もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:日本国内 > 07北陸

3
敦賀市に立ち寄った 際、晩御飯を食べるために入ったお店です。実は他に狙っていた店があったのですが、その店が宿から少し離れていたこと(約1km)。「ふくい割クーポン券」が使えないこと。等の理由があり、宿のすぐ近くにあるこの店にしました。
生ビール、タコの唐揚げ、おろしそば、鯛茶漬けの4品を注文。これにお通しが付いて4,000円強はちょっと高いかな?。まあクーポン券のおかげで1,000円分は引かれますけどね。
おろしそばが美味しかったですね。 以前に紹介した某そば屋さん とは雲泥の差でした。バイトの兄ちゃんが作っているにしては本当に美味しかった。ただの飲み屋でこの美味しさはちょっと意外でした。
鯛茶漬けも美味しかったです。こちらはちょっと贅沢な一品なのでまあ美味しいのは当然(宇和島で食べた鯛茶漬けは遥かに美味しかったですが・・・)。それでも及第点は超えていたと思うのでお奨めできる味です。
なおこのお店。値段がちょっと高いのと、後は料理が出てくるのがちょっと遅い。ビールが出てくるのもかなり遅かったのは、ビールの味にこだわっているためか、ハタマタ単に店側の要領が悪いだけか・・・?。

お奨め度★★★

写真34
写真35
写真36
写真37
写真38


三国港を訪れた際 に立ち寄った魚料理の店です。海鮮丼が有名ですが、値段がやや高い。3,200円。で、結局その海鮮丼を注文。御飯の上に具材が「これでもか、これでもか」の乗っている様は壮観である。
具材はエビ、カンパチ、イクラ、イカ等。特にエビが美味しい。あまりの甘さに感動ものである。カンパチも脂が乗っていて美味しかった。ただコスパを考えると、うーん・・・。

間違いなく美味しい海鮮丼でしたが、これが3,200円分の価値があるかどうかはちょっとビミョーかな?

お奨め度★★★

写真31
写真32
写真33




https://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%A3%E3%81%B7-%E7%A6%8F%E4%BA%95-%E6%98%AD%E6%96%87%E7%A4%BE-%E6%97%85%E8%A1%8C%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/4398155708?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2111NEDPD8F7N&keywords=%E7%A6%8F%E4%BA%95+%E6%97%85%E8%A1%8C&qid=1699697479&sprefix=%E7%A6%8F%E4%BA%95%E6%97%85%E8%A1%8C%2Caps%2C267&sr=8-2&linkCode=ll1&tag=mk2kpfb-22&linkId=0e19052958adc58db51ea65ab7a849e2&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

3月のとある週末に青春18切符を使って西に向かいました。青春18切符といえば、知る人ぞ知る、普通列車専用の乗車券です。1日乗り放題。途中下車自由。しかも5日分使えて値段は12,050円。1日あたり2,410円というコスパの良さが嬉しいところ。ちなみに一昔前はもっと安かったのですが・・・。

という訳でコスパの良さを生かして旅に出かけてみました。行き先は北陸福井県。新幹線を間近に控えた今話題の地域です。

前回までのあらすじは --> こちら

三国港周辺を散策

昨晩は芦原温泉の温泉宿でまったり。旅の3日目は少し寝坊して0900頃に宿を出発。あわら湯の町を0920に発車する三国港行きに乗りました。10分程で三国駅に到着。三国駅周辺を見学しました

写真22


三国港は、北前船の寄港地として古くから賑わっていた港町。三国駅周辺の景観にも往時の雰囲気を色濃く留めています。その一つが旧森田銀行本店。三国駅から徒歩10分ぐらいの所にあります。無料で見学できます。内部は吹き抜け構造となっていて、銀行のカウンター部分と、その奥にある金庫や重役室が往時のままの形で残されています。

写真23
写真24

銀行の金庫と言えば銀行強盗。最近はめっきり減りましたが、かつてはモデルガンや刃物で武装し、店員を人質に「金を出せ」と脅す銀行強盗が後を絶たなかったそう。最近では現金離れとIT化によって金融犯罪の主体が銀行強盗からIT詐欺やオレオレ詐欺などの手口に変わってきたとのこと。果してどちらが物騒なのか・・・。

東尋坊

昼食 の後は、東尋坊へ行ってみました。東尋坊自体は以前にも行ったことがありましたが、せっかくここまで来たので、序に足を延ばしてみることにしたのです。三国港の駅前からバスに乗って約10分で東尋坊のバス停に到着。東尋坊自体はそこから歩いてすぐの所です。何度も見たことがある景観ですが、久しぶりに見てみるとその迫力に驚かされます。

