もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

カテゴリ:読書 > ミリタリー

3
221105_世界の艦船

世界の艦船増刊 第191集 アメリカ海軍

海人社

アメリカ海軍の最新状況をコンパクトにまとめた1冊。昨今のアメリカ海軍の話題といえば、コンステレーション級FFG、F-35B/C戦闘機、フォード級空母等があるが、全体的にシュリンクしている感は否めない。コンステレーション級以外には10年来同じ話題といった感がある。
本書は写真が全体の8割で、文章は残り2割。データが多いのでそこそこ資料性は高い。文章記事はアメリカ海軍の現況、艦船・航空機解説、武器解説等。無人艦の話が目新しい。
Kindle Unlimittedで安く読めるので、読んでみて損はないと思う。



4
221021_歴史群像

歴史群像2022年10月号

学研

特集はNATO軍vsワルシャワ条約軍。核兵器を抱えたNATOとWPが、如何な戦略に基づいて対峙したのか。興味深く描いている。核兵器という一種「異次元の」兵器を政治家や軍人たちはどのように扱ったのか、それは東西両陣営の戦略状況にどのような影響を与えたのか。是非一読をお奨めしたい記事であった。
その他に西ドイツ軍のF-104G戦闘機、台湾沖航空戦、乃木希典将軍、モンテ・カッシーノの戦い等が記事として取り上げられており、いずれも興味深い内容であった。
今回も「アタリ」かな。

お奨め度★★★★

歴史群像 2024年4月号-戦艦武蔵建造
歴史群像 2024年2月号-中東戦争航空戦1948-73
歴史群像 2023年12月号-日本機動部隊
歴史群像 2023年10月号-特集:ドイツ空軍の東部戦線
歴史群像2023年8月号-マリアナ沖海戦
歴史群像 2023年6月号-日本海軍駆逐艦全史
歴史群像 2023年4月号-海上護衛戦
歴史群像 2023年2月号-日本巡洋艦
歴史群像 2022年12月号-比島攻略作戦
歴史群像 2022年10月号-NATO軍vsワルシャワ条約軍

3
221012_世界の傑作機

世界の傑作機No.182 ホーカーハリケーン

文林堂

ホーカーハリケーンは評価の難しい機体である。明らかに旧式な設計なので、零戦やメッサー、スピットファイアよりも劣る機体と見なされることは間違いないのだが、ではどの程度劣っているのか。P-40やP-39といった機体との比較ではどうなるのか。あるいはP-36、バッファローといった機体と比べた場合は・・・。
本書はそのハリケーンを扱った著作だ。本書を読んでも上記の問いに対する答えは出てこないが、考えるきっかけにはなるかもしれない。少なくとも頑丈で火力に優れたハリケーンは、「必要な時に必要な場所で必要な数が得られた」稀有な戦闘機であったことが本書を読めば理解できる。決してハリケーンは単なる駄作機ではなく、英国にとって「必要不可欠な」機体であったことは間違いない。
なお本書についてだが、機体解説や戦歴等、読む所は結構多く、さらに写真も豊富で見ているだけでも楽しくなるような作品であった。価格がやや高めなのが難点だが、これは同シリーズ全てに言えることで、本作だけの問題ではない。ハリケーンという戦闘機に興味があれば、一読してみる価値はあるだろう。

お奨め度★★★

3
220930_世界の傑作機

世界の傑作機No.109 メッサーシュミットBf109(パート2)

文林堂

世界の傑作機No.109は、109という番号に合わせた形でメッサーシュミット109が特集された。今回はパート2ということで、Bf109F型以降の後期型、つまりF、G、K等のモデルが紹介されている。写真の他、記事としては各型の解説、実戦での活躍、Bf109運用部隊一覧、Reviシリーズの反射式照準器等が紹介されている。面白かったのは写真に付けられているキャプションで、各エースの乗機や撃墜数が紹介されているのは興味深い。またBf109の配備部隊一覧は資料的にも興味深い。ただし、各型のスペック紹介がたんぱくなので少し残念。

お奨め度★★★

5
TopGun1

いやー、面白かったです。
前作「トップガン」は間違いなく傑作でしたが、この「トップガン マーヴェリック」は前作を超える作品だと思いました。
私のようなヒコーキ好きから見ても十分満足できる内容でしたが、エンタメ要素も十分に盛り込まれていて、娯楽作品としてみても楽しめました。

久しぶりに、「もう1度見てみたい」と思える作品でした。

お奨め度★★★★★

↑このページのトップヘ