もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

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富山のブラックラーメンとは、独特の黒いスープと太目の麺、肉野菜のトッピング等で有名である。その中でも、今回紹介する「大喜」は富山ブラックラーメンを代表する店とのこと。そんな訳でラーメン「大喜」富山えきマルシェ店に行ってみた。

注文したのは、通常の中華そばと御飯。通常の中華そばが所謂「富山ブラックラーメン」である。

ほどなくして出てきたラーメン。麺は私好みの太麺。うんうん。スープは辛口の醤油味?である。
食べてみると、やはりスープが辛い。醤油味というよりも塩味に近い感じだ。太めの麺は美味しい。丁度つけ麺サイズだが、ラーメンは太麺派の私には向いている。

全体としては決して不味くはないが、スープの辛さが気になる所。富山に行った時に食べてみるのは悪くないと思う。

お奨め度★★★

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以前は富山ライトレールと称していた富山駅から岩瀬浜駅までの路線が、2020年から富山地方鉄道の富山港線となった。そしてこれまで富山駅の南北で別々であった路線が、これを機に南北路線が同じ線路で結ばれることとなった。その線路が富山駅の構内を直角に横切るという、かつての阪急電車のような荒業をかましたという。これは是非見ておかなければならない。そう思って富山駅に行ってみた。

なるほど、面白い。富山地方鉄道の線路が地表面レベルで富山駅構内を垂直に分断している。地下鉄などでは珍しくないが、いわゆる市電でこの形式は極めて珍しい。私の知る限り、日本国内で市電を運用している所でこのような事例は皆無なのではないだろうか。

地表レベルで駅構内を分断しているため、駅の利用者は必要に応じて線路を跨いで移動しなければならない。この時、事故を未然に防ぐため、横断用の信号機が設けられている他、警備員も配置されて横断者に注意喚起している。なかなか人手をかけた解決方法だが、遮断機を設ける等の対策はできないものだろうか。

ともあれ、地下鉄や新幹線とは違った市電の「味」をここでは堪能させて頂いた。

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富山市の中心部にその雄姿を見せている富山城。近くに行く機会があったので、雨の中、立ち寄ってみた。
富山城といっても天守閣は昭和時代に作られたものらしい。元々の富山城に天守はなく、堀と石垣に囲まれた内部に屋敷がいくつか立ち並ぶといった風情のものだったそうな。これまで「なぜ高岡城よりも立派に見える富山城が百名城に入っていないんだ」と不思議に思っていたが、その経緯を知って納得した次第。

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その昭和天守は鉄筋コンクリート製で内部は博物館にになっていた。最上部は展望スペースとして開放してあり、富山市街が一望できる。

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富山城全体として大きな公園になっており、梅がチラホラ咲いておりました。

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七尾城登城 を終えた後、七尾駅までに戻り、立ち寄ったのが「大将寿司」だ。駅から徒歩2~3分という便利な場所にある。

普段はあまり飲まない私だが、美味しいお寿司はやはり美味しいお酒と一緒に味わいたい。ということで、まずは冷で美味しそうなお酒を注文した。やっぱりお寿司に合うのはビールじゃなくて日本酒でしょ。

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お酒の味を口に含んで、その芳醇な味わいを堪能した後、出てきました、お寿司たち。最初に出てきた4カンは、ヤリイカ、甘えび、カサゴ等。ヤリイカは塩で味が付けられており、そのまま食べると、これまた味わい深い・・・。塩味だけというストイックさがまた良いです。

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次に出てきたのは、ホタルイカの酢みそ和え風、カワハギ、アジといったお寿司たち。ホタルイカの酢みそ風も良いですが、定番達の味もまたよしです。

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後半に入っても美味しいお寿司が次々と登場。いちいちネタを書くのは面倒なので止めますが、どれをとっても非の打ち所がない美味しいお寿司でした。

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寿司14カンとお酒で占めて4000円弱(税込み)というのは決して安いとは言えませんが、値段以上の美味しさであったことは間違いありません。 お奨め度★★★★

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ウォーゲームをプレイする我々にとって、七尾城と畠山氏とは、上洛を目指す上杉謙信の側面を脅威する「厄介な存在」という描かれ方をすることが多い。そして多くの場合、上杉謙信の猛攻を受け、落城壊滅し、「時間稼ぎをして良かったね」的な扱いに終わる。

史実における七尾城も上杉謙信の包囲攻撃を受けて落城という所は上記の通りなのだが、その交戦期間が1年にも及んだということだから恐れ入る。1Turn1年の「信長、最大の危機」ならプレイ可能だが、1Turn10日間の「謙信上洛」ならゲーム終了まで落ちないということになる。いやはや。

余談はさておき、その七尾城に3月のとある週末に出かけてみた。

七尾駅前に着いたのは午前9時半。小雨の中、タクシーで七尾城史資料館へ行く。雨が少し強くなってきたので雨具を付けて歩き始めたのが9時50分頃。案内板に沿って七尾城趾を目指す。

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畑の間をしばらく歩くと、山の中に入っていき、途中から完全な山道になる。登山道としては緩やかな道だが、雨が降っているので油断はならない。慎重に登っていく。途中で視界が開けてきて、七尾市街や七尾湾の景観が見えてくる。

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30分ほど歩くと七尾城の中核部に近づいてくる、やがて前方に石垣が。これが七尾城本丸跡の石垣だ。

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登り始めて約40分で七尾城本丸跡に到着。天守のようなものはないが、往時を十分に偲ばせてくれる景観であった。

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帰りは稜線沿いに降りていく。稜線沿いに作られた二ノ丸、三の丸跡が続き、典型的な山城の景観となっている。

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城山神社まで戻ってくると、そこからは元来た道を戻る。

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帰りは緩やかな下り坂を下りていくだけだから難儀はない。雨が鬱陶しいが、それも平地を歩くのと大した違いはない。2.4kmの道を30分弱で降りきり、1113発のバスに間に合った。

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