写真25
写真26
写真27
写真28
写真29


東尋坊からの帰りは三国港駅まで歩いてみました。東尋坊からは荒磯遊歩道という遊歩道が出ていて、少し離れた道路まで出ます。そこからは一般道を歩いて三国港駅まで。東尋坊からの距離は約2kmで、所要時間は30分ほどでした。

九頭竜川を見た後、福井に戻る

三国港駅に戻ってきたのは1300頃。まだ時間があったので、フリー切符の特性を利用してえちぜん鉄道に乗ることにしました。1309発の福井行きに乗って福井口まで出て、福井口からは勝山行に乗り換えます。今回の目当ては雨で増水した九頭竜川。勝山に着く手前の小舟渡という駅から、次の保田駅までは九頭竜川間近に見ることができるビューポイントです。

写真30


福井電鉄に乗る

勝山まで行って福井口に戻ったのが1600頃。再び三国港線に乗り、3つ先の田原町で下車しました。この田原町駅は福井鉄道線との乗換駅。福井鉄道線はえちぜん鉄道と並んで福井県を走る2つの私鉄線の1つです。

福井電鉄の魅力は路面電車と通常の鉄道線が同じ線路で切り替わること。田原町から福井市内の間は路面電車として走りますが、郊外に出ると一般の鉄道と同じように走ります。ちなみに路面電車として走る特性上、車内の容積は小さく、実際に乗っていてもかなり手狭に感じます。軌間は1067mmで、他の日本の鉄道と同じ狭軌なんですけどね。

福井電鉄の魅力はいくつかあるのですが、1つは途中の大名町駅から分岐していく枝線。福井駅方面へ向かう線路で、JR福井駅の目の前を2両編成の長大な路面電車が発着する光景を見る事が出来ます。2024年の北陸新幹線福井延伸の時にも残って欲しい景観です。

もう1つは終点のたけふ新駅。「新たけふ」ではなく「たけふ新」。しかも「たけふ」と平仮名で書く所がミソ。JR武生駅の近くなのですが、微妙に離れているので「たけふ新」としたのでしょうか。感覚的にはJR山陰線の出雲市駅と一畑電鉄の電鉄出雲駅に近い距離感です。

武生の駅前に焼鳥の店「秋吉」があったので、中に入ってみましたが、残念ながらカウンター席は満席。待ち時間も不明とのことなので、今回はパスしました。次回に福井に来た時には、「秋吉」に入りたいなぁ、と思いつつ。

その日は武生から特急「サンダーバード」に乗って敦賀に移動。敦賀駅前のホテルに1泊しました。 宿の近くにある居酒屋 で晩御飯を食べました。ちょっと値段は張りましたけど、鯛茶漬けが美味しかったです。

つづく



勝山市の平泉寺を訪ねた際 に立ち寄ったお蕎麦屋さんです。平泉寺の参道入口近くにあり、平泉寺をお参りする際に立ち寄るのに便利なお店です。
おろしそばとソースカツ丼を注文しました。
そば処ということでおろしそばの味に期待しましたが、うーん、正直な所、期待したほどではなかったです。ソースカツ丼のカツは美味しかった。サクサクした食感が気持ち良かったです。
蕎麦については、ベストシーズンではなかったことが影響したのかもしれません。機会があればベストシーズンに再トライしてみたいと思います。

お奨め度★★★

写真18
写真19
写真20
写真21


3月のとある週末に青春18切符を使って西に向かいました。青春18切符といえば、知る人ぞ知る、普通列車専用の乗車券です。1日乗り放題。途中下車自由。しかも5日分使えて値段は12,050円。1日あたり2,410円というコスパの良さが嬉しいところ。ちなみに一昔前はもっと安かったのですが・・・。

という訳でコスパの良さを生かして旅に出かけてみました。行き先は北陸福井県。新幹線を間近に控えた今話題の地域です。

前回までのあらすじは --> こちら

大垣~米原

当初の予定では、大垣から福井までの移動も青春18切符を使う予定でした。しかし大垣から福井の乗車券は2,310円で、青春18切符の1回分よりも安いことが判明。また米原~福井間で特急列車を利用すれば、大垣出発を少し遅らせることも可能なことがわかりました。
昨日来の腹痛はかなり収まってきましたが、早起きするのも億劫になったので出発時間を当初の予定よりも遅らせ、ホテルの朝食を取ってから出発することにしました。
ちなみに旅と腹痛については、これまでも何度か経験済で、 以前に紹介した道東旅行 や、その前には 台湾旅行四国で登山旅行 した際にも突発性の腹痛に苦しめられました。
食事に内容だとか気温の変化とかが原因だと思うのですが、移動中だと些か厄介ですね。

閑話休題。
この日は0725大垣発の米原行きに乗ります。4両編成。この区間は輸送需要に比して列車本数が少ないので、結構混む路線です。18切符で旅行している際も、この路線はいつも混んでいる印象があります。今回もそこそこ混んでいましたが、少し早めに駅に行ったので、幸い席は取れましえます。区間快速というのは、途中の岡崎までは全駅停車で、岡崎から先は快速運転するというもの。JR東海が誇る新快速に比べると速度は落ちますた。

米原~福井

米原からは0810発の「しらさぎ51号」に乗り換えます。51号といっても51番目という訳ではなく、名古屋発の「しらさぎ」には1番から、米原発の「しらさぎ」には51番から番号が付けられているだけのよう。ちなみにこの「しらさぎ」も2024年4月の北陸新幹線敦賀延伸によって廃止されるとのこと。「しらさぎ」にせよ「雷鳥/サンダーバード」にせよ、半世紀以上の歴史があるだけに、廃止されるのは残念です。

写真01


福井から勝山

福井には0915に到着。福井からは久しぶりのえちぜん鉄道に乗ります。アテンダントさんは健在でした。若い娘が多かったです。当面は廃止されることはなさそうでした。

勝山、平泉寺白山神社

勝山には1100前に到着。勝山駅でタクシーの割引チケットを配布しているので、1枚受け取ります。今回目指したのは、駅から約5km離れた平泉寺白山神社。苔で有名な場所です。平泉寺白山神社というのは一見変な名前で、神社なのか寺なのか分からないのですが、明治の神仏分離によって白山神社となったとのこと。それまでは白山神社と平泉寺で領有争いをしていたそう。

写真02


タクシーだと10分ぐらいは知って平泉寺に到着。駐車場から先は参道になっていて、杉の巨木が生い茂る中、参道が真っすぐに伸びています。鳥居を抜けると緑の苔が美しい景観になり、一番奥が本社です。

写真03
写真04

右手の方に入っていくと、さらに奥に向かって道が続いており、その先に楠木正成公の供養塔があります。お墓とはまた違うみたいですね。

写真05
写真06

白山神社から戻る途中、左手の方に外れていくと、南谷の発掘現場があります。ここからは中世時代の石畳が出てきて、そこに歩けるように整備されています。現在のアスファルトの道に比べると、中世の石畳は歩きにくい。しかも小雨のために石の上が滑りやすくなっている。転倒しないように慎重に歩きます。そして石畳の奥には若宮八幡宮の大杉があります。

写真07
写真08

勝山駅周辺観光

白山神社入口付近にある 「まつや」 でおろしそばとソースカツ丼を食べました。いずれも福井の名物料理です。
帰りはタクシー代をケチって駅まで歩くことにしました。約5kmの道のりで所要時間は約1時間です。途中、勝山城博物館とか越前大仏とかの近くを通りましたが、今回はパス。作りものッポイ感じがちょっと嫌かな。まあ大仏は見たかったような気がしますけど・・・。

勝山駅に戻り、駅カフェでちょっと一服。駅前にあるテキ7形電気機関車を見学。京福電鉄時代に永平寺線の貨物輸送を担っていたとのこと。かなりミニサイズの電気機関車でした。

写真09
写真10
写真11


勝山~あわら湯の町

勝山発1419の福井行きに乗ります。アテンダントさんは偶々往路と同じ人でした。福井から本日2回目の往復乗務とのこと。1日3往復するそうです。
福井口で三国線の三国港行きに乗り換え。ちなみに福井口駅の乗り継ぎは素晴らしいの一言。どちら側から乗ってきても、福井口でほぼ同時刻で乗り継ぎができます。ちなみに今回利用したのは、「あわら温泉宿泊フリー切符」というもの。これは芦原温泉での指定旅館の宿泊を条件としてえちぜん鉄道が2日間乗り放題になるというもの。しかも旅館に泊まると1,000円のキャッシュバックがある。料金は2,000円だが、キャッシュバックを考えると実質1,000円。しかも平日も利用可能。まさに鉄オタにとっては夢のような切符だが、難点はやはり芦原温泉の宿泊。今回は「全国旅行割」のお陰で非常に安価に宿泊できたが、普段だとそうはいかない。

終点に三国港に着いたのは1600頃。途中のあわら湯の町が本来の目的地だが、フリー切符の特権を生かして終点まで乗った。この三国港駅も個人的には好きな駅の1つで、京福電鉄時代にも何度か訪れたことはある。数年前に駅舎がリニューアルされたが、かつての魅力は失われてはいない。

写真12
写真13


三国港駅発1609の福井行きに乗ってあわら湯の町駅で下車。JRの芦原温泉駅が有名だが、温泉街に近いにはむしろこの「あわら湯の町」だ。今回の宿も駅から徒歩10分ぐらいの場所にあり、便利であった。宿は和室で温泉も入り放題。晩御飯は地元の海産物がたっぷり。まさに至れり尽くせりであった。

写真14
写真15
写真16
写真17


つづく


↑このページのトップヘ