もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

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鹿児島県薩摩半島の南端付近にあるJR山川駅は、日本最南端にある有人駅といわれています。
その山川駅から徒歩約1分に所にある食堂兼旅館が「くりや食堂」。カツオのたたきが美味しいと評判の店です。「18切符による日本縦断旅行」の最終日、山川に降り立った時に立ち寄ってみました。

当然ながら「カツオのたたき定食」を注文。看板メニューにも関わらず税込1000円というのは良心的。カツオのたたき、お新香、ご飯、みそ汁というシンプルなメニューで、当然ながらメインはカツオのたたきです。
カツオというよりも玉ねぎの盛り合わせにしか見えないですが、この中にカツオのタタキが隠れていました。
「何も付けずにお召し上がりください」
という言葉通りにカツオを食べると、これが・・・、旨い。
強めのお酢で味がつけてあるのでカツオの臭みがなく、また玉ねぎの甘さとカツオの強い味がいい感じでマッチしている。ニンニクによる薬味も程よい感じで、カツオの味と旨くマッチしています。まさに異次元の味。

この「くりや食堂」、カツオ以外にも海鮮丼とかカツどんとか、様々なメニューがあり、まさに「田舎の食堂」といった感じです。山川自体が鹿児島市内から結構遠いのでなかなか行く機会がありませんが、もし近くに行く機会があれば、ぜひ試してみてください。

お奨め度★★★★

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230815_佐伯から00

昨年末から今年の初めに行った青春18切符による日本縦走。
今回は前回とは逆コースの稚内から枕崎への南下ルートで挑むことにしました。
9日目は、大分県佐伯市からスタートです。
九州に入っていよいよゴールの枕崎が見えてきました。

果たして無事に枕崎にたどり着けるか・・・。



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JR九州日豊本線の佐伯駅は、大分南東端に位置する佐伯市の中心駅。日豊本線の普通列車は、この佐伯を起点終点にするものが多く、交通の要域となっている場所でもあります。

この佐伯駅からすぐ近く、徒歩2~3分の所にある鶏料理のお店です。
今回はビールの他、「おすすめセット」というものを注文しました。
これは赤鶏のたたきと赤鶏のもも焼、そして焼き物がセットになったメニューです。赤鶏のたたきはこのお店自慢の一品。柔らかい赤鶏を薬味につけて食べる味がサイコーに美味しいです。
赤鶏のもも焼もお肉が柔らかく、ニンニクと柚子胡椒をつけて食べると、鶏肉の旨味が口の中一杯に広がります。焼き物は地鶏肉の焼き物でしたが、これまた絶品でした。

追加で胡麻出汁茶漬けも注文したのですが、これまた美味しかったですね。ゴマの味わいと薬味の旨味が広がり、これまた美味でした。

ちなみに「とり冨」は佐伯が本店らしいのですが、他にもいくつか店舗を出しているようです。大分市内にも店舗を出しているので、機会があれば訪れてみたいです。

お奨め度★★★★

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臼杵城は戦国時代に大友氏によって建てられた城郭です。最盛期には天守の他、21個もの櫓があった壮大な城郭であったそうな。大友氏にとって重要な城郭であり、一時は大友氏の政庁ともなったとのことです。
大友氏が秀吉によって改易された後は、紆余曲折があったものの、関ヶ原の戦いの後には稲葉一鉄の嫡男である稲葉貞道が入部。以後は稲葉氏の本拠となり、江戸末期まで続いたそうです。

JR日豊本線の臼杵駅から徒歩10分ぐらい。路地に看板が出ているので、それに従って中に入ると鳥居が沢山並んでいる所があり、そこの階段を上ったところが城跡になっています。

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中津城みたいな復元天守がないので、一見するとガランとしています。天守趾があり、その先は展望台になっていて、臼杵港が見えています。このあたりは良港が多く、漁船等の他、大型船が何隻も停泊しています。

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天守趾の近くに空堀があって、そこで曲輪が2分割されていて、向こうが二の丸になっています。面積的には二の丸跡の方が広く、野球ができそうなぐらい大きなグランドがありました。そこに大友時代の大砲や日露戦争関係の物品が飾ってったのが面白かったです。

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二の丸の向こう側が大手門になっています。大手門側から臼杵城を見ると、臼杵城のイメージが一変します。大手門を中心に櫓や石垣、石壁や白壁などが見事に整備されていて、見ている方を圧倒します。しかも見る角度や距離のよって見え方が様変わりするので、色々なシーンで写真を撮りたくなります。

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城の外には臼杵市観光交流プラザがあり、臼杵市出身の偉人紹介や臼杵市の観光案内をしていました。ここは入場無料で冷房も効いているので、お勧めです。

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お奨め度★★★★



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「軍師官兵衛」こと、黒田孝高が完成させたとする城郭です。JR日豊本線で中津駅から北向きに出発すると、すぐ右手に天守閣が見えますが、これが中津城です。ただし中津城の天守閣自体は実態とは関係のない完全な模擬天守だそう。さらにいえば、黒田氏が築城した際の中津城に天守があったかどうかも不明とのことです。

駅から徒歩20分ぐらい。城の南側から回り込むと、中津大神宮があり、その向こうが復元天守です。400円を支払って中に入ると、黒田家の歴史や中津の歴史、さらには中津出身の偉人に関する紹介コーナーがありました。中津出身の偉人と言えば、福沢諭吉が有名ですが、福沢諭吉は他の施設で紹介しているので、ここではあまり触れていなかったよう。

天守閣の最上階からは中津市内が一望できます。

往時の雰囲気を残しているのは城の石垣。模擬天守を支える石垣群は、明らかに江戸時代以前から作られていたもの。その迫力は一見の価値ありです。

お奨め度★★★

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