿いの山歩きがあり、飯豊山に向けた最後の登りに差し掛かる。標高差300m程を上り詰めた所が本山小屋。飯豊山を目前に見る避難小屋だ。ここからはもう厳しい登りはなく、賽の河原のような平原を15分ほど歩いて飯豊山頂に到達する。

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時計を見ると0709とある。切合小屋からの所要時間は2時間弱。コースタイム=2:40なので良いペースだ。山頂付近は風が強く、しかもガスがかかっていて視界が効かない。残念ながら記念写真だけを撮って早々に下山開始である。
往路と同じ経路で切合小屋に向かう。天候は相変わらず。曇天で時折ガスが晴れて飯豊の山々が見えることもある。しかし晴れることはない。昨日の大雨のこともあり、帰路を急ぐ。

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切合小屋に到着したのは0855であった。復路の所要時間は1:40でコースタイム=1:50だからそれほど差はない。ここでデポしていた荷物を受け取り(一気にザックが重くなった)、下山の道を急ぐ。昨日のことがあったのでとにかく雨が気になる。特に剣ヶ峰の岩稜を突破し終えるまでは大雨には降られたくはない。しかし切合小屋から三国小屋までの道のりは思いのほか厳しく、いくつもの小ピークを根気よく超えて行かなければならない。往路と同じ苦しみが襲う。それでも三国岳には1021に到着。所要時間1:15は、コースタイム=1:40に比べるとかなり良い。

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この時点でまだ雨の気配はなし。むしろ炎天下で熱中症に注意である。ここから最大の難所である三国岳下の剣ヶ峰に挑む。三国岳から剣ヶ峰までは痩せ尾根歩きなので緊張を強いられる。三国岳から剣ヶ峰の頂上まで25分ほどかかってしまう。この分では岩稜帯を突破するだけで1時間かかってしまうと危惧したが、剣ヶ峰から先は厳しい岩稜帯はあまりなく、比較的安定して降りていくことができた。

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岩稜帯を突破したのは1107。所要時間は40分弱である。ここまで来たらもう雨が降っても大丈夫。安心して最後の下山を開始する。地蔵岳を巻いて水場で新鮮な山の水を堪能。横峰小屋前で軽くパンを食べる。後は長い下り坂を我慢して降りていくだけ。途中で2度ばかり休憩し、御沢のキャンプ場に戻ったのは1309であった。切合小屋からの所要時間は丁度4時間。コースタイム=5:30なので最後まで良好なペースを維持できた。

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帰りは「いいでの湯」に立ち寄って日帰り入浴。登山明けの温泉は気持ちいい。湯上りに温泉提供の冷たい水が美味しい。

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車で走っている間に空腹感を覚えたので、会津柳津の方向に少し足を延ばし、蕎麦屋に立ち寄って天ぷらそばを食べた。蕎麦の方はあまり旨くなかったが、天ぷらとアスパラが美味しかった。

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飯豊山の感想だが、さすがに難易度の高い山であった。危険個所もいくつかあり、実際に滑落事故も発生しているらしい。特に悪天候の際は要注意で、無理に悪天候時に危険個所を歩くのは得策ではないと思う。もちろん飯豊山の魅力は今回の旅で全てではなく、飯豊本山からさらに奥の北俣岳を抜けて飯豊温泉に降りる縦走ルートも機会があれば歩いてみたいコースだ。

今回の飯豊山で私にとっては99個所目の百名山制覇である。いよいよあと1つだ。

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二本松城を見た後、二本松で美味しい和食の店があると聞いて立ち寄った店が「相生」です。大きな駐車場の向こう側にこじんまりとしたお店。店内はガラス張りで雰囲気が良く、清潔な感じがします。

海鮮丼(1350円税込み)を注文。具沢山の海鮮丼の他、漬物、味噌汁、茶わん蒸しが着いています。中でも茶碗蒸しの透明感は感動モノ。海鮮丼も具沢山で美味しかったです。コスパも良く、手軽に海鮮丼を楽しめるので良かったです。

お奨め度★★★

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二本松城といえば、戊辰戦争の際に少年隊士の悲劇の場として知られている城郭で、元々は戦国時代に当地を支配していた畠山氏による築城らしい。その後、伊達、蒲生。上杉、松下、加藤と城主を変えて、寛永20年(1643年)に織田信長の重臣丹波長秀の流れを汲む丹波光重が城主として赴任。ここから城下町の整備が始まったという。

駐車場からまず目につくのは少年隊士の銅像。戊辰戦争での彼らの活躍を再現したものだろう。その向こうに箕輪門があり、それが二本松城の正門となる。

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石段を上がって最初にぶつかるのは三の丸。さらに少し歩くと本丸御殿に出る。ここまでも結構登りがあったが、まだ序の口。

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そこから紫陽花の美しい木道を歩いて標高を上げ、二本松の町がかなり下の方に見えてきて、頂上はまだかぁ・・・、と思ったら、石垣に囲まれた本丸趾が。駐車場からの比高は約100mであった。

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帰りは元来た道を引き返して駐車場へ。春は桜が綺麗な二本松城。今度は春にも訪れてみたい。

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お奨め度★★★

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白河小峰城はJR白河駅の目の前にある城郭である。列車の窓からも三重櫓を中心とした城郭の姿が良く見える。その白河小峰城に訪れてみた。私にとっては3年ぶり2度目の訪問である。

時間の関係上、前回立ち寄らなかった小峰城歴史館という施設に入ってみた。入館料は200円である。館内には往時の小峰城を再現したジオラマの他、CGを使って当時の小峰城を再現した紹介ビデオ、戊辰戦争における白河口の戦いを紹介するビデオ等が放映されていた。他には小峰城に関連する美術品がいくつか展示されていた。

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外に出ると目の前に小峰城の秀麗な姿が見える。この城は重厚で見事な石垣とこじんまりとした三重櫓が魅力。特に石垣の重厚さは目を見張るものがある。また三重櫓の内部は自由に立ち入りでき、最上階からは鉄砲狭間から白河の町が見える。ちなみに三重櫓自体は平成期に入って再建されたものらしい。
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重厚な石垣と秀麗な三重櫓が魅力の小峰城。駅からのアクセスも良く、立ち寄る価値は十分にある。

お奨め度★★★★
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平ヶ岳登山を終えて帰りは桧枝岐から南会津経由で帰路につくことにしました。桧枝岐で日帰り温泉を見つけたので、登山の疲れを癒すべく立ち寄ってみました。「燧の湯」。国道352号線を外れて川を渡った所にあります。大きな看板が出ているのですぐにわかります。
入浴料は500円。内湯と露天風呂は大きな檜風呂になっていて、開放感のある入浴が楽しめます。泉質は単純硫黄泉で無色無臭。疲れた体に温泉の温かさが浸みていきます。
今回は日帰り入浴でしたが、機会があればノンビリ1泊してみたいです。

お奨め度★★★★

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