もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

タグ:大雪


9月の3連休に北海道旅行した際、晴天の日を狙って高原温泉の沼巡りコースを歩いてきました。
高原温泉の沼巡りコースは、高原温泉周辺に散在している数々の湖沼を巡るハイキングコースです。
1周の所要時間は約4時間。
特に秋の紅葉の美しさは目を見張るものがあり、「日本で最も早く、最も美しい紅葉」と言われています。
そんな秋の高原温泉の景観をお楽しみ頂ければ幸いです。




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青森から鷹ノ巣へ

当初の予定では、青森発0809の快速「リゾートしらかみ2号」に乗って五能線経由で東能代まで行く予定であった。しかし前夜の段階で「リゾートしらかみ2号」は早々に運休が決定。おかげでコースがややショートカットした形になり、時間に余裕が出来た。「リゾートしらかみ」に乗車できなかったのは残念至極であるが、その分朝をノンビリ過ごしたいと思う。
箱根駅伝をホテルのTVで見ながら0900過ぎに出発。青森駅に行くと何だか様子がおかしい。どうやら奥羽本線は雪害の為運休しているらしい。困った。今日中に岩手県南部の一ノ関まで移動する予定だったのに・・・。

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当初は「正午頃運転再開」の予定であったが、幸い予定が早まったようで、1036発の奥羽本線経由秋田行きが運転することになった。これはラッキー。2両編成の列車に乗りこむ。車内はそこそこ混んでいたが、新青森や弘前に行く客が多いらしい。

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途中の大鰐温泉で約30分の長時間停車。大雪の為運転を継続できるかどうか確認しているとのこと。ここで運休になれば目も当てられない所だったが、幸い運休にはならず、約30分遅れで大鰐温泉を発車する。

大鰐温泉の南は碇ヶ関の山岳地帯を通る。ここで列車が立ち往生したらニュースになってしまう。しかし幸い列車は大雪の中を碇ヶ関を通り抜け、30分遅れで大館駅に到着した。大館から鷹ノ巣はほぼ予定通りに走行し、約30分遅れで鷹ノ巣駅に到着した。

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鷹ノ巣から角館へ

鷹ノ巣駅の近くで昼食を取った 後、秋田内陸縦貫鉄道の急行「もりよし3号」で角館に向かう。秋田内陸縦貫鉄道はその名の通り秋田県の山間部を南北に連絡する全長94.2kmのローカル線だ。JRではなく第3セクターの路線である。急行「もりよし」は同鉄道の看板列車だ。

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鷹ノ巣駅を発車した列車は雪景色の中を進んでいく。最初はガラ空き状態であった車内は、いくつかの駅を通り過ぎる毎にお客さんが増えていく。

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休日には観光用列車で運転される急行「もりよし」であったが、生憎この日は平日の為、旧式のディーゼルカーによる運転になる。ボックスシート仕様の車両である。まあロングシートよりはマシだが、クロスシートにして欲しかったなぁ・・・。

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それでも冬の内陸線の景観は素晴らしく、豪雪地帯の風情がたっぷりと味わえる。原生林や雪深い集落を見ながらの列車の旅は、格別というべきか・・・。

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約2時間で列車は角館に到着。角館の景観は完全に夜になっていた。

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角館から盛岡へ

角館からは田沢湖線経由の盛岡行きに乗る。田沢湖線は殆ど新幹線「こまち」の専用路線と化しているが、本数は少ないものの全線を走破する鈍行列車も走っている、この大曲発盛岡行きの842M列車は、その数少ない例外の1つだ。

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大雪のため列車は10分程遅れて盛岡駅に到着する。盛岡駅では冷麺を食べた。

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盛岡から一ノ関へ

盛岡から一ノ関は乗り換えなしで一気に行ける。2046盛岡発の1554M列車に乗れば、一ノ関迄の所要時間は2時間とかからない。今日の移動はこれにて終了。明日は関東圏へ戻る予定だ。

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一ノ関には2200頃に到着。ここも雪に埋もれていた。車掌さんも大変そうである。因みにこの列車では2名の車掌さんが乗務していたが、駅に着くたびに2人でバタバタと雪の中を走り回って降車客の切符を回収していた。ご苦労様です。
ちなみに一ノ関駅前はライトアップされており、華やいだ雰囲気を醸し出していた。

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つづく

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