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帯広「ひまわり温泉」のモール泉
モール泉とは、植物由来の成分からなる温泉のことで、日本では十勝川温泉が有名です。近年では帯広市内や士幌町、幕別町などにもモール泉が確認されているとのこと。
この「ひまわり温泉」は、帯広市の緑ヶ丘公園からやや南の住宅地の真ん中にある温泉施設です。かなり広めの駐車場があり、たくさんの車が止まっていました。結構繁盛している様子です。
中には温度別に用意された内湯と洗い場、屋外には露天風呂があります。露天風呂には液晶モニターのTVがあり、地上波放送が放映されていました。入浴中に退屈しないように、という配慮なのかもしれません。
泉質はモール泉なので海藻特有のヌルヌル感があります。泉質は無色無臭ですが、微かに海藻の茶色い色がついています。
入浴料は480円と安く、しかも住宅地の真ん中でアクセスも良好(ただし車がないとちょっと行くのが難しいかも)。帯広市内の南側にあるので、空港へ向かう前に立ち寄ったり、逆に夜に空港に着いた後に立ち寄ったりと利用できます。
お奨め度★★★
初秋の十勝地方を散策する
帯広「かしわ」豚丼
帯広地区には「かしわ」という名前の豚丼屋が2か所あります。1つは音更町の国道沿い、よつ葉乳業の工場近くにある「豚丼のかしわ」。もう一店舗は帯広競馬場近くにある「ぶたどんのかしわ」です。ちなみにこの両店舗はオーナーが親子(音更の方が親)という話を聞いたことがありますが、真偽のほどは不明です。
今回紹介するのは、後者「ぶだどんのかしわ」。ちなみに前者は「臨時休業」が多く、なかなか食べるチャンスがありません(筆者は過去1度だけ食べたことがあります)。
大盛豚丼(1390円)と味噌汁セット(100円)を注文しました。
さすがに大盛というだけあって豚が何枚もご飯に乗っています。豚肉は炭火焼きで焼いた味がして、「いっぴん」等の有名店に比べるとワイルドな感じがします。こういう豚丼もありかな。
万人受けするのはたぶん「いっぴん」の豚丼だと思います。ただ、帯広の豚丼のルーツってこんな感じだったんだな、と思わせてくれるのが「かしわ」の豚丼だと思います。
お奨め度★★★
「ラーメン山岡家」音更店
ラーメン山岡家といえば、北海道を中心に展開しているラーメンチェーンである。
かくいう私、北海道は何度も出かけているのだが、どういう訳か「山岡家」は意図的に避けていた。わざわざラーメンチェーンに入らなくても、北海道には美味しいラーメン屋さんが沢山あるだろうと思っていたからだ。
先日、秋の北海道へ出かけた際、本命の回転寿司がなぜが閉店していた。時間的にはやや早い感じだったのだが、仕方がないので、別の店ということで「ラーメン山岡家」音更店に入ってみた。
「焦がし醤油ラーメン」というのが美味しそうだったので、注文してみた。事前注文方式で緬の硬さやスープの濃さが選べるタイプらしい。とりあえず硬めの緬にした。
食べてみると、これが意外と美味しい。やや太めの緬は僕好み。しかも豚骨が程よく効いた醤油味のスープも良い。具材も程ほどに丁度良い感じ。
「こういうので良いんだよ、こういうので」
という某五郎さんの声が聞こえてきそう。
お奨め度★★